家庭菜園規模拡大とぐうたら農法(農法 2013.3.21)
昨晩も強い風が吹き心配されましたが、菜園の被害はほとんどなく安心しました。
さて、TPP時代と関連し、ロシアのダーチャ、ドイツのクライングガルテン、これらの菜園はセイフテイネットとして時代の荒波に応えてきたと紹介しました。
今日は、このセイフテイネットの観点から、日本の家庭菜園について考えてみます。日本の農業については、農業従事者の高齢化の現状からTPPを機会に農業を止める人が増えると思われますが、残された農地はどうなるのでしょう。耕作放棄地となるのか心配ですが、その心配をよそに、健康のために野菜を求める人は多くなり、セイフテイネットとしての家庭菜園は増えるのではないかと予想しています。
このときの家庭菜園は、規模も大きくなっていることでしょう。関連する家庭菜園関係ブログを見ますと、規模の大きい方もけっこうおられます。また、飢餓に出番が多いと言われるジャガイモやサツマイモについて考えますと、それらをロシアのダーチャのように自給するとなると、5アールは必要になります。5アール以上の菜園となると管理が大変と思われる方も出てくると思われます。
そこで、このような大規模菜園に応える農法が求められます。我伝引水と思われるかもしれませんが、私の拙ブログ、「無農薬、無耕起、無堆肥のぐうたら農法」は、その有力候補ではないかと思っているところです(笑)。すでに紹介しましたように、本農法では、無農薬、無耕起、無堆肥のほかに、無畝立て、無ビニールマルチ、無石灰施用、無追肥の超省力農法です。
写真は、前作(秋)の収穫物残骸を堆肥にせず、畝間に放置してある我が家の冬の「ぐうたら菜園」です。こうなると、我が家の菜園は合計8アールですが、管理は簡単です。
家庭菜園 ブログランキングへ
スポンサーサイト
- 2013/03/21(木) 10:47:00|
- 農法
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
間取作造様
コメント、ありがとうございます。
「必ずセーフティーネットになります!」とのこと、同感です。
関連し、小学生のうちにサツマイモの作り方の実習が必要でないかと、
思っているところです。
草々
> 必ずセーフティーネットになります!
>
> 戦後の日本で焼け跡にサツマイモを作って
> 飢えをしのいだように
> いざとなれば出来ますって。
>
> 九十九里地方は空き地だらけ
> いくらでも畑が出来ます。
> 必要なのは知恵と意思です。
> ぐうたら農法の考え方を広めて
> 自家採種の習慣を身につける必要を感じます。
- 2013/03/22(金) 10:15:01 |
- URL |
- ささげくん #-
- [ 編集 ]