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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

桃のすけ 凍霜害を 知らずかな


桃のすけのスライスとイカ天


桃のすけ 凍霜害を 知らずかな(家庭菜園での一句)

コロナウイルス、オミクロン株が猛威をふるい、感染拡大が進んでいます。東京に居る我が娘親子も感染し自宅療養を余儀なくされています。娘は濃厚接触者扱いで、ショッピングに行けない状況です。そこで、我が菜園のダイコン、ニンジン、ハクサイ等の野菜や食料を送ったところです。

孫3人全員が感染し熱を出しましたが、幸い、全員1日~2日で熱は収まり、一安心です。細かいことですが、野菜を好き嫌いなく食べる末っ子は回復が最も早く、朝に熱が出て夕方には回復でした。野菜の免疫力効果があったのかもしれません(笑)。

さて、本題の「桃のすけ」(カブ)ですが、厳しい寒さのなか、菜園で頑張っておりますので、その様子を家庭菜園での一句を添えて紹介します。

まず、上の写真は、1月に収穫し、皮を厚く剥いた「桃のすけ」をスライスし、イカ天とブロッコリーを添えた様子です。酒の肴です(笑)。

「桃のすけ」は、色合い、甘さ、柔らかさで本当の桃には勝てませんが、こんなに甘く桃のようなカブがあるのかと、いつもながら驚きます。なお、食べるときはマヨ味です。

下の写真は、刻みで、生野菜サラダに使った様子です。1月下旬の厳寒時期となりますと、「桃のすけ」も水分が減り、少し硬くなります。しかし、このようにサラダ感覚で使いますと、ピンクの色合いは最高で美味しくいただけます。

桃のすけ刻みサラダ

「桃のすけ」の凍霜害に強い理由ですが、皮が厚いためと思われます、食べるところは厚い皮の内側ですので、厚い皮で内部を守っている感じがします。顔の皮の厚い人は、なんて悪口がありますが、「桃のすけ」はOKです。

下の写真は現在の菜園の様子です。厳寒のなか、頑張っています。

桃のすけ菜園1月

そこで、菜園での一句です。

     桃のすけ 凍霜害を 知らずかな

下のマンガ絵はいつもの家庭菜園での一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

桃のすけで家庭菜園での一句絵手紙

また、下の写真は12月上旬の様子です。防虫ネットの中の様子で、凍霜害はこれからです。


桃のすけ菜園12月

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞200gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、9月下旬に、散播しました。栽培中は、保温と虫除けを兼ね、防虫ネットを張り、収穫期直前に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。



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  1. 2022/01/27(木) 10:26:34|
  2. 家庭菜園での一句
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冬寒に 甘味美味しや サツマイモ


サツマイモ甘露煮


冬寒に 甘味美味しや サツマイモ (家庭菜園での一句)

大寒です。季節は冬本番です。そのせいでしょうか、甘いものが美味しく感じるこの頃です。

その甘いものの冬の家庭菜園代表はサツマイモでしょうか。そこで、今回は、我が菜園のサツマイモについて、家庭菜園での一句を添えて紹介します。

上の写真はサツマイモの甘露煮です。品種は「ベニハルカ」で、甘く、とても美味しいです。お茶の友、焼酎お湯割りの友、どちらもOKです(笑)。

下の写真は葉物野菜とのミックスです。こちらは甘みを少し殺していますが、それでもサツマイモの甘さは格別です。こちらの方が焼酎お湯割りの友(肴)という感じでしょうか。

サツマイモと葉物のミックス

これらのほか、サツマイモは、秋は天ぷら、初冬は干しイモ、冬は鍋物、さらには交際の野菜など大活躍です。

そこで、家庭菜園での一句です。

     冬寒に 甘味美味しや サツマイモ

関連し、下のマンガ絵は、菜園での一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

サツマイモで家庭菜園での一句絵手紙

また、下の写真は収穫前9月の菜園の様子です。葉色薄く茂っており、豊作間違いなしです。

サツマイモ菜園9月下旬

下の写真は収穫期10月、イモの太り具合の様子です。

サツマイモの収穫10月下旬

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

移植場所は、移植前にオート(エンバク)を冬栽培し、肥料を抜きました。種イモは、昨年の収穫イモです。3月下旬に土に埋め、その上に穴あきビニールシートを掛け、さらにパオパオを掛けて高温条件にし、発芽を促進させました。5月上旬に発芽を確認し、穴あきビニールシートとパオパオを外しました。6月上旬に大きくなったところで苗を採り、1日間陰干しし萎れさせてから移植し、土を踏みみ固めました。無肥料栽培で、栽培中は畝間に除草シートを張り雑草害を防ぎ、除草シートは9月上旬に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

なお、このようなサツマイモ栽培に関心のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄にサツマイモと入れクリックしますと、サツマイモの作り方など過去記事を見ることができます。


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  1. 2022/01/20(木) 19:49:02|
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サトイモの ぬめり美味しや 冬の夜


サトイモ(除草シート使用)


サトイモの ぬめり美味しや 冬の夜(家庭菜園での一句)

季節は大寒、寒さ本番となってきたこの頃です。サトイモ等の根ものを利用した鍋物の美味しい季節です。

関連し、今回は、我が菜園で採れたサトイモについて、家庭菜園での一句を添えて紹介します。

上の写真は、9月上旬の菜園の様子です。品種は「ドダレ」です。「ドダレ」は「土垂れ」と書き、葉が土まで垂れる特徴があります。粘りがあり美味しく、関東の代表品種のようです。

