無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。
ハクビシン ネットで囲えば憂いなし(病害虫対策)
最近、野獣被害のニュースが多くなっている感じです。我が菜園では、初めてですが、ハクビシンにやられ、6月播きの8月収穫(予定)のトウモロコシが全滅しました。防鳥ネットを張りましたが、食い破られました(笑)。ハクビシンはトウモロコシが大好きな感じです。
関連し、今回は、我が菜園のハクビシン対策について紹介します。
まず、丈夫な獣害対策用のネット(2×20m)を園芸店で購入しました。これを半分に切り、2×10mの2セットにしました。それぞれ真ん中で折り、2×5mの長方形にし、上辺を紐で通し閉じました。我が菜園の1畝の長さは3.9mですので、このサイズで十分です。
完成品を使った様子は上の写真のとおりです。裾の部分は土を寄せ、隙間を無くしました。ハクビシンは清潔好きなのか土の中を潜る様子はなく、ハクビシン被害はなくなりました。
なお、支柱にはU字型支柱が便利です。そのU字型支柱の張り方は下図のとおりです。

そこで凡人の一句です。
ハクビシン ネットで囲えば憂いなし
関連し、いつもの凡人の一句絵手紙(下)でくつろいでいただければ幸いです。今回も登場人物を変えております。

このため、9月からトウモロコシが食えるようになりましたが、その様子は下の写真のとおりです(笑)。

なお、丈夫な獣害対策用のネットですが、2セット作ったうち、もう1セットをイチジクのカラス除けに張りました。その様子は下の写真のとおりです。たいへん有用なネットになっています。
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- 2019/09/21(土) 15:06:17|
- 病害虫対策
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アサガオ菜 さっと炒めて夕食に(凡人の一句)
朝晩、涼しくなってきました。そこで、昨日、ニンニクを播種しました。一方、8月上旬に播きましたダイコンや葉ものは、かなり大きくなっております。
さて、エンサイ(アサガオ菜、空芯菜)については、ブログ仲間がすでに紹介しております。もともとは中国野菜ですが、今では夏の葉もの野菜の定番という感じでしょうか。
効能を調べますと、ビタミン豊富、特にビタミンB1、B2は体の代謝を助け疲労回復に効果があり、夏向けの野菜とあります。私たち老人は毎日食べてもいい感じです。また、夏は美味しい葉もの野菜が少ないので、家庭菜園では貴重な葉もの野菜という感じでしょうか。
我が菜園でも作っていますので、凡人の一句を添えて紹介します。
上と下の写真は収穫物の様子です。

これを中華風に炒めたのが下の写真です。炒めると小さくなります(笑)。ビールの肴、ご飯のおかずにいいと思います。特に、少しぬめりがあり、喉の通りもいい感じです。南方の中国料理店で食べたときの経験ですが、調理法がいいのか、美味野菜でした。

そこで凡人の一句です。
アサガオ菜 さっと炒めて夕食に
関連し、下の絵はいつもの凡人の一句絵手紙です。登場人物は変えてあります(笑)。

下の写真は菜園の様子です。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、5月下旬に、一晩水に漬けてから点播きし、発芽後間引きしました。栽培中は、保温と虫除けを兼ね、防虫ネットを張り、2か月後に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
栽培上の注意点ですが、東南アジアでは水田の畦畔に生えている水辺を好む野菜で乾燥を嫌います。このため畝立てはせず、かつ、畝の隣を低くし、水が溜まるようにしておくと生育が良くなります。今年は6月が低温で乾燥状態が続きましたが、7月下旬から収穫できるようになりました。
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- 2019/09/16(月) 10:31:36|
- 凡人の一句
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雨後に割れないスイカ 見つけたり(野菜と果樹の改良)
スイカは雨が降ると、水を吸い、膨らみ、割れてしまう場合があります。このため、スイカは雨除け栽培というかビニールハウスの中で作るのが普通です。
関連し、今回は、雨後(あめあと)の菜園放置でも割れないスイカを見つけましたので、凡人の一句を添えて紹介します。
まず、上の写真は割れなかったスイカです。品種名は「ネオブラックボンバー」です。表面が黒い種類で種子袋には小玉スイカとありますが、収穫した感じでは中玉ぐらいの大きさで、収穫の時ずっしりとした重さがありました。8月下旬に何度か雨に打たれましたが割れませんでした。
包丁を入れてもバリっと音がしませんでした(笑)。皮が厚く、このため割れにくい感じです。甘さは普通ですが、風味が良く、美味しいと思います。
一方、下の写真は、例年作っている通常の小玉スイカです。今年は収穫期が8月上旬で、雨が無く、無事収穫できました。包丁を入れると、バリっと音がし、ヒビが入りました(笑)。

