ポット苗作りは鎮圧、粒状培土、雨除けが肝要(苗半作、2013.3.10)
今日も暖かい日で移植など作業が進みました。いよいよ春作開始の3月という感じですが、春はまずは苗作りからでしょう。もう夏野菜の苗作りをしているブログも見られます。さて、昨日の苗半作の続きになりますが、私の方法について、我流ですが、紹介しますと次のとおりです。
ポットに入れる土は病害の出ていない畑土を用い、発酵鶏糞を少し(1ポット5g程度)混ぜて使います。その土をポットに9割程度入れたあとさらに表層の1cmには購入した園芸用培土を使います。また、覆土には、園芸用のさらさらした粒状培土を使います。
注意している点は、ポット内の土がふかふかしないように鎮圧し固めることです。鎮圧するのは、下図のように毛管水が上がりやすくするためです。その後、水をたっぷり入れ、水が引けたところで、直径2cm程度の棒で押して窪地を作り、へこんだ底に播種します。それから粒状培土で覆土し、軽く鎮圧し、少し散水します。寒いときは、ポットの上にパオパオをかけます。粒状培土は、値段が高い問題がありますが、種の上に幕が張らないので発芽率が高まりますので、必ず使っております。
ポット置き場は大きなプランタです。これに防虫ネットをかけ、雨の当たらないビニールハウスにおいて完了です(写真参照)。なお、播種直後の雨に打たれると発芽率が著しく低下しますので、ビニールハウスが無かったときは、雨除けにすそ空きのビニールトンネルを作り、そこにポットを入れておりました。
また、下図にあるようにプランタの底には土を敷き、その上にポットを置いています。こうすると、水はけが良くなり、かつ毛管水があがるので、湿害や乾燥害に強くなります。また根が張ってくると水分がポット下から吸えるので干ばつに強くなり、水やりも回数を減らせます。
本方法をして10年になりますが、いつもほぼ完ぺきな苗ができております。下の写真は苗置き場のプランタですが、防虫ネットがあれば、虫害が無いだけでなく少し保温効果もあるようです。


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- 2013/03/10(日) 15:27:34|
- 苗半作
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| コメント:2
ブログ、見させていただきました。応援に感謝いたします。
草々
> タイムリーな記事を有難うございます。
> やってみます。
> 当方のブログにこちらの事を記事にさせていただきました。
> ごらんいただければ幸いです。
- 2013/03/11(月) 15:01:47 |
- URL |
- ささげくん #-
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タイムリーな記事を有難うございます。
やってみます。
当方のブログにこちらの事を記事にさせていただきました。
ごらんいただければ幸いです。
- 2013/03/11(月) 13:36:52 |
- URL |
- 間取作造 #Yeq.B2X2
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