無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。
美味しいカイラン菜(秋の野菜)
寒くなってきました。冬野菜の季節で、野菜と肉の炒め物が美味しい季節かと思います。そんななか、我が菜園ではカイラン新品種「カリコリカイラン」を作って楽しんでいますので紹介します。
カイランはブロッコリーの仲間で茎を食べるタイプです。例えば、ブロッコリーの場合、花軸も食べますが、カイランはその軸だけを食べるタイプと思われます。
上の写真は収穫物です。そして、この茎の皮を剥いたのが下の写真です。これを適当に刻んで料理に使います。花もありますが、これはブロッコリーと同じく、そのまま使えます。

下の写真は利用で中華風肉炒めです。ブロッコリーの花軸だけ食べているような感じで、たいへん美味しいです。

下の写真は菜園の様子です。

下の写真は種子袋です。
参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。種子は園芸店で購入しました。8月下旬に、苗用ポット1個当たり4点に播種し、合計12株(3ポットx 4点)の苗を作りました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。移植は9月中旬に10株本移植し、移植後、1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2018/11/25(日) 09:13:36|
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無農薬ハクサイ栽培は簡単でない(病害虫対策)
前回、秋ブロッコリーは無農薬栽培が簡単にできることを紹介しました。一方、鍋料理やキムチ料理に使われるハクサイがありますが、無農薬によるハクサイ栽培は難しい感じがします。今回は、その様子について紹介します。
上の写真は、8月下旬に移植した10月の菜園の様子です。防虫ネット利用ですが、こうしておけばアブラムシ以外は防除できます。因みに、恐ろしいヨトウムシ(カブラヤガ)が居ますが、こうしておけば9月の産卵時期に卵を産むことができず、被害は軽微になります。
一方、下の写真は11月の防虫ネットを外した菜園の様子ですが、手前の株がアブラムシにやられています。小さい幼虫時期に防虫ネットを通り抜け、中で増殖したものです。アブラムシが恐ろしいのは、急速に増殖し、隣の株に移ることです。このため、毎年、かなりの株が激しく食害され、被害が出ております。テントウムシも居ますが役立たずという感じです(笑)。


そこで、アブラムシ対策が最大の課題と我が菜園でも思っております。同じようにソラマメもアブラムシ対策が重要ですが、検討していきたいと思っています。
なお、下の写真はアブラムシ被害を逃れた収穫物で、立派です。

下の写真は利用で、鍋料理に使った様子です。美味しいです(笑)。

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- 2018/11/21(水) 08:51:29|
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秋ブロッコリーは簡単にできる(秋の野菜)
秋野菜が高騰しております。特にブロッコリーが高いと妻が言っておりましたが、我が家には自家製のブロッコリーが収穫時期を迎えており、問題はありません。関連し、今回は、秋ブロッコリーが簡単にできることについて紹介します。
上の写真は収穫物です。一個150円はする大物です。
下の2枚の写真は利用です。朝の生野菜サラダの添え物で、ゴマドレで食べていますが、美味しいと思います。


下の写真は魚肉料理の添え物です。これも美味しいと思います。

下の写真は菜園の様子です。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。苗は園芸店で16株購入しました。移植場所は、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。8月下旬に移植し、移植後、2か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
栽培上の注意点は移植後から防虫ネットを張り、大敵のモンシロチョウに卵を産ませないことかと思います。大きめの防虫ネットを使う必要がありますが、それをすれば簡単にできる野菜と思われます。
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- 2018/11/17(土) 08:00:54|
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菜園の「さくらんぼ」を食べる(秋の野菜)
最近、売り出されたラデッシュ品種に「さくらんぼ」があります。上の写真がその種子袋ですが、色鮮やかな玉です。そこで、作ってみましたので紹介します。
下の写真は収穫物です。確かに「さくらんぼ」のように赤く、なかなかの色合いです。

