野菜を食べやさい

任地マダガスカルから、食と健康、自然との共生、日本人のルーツ、マダガスカルとアフリカ等について発信いたします。菜園については帰国時の春に紹介します。

初心者の農法と自然農法(農法 2016.6.1)

青い水田の花1

新緑薫る6月となり、家庭菜園も夏野菜の本番を迎えている頃かと思います。

最近は、無肥料無耕起の「自然農法」とかが話題になっており、これは自然農法で作られた野菜です、とテレビで放映されたりもしています。魅力的な農法のためか、初心者なのにいきなり実施している方も見受けられます。

関連し、拙ブログに、初心者の農法と自然農法について質問があったりしますので、今回は、この「初心者の農法と自然農法」について愚考します。

私の感想では、「自然農法」は初心者にできる農法ではありません。これにはまりますと、ほとんどの初心者は、前回紹介の「3年飛ばずまた鳴かず」となることが予想されます。

因みに、植物の生長には、多量のチッソ(N)、リン(P)、カリ(K)の他にマグネシウムなど多数の微量要素が必要ですが、収穫と共に、これらの成分は毎年減少していき、菜園は痩せ地となっていきます。

自然農法の元祖とも言われる福岡正信翁の例ですが、「福岡さんは、自然農法開始前の10年以上の間、大量の鶏糞と石灰窒素を圃場に入れており、肥沃になったところで自然農法を始めた」、と言われております。

すなわち、自然農法では、このように、まず土を作ることが重要と思われます。このため、初心者は、緑肥を入れて土を作る、あるいは有機肥料を入れて土を作ることが求められると思います。そして、何でもよく育つような熟畑になるには20年かかるとも言われています。

関連し、私の農法で恐縮ですが、有機肥料で育てた緑肥を刈り取って表層に置き、後は微生物にまかせるだけの方法(ぐうたら農法)が最も簡単で確実な土作りと思っています。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルの水田に咲いていた蓮のような花です。たまたま見つけたものですが、その青く輝く花の美しさに足が止まってしまいました(笑)。ホテイアオイの仲間かもしれません。

青い水田の花2

青い水田の花3


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  1. 2016/06/01(水) 02:32:12|
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サツマイモ作りは、萎れ苗、肥料、除草がポイント(農法 2016.5.10)

サツマイモ移植3日後

サツマイモは交際の野菜としても人気があり、毎年作っていますが、今回は今年の植付けの様子について紹介します。

今年は苗を園芸店で購入しました。品種は、干イモや蒸かしイモで美味しいベニハルカと焼きイモで美味しい安納芋です。

上の写真は、ベニハルカ移植3日後、雨後の様子です。一方、下の写真は、移植10日後の様子でほぼ活着したようです。

サツマイモ移植10日後

移植した後は、苗の周囲の土を踏みつけ、根が土壌水分を吸いやすいようにしています。関連し、土が湿っていましたので水はあげていません。また、水はけの良い畑地ですので畝立てはしていません。

毎年紹介していることでもありますが、サツマイモ作りのポイントは、萎れ苗、肥料、除草の3点がポイントと思います。すなわち、苗は萎れさせてから移植、肥料は無肥料で、移植直後は草に負けないように早めの除草です。

除草は、雨が降ったのち芽のでてきた雑草を万能クワでカリカリと削るだけですので手間はかかりません。そして、順調にいきますと、昨年の例ですが、下の写真のような収穫となります(笑)。左がベニハルカ、右側が安納芋です。

サツマイモ収穫2015秋

なお、サツマイモ作りに関心のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄に「サツマイモ」と入れ、クリックしますと、今までの記事を見ることができます。


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  1. 2016/05/10(火) 07:20:59|
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新タマネギに花芽、理由は暖冬のためか(農法 2016.5.9)

赤タマネギと花芽の着いた白タマネギ

今年は、タマネギが太る前に花芽ができてしまったというブログ記事をいくつか見ました。そして我が菜園ですが、いくつかの株に同じく花芽ができていました(笑)。

上の写真は、花芽のできた白貯めネギの株と花芽のできていない赤タマネギの株です。残念ながら、花芽ができると、もう株は太りません。

下の写真は今年のタマネギの畝の様子で、凍霜害は少なく順調な感じでした。しかし、いくつかの株に花芽ができてしまいました。欠株のところがその花芽のできた株の場所です。

