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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

60にして耳にしたがう(中国名言故事と家庭菜園 2016.11.20)

ベランダからジャカランダ11月

中国名言故事と家庭菜園について、しばらく休んでおりましたが、今回は第15話として「60にして耳にしたがう」について愚考します。

我15にして学に志し、30にして立つ。40にして迷わず、50にして天命を知る。60にして耳にしたがい、70にして心の欲するところにしたがい矩(のり)を超えず、と孔子は言いました。

私ことですが、私も60歳を過ぎ、まさに「60にして耳にしたがう」年齢となりました(笑)。そして、このことを、家庭菜園との関連で自分にあてはめますと、次のようになります。

まず、15のときに農家だったこともあり野菜栽培の手伝いをしながら野菜作りを学び、その面白さを知りました。まさに15にして学に志しです。

そして、30にして無農薬で野菜作りができるようになりました。まさに「30にして立つ」です(笑)。

そして、40にして迷うことなく自然に優しい有機農法で行こうと思うようになりました。まさに「40にして迷わず」です。

しかし、その後、堆肥作りに励んだせいか、腰を痛め入院するような腰痛(椎間板ヘルニア)を煩い、50にして腰の痛くなる堆肥農法の限界を知りました。そこで、腰に優しい「無堆肥有機農法」に目覚めました。まさに、「50にして天命を知る」です。

そして、60にして、知らないことばかりであることを知り、いろいろな人の農法や新技術に耳を傾けるようになりました。

不思議なもので、60にして人の意見を聞く素直な気持ちになると、けんかも少なくなり、人間関係もよくなります。夫婦仲もよくなります(笑)。

「60にして耳にしたがう」、とは、なるほどと思うこの頃です。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルのアパートから見える初夏の風景です。満開のジャカランダ、赤いブーゲンベリアの花が見えて明るい雰囲気です。

ベランダからブーゲンベリア11月


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  1. 2016/11/20(日) 00:33:43|
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コメント

Re: たびいくひとさん、60にして・・・(笑)

たびいくひとさん
たびたびの貴重なコメント、ありがとうございます。

60にして・・・ですが、60でだめなら、
70にして立つ、という感じでしょうか(笑)。

菜園遊びは面白いですね。
草々


> おはようございます。
> 自分に当てはめて見ると、60にして学もなし、立たず、迷い、
> 天命も知らず、と言ったところでしょうか・・・。
> 亡き母が85の時家庭菜園を引き継ぎ、学びもせず全くの
> 自己流での野菜づくりをしています(笑)。
> いまでも手探りですので、白菜は巻かず(天候?)大根は細く
> と言ったところですが、面白さを知りつつあるでしょうか・・・。
  1. 2016/11/20(日) 14:13:36 |
  2. URL |
  3. ささげくん #-
  4. [ 編集 ]

60にして・・・

おはようございます。
自分に当てはめて見ると、60にして学もなし、立たず、迷い、
天命も知らず、と言ったところでしょうか・・・。
亡き母が85の時家庭菜園を引き継ぎ、学びもせず全くの
自己流での野菜づくりをしています(笑)。
いまでも手探りですので、白菜は巻かず(天候?)大根は細く
と言ったところですが、面白さを知りつつあるでしょうか・・・。
  1. 2016/11/20(日) 07:40:15 |
  2. URL |
  3. たびいくひと #-
  4. [ 編集 ]

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