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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

土が肥えてきたようだ(ごあいさつ)

カツオ菜とわさび菜


土が肥えてきたようだ(ごあいさつ)

今年最後の記事アップとなりました。そこで、野菜作りの基本であります土作りの様子について、我が菜園の1年を振り返り、年末の挨拶にしたいと思います。

前回、今年も我が菜園で乾土効果が見られたことについて紹介しましたが、我が菜園はさらに肥えてきたという感じも持っています。このため、愛用している発酵鶏糞(N成分2%)ですが、m2当たり施用量を500gから300g(少肥栽培)に減らしています。それでも、前年より生育が良い印象を持っています。

このため、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ、という我が農法は、自然に優しいだけでなく、意識せずとも自然と土が肥沃になっていく方法だと確信を持つようになりました。

関連し、上の写真は、縁起をかついで正月用に作っているカツオ菜の12月の様子です。少肥栽培ですがよく育っています。カツオ菜を食べ、来年もカツ男となりたいところです(笑)。

また、下の写真は、種から育てたキャベツのですが、こちらもよく育っています。

キャベツ12月

下の写真は、ニンニクの12月の様子で、いい雰囲気です。ワラ(ソルゴ)マルチ栽培ですが、このワラは分解後いい肥料になっていく感じです。

12月ニンニク

また、下の写真は、果樹剪定で出てきた葉付き枝を地這いキューリのマルチに使った後の枝ですが、これらに米糠を掛けた様子です。米糠を掛けると、枯れ枝は早めに分解し自然還る感じです。

枯れ枝に米糠散布

一方、下の写真はオート(燕麦)の11月の様子です。このオートには二つの狙いがあります。一つはワラ利用ですが、もう一つは来年のサツマイモ栽培のための肥料抜きです。

オート栽培11月

オートを無肥料で作ると、収穫後の土はチッソが抜かれた感じになり、やせ地向きのサツマイモのイモがよく太ります。

以上、来年の計画も入れた我が菜園の年末の様子でした。来年もよろしくお願いします。


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  1. 2018/12/30(日) 09:14:24|
  2. ごあいさつ
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今年の秋ジャガは最高

ジャガイモ収穫物2株12月上旬


今年の秋ジャガは最高(秋の野菜)

ジャガイモには「新ジャガ」という言葉があり、家庭菜園では、その「新ジャガ」を作って食べる楽しみがあります。関東では春ジャと秋ジャガの2回栽培が可能ですが、今回は、秋ジャガの様子について紹介します。

上の写真は収穫物の様子で、品種は秋用の「あいのあか」です。2株を掘ったものですが、今年は上出来と思われます。

そして、下の写真は新ジャガの蒸かしイモです。マヨ味で食べましたが美味しいです(笑)。

ジャガイモ「あいのあか」蒸かしイモ

下の写真は、11月上旬の菜園の様子です。10月の天候が暖かだったせいか花が咲いていて、いい雰囲気です。

ジャガイモ11月上旬

下の写真は、先日の寒さ(12月11日)で枯れた様子です。

ジャガイモ12月中旬霜害

そこで、下の写真は、その後、掘った様子です。毎年作っていますが、こんな豊作は初めてです。一部を、東京の娘に送付することができました(笑)。豊作の要因は、明らかに霜害が遅かったことと思われます。

ジャガイモ堀り12月下旬

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。8月下旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種イモは春に収穫し室内保存したものです。播種溝を踏み固めた後、そのまま点播きしました。9月中旬に発芽しましたが、その後、土寄せしました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2018/12/26(水) 11:25:55|
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今年も乾土効果があったようだ

乾土効果8月のナス


今年も乾土効果があったようだ(土作りと肥料)

専門用語で「乾土効果」という言葉があります。これは、よく乾燥すると、土からチッソ肥料が出てくる現象で、施用するチッソ肥料とは別の隠れている肥料になり、この現象が現れると菜園は肥えた感じになります。今年は、4月~6月に土が乾き、乾土効果が出た年と思われますが、我が菜園の様子について紹介します。

