
今日は温かく、草取りなど春作に向け圃場準備が進みました。さて、今日は、家庭菜園の魅力について考えてみます。
家庭菜園の魅力を一般の農業やスーパーの野菜との比較で考えますと、その違いは下表のような感じかと思われます。概して、家庭菜園で作られる野菜は、サイズはバラバラ、生産量は少なく多品目、有機農法で作られるため安全、美味であり、機械を使わないため環境に優しいと判断されます。また、一般に、病虫害を避けるため施肥量が少く、この結果、収量が低い場合が多いと思われます。しかし、収量については問題にならないのが家庭菜園のいいところかと思われます。私の場合、足りなかったら買えばいいと言うのが信条です。
なお、家庭菜園と同じく有機農法で野菜を生産している農家もありますが、わが国では、その生産量はわずかであり、聞くところによると1%もないのが現状です。やはり、有機農法は、手間がかかるということから家庭菜園で取り入れやすい農法かと思っています。
ある高名な作家が、「人類の生長の時代は終わった。食べ物も含め必要な物は十分にある。これからは、経済重視から健康や安全重視、物から精神面の充実方に向かう時代だ。」と言っておられます。家庭菜園もこうした21世紀の思想の流れに乗っているのではないかと思っているところです。
写真は、我が家のハクサイに群がるアブラムシを食べに集まっているテントウムシの幼虫と成虫の様子です。こうした自然を見るのも家庭菜園の楽しみです。

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- 2013/02/10(日) 17:29:59|
- 農法
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