野菜残骸利用愚考、トマト枝など(農法 2013.3.22)
今日は風もなく穏やかで家庭菜園日和です。
さて、昨日、「ぐうたら農法」では、野菜の残骸については堆肥にせず畝間に放置していることを紹介しました。今日は、こうした野菜の残骸の処理について紹介します。
野菜の残骸は、野菜の多い夏の後にたくさん出ます。例えば、サツマイモやキュウリの蔓、トマトや、モロヘイヤの枝、など等です。処分の仕方はいろいろで、燃やす人、堆肥に積み上げる人、生ゴミとして出す人、など等です。
「ぐうたら農法」では、野菜残骸は畝間に放置し、次年度の枯草マルチとして使います。最も簡単な使い方が、ウリ類のマルチです。例えば地這いキューリですが、傍に適当な厚さに置いとけば、その上に絡まってくるだけでなく、肥料効果もあるようで、見事な枯枝マルチとなります。
また、5月頃になると、前年の残骸遺物は自然の微生物の働きでしょうか、固い枝ももろくなり、足で潰せば簡単に壊れ小さくなる枝が多くなります。そこで、例えば、サトイモは有機物が大好きですから、溝底栽培とし、植えたあと傍のくぼ地に前年の枯枝を入れてやります。こうすると、乾燥害がなくなりサトイモがよく育つだけでなく、イモが日に当たらないため良質のサトイモができます。そして、土地は自然と肥え、堆肥を入れたような菜園となっていきます。
写真は、キヌサヤとスナックエンドウの間に置いたトマトやピーマン等の残骸の現状(2月頃)ですが、その枝や幹はすでに土になじんできています。
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- 2013/03/22(金) 10:08:24|
- 土作りと肥料
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| コメント:2
間取作造 様
たびたびコメントをいただき感謝いたします。
また、ご指摘のとおりです。逆に考えますと、「ぐうたら農法」を楽しむ
ためには、収穫物残骸を放置できる広さも必要かと思っています。
草々
> なるほど
> 今までの感覚だと片付けなければ!
> と言う強迫観念に襲われますが
> そのままで良いわけですね。
> 太い茎はチップにする機械を借りて
> 播こうかなと思っていました。
>
> おっちょこちょいの私は足をとられて
> コケそうな気がします。
> コケない程度にやってみます。
- 2013/03/24(日) 12:31:58 |
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- ささげくん #-
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