無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。
今年の秋ジャガは最高(秋の野菜)
ジャガイモには「新ジャガ」という言葉があり、家庭菜園では、その「新ジャガ」を作って食べる楽しみがあります。関東では春ジャと秋ジャガの2回栽培が可能ですが、今回は、秋ジャガの様子について紹介します。
上の写真は収穫物の様子で、品種は秋用の「あいのあか」です。2株を掘ったものですが、今年は上出来と思われます。
そして、下の写真は新ジャガの蒸かしイモです。マヨ味で食べましたが美味しいです(笑)。

下の写真は、11月上旬の菜園の様子です。10月の天候が暖かだったせいか花が咲いていて、いい雰囲気です。

下の写真は、先日の寒さ(12月11日)で枯れた様子です。

そこで、下の写真は、その後、掘った様子です。毎年作っていますが、こんな豊作は初めてです。一部を、東京の娘に送付することができました(笑)。豊作の要因は、明らかに霜害が遅かったことと思われます。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。8月下旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種イモは春に収穫し室内保存したものです。播種溝を踏み固めた後、そのまま点播きしました。9月中旬に発芽しましたが、その後、土寄せしました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2018/12/26(水) 11:25:55|
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今年も乾土効果があったようだ(土作りと肥料)
専門用語で「乾土効果」という言葉があります。これは、よく乾燥すると、土からチッソ肥料が出てくる現象で、施用するチッソ肥料とは別の隠れている肥料になり、この現象が現れると菜園は肥えた感じになります。今年は、4月~6月に土が乾き、乾土効果が出た年と思われますが、我が菜園の様子について紹介します。
上の写真は5月中旬移植のナスで、8月中旬の様子ですが、乾土効果があるようで、追肥無しでも秋ナスがよく採れました。
下の写真は5月下旬播種のモロヘイヤで、8月中旬の様子です。同じく追肥はしておりませんが、よく茂っています。

下の写真は6月上旬移植のエンサイ(アサガオ菜)で、8月下旬の様子です。同じく追肥はしていませんが、よく茂っています。

下の写真は5月下旬移植のサツマイモで、8月下旬の様子です。無肥料栽培ですが、よく茂っています。

下の写真はクコとニラの10月の様子です。こちらも無肥料ですが、よく茂っています。

まとめますと、次のとりです。
植物の葉色はチッソ肥料が多いと濃くなり、少ないと薄くなる関係があります。我が菜園では、生育後半となると普段は肥料切れが起こり、葉が黄化しますが、今年は黄化は見られず、よく茂っている感じです。これは普段よりも多くチッソが出てきたため、すなわち乾土効果があったためと思われます。
なお、こうした土と肥料の関係に興味のある方は、拙ブログ左側にありますカテゴリー欄の「土作りと肥料」をクリックしますと、今までの記事を見ることができます。
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- 2018/12/22(土) 16:42:22|
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意外といけるわさび菜(冬の野菜)
寒くなってきました。家庭菜園では冬は葉ものと言われます。わさび菜は最近出てきた葉もの野菜ですが、作ってみましたので紹介します。
上の写真は収穫物です。茎も葉も生で食べることができます。
下の写真は利用で、朝の生野菜サラダです。わさび菜というだけあって、わさびの香りと味がしますが、強くはありません。ほんのりという感じです。

下の写真は鯛のさしみの添え物です。色合いよく美味しいと思います。

下の写真は湯がいた後、卵閉じに使いました。煮ても美味しいようです。

下の写真は菜園の様子です。ほんの僅かな量ですが、立派な生育で、食べきれない感じです(笑)。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。10月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。播種溝を踏み固めた後、散播しました。栽培中は、防虫ネットを張り、収穫期直前にはずしました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2018/12/18(火) 20:35:15|
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秋収穫の冬至カボチャを食べる(冬の野菜)
冬至になると野菜は少なくなり、その野菜を補うために、ビタミン豊富なカボチャを保存しておき、冬至に食べると良いと言われます。しかし、最近は、そのような風習も必要ない感じです。調査によると、日本人はビタミン摂取が過剰気味のようです(笑)。
我が家では、冬至カボチャというわけではないのですが、秋に収穫し食べていますので紹介します。
上の写真は収穫物の一部です。品種は甘く美味しいと言われる「坊ちゃんかぼちゃ」です。
下の2枚の写真は利用です。美味しい品種のせいなのか美味しいと思います(笑)。


下の2枚の写真は菜園の様子で、季節は秋9月下旬です。我が菜園は、夏に問題となる日焼けを避けるため、晩播き栽培をしています。おかげで日焼けは無くなり、良質のものが採れている感じです。


