野菜を食べやさい

無農薬、無耕起、無堆肥による有機栽培を通じ、旬野菜、食と健康、自然との共生、退職後の人生について発信いたします。

アフリカのたらちねの母と息子(マダガスカルとアフリカ 2016.9.27)

ベナン国田舎の家

前回(2日前)は日本人と韓国人の母のことを紹介しましたが、今回は、アフリカの母と息子の話を紹介します。

私はアフリカのベナン国(ナイジェリア隣の小国、奴隷海岸と呼ばれたところ)で2009年から2年間ほど働いたことがあります。そのときいろいろな報告をしましたが、そのなかで最も人気のあった報告です(笑)。

ベナン国にはゼミジャンというバイクタクシーがありますが、都会には、このバイクタクシーで暮らす青年が多数います。

この青年達のかせぎはわずかなものですが、人によっては、田舎の労賃(1日約2ドル、200円)の2倍とか4倍かせぐ人も居て、無職青年の人気のアルバイト職業となっていました。しかし、そのバイクの数は多く、パンク状態です。また、危険な商売で事故は日常茶飯事です。

一方、ベナン国には、水田に適した氾濫原、沼沢地、低谷地が多数あります。これらを水田に変え、米を作ったら、ベナン国の米自給問題は簡単解決でしょう。しかし、農業は汗水たらして働いた割に収入が無いのでやる気が出ない、また、田舎はつまらないと言います。

その田舎ですが、私は、月に1回程度、首都コトヌから西北に100kmほど行ったロコサという田舎町の水田現地圃場を訪問していました。そして、その田舎の通りで必ず出会うのがたらちね(垂れ乳)の母です。

昼の暑いさかりとなると家のなかでは暑いのでしょうか、粗末な土壁の家の前でたらちねの母は休んでいます。上半身は裸、昔のアフリカのままです。パパイヤのようにふくらんでいた乳も、多数の子供に吸われたせいか、垂れて薄くなりバナナの皮のようです。

その母の願いは、当然のことと思いますが、農業をしながら息子と平和に暮らすことです。しかし、その母の願いも空しく、男の子供の多くは田舎を捨て、都会で危険なゼミジャンをして暮らしています。・・・とさ。

関連し、上の写真は、ベナン国の田舎の家、下の写真はゼミジャンタクシー(黄色い服を着ているのがゼミジャン青年)です。

ベナン国ゼミジャンタクシー

一方、下の写真はマダガスカル田舎のたらちねの母です(笑)。顔に塗った白いものは、日焼け防止用でしょうか。

マダガスカルたらちねの母

そして、お知らせですが、今日(9月27日)から金曜日(9月30日)に、この人たちの居る田舎に出張ですので、それまでブログは休みとします。よろしくお願いします。



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  1. 2016/09/27(火) 01:24:44|
  2. マダガスカルとアフリカ
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コメント

Re: aoi さん、日本の若者と有機農業

aoiさん
いつも貴重なコメント、ありがとうございます。

ご指摘の「舎暮らしして農業を希望する若者達が増えてきていること」ですが、
すばらしい現象ですね。

有機農業関係の若者だと思いますが、私も日本有機農業の会員ですので分かります。
世の中の価値観が変わりつつあるのではないかと思っています。
草々


> 日本でも若者は都会へ行ってしまいます、田舎は若い人にはつまらないだろうな、オバサンにもわかります。
> 貨幣経済で成り立っている世界だと、しょうがないです。
> このごろ、田舎暮らしして農業を希望する若者達が増えてきていることも確かです。
> 彼らはお金よりも大事なものを見つけられたんですね。
  1. 2016/10/01(土) 02:26:26 |
  2. URL |
  3. ささげくん #-
  4. [ 編集 ]

日本でも若者は都会へ行ってしまいます、田舎は若い人にはつまらないだろうな、オバサンにもわかります。
貨幣経済で成り立っている世界だと、しょうがないです。
このごろ、田舎暮らしして農業を希望する若者達が増えてきていることも確かです。
彼らはお金よりも大事なものを見つけられたんですね。
  1. 2016/09/27(火) 15:07:53 |
  2. URL |
  3. aoi #-
  4. [ 編集 ]

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