上の写真のように、今年は、除草シートを畝間に張りました。除草害だけでなく乾燥害も防いだ感じで、このシートのおかげで、例年より生育が良い感じでした。なお、シートは9月上旬に片付けました。

下の写真は収穫風景です。今年は除草シートのせいなのか、イモの粒が大きく良質な感じがします。なお、収穫物は、水洗いし、ビニールハウスで乾燥させ、室内保存しています。

サトイモの株と根

下の写真は利用で、平凡ですが煮物です。冬は、我が家では焼酎お湯割りを飲みますが、イモの煮物は柔らかく少し甘みがあり、また粘りもよく、焼酎お湯割りの肴にぴったしです(笑)。

サトイモ入り煮物

下の写真は、鍋物です。サツマイモ、ネギも入っており、主役が分からない感じです(笑)。それぞれ美味しいですが、サトイモは特有の粘りがあり、その味が長く残る感じで、美味しく、体が温まり、幸せな感じになります。

サトイモ入りイモ汁

そこで、家庭菜園での一句です。

     サトイモの ぬめり美味しや 冬の夜

下のマンガ絵はいつもの家庭菜園での一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

サトイモで家庭菜園での一句絵手紙

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。


播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種イモは、昨年の親株です。3月下旬に土に埋め、穴あきビニールシートを掛け、さらにパオパオを掛け、発芽を促進させました。5月上旬に発芽を確認し、播種溝を踏み固めた後、溝底に移植しました。栽培中は、除草と保湿のため畝間に除草シートを張りました。除草シートは9月上旬に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

除草シートのおかげで、雑草害と乾燥害は防げた感じでした。 
 


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  1. 2022/01/13(木) 19:22:58|
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老いたなあ ナガイモ掘れば中折れに


ナガイモ収穫物(中折れ)


老いたなあ ナガイモ掘れば中折れに(家庭菜園での一句)

今年の正月は、いつもより寒く、凍霜害が厳しい感じがします。そこで、新年最初の菜園活動として、ダイコンを土に埋めました。そして今日(1.6)は昼から雪でした。寒いです(笑)。

さて、本題のナガイモですが、別名トロロイモとも呼ばれ、美味しい冬の根ものです。茎が枯れた12月頃に掘るのがいいと言われます。

そこで、我が菜園でも12月から掘り、食べていますので、その様子を家庭菜園での一句を添えて紹介します。

上の写真は収穫物で大物です。残念ながら中折れです(笑)。ナガイモは下部ほどアクが少なく美味しいと言われますが、下まで掘る元気が無くなったというか、掘るのは簡単ではありません。

そして、下の写真は利用で、生の刻みです。ワサビ醤油味で食べましたが、たいへん美味しくできていました。焼酎お湯割りが進みます。

ナガイモの刻み

また、下の写真はトロロです。掘った直後のトロロですが、朝ご飯にかけて食べました。少し甘みがあり、新鮮なせいか、これも格別に美味しいです。

ナガイモのトロロ

下の写真は収穫風景です。手作業で掘っていますが、これを丸ごと掘るにはあと0.5mというところでしょうか。

ナガイモ収穫風景

そこで、家庭菜園での一句です。

     老いたなあ ナガイモ掘れば 中折れに

そして、いつもの家庭菜園での一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

ナガイモで家庭菜園での一句絵手紙

参考までに、今回の栽培法を紹介しますと、下記のとおりです。

まず、掘ったものは、自生のナガイモに支柱をかけて育てたもので、3年~5年ものの感じです。

一方、自生ものの他に、波板囲いで育てたものがあります。こちらは1年ものを種イモとしたもので、上記のような大物はありません。



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  1. 2022/01/06(木) 19:53:15|
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今年も菜園の感動を俳句に


ビニルハウス1月


今年も菜園の感動を俳句に(ごあいさつ)

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、拙ブログは、2013年1月に始まりました。今年は早いもので10年目に入り、記事アップ数は今回で1592回目です。もう、書きたいことは無い感じですが、なぜか続いています(笑)。

その続いている原因を探れば、菜園の感動と俳句にあるのではないかと思います。

菜園には、栽培する、収穫する、食べる、という3回の感動がありますが、それらの感動を俳句にしたのは2019年からで、まだ3年しか経過していません。その意味で、俳句はまだ初心者の域を脱していません。

一つのことに成就するには、でっち奉公10年、番頭10年、親方10年、合計30年かかると言われます。その意味で、あと7年続け、番頭(中級)の域に達することができればと思っています(笑)。

これまでの俳句は食べる感動が多かった感じがしますが、今年は、作る感動や収穫の感動を俳句にできればと思っています。

なお、FC2ブログ関係者に限りますが、拙ブログ訪問者への訪問は、従来通り3日に1回、興味深い記事にはコメントや拍手コメントを残したいと思っています。

なお、上の写真は我がビニールハウス内の葉もの野菜の様子です。ビニールハウスでは11月に播いた葉もの大きくなってきました。

一方、外は冬ですが、オータムポエムの花が咲いています。細い茎を食べずに残したものです。

オータムポエム12月下旬

関連し、下の写真2枚は、それを収穫し、正月の班飾りとしました。

オータムポエムの切り花

オータムポエムを入れた正月飾り

また、下の写真は菜園のスイセンです。同じく正月飾りに使いました。寒い冬が過ぎれば、すぐ春という感じでしょうか。

スイセンの切り花12月


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  1. 2022/01/01(土) 09:37:42|
  2. ごあいさつ
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