収穫物残骸を利用した冬の土作り(農法 2014.2.2)
今日は小雨後曇り。春雨という感じです。
さて、秋に夏野菜の収穫物残骸が多く出ますが、それらを利用し、冬に堆肥を作ることがいくつかのブログで紹介されております。最近では「
スーの家のオーガニック家庭菜園」に詳しい紹介がありました。また、落ち葉堆肥については「
きままに家庭菜園」で紹介がありました。さらに極最近では「
リボ畑~楽園生活をめざして~」で今年の堆肥作りについて紹介がありました。
しかし、堆肥については、その作成、保存、施用はたいへんな肉体労働であることから、誰にでもできることではありません。関連し、堆肥作りの難しさについては、最近では、ブログ
「○と猫日記」で紹介がありました。
一方、「
ぐうたら農法のすすめ(西村和雄 2001)」を読みますと、堆肥を作らない土作りの方法が紹介されています。それは、収穫物残骸を、野菜のマルチ、または畝の間に置くだけの簡単な方法でありますが、自然の力は偉大で、数年経てば、これで堆肥を入れた効果と変わらない効果が出てくるようです。
そこで、関連し、本ブログで「
ぐうたら農法の土作り」を昨年紹介しましたが、今回は、今年の冬の収穫物残骸利用の様子について紹介します。
上の写真は、ニンニクの間に敷いたソルガムの草マルチです。ソルガムが風で飛ばされないように部分的ですが煉瓦で抑えられています(笑)。
下の写真は、畝間に置いたナスとコーンの残骸です。表面は乾いた有機物の塊のように見えますが、土と接した下の部分はすでに堆肥のようになってきています。さらに、これらの有機物は、春ともなれば隣に作る野菜の下に置かれ、自然と土に還っていき、秋には姿はなくなります。その経過はドラマチックです。

下の写真は、畝間においたサツマイモのツルの残骸です。冬とはいえ、これら収穫物残骸は土になじんできているようです。
堆肥を入れないこんなぐうたらな方法でいいのかと思われる方も多いかと思われます。しかし、我が菜園の野菜を見るかぎり問題はないようです。

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- 2014/02/02(日) 14:28:35|
- 土作りと肥料
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