そこで、凡人の一句です。
雨後に割れないスイカ 見つけたり
(雨で割れないスイカを発見した瞬間でした(笑))
下の図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

下の2枚の写真は菜園の様子です。


参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。
播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、園芸店で購入し、播種溝を踏み固めた後、5月中旬に、点播きしました。播種後1か月は防虫ネットを張りました。また、収穫期近くに防鳥ネットを張り、カラス害をさけました。いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
小玉スイカの栽培上の注意点ですが、これまで雨後の球割れが問題でした。しかし、以上の皮の厚い品種を使えば少量の雨ならば問題ない感じです。種子が残っており、来年も検討する予定です。
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- 2019/09/11(水) 12:02:41|
- 野菜と果樹の改良
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ゴーヤ採り チャンプルどうかと妻に乞う(凡人の一句)
苦いですが、我が家ではニガウリ(ゴーヤ)は人気野菜です。夏は暑いせいでしょうか、食欲が減退しますが、そんなとき、苦い味のビールとのハーモニーが良いのか、美味しく感じます。
また、ニガウリの栄養ですが、ビタミンC豊富、炒めても壊れにくいようで、扱いやすい野菜です。また、その苦みには胃の粘膜保護や食欲増進の効果があり、私たち老人は毎日食べたいところです(笑)。
そこで、我が家でも作っていますので、凡人の一句を添えて紹介します。
上の写真は収穫物です。緑濃いのがアバシゴーヤ、薄い色が自生のゴーヤです。妻に言わせると、アバシゴーヤが柔らかく苦みも強くなく、一番美味しいようです。
下の写真は、ゴーヤチャンプルとゴーヤとタマネギとマヨのミックスです。どちらも美味いですが、小生はチャンプルです。ご飯にかけて良し、ビールの肴に良しと言ったところでしょうか(笑)。


そこで凡人の一句です。
ゴーヤ採り チャンプルどうかと妻に乞う
下の図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

下の写真は菜園の様子です。いつも同じ場所に作っていますが連作障害はありません。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。移植場所は、ビニールハウス南側ですが、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。そこに、園芸店で購入したアバシゴーヤ苗2本を5月中旬に移植しました。また、同場所から前年のこぼれ種から自生してきた苗数本ありましたので活用しました。また、ビニールハウスの支柱を使い6月に蔓用ネットを張りました。
今年は5月と6月が低温で経過し生育が遅れましたが、雨期明けの7月下旬から収穫ができました。
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- 2019/09/06(金) 13:07:25|
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花も良し旨さも良しのオクラかな(凡人の一句)
秋野菜播種時期の9月となりました。我が菜園では盆明けに秋ダイコンなど少しだけ播種しましたが、本番はこれからです。
さて、花も実もある人生が理想だなんて言われますが、野菜では、これはオクラと思われます。花は大きく美しく、また味の良い野菜としても知られております。また、オクラのネバネバには様々な効果があり、特にタンパク質の吸収を助けコレステロールの吸収を抑える効果があり、私たち老人は毎日食べることが勧められています。
我が菜園でも作っていますので、凡人の一句を添えて紹介します。
上と下の写真は菜園の朝の様子です。花は朝ですので、オクラを見る時期は朝になります。なお、種類は丸型です。角形に比べ柔らかいので、もっぱら我が家では丸型種を選んでいます。

下の写真は収穫物です。毎朝、このように採れています。

下の写真はお浸しの刻みです。かつお節しょう油味で食べましたがたいへん美味しいです。

そこで凡人の一句です。
花も良し旨さも良しのオクラかな
関連し、下の凡人の一句絵手紙でくつろいでいただければ幸いです。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gと尿素10gを入れ土と混ぜました。種子は、園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、5月下旬に、点播きしました。防虫と保温のため、播種直後から1か月は防虫ネットを張りました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
栽培上の注意点は、寒さに弱いので早播きしないことと思われます。今年は5月下旬に播種しましたが、寒かったためか生育が遅れました。播種時期は6月上旬でも良い感じを受けました。また、ヨトウムシの好きな野菜のようで、多くの株が食われ、6月下旬に追い播きしました。
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- 2019/09/01(日) 20:17:56|
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プロフィール
Author:ささげくん
つくば市大角豆(ささげ)に8アールの菜園があり、そこで無堆肥有機農法(ぐうたら農法)を実践しております。ブログ名は健康管理のため「野菜を食べやさい」、ニックネームは余生を菜園にささげることにちなんで「ささげくん」としております。どうぞヨロシク。
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