参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。7月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、点播きし、発芽後間引いて、1点あたり1本にし、合計3株にしました。そして、株の周囲に剪定枝や収穫物残骸を敷きました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
栽培上の注意点ですが、食べる時期を秋からとするなら、日焼けを避けるため早播きをしないことかと思います。今回は7月上旬の播種でしたが、7月下旬の播種10月収穫でもいいと思いました。また、初期に防虫ネットを張ると、虫の媒介するウイルス病を避けることができ、良い初期生育が得られると思いました。
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- 2018/12/14(金) 20:56:33|
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大きな玉レタスが採れた(冬の野菜)
我が家では、朝は生野菜サラダを食べ、健康増進に努めています。そこで、いつも食べているのがレタス類ですが、今年の秋は暖かったのか、良ものの球レタスが採れましたので紹介します。
上の写真は、立派な収穫物です(笑)。
下の3枚の写真は利用です。ふだんは生野菜サラダ利用ですが、今回は、サラダのほか、スープ、それからチャーハンの添え物です。レタスは少し甘味があり、シャキシャキした食感があり、美味しいと思います。



下の写真は12月上旬の菜園の様子です。レタス類はリーフ系もあり、生産過剰気味です(笑)。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。9月上旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4本)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。9月下旬に移植し、移植後、防虫ネットを掛け、収穫期に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2018/12/11(火) 11:10:34|
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美味しいカリフラワー(冬の野菜)
カリフラワーは、脳卒中や心臓病の原因となる動脈硬化や血栓予防効果のほか、コレステロールが体内に吸収されるのを防ぐフィトステロールなども含まれ、老化や生活習慣病の予防効果があることが知られております。
このため、私たち高齢者には有用野菜ですので、家庭菜園で作り利用できれば最高と思われます。そこで、我が菜園でも作っていますので紹介します。
上の写真は収穫物で、白く大きく美味しそうです。品種は「ゆきのこ」、なるほどです(笑)。関連し、下の写真は種子袋です。新品種のようで美味しそうなので買ってしまいました(笑)。

下の写真は利用で、カレー味の炒め物です。甘味があり、柔らかで美味しいです。

下の写真は平凡ですが、カリフラワー主役の野菜ミックスです。これも美味しいです。

下の写真は12月の菜園の様子です。欠株が多いのは、移植後、9月の長雨の影響なのか、移植した苗が枯れてしまったためです。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。8月下旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4本)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。9月上旬に移植し、移植後、防虫ネットを掛け、収穫期に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
栽培上のポイントは、天候が悪いと苗が枯れやすいので、健全な苗を作ることと思われます。まさに、苗半作です(笑)。
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- 2018/12/07(金) 09:31:17|
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波板を使ったゴボウ高畝栽培は堀上げが簡単(冬の野菜)
ゴボウは、香り良く美味しいだけでなく、良質の繊維豊富、そしてガン抑制効果のあるポリフェノールが豊富であり、さらには若返り効果などもあることが知られており、私たち高齢者は毎日食べることが良いと言われている野菜です。しかし、今年は7月の干ばつの影響なのか、高い値段が付けられています。
このため、家庭菜園愛好家としては、自分で作り利用するのが理想となります。しかし、ゴボウ掘りは簡単ではありません。そこで、我が菜園では、波板を使った畝立て栽培を昨年からしていますので紹介します。
上の写真は、畝立て栽培10月の様子です。7月の干ばつに会い一度枯れましたが、8月からの雨で復活しました。
下の写真は波板を外した様子です(笑)。高さは約50㎝です。

下の写真は掘っている様子です。必要なだけ少しずつ掘っていますが、地面下は約30㎝ほど掘り上げているだけですので、簡単です。

下の写真は収穫物です。干ばつの影響が心配されましたが、それなりに良質で使えます。根の下の部分は堀上げを浅くしたために切れていますが、実用的には問題ありません。

下の写真は利用で、おでん風煮物です。焼酎お湯割りの肴に美味しいこの頃です(笑)。

まだ、半分ほど残っていますので、来年3月まで食べることができる感じです。
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- 2018/12/03(月) 12:49:35|
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プロフィール
Author:ささげくん
つくば市大角豆(ささげ)に8アールの菜園があり、そこで無堆肥有機農法(ぐうたら農法)を実践しております。ブログ名は健康管理のため「野菜を食べやさい」、ニックネームは余生を菜園にささげることにちなんで「ささげくん」としております。どうぞヨロシク。
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