無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。
自分で栽培したものが食卓にのぼるという感動(菜園と人生)
家庭菜園には、平凡ですが、自分で栽培したものが食卓にのぼるという感動があります。家庭菜園には育てる感動、収穫の感動もあることを紹介してきましたが、自分で栽培したものが食卓にのぼるという感動は家族全員で味わうもので、最高と思われます。
この食卓にのぼるという感動ですが、日本有機農業研究会誌「土と健康(2019年6月号)」の「本をだしました、有機農業という最高の仕事」という記事に出ておりました。
この記事に刺激され、今回は、我が菜園と食卓の関係について紹介します。
上の写真は3月の収穫物の利用で、ブロッコリー入り生野菜サラダです。3月ともなると気温も和らぎ、ブロッコリーが採れる季節になったなあという感じになります。
下の写真は4月の収穫物の利用で、採りたてのアスパラガスを使った肉巻きです。家庭菜園では「春は芽もの」、という感じで盛り上がります(笑)。

下の写真は5月の収穫物の利用で、キヌサヤとタケノコのミックス煮物です。旬の野菜のキヌサヤ、そしてタケノコ、いい季節になった感じです。

下の写真は6月の収穫物の利用で、ズッキーニと肉の炒め物です。初採れのズッキーニ、夏野菜の取れ始めで盛り上がります。

下の写真は7月の収穫物の利用で、採りたての地這キューリを使った浅漬けです。毎日のように採れるキューリ、もう夏という感じでしょうか。

まとめますと、自分で栽培したものが食卓にのぼるという感動は、毎日のようにあり、旬野菜を味わい、家族団らんがあります。
特に退職した小生には、十分な時間があり、家庭菜園の楽しみが増えた感じがするこの頃です(笑)。
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- 2019/07/24(水) 07:32:52|
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梅雨寒かコマツナ元気虫見えず(凡人の一句)
つくば市にある我が菜園は梅雨寒のため6月は低温で過ぎました。その梅雨寒のせいでしょうか、7月に立派なコマツナが採れましたので凡人の一句を添えて紹介します。
上の写真は菜園の様子です。虫に食われた跡もなく立派です。7月に、このようなコマツナができたのは初めてです。
下の写真は収穫物を刻んだところです。たいへんみずみずしいです。

下の写真は利用で、コマツナ入りみそ汁です。美味しいです(笑)。

そこで凡人の一句です。
梅雨寒かコマツナ元気 虫見えず
(梅雨寒のせいで虫が少なかったのか、虫害の少ない立派なコマツナが採れたことであるよ!)
関連し、下の写真は菜園全体の様子です。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。
万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、6月上旬に点播きしました。栽培中は、防虫ネットを張り、収穫期直前に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
下の図は凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

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- 2019/07/19(金) 10:06:37|
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切り口がメロンのごとき緑(あお)トマト(凡人の一句)
我が菜園は、インゲン、キューリの収穫が一段落し、トマト、ピーマン、枝豆、コーン等の夏野菜の収穫が本番となってきました。そんななか、今年初めて作った緑トマト(品種:サリーナエメラルド)が採れていますので、凡人の一句を添えて紹介します。
上の写真は収穫物です。小玉トマトの仲間ですが、色が緑色で赤くならないので収穫時期が分からない問題があります(笑)。
下の写真は利用で朝の生野菜サラダです。切り口がフルーツのようです。我が菜園のフルーツではメロンに似た感じです。切ると汁がこぼれ、とてもジューシイです。食べると爽やかな酸味と少し甘味があり、今までにないトマト味という感じで、美味しいと思います。

そこで凡人の一句です。
切り口がメロンのごとき緑(あお)トマト
関連し、下の絵は、凡人の一句絵手紙です。

下の2枚の写真は菜園の様子です。


参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。苗は園芸店で1本(ポット)購入し、5月上旬に移植後、根元のところに土寄せし、分けつを株わけし3本に増やしました。移植後、1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2019/07/14(日) 08:20:16|
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無農薬イチゴ作りは簡単(農法)
無農薬のイチゴ作りは困難と思っている方が居ます。しかし、作ってみると、病気や虫害はなく、イチゴ作りは簡単です
今回は、我が菜園の無農薬イチゴ作りについて紹介します。
上の写真はランナーのポットあげ、6月上旬の様子です。ランナーがよく出てくる株はウイルスがない株と判断しています。
下の写真は、ポットあげしたランナー苗を6月下旬に移植したところです。除草シートの間に植えていますが、こうすると秋までに自然と株が増え、かつ除草の手間が省けます。なお、一列にするため小さな棒で誘引しています。一列4m幅15cm程度の畝で、苗は5株で十分と思われます。増殖し苗が多すぎる時は、10月に間引きします。

本方法では、夏の苗管理は不要で、苗作りが楽になりました。
教科書には、ランナーは次郎さん、三郎さんが良いと書いてありますが、大きな苗ほど収量が多いとも書いてあります。そこで、大きな苗であれば、一郎さん、五郎さん、どれでもいいのかなと思っております(笑)。
下の写真は2年目の様子です。よく茂り、実も大きく大成功です。

2年目は、収穫後に両側の除草シートを外し、ランナーで自然増殖させ、10月に親株を廃棄し、かつ、混んでいるところも間引きします。なお、10月に追肥として発酵鶏糞を表層に播きます。
下の写真は3年目の様子です。2列分のサイズですが、まずまずのできと思われます。収穫後、ウイルス株が増えている可能性がありますので、収穫後に全株廃棄します。毎年、同じことを繰り返していますが、今のところ順調です。

これらの経過をまとめますと下図のようになります。

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- 2019/07/09(火) 07:11:25|
- 農法
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土寄せを すれば香るるバジルかな(凡人の一句)
バジルは西洋料理に使われるハーブですが、その香りは強いことで知られております。そのバジルが我が菜園で収穫時期を迎えていますので、凡人の一句を添えて紹介します。
上の写真は菜園の様子です。先日の風雨で倒れかけたので慌てて土寄せしたところです。すると接触の効果なのか、その香りが感じられ、いい雰囲気になりました(笑)。
そこで凡人の一句です。
土寄せを すれば香るるバジルかな
(土寄せをしただけなのに香りでもてなしてくれるバジルであることよ!)
関連し、下のマンガ絵はいつもの凡人の一句絵手紙です。

また、下の写真は収穫物です。花芽が見えますが、花が咲く前のものがいいようです。

下の写真は利用で、朝の生野菜サラダです。少量入れてありますが、噛むとかなり香ってきます。

下の写真は冷凍保存の様子です。当然のことですが、こうしておけば何時でも使えます。

参考までに今回のバジル栽培法を紹介しますと次のとおりです。
種子は、園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。4月上旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4本)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。移植は5月上旬に行い、移植後1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2019/07/04(木) 08:07:05|
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プロフィール
Author:ささげくん
つくば市大角豆(ささげ)に8アールの菜園があり、そこで無堆肥有機農法(ぐうたら農法)を実践しております。ブログ名は健康管理のため「野菜を食べやさい」、ニックネームは余生を菜園にささげることにちなんで「ささげくん」としております。どうぞヨロシク。
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