野菜を食べやさい

無農薬、無耕起、無堆肥による有機栽培を通じ、旬野菜、食と健康、自然との共生、退職後の人生について発信いたします。

病める土、病める体質(土つくりと肥料 2013.4.18)

無石灰のホウレンソウ

病める土、病める体質(園芸と健康 2013.4.18)

今日は晴れ、穏やかな園芸日和です。乾いているせいか除草した草もだいぶ枯れてきました。

さて、今日は、病虫害問題と関連し、病める土について愚考します。

雑誌「土と健康」(日本有機農法研究会誌2013年3月号)に、「食べものと健康」(島村善行氏講演のまとめ)が掲載されていました。その一節に、「(人間の体質改善も)有機農法をしているのとよく似ています。基本的には土が大事であるということです。」、という言葉が載っていました。

その意味は、「有機肥料の土は腐植が多く植物がよく育つ、また、野菜食中心だと人間の体質は健全になり病気になりにくい。逆に、化学肥料ばかりの土は酸性土壌になり植物の育ちが悪い、また、肉やデンプンばかり食べていると人間の体質は酸性になり病気になりやすい」、ということでしょうか。含蓄のある言葉だと思いました。

一般に、有機物の少ない土壌は、肥料が流亡しやすく、その結果、酸性になりやすく植物の生長は良くないと言われます。いわば病的状態です。このため、土壌を中和するため石灰が使われますが、そうすると、一時的に土は中和されますが、雨が降ると石灰は流れ落ち、ますます土は酸性になっていき、土は固くなり、植物の育たない土になっていくと言われます。

一方、人間の体質も、肉やデンプン(糖質)が多く野菜不足の食事は、酸性体質になり、ガンになりやすい体質になると言われます。初めに弱るのが胃腸で、悪玉腸内細菌が増え、大腸ガンになりやすくなります。また、野菜が不足すると、体は酸性体質になり、免疫力が弱まり、ガンを抑える力が弱ります。さらには、血液がどろどろとなり、皮下脂肪や内臓脂肪が増え、血管は固くかつ細くなり、血圧があがり、脳梗塞になりやすく、絶望的な体となっていきます。

土にも体にも共通して大事なことは繊維(野菜)の絶え間ない供給ということでしょうか。土も体も「野菜を食べやさい」ということになります(笑)。

写真は、石灰無しでよく育った冬越しのホウレンソウです。皆さんも、石灰なしでホウレンソウを作り、土壌体質診断をされたらいかがでしょう。先日も言いましたが、「石灰はおせっかい(卒業)」、となれば、と思うこのごろです。


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  1. 2013/04/18(木) 10:57:09|
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