上の写真は5月中旬移植のナスで、8月中旬の様子ですが、乾土効果があるようで、追肥無しでも秋ナスがよく採れました。

下の写真は5月下旬播種のモロヘイヤで、8月中旬の様子です。同じく追肥はしておりませんが、よく茂っています。

乾土効果8月のモロヘイヤ

下の写真は6月上旬移植のエンサイ(アサガオ菜)で、8月下旬の様子です。同じく追肥はしていませんが、よく茂っています。

乾土効果8月のエンサイ

下の写真は5月下旬移植のサツマイモで、8月下旬の様子です。無肥料栽培ですが、よく茂っています。

乾土効果8月のサツマイモ

下の写真はクコとニラの10月の様子です。こちらも無肥料ですが、よく茂っています。

乾土効果10月のクコとニラ

まとめますと、次のとりです。

植物の葉色はチッソ肥料が多いと濃くなり、少ないと薄くなる関係があります。我が菜園では、生育後半となると普段は肥料切れが起こり、葉が黄化しますが、今年は黄化は見られず、よく茂っている感じです。これは普段よりも多くチッソが出てきたため、すなわち乾土効果があったためと思われます。


なお、こうした土と肥料の関係に興味のある方は、拙ブログ左側にありますカテゴリー欄の「土作りと肥料」をクリックしますと、今までの記事を見ることができます。


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  1. 2018/12/22(土) 16:42:22|
  2. 土作りと肥料
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意外といけるわさび菜

わさび菜収穫物


意外といけるわさび菜(冬の野菜)

寒くなってきました。家庭菜園では冬は葉ものと言われます。わさび菜は最近出てきた葉もの野菜ですが、作ってみましたので紹介します。

上の写真は収穫物です。茎も葉も生で食べることができます。

下の写真は利用で、朝の生野菜サラダです。わさび菜というだけあって、わさびの香りと味がしますが、強くはありません。ほんのりという感じです。

わさび菜入り生野菜レタス

下の写真は鯛のさしみの添え物です。色合いよく美味しいと思います。

わさび菜とタイのさしみ

下の写真は湯がいた後、卵閉じに使いました。煮ても美味しいようです。

わさび菜の卵とじサラダ

下の写真は菜園の様子です。ほんの僅かな量ですが、立派な生育で、食べきれない感じです(笑)。

わさび菜菜園12月

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。10月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。播種溝を踏み固めた後、散播しました。栽培中は、防虫ネットを張り、収穫期直前にはずしました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2018/12/18(火) 20:35:15|
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秋収穫の冬至カボチャを食べる

かぼちゃ収穫物


秋収穫の冬至カボチャを食べる(冬の野菜)

冬至になると野菜は少なくなり、その野菜を補うために、ビタミン豊富なカボチャを保存しておき、冬至に食べると良いと言われます。しかし、最近は、そのような風習も必要ない感じです。調査によると、日本人はビタミン摂取が過剰気味のようです(笑)。

我が家では、冬至カボチャというわけではないのですが、秋に収穫し食べていますので紹介します。

上の写真は収穫物の一部です。品種は甘く美味しいと言われる「坊ちゃんかぼちゃ」です。

下の2枚の写真は利用です。美味しい品種のせいなのか美味しいと思います(笑)。

かぼちゃ煮物

かぼちゃマヨ味付け

下の2枚の写真は菜園の様子で、季節は秋9月下旬です。我が菜園は、夏に問題となる日焼けを避けるため、晩播き栽培をしています。おかげで日焼けは無くなり、良質のものが採れている感じです。

かぼちゃ菜園9月下旬

かぼちゃ菜園9月下旬の果実

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。7月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、点播きし、発芽後間引いて、1点あたり1本にし、合計3株にしました。そして、株の周囲に剪定枝や収穫物残骸を敷きました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

栽培上の注意点ですが、食べる時期を秋からとするなら、日焼けを避けるため早播きをしないことかと思います。今回は7月上旬の播種でしたが、7月下旬の播種10月収穫でもいいと思いました。また、初期に防虫ネットを張ると、虫の媒介するウイルス病を避けることができ、良い初期生育が得られると思いました。


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  1. 2018/12/14(金) 20:56:33|
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大きな玉レタスが採れた

