野菜を食べやさい

無農薬、無耕起、無堆肥による有機栽培を通じ、旬野菜、食と健康、自然との共生、退職後の人生について発信いたします。

有機農法で連作障害は出ないのか(病虫害防除 2013.4.17)

輪作圃場

有機農法で連作障害は出ないのか(病虫害防除 2013.4.17)

今日は薄曇り、風は弱く、園芸日和です。

さて、今日も連作障害の話題です。他のブログでも連作障害に関する記事も見受けられますが、連作障害は、連作せざるをえない家庭菜園の重要なテーマと思われます。

先日、有機農業研究会の集まりで、「家庭菜園で有機農業をしているが、連作障害は出ないけどどのように考えたらよいのか」、という質問があり、講師の方が、「たまたま条件が揃っているために出ていないだけで、有機農業だから出ないというわけではない」、と回答していました。

私も、そう思いましたが、もう少し考えてみたいと思います。連作障害には2種類あり、一つは栄養欠乏による土壌障害、もう一つは昨日紹介したアスパラガスのような土壌病害です。有機農業をしていて連作障害が問題になるのは土壌病害の方です。土壌病害は、苗の土にいるもの、イモや種の表面に付着しているもの、風や鳥の足に運ばれてきたものに由来します。

防ぐ方法は、持ち込まない、増やさない(連作しない)となりますが、家庭菜園では連作が基本となりますので、持ち込まないのが一番の方法と思われます。一度持ち込めば、畝を変えても広範囲に汚染されていますので、相当離れた場所でないかぎり次年度も発生することになり、病害は完璧には防げません。

有機栽培で連作障害がでにくいことについて考えますと、有機栽培では野菜は健全に育ちますので、一般に病害には強い体質になり、病害が増えにくい傾向にあると思います。さらには、多様な作物を植えていること、有機栽培のため土壌微生物の種類も多いこと等から、一種の病害種だけが爆発的に増える環境ではありません。それらの意味で、有機栽培をしている家庭菜園では連作障害は出にくい環境にあり、その結果、連作障害の出ない菜園が多いのかと思われます。

写真は、手前がマメ科、向こう側がイモ類、その向こうがブラシカ(防虫ネット)を栽培し、輪作を一応している我が家の菜園です。原則はあくまでも病原を持ち込まない、となります。


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