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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

自作のサツマイモ苗移植

サツマイモ苗(発芽直後)


自作のサツマイモ苗移植(苗半作)

先に、「サツマイモの苗作りは簡単」の記事で、サツマイモ苗作りの様子について紹介しました。

今回は、苗作りを終え、移植が終わった様子について紹介します。

上の写真は、5月中旬、べた掛けしていたパオパオと透明ビニールをはがした後、支柱を入れ、防寒用にパオパオを掛ける直前の様子です。昨年は、この作業は5月上旬でしたが、今年は4月が寒かったため10日間遅れた感じです。

下の写真は保温用に苗床にパオパオを掛けた様子です。

サツマイモ苗作り(防寒)5月中旬

下の写真は、6月上旬、苗ができた様子です。手前が「ベニハルカ」、向こう側(紫葉)が「安納芋」です。

サツマイモ苗6月上旬

下の写真は、苗を取った後に萎れさせている様子です。イモ作り名人菅野氏が、萎れさせてから植えるとイモが太ることを提案しておりますが、我が菜園も実践しております。

サツマイモ苗萎れさせ

下の写真は6月下旬の様子です。無肥料条件で、6月上旬に植えましたが、ほぼ全部活着しております。自作苗は活着が早い傾向があります。後は、秋の収穫を待つばかりというところです。 

サツマイモ移植後6月下旬

なお、このような「サツマイモ」栽培に関心のある方は、拙ブログ左側の検索欄に「サツマイモ」、と作物名を入れてクリックしますと、今までの記事を読むことができます。


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  1. 2019/06/29(土) 11:58:08|
  2. 苗半作
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緑濃くサラダ彩るオカヒジキ

オカヒジキ収穫物


緑濃くサラダ彩るオカヒジキ(凡人の一句)

夏本番の7月は間もなくですが、我が菜園では、タマネギとニンニクの収穫が終わり、ズッキーニ、インゲン、キューリ、ナス、ピーマン、トマトが採れはじめ、いよいよ夏野菜本番という感じになってきました。

そんななか、オカヒジキが採れていますので、凡人の一句を添えて紹介します。

上の写真は収穫物です。柔らかそうで最高品と思われます(笑)。

下の写真は利用です。朝ごはんの生野菜サラダ、そして、夕ご飯の肉の添え物ですが、いずれも柔らかく、ほんのりと味と香りがあり、美味しいと思います。

オカヒジキ入り生野菜サラダ

オカヒジキと豚肉料理

そこで、凡人の一句です。

   緑濃くサラダ彩るオカヒジキ
    (緑濃いオカヒジキは彩りよく、食欲をそそることであるよ!)

下の図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。ワンちゃんのワンダフルに、笑っていただければ幸いです(笑)。

オカヒジキで凡人の一句絵手紙

下の写真は菜園の様子です。

オカヒジキ菜園6月中旬

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

4月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、点播きし、発芽後間引いて、1点あたり3本にしました。栽培中は、保温と虫除けを兼ね、防虫ネットを張り、収穫期直前に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

栽培のポイントは柔らかい先端ができるように、腐植の多い肥えた土地に、薄播きすることとおもわれます。


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  1. 2019/06/24(月) 08:01:43|
  2. 凡人の一句
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年金問題と家庭菜園

ビワの木6月


年金問題と家庭菜園(菜園と人生)

最近、年金問題が騒がれております。これからは年金だけでなく、2000万円の貯蓄がないと普通の生活ができないということで、大問題となっている感じがします。

このことは前から分かっていたことですが、経済が低迷し、年金を株に投資し損害が出ているなど、現実となってきた感じがします。

関連し、今回は、年金と家庭菜園の利用について愚考します。

拙ブログでは、家庭菜園の効能として、安全な食材確保、運動による健康増進、自然との触れあいや収穫の感動などによる精神面の充実、ささやかな経済効果を指摘してきました。

しかし、年金不足問題があり、家庭菜園では経済効果を第一に考える人も多くなっていくと思われます。すなわち、医者に頼らない健康な生活を目標に、無農薬野菜を自給し、生活防衛をするという考えになります。

