野菜を食べやさい

無農薬、無耕起、無堆肥による有機栽培を通じ、旬野菜、食と健康、自然との共生、退職後の人生について発信いたします。

ヘルマン・ヘッセ「庭仕事の楽しみ」を読んで(菜園と人生 2013. 2.13)

庭仕事の楽しみ

東京神田の古書店で「庭仕事の楽しみ」(ヘルマン・ヘッセ著1996)を偶然にも見つけ、興味をひかれ購入しました。

ヘッセについては学生時代に愛読したこともありますが、読んでみると、ヘッセは、園芸は得意でなかったようで、作業の準備が遅かったこと等が語られています。むしろ、ヘッセは、花作りや野菜作りを楽しむよりも、自然を眺め観察することを楽しみとしたようで、それから生まれた多くの詩や水彩画が残されていて、そちらの方がメインだった印象を受けます。

そして、その到達点と思われる言葉があります。

「土と植物を相手にする仕事は、瞑想するのと同じように、魂を解放させてくれるのです」「自然は寛大であると同時にまた容赦のないものです」

関連し、FC2ガーデニングブログを見ると、花作りや野菜作りに没頭するよりも、ヘッセのようにそれらを通じて自然の観察を楽しむ人も多いことが感じられます。

なお、余談ですが、私は、青年時代、ヘッセの言う「自己自身への道」があると思い、自分の道は何なのか悩み、危うく留年しそうになったことがあります。しかし、最近になって養老孟司の「バカの壁(続編)」を読むと、「人生とは何か」という学生の質問について「自己自身への道」はない、と答えています。人生は結果であり、自分が偶然歩いている道の前にいくつもの穴があり、これらの穴を一つ一つ埋めているうちに過ぎるのが人生だ、と。


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  1. 2013/02/13(水) 10:59:39|
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コメント

Re: 私もこんな本があるなんて知りませんでした

ノリじ様
いつもコメント、ありがとうございます。
私もヘッセが園芸好きとは知りませんでした。
小説家で園芸好き、日本人作家では農民作家以外はいないかも
しれません。
草々

> こんばんはー
>
> ヘッセもこのようなものがあるんですね。
> なるほどと感心しています。
> また、ささげくんのブログ洞察もするどく
> 再度感心しています。
  1. 2013/02/14(木) 10:52:34 |
  2. URL |
  3. ささげくん #-
  4. [ 編集 ]

こんばんはー

ヘッセもこのようなものがあるんですね。
なるほどと感心しています。
また、ささげくんのブログ洞察もするどく
再度感心しています。
  1. 2013/02/13(水) 21:27:16 |
  2. URL |
  3. ノリじいさん #-
  4. [ 編集 ]

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