野菜を食べやさい

無農薬、無耕起、無堆肥による有機栽培を通じ、旬野菜、食と健康、自然との共生、退職後の人生について発信いたします。

「ぐうたら農法」では石灰も入れない(土作りと肥料 2013.3.6)

無石灰ホウレンソウ


「ぐうたら農法」では石灰も入れない(農法 2013.3.6)

ぐうたら農法」の続きです。生ゴミ施用のところで報告しましたように、「ぐうたら農法」では石灰を入れないでホウレンソウを作ります。今日は、この点についてより詳しく報告してみたいと思います。

一般に、日本は雨の多いところなので、カルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)等が雨に溶けて地下に流脱し、この結果、代わりに水素イオン(H+)が増え、土は酸性になりやすいと言われています。このため、酸性では育つことができないホウレンソウについては、土を中和するためCaを含んだ石灰を施用する必要があると言われてきました。

一方、有機物が入った土中では、有機物から分解してできる微細な腐植が豊富にあります。この腐植にはCaやMgを吸着し保存する能力があり、腐植の多い土中においてはCaやMgの溶脱は少なく、このため、腐植の多い有機栽培土壌においては、一般に石灰の施用は必要ないと言われます。

そこで、私の菜園で石灰なしでホウレンソウが育つのかを試したところ、問題なく育つことが分かりました。よく考えてみますと、私の菜園では、CaやMgが含まれている発酵鶏糞もしっかり入れております。さらには、ダメ押しと思われますが、Ca豊富な卵殻や魚の骨を生ゴミとして埋め込んでいますので、石灰はまったく必要ないと結論されます。

なお、私の知人に、転んだときに石灰を目に入れてしまい、失明寸前になった方がおられます。石灰は強アルカリ性の危険物質とも言われます。石灰はおせっかいにならないように注意して使うべきと思われます。

写真は石灰なしの菜園で育っているチヂミホウレンソウで11月頃の様子です。



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  1. 2013/03/06(水) 10:53:01|
  2. 土作りと肥料
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コメント

Re: 同じような経験をされた方がおられたとは

椎たけ夫 様
コメント、ありがとうございます。

石灰で目を傷める人は多いですね。
また、石灰が土を固くするというのも本当ですね。
草々

> 石灰は土を固くしてしまうとかなんとか読んだ気がしますが、
> 自然界ではスギナにカルシウム分が多く含まれているようで、
> それが肥料分になってるとか・・・(あいまいですみません)
> 私の婆さまも石灰が風で飛んで目に入り大変な目に会いました。
> ホウ酸があったのでそれでずっと目を洗ってことなきを得ました。
> あれは風がある時に使うものじゃないですね。
  1. 2013/03/07(木) 11:59:58 |
  2. URL |
  3. ささげくん #-
  4. [ 編集 ]

石灰は土を固くしてしまうとかなんとか読んだ気がしますが、
自然界ではスギナにカルシウム分が多く含まれているようで、
それが肥料分になってるとか・・・(あいまいですみません)
私の婆さまも石灰が風で飛んで目に入り大変な目に会いました。
ホウ酸があったのでそれでずっと目を洗ってことなきを得ました。
あれは風がある時に使うものじゃないですね。
  1. 2013/03/06(水) 20:05:05 |
  2. URL |
  3. 椎たけ夫 #-
  4. [ 編集 ]

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