生活防衛ですので低コストでなくてはなりません。そして老人が担い手になりますので軽労働でなくてはなりません。

しかし、従来の耕起農法による野菜作りは、老人による小規模家庭菜園に向いていないと思われます。第一に、耕起のために機械を買うのは経済的でありません。また、堆肥作り、畝立て作業、ビニールマルチ張りは重労働と思われます。

そこで、我田引水になりますが、低コスト、軽労働をベースにした「ぐうたら農法(西村和雄 2001)」が注目されて行くのではないかと思われます。

「ぐうたら農法」を拙ブログでは「省力有機農法」とも呼称し実践しておりますが、内容は、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無ビニールマルチ、無追肥という超省力型の農法です。

そして、この農法の実践経過を拙ブログでは紹介してきましたが、立派な野菜が採れています(笑)。

なお、こうした農法を実践するための場所ですが、極小規模な市民農園では不可能で、できれば、つくば市の我が菜園のように、簡単に空き地を使える場所が必要です。

関連し、上と下の写真は、現在の我が菜園のビワの木と収穫物です。今年は立派な実が採れ、ちょっぴり贅沢な感じです(笑)。

ビワ収穫物6月

また、下の写真はイチゴ収穫物と、それをジャムにし、利用している様子です。ちょっぴり生活の足しになっている感じです(笑)。

イチゴ収穫物6月

イチゴジャム

イチゴジャム利用

なお、このような「菜園と人生」に興味のある方は、拙ブログ左側にありますカテゴリ欄の「菜園と人生」をクリックしますと今までの記事を見ることができます。拙ブログと本農法が、これからの厳しい低年金社会の参考になれば幸いです。


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  1. 2019/06/19(水) 07:07:51|
  2. 菜園と人生
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コールラビ カブの形で キャベツ味

コールラビ収穫物


コールラビ カブの形で キャベツ味(凡人の一句)

春野菜のコールラビが採れましたので、凡人の一句を添えて紹介します。

先日、ドイツから発信しているブログ仲間が、コールラビを冬に食べる野菜として紹介しておりました。コールラビは、我が菜園では春野菜ですが、ドイツでは秋播き冬採りが普通と知ったしだいです。

また、その名前は、ラビットに似た形状をしているのでコールラビと言う名前が付いていると聞いたことがありますが、本当はドイツ語で、コール(キャベツ)+ラビ(カブ)ということを妻から教えてもらいました(笑)。

知人にコールラビをあげたところ、見るのも食べるのは初めてと言われました。確かにスーパーでは見ない野菜ですが、家庭菜園愛好家では50年前から知られている野菜です(笑)。その意味で、コールラビは家庭菜園ならではの野菜かもしれません。

前置きが長くなりましたが、上の写真は収穫物です。

下の写真は利用です。皮をむき、スライスし、採りたての野菜をミックスし、炒めたものです。キャベツの香りがあり、柔らかく、ほんのり甘味があり、美味しいと思います。

コールラビ入り野菜ミックス1

コールラビ入り野菜ミックス2

そこで凡人の一句です。

   コールラビ カブの形で キャベツ味
   (コールラビは、カブのような形だが、甘味があり、柔らかで、味はキャベツのようで美味しい)

下の図は凡人の一句絵手紙です。

コールラビで凡人の一句

下の写真は菜園の様子です。

コールラビ菜園6月中旬

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

播種場所は、万能クワで播種溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜ、踏んで圧縮しました。そこに、冷蔵庫に保存しておいた種子を3月下旬に播きました。播種後、1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2019/06/14(金) 08:39:08|
  2. 凡人の一句
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ソラマメのアブラムシはオートで防除

ソラマメ防虫ネット栽培と隣のオート


ソラマメのアブラムシはオートで防除(病害虫対策)

我が菜園ですが、ソラマメとエンドウ類が終わり、タマネギとニンニクは収穫期です。春播き野菜では、美味タス、コールラビがまだ残っています。また、春播きのニンジンと、つるなしインゲンの収穫が始まりました。

そんな状況ですが、今回は、オートを使った無農薬ソラマメ栽培について紹介します。

オートには、アブラムシが集まるため天敵も集まります。いわゆる天敵保存効果が知られております。そこで、これをソラマメの側に植え、悩ましいアブラムシ発生を抑制できないか検討しました。

