サツマイモ苗作りをしました(苗半作 2013.6.22)
今日の朝は久しぶりの晴れ、園芸日和でしたが、午後になって雷雨でした。そんななか、緑肥のソルゴの移植などをしました。
さて、サツマイモ苗移植の話が、あちらこちらのブログから聞かれ、ほとんどは移植終了という感じです。一方、私の場合、自分で苗を作ること、春野菜が片付いてから植えること、などの理由から晩植の傾向があります。しかし、イモはよくできています。そこで、我流ですが、私の苗作りと栽培法について紹介します。
サツマイモは、肥料が少なくても太り、かつ乾燥にも強い作物で、たびたび大飢饉の災害から人々を救ったという作物です。その意味で、気象変動による飢饉、TPPによる食糧自給率の低下が予想されるなか、自己防衛のためにもぜひ子供たちに伝えたい作物と思っています。
まず、私の作っている品種ですが、焼イモ用に安納イモ、それから焼イモやその他用にベニハルカを作っています。最近は美味しい品種が開発され、園芸作物としても興味が高まっていますが、ベニハルカは、有名品種のベニアズマよりも甘味が強く美味しくなっており、ベニアズマに替わる大物品種でないかと思っております。
種イモは、前年産のイモから、発芽促進のため、できれば芽の見えるイモを各2本選びます。そして、5月上旬に溝底に種イモを埋め1cm程度の覆土をし、春に刈り取ったオート(ワラ)を2cm程度の厚さに敷き、少し散水します。
その上に温めるためにパオパオを二重にかけ、さらに透明なビニールをトンネルにしてかけ、暑くなりすぎないように少し空気穴を作り、発芽を待ちます。サツマイモの発芽には30℃で5日程度の高温処理が必要のようです。
5月中旬に、発芽を確認したところでビニールとパオパオをはずし、保温と虫除けを兼ねて防虫ネットを張り、苗が伸長してくるのを待ちます。そして、苗ができたところで、6月上旬~7月上旬に移植します。
上の写真は、苗が育っている6月10日頃の様子で、防虫ネットははずしてあります。左の緑色がベニハルカ、右の紫色が安納イモです。また、下は苗を採ったあとの6月17日頃の様子です。明日は栽培法について紹介します。
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- 2013/06/22(土) 15:39:10|
- 苗半作
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