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無農薬、無耕起、無堆肥による有機栽培を通じ、旬野菜、食と健康、自然との共生、退職後の人生について発信いたします。

稲作を導入した縄文社会が現在の技術立国の源となった(日本人のルーツ 2016.7.11)

マダガスカルのハイビスカス桃色

水田稲作というのは、畔を作り、土地を均平にし、代搔き(しろかき)を行い、苗を作り、移植するという複雑な過程がありますが、森から流れてくる水と肥料を使い、無肥料で連作ができるという、畑作では想像できない画期的な技術です。

関連し、私は、アフリカの中央に位置するベナン国で、その水田稲作を普及しようとし2年間働いたことがあります。そこで感じたことは、アフリカの文化は畑作がベースで、水が豊富にあっても水田稲作導入には多くの困難があるという現実でした。

先日、「その水田稲作を日本で導入したのは縄文人であること」を指摘しましたが、この縄文文化のなかに、現在の技術立国の日本の姿があることについて、今回は愚考します。

すでに、我が国の技術立国の姿は、戦国時代の鉄砲生産まで辿れるという報告があります。しかし、それ以前のこととなるとまだ見たことがありません。

一方、最近の縄文遺跡「三内丸山」研究は、縄文社会の豊かさと交流の広さを示しました。そして、縄文社会は、世界に先駆けて土器文化(縄文土器)を作り、食糧の保存や調理を可能にし、そして、採集・狩猟社会でありながら、世界に先駆けて定住社会を作りました。

続いて、縄文社会は、水田稲作を遠く山東半島から導入し、多数の人口を養える弥生社会を作り出しました。そして、さらには漢字を導入し、「ひらがな」を作り出し、一般人にまで文字の普及を可能にしました。

その「ひらがな」の結果、恐らく、その平安時代の日本の識字率は世界最大であったことが予想されます。例えば、世界最初の文学とも言われる「源氏物語」などが生まれたのも、その背景があったためと思われます。

まとめますと、縄文社会は創造性にあふれ、かつ好奇心旺盛、その精神が日本人の識字率を高め、アジアで最初と言われる戦国時代の鉄砲生産へとつながっていったと想像できます。すなわち、現在、世界一とも言われる日本の技術立国の姿は縄文社会まで辿れる、と愚考しているところです。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルのハイビスカス、今回はピンクと赤です(笑)。


マダガスカルのハイビスカス赤


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  1. 2016/07/11(月) 04:09:39|
  2. 日本人のルーツ
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Re: nasu_to_matoさん、 米つくりから始まったものは ?

nasu_to_matoさん

いつも貴重なコメント、ありがとうございます。
しかも長文(笑)。

米つくりから始まったものはご指摘のとおりだと思います。
弥生時代のコメの収量ですが、よくわかりませんが、反あたり」100kg程度でしょうか。
草々



  1. 2016/07/12(火) 12:04:55 |
  2. URL |
  3. ささげくん #-
  4. [ 編集 ]

米つくりから始まったものは ?

中校生のころ
何もかも 手作業のころですが 30坪ほどの 田んぼをほぼ1年間
任されたことがありました
春休みに 田をビッチュウ(鍬)で耕し 細かく刻んで 均して
水をひいて 田植えをし 草取りし 田んぼの中を回り 産みつけられた卵を
取り 田刈りをし ハサをつくり 天日乾燥させ ・・・・
コレで 今だったら 収穫は500kg/1反 だろうが
弥生時代は どれほど取れたのでしょうか?
効率の良い作業(暮らし)とはとても思えません 
縄文時代は 1日2時間ほど働けばよかったものが 
格段に労働時間はながくなったに 違いない
江戸時代でさえ 農民の比率は80~85パーセントと 統計があるそうですので
必死に米を作っても 15パーセントの人数分しか 
余剰がなかったということになります
この米の時代(弥生時代)になって 土地を争う戦争になったり 
いったいどれだけ多数の 働かされる人達ができたのだろうか 
楽になったのか 苦しめられたのか 考えさせられてしまいました
しかし
コレ 備蓄できる食糧と遊んで暮らせる階級があったからこそ
便利で快適な今が有ることは 否定しようがないのですが
まだ 格差はひろがるばかり
あと少し 期待をこめて 待ちましょう。

AIと ロボットと ベーシックインカムで
ほとんどの人が
平和で 豊かに 暮らせる時代は
すぐそこまで来ている気はしているのですが 




  1. 2016/07/12(火) 10:20:25 |
  2. URL |
  3.  nasu_to_mato #GCA3nAmE
  4. [ 編集 ]

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