上の写真は、2月上旬の雪が降ったときの様子で、ソラマメは防虫ネットの中、隣の草はオートです。

防虫ネットによるアブラムシ防除効果ですが、発生が遅れる傾向があります。しかし、3月頃、必ず入ってきますので、その後は天敵が頼りになります。

下の写真は、4月上旬の様子で、オートが伸びてきましたので、刈り取った様子です。天敵保存のため、全部は刈らず、時期をずらし半分ずつ刈りました。

ソラマメ隣のオート刈り取り

一方、本体のソラマメですが、3月になるとアブラムシが入ってきますので防虫ネットは3月上旬に外し、隣のオートに居る天敵に期待することにしました。

その後、4月中旬にソラマメの茎1本だけにアブラムシが発生しましたが、その茎先端部をすぐ除去しました。その後、同じように茎数本に発生しましたが、同じように除去しました。全体として、今年はアブラムシ発生が少なく驚いています。

下の写真は収穫直前の5月中旬の様子です。病虫害なく、立派です。この後、倒伏してきましたので支柱を入れました。なお、オートは再生株が出てきましたので2回目の刈り取りをしています。

ソラマメ収穫直前

下の写真は収穫物です。一緒に収穫した新タマネギと小カブも映っています。

ソラマメ収穫物

下の写真は茹でまめです。茹でるとき酒を少量入れたせいかたいへん美味しくできていました(笑)

ソラマメ茹でまめ

最後に、オート栽培の効果について検討しますと次のとおりです。

防虫ネット栽培では、アブラムシは3月に入る感じです。これは、11月に飛んできたアブラムシは羽もあり体が大きく防虫ネットに入れないためと思っております。しかし、3月のアブラムシは小さく防虫ネットを通り抜けることができる感じです。

一方、隣にオートがあると、11月に飛来してきたアブラムシはオートにまず住み着きます。しかし、そこは天敵も居るため増殖しにくい環境になっていると思われます。このため、3月に隣のソラマメに来るアブラムシは少くなっていると思われます。来年も同方法でチャレンジしたいと思います。

参考までに今回のソラマメの栽培法を紹介しますと次のとおりです。

万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、昨年、園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。播種溝を踏み固めた後、10月中旬に点播きしました。播種後、保温と虫除けを兼ね、防虫ネットを張り、3月上旬に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。なお、オートも同様に育てました。


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  1. 2019/06/09(日) 12:00:02|
  2. 病害虫対策
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シャキシャキとアイスプラント生食で

アイスプラント収穫物


シャキシャキとアイスプラント生食で(凡人の一句)

我が菜園では、コマツナなど春の葉もの野菜、キヌサヤなどエンドウ類、ソラマメ、それからイチゴがほぼ終わり、春野菜で残っているのは、春播きブロッコリー、春播きキャベツ、タマネギ、ニンニク、ニラ、レタスなどとなりました。

こんななか、新野菜のアイスプラントが最盛期を迎えていますので、凡人の一句を添えて紹介します。

上の写真は収穫物です。伸びてきた分けつ枝を収穫したものです。

下の写真はサラダ利用です。緑の葉色が引き立ちます。

アイスプラント入り生野菜サラダ

下の写真は豚肉の敷物に使った様子です。上のものは新赤タマネギです。

アイスプラントと新タマネギと肉

アイスプラントは、食べると柔らかく、かつ、ほのかな味と香りがあり、さらにはシャキシャキとした食感があり、マヨ味で美味しいと思います。柔らかで歯に負担がかからないのか、歯の弱い妻は大好きです(笑)。

そこで、凡人の一句です。

   シャキシャキとアイスプラント生食で
    (アイスプラントはシャキシャキとした食感が良く、食べやすいし、美味しいな!)

下の絵は凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

アイスプラントで凡人の一句絵手紙

下の写真は5月下旬の菜園の様子です。

アイスプラント菜園5月下旬

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

種子は、園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。3月下旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4本)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。4月上旬に移植し、移植後、1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2019/06/04(火) 10:32:21|
  2. 凡人の一句
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