下の写真は利用で、生野菜サラダです。その赤色は新鮮で食欲をそそります(笑)。しかし、味は普通のラデッシュ(二十日ダイコン)でした(笑)。


下の写真は菜園の様子です。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。10月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。播種溝を踏み固めた後、散播し覆土しました。栽培中は、防虫ネットを張り、収穫期直前にはずしました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2018/11/13(火) 14:25:23|
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美味しい茹で豆(秋の野菜)
寒くなってきました。季節は晩秋という感じでしょうか。そんななか、関東地方には茹で豆という美味しい食べ物があります。採りたての落花生を塩茹でして食べるというシンプルなものですが、食べ慣れると、香りと味がよく、病みつきになる食べ物です。
そこで、家庭菜園愛好家としては、自分の菜園で落花生を作り、茹で豆にして食べるというのが楽しみとなります。我が菜園も数年前から実践しておりますので、紹介します。
上の写真は収穫物です。水洗いが終わった後の様子です。
下の写真は茹で豆です。大粒と小粒が混じっていますが、大粒が茹で豆用品種、小粒がピーナッツ用品種です。我が家ではどちらも茹で豆で美味いと思っています。

下の写真は茹で豆用品種の中身です。今年のものは良質と思います。そして味も良好でした。酒、焼酎お湯割りに最高の摘みになりました(笑)。

関連し、下の写真は10月中旬の菜園の様子です。4mの畝2本作りました。

下の写真は収穫直前の引き抜いた時の様子です。今年は、7月と8月が雨不足で乾燥害、9月が雨多く曇天で、気象条件は不適でしたが、それなりの収穫でした。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。
5月上旬に、万能クワで播種溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、園芸店で購入し、1日水に漬けた後、播種しました。播種溝は、踏み固め、点播きし、覆土しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2018/11/09(金) 14:30:05|
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カブなれど桃の味する新品種(凡人の一句)
前回は、変わり者を見つけ新品種を作るという楽しみについて紹介しました。家庭菜園には、このほか、園芸店で販売される新品種を一早く作り、ブログに紹介するという楽しみもあります。
昨年、ブログ仲間の記事で知ったのですが、「もものすけ」という桃の味するカブ新品種が紹介されており、私も作りたくなりました。そこで、園芸店でその種を見つけ、作ってみましたので紹介します。
上の写真は収穫物です。
下の写真は、皮を剥いたところです。種子袋にベローンと皮が剥けると書いてありましたが、本当に剥けました(笑)。

下の写真は皮を全部剥きライスしたところです。桃のような色合いで食欲をそそります。そして食べたところ、桃のように柔らかく甘い味がしました。まさに「もものすけ」です。すごい品種ができたものです(笑)。

そこで、凡人の一句です。
カブなれど モモの味する 新品種
関連し、下に、俳句絵葉書を作ってみました。この絵葉書は簡単にできます(笑)。

そして、下の写真は「もものすけ」の種子袋と菜園の様子です。


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- 2018/11/05(月) 12:58:00|
- 凡人の一句
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おもしろい「ピーマンシシトウ」(野菜と果樹の改良)
霜月(11月)となり、冬の足音を感じる季節となりました。
さて、家庭菜園の楽しみに、変りものを見つけるという品種改良があります。関連し、昨年、「ジャンボシシトウの中にピーマンに似たシシトウがあったこと」を紹介しました。
これを「ピーマンシシトウ」と名付けていますが、今回は、この「ピーマンシシトウ」の今年の様子について紹介します。
上の写真は「ピーマンシシトウ」の収穫物です。たいへんピーマンに似ていますがシシトウです。ピーマンより皮が薄く、種が少なく、種除去は要らないようで、調理しやすくなっています
下の写真は利用で、ナスとの油炒めです。赤いのは熟したジャンボシシトウです。辛くはありません。「ピーマンシシトウ」の味ですが、少し甘味があり、食感はピーマンのようです。

下の写真は卵とじです。生野菜を添え、柔らかで食べやすい食材となっています。

下の写真は10月下旬の菜園の様子です。

下の写真は実の様子です。この実から種を取り、来年も検討予定です。ご期待ください。

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- 2018/11/01(木) 08:47:47|
- 野菜と果樹の改良
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プロフィール
Author:ささげくん
つくば市大角豆(ささげ)に8アールの菜園があり、そこで無堆肥有機農法(ぐうたら農法)を実践しております。ブログ名は健康管理のため「野菜を食べやさい」、ニックネームは余生を菜園にささげることにちなんで「ささげくん」としております。どうぞヨロシク。
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