収穫物玉レタス


大きな玉レタスが採れた(冬の野菜)

我が家では、朝は生野菜サラダを食べ、健康増進に努めています。そこで、いつも食べているのがレタス類ですが、今年の秋は暖かったのか、良ものの球レタスが採れましたので紹介します。

上の写真は、立派な収穫物です(笑)。

下の3枚の写真は利用です。ふだんは生野菜サラダ利用ですが、今回は、サラダのほか、スープ、それからチャーハンの添え物です。レタスは少し甘味があり、シャキシャキした食感があり、美味しいと思います。

玉レタス入りサラダ

玉レタス入りスープ

玉レタス入りチャーハン

下の写真は12月上旬の菜園の様子です。レタス類はリーフ系もあり、生産過剰気味です(笑)。

玉レタス菜園12月

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。9月上旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4本)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。9月下旬に移植し、移植後、防虫ネットを掛け、収穫期に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2018/12/11(火) 11:10:34|
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美味しいカリフラワー

カリフラワー収穫物


美味しいカリフラワー(冬の野菜)

カリフラワーは、脳卒中や心臓病の原因となる動脈硬化や血栓予防効果のほか、コレステロールが体内に吸収されるのを防ぐフィトステロールなども含まれ、老化や生活習慣病の予防効果があることが知られております。

このため、私たち高齢者には有用野菜ですので、家庭菜園で作り利用できれば最高と思われます。そこで、我が菜園でも作っていますので紹介します。

上の写真は収穫物で、白く大きく美味しそうです。品種は「ゆきのこ」、なるほどです(笑)。関連し、下の写真は種子袋です。新品種のようで美味しそうなので買ってしまいました(笑)。

カリフラワー種子袋

下の写真は利用で、カレー味の炒め物です。甘味があり、柔らかで美味しいです。

カリフラワーカレー炒め

下の写真は平凡ですが、カリフラワー主役の野菜ミックスです。これも美味しいです。

カリフラワー主役のミックス野菜炒め

下の写真は12月の菜園の様子です。欠株が多いのは、移植後、9月の長雨の影響なのか、移植した苗が枯れてしまったためです。

カリフラワー菜園12月

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。8月下旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4本)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。9月上旬に移植し、移植後、防虫ネットを掛け、収穫期に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

栽培上のポイントは、天候が悪いと苗が枯れやすいので、健全な苗を作ることと思われます。まさに、苗半作です(笑)。


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  1. 2018/12/07(金) 09:31:17|
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波板を使ったゴボウ高畝栽培は堀上げが簡単

ゴボウ高畝栽培10月菜園


波板を使ったゴボウ高畝栽培は堀上げが簡単(冬の野菜)

ゴボウは、香り良く美味しいだけでなく、良質の繊維豊富、そしてガン抑制効果のあるポリフェノールが豊富であり、さらには若返り効果などもあることが知られており、私たち高齢者は毎日食べることが良いと言われている野菜です。しかし、今年は7月の干ばつの影響なのか、高い値段が付けられています。

このため、家庭菜園愛好家としては、自分で作り利用するのが理想となります。しかし、ゴボウ掘りは簡単ではありません。そこで、我が菜園では、波板を使った畝立て栽培を昨年からしていますので紹介します。

上の写真は、畝立て栽培10月の様子です。7月の干ばつに会い一度枯れましたが、8月からの雨で復活しました。

下の写真は波板を外した様子です(笑)。高さは約50㎝です。

ゴボウ栽培の波板を外した様子

下の写真は掘っている様子です。必要なだけ少しずつ掘っていますが、地面下は約30㎝ほど掘り上げているだけですので、簡単です。

ゴボウ収穫風景

下の写真は収穫物です。干ばつの影響が心配されましたが、それなりに良質で使えます。根の下の部分は堀上げを浅くしたために切れていますが、実用的には問題ありません。

ゴボウ収穫物

下の写真は利用で、おでん風煮物です。焼酎お湯割りの肴に美味しいこの頃です(笑)。

ゴボウ料理おでん風

まだ、半分ほど残っていますので、来年3月まで食べることができる感じです。


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  1. 2018/12/03(月) 12:49:35|
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