白タマネギ菜園5月

花芽のできた種類は全部白タマネギで、赤タマネギにはできていません。下の写真は、その赤タマネギの畝です。

赤タマネギ菜園5月

調べますと、 「ある一定の大きさに達した苗が、低温に一定期間あって花芽を分化し、長日条件のもとで抽苔が促進されます」、とあります。

このことから推察しますと、今年度は12月が暖冬で苗が大きくなり、1月になって低温がきたため花芽が早めにできたと推察されます。

一方、晩生種は暖冬で花芽が着きやすく、早生種は花芽ができにくいと言われます。この意味で、家庭菜園では早生種を中心に作ると問題が少ないと思われます。関連し、最近では極早生でも良く太る品種のあることが、いくつかのブログで紹介されていました。

なお、下の写真は、収穫した赤タマネギを使い生野菜サラダを作った様子です。新タマネギは本当に美味しいと思います。


赤タマネギ入りサラダ


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  1. 2016/05/09(月) 07:57:37|
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パオパオと防虫ネットは春の野菜栽培に必須(農法 2016.5.7)

コマツナなど4月下旬

昨日、パオパオを使った美味しい2月播きホウレンソウについて紹介しました。菜園のある関東地方(つくば市)の2月は寒いですが、日差しは多く、パオパオを張って野菜を育てれば、パオパオの中は温かく野菜は簡単に育ちます。

関連し、今回は、このパオパオと防虫ネットが良質の春野菜栽培や春の夏野菜栽培に必須であることにについて愚考します。

まず、昨日の続きになりますが、上の写真は、同じくパオパオで育てた2月播きのコマツナとベカナです。妻が作ったものですが良くできていると思います。

また、下の写真は韓国レタス、ミックスレタス、サラダナですが、こちらもよくできていると思います。

韓国レタスなど4月下旬

そして、下の写真は韓国レタスの利用です。昨日紹介のホウレンソウと同じく、パオパオで寒さから守られ、かつ春の強い日差しを受け、大変美味しくできておりました。

韓国レタスの利用

一方、防虫ネットですが、こちらは夏野菜に効果的と思われます。例えば、下の写真はズッキーニの移植後にかけたものですが、ウリハムシ防除、風よけ、保温の効果があり、良い生育が期待されます。

防虫ネット5月(1)

この防虫ネットを張っている期間は1か月程度ですが、虫防除の効果は絶大です。例えば、その間、ズッキーニは健全に生育し大きくなっていること、かつ虫が寄生するのは1か月遅れるため卵を産まれても虫が発生するのが遅れること、一方、この間、天敵も発生してくるので、最大の問題である虫の被害は微々たるものになります。

また、下の写真はエダマメの防虫ネット栽培です。こちらの方は、大きなネットを使い、収穫期まで防虫ネットの中で育てます。こうすると、ウイルス病を媒介する虫が入りにくくなり、かつ実を吸汁するカメムシは完ぺきに防除でき、良質のエダマメを収穫できます。

防虫ネット5月(大サイズ)

以上のことから、我が菜園では、できるだけ防虫ネットを使い、夏野菜を作っています。



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  1. 2016/05/07(土) 08:02:28|
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休耕菜園の管理は除草シートとソルゴで(農法 2015.5.9)

除草シート1

先日、マダガスカルへの転勤後、借地6アールについては年2回帰国し管理する予定であることを紹介しました。今回は、その具体的な方法について紹介します。

菜園の管理は、大変かと思いましたが、妻にお願いしました。問題は雑草の管理と思われます。そこで、できるだけ妻の負担を減らすため、除草シートを使い草の生える場所を減らすこと、空き地には雑草に強いソルゴ(ソルガム)を植え雑草の成長を抑制すること、草は小さいうちに取ることの3方法で行くことにしました。

まず、除草シートですが、周囲を覆い、かつ、内部にも敷きました。上と下の写真はその様子です。風に飛ばされないことを祈っています(笑)。

除草シート2

次いで、雑草に強いソルゴの利用ですが、下の2枚の写真は播種後の4月下旬の様子で、もう発芽しております。予想では、ソルゴは生育旺盛なので、その両側50㎝は除草しなくてもいい空間になると思います。3品種について利用していますが、2m近く伸びるものもあって、どのくらい除草効果があるのか、今から楽しみです。

ソルゴ2

ソルゴ1

また、ソルゴには、敷き藁としての緑肥の効果、アブラムシを集め天敵を保存する効果、さらには、その根は深く広く張り排水効果や土を柔らかくする効果がありますので、マダガスカルから帰るころには土が肥沃になっていて、無耕起栽培がしやすい菜園になっていることが期待されます。

さらに雑草は小さいうちに取ることですが、これは「労農は草を見ずして草を取る」を妻が実践することになります。妻も農家出身ですので、そのことは熟知しているようです(笑)。



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  1. 2015/05/09(土) 12:42:29|
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