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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

コールラビは生食も美味しい(旬野菜料理)

コールラビ菜園月下旬

コールラビが大きくなり、食べてみましたので、紹介します。

上の写真は菜園の様子、そして、下の写真は収穫物です。

コールラビ収穫物6月下旬

下の写真は利用です。生のスライスと浅漬けです。生のスライスは唐辛子マヨ味で食べましたが、柔らかくキャベツ風の香りがあり、酒の肴にいいと思いました(笑)。また浅漬けも酒の肴にいいと思いました。

コールラビ生スライス

コールラビ浅漬け

下の写真は、中華風料理です。自家菜園で採れたニンジン、ズッキーニなど沢山の素材が入っていて、これも美味しいです。

コールラビ中華風炒め

参考までに今回の作り方を紹介しますと次のとおりです。4月中旬に播種し、ポット苗を作りました。4月下旬に移植しました。1点当たり3株を立てましたが、少し多い感じがしました。次回から1点1~2株にします。

肥料は、移植前に万能クワで溝を掘り、m2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)と尿素10gを入れ土と混ぜました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。

以上、簡単ですが、コールラビを作り、楽しんでいる様子でした。


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  1. 2017/06/29(木) 10:42:39|
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「インカのめざめ」はスープに合う(旬野菜料理)

インカのめざめ菜園5月

新ジャガの収穫や利用がブログ仲間から紹介されています。我が家では、新品種「インカのめざめ」を食べてみましたので紹介します。

上の写真は菜園5月中旬の様子で、いい雰囲気です。期待が膨らみました(笑)。6月上旬に葉が枯れましたので、収穫しました。早生品種で、イモは小さく収量はありませんが、肌は綺麗でした(笑)。

下の写真は利用です。クリームシチューと肉ジャガですが、「インカのめざめ」は黄色い色をし、少し粘りがあり、味は濃く、美味しいと思いました。とくにスープに合う感じでした。

インカのめざめを使ったシチュー

インカのめざめを使った肉じゃが

また、下の写真は肉料理の添え物、そして、味噌汁です。これらも美味しいと思います。

インカのめざめを使った焼肉

インカのめざめを使った味噌汁

調理した妻によると、皮が薄く剥きにくいということで、皮むき無しで食べるのが普通かと思います。

以上、簡単ですが、新ジャガ「インカのめざめ」を食べた様子でした。


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  1. 2017/06/27(火) 11:01:10|
  2. 旬野菜料理
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美味しいツルナシインゲン(旬野菜料理)

ツルナシインゲン菜園6月下旬

ツルナシインゲン「サツキミドリ」が大きくなり、食べることができるようになり、毎日のように食卓を飾っています。今回は、その様子について紹介します。

上の写真は菜園の様子です。簡単にできましたが、今年は雨が少なく、生育は小さく、いまいちの感じです(笑)。

下の写真は利用です。お浸し、肉料理の添え物、天ぷらです。しょう油やマヨ味で食べると、柔らかく甘味があり、美味しいと思います。

ツルナシインゲンお浸し

ツルナシインゲン添え物

ツルナシインゲン天ぷら

参考までに今回の作り方を紹介しますと次のとおりです。4月上旬に播種し、ポット苗を作りました。4月下旬に移植し、防虫ネットの中で収穫直前まで育てました。下の写真は、よく見えませんが、その防虫ネットの様子です。

肥料は、移植前に万能クワで溝を掘り、そこに施用し混ぜましたが、m2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)を入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。

ツルナシインゲン防虫ネット栽培


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  1. 2017/06/25(日) 08:28:25|
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前年の野菜残渣に米糠を混ぜて土つくり(土作りと肥料)

前年のサツマイモ残渣に米糠

我が菜園は、収穫物残渣を有機肥料として利用しています。サツマイモのツルなどの秋収穫物の残渣は、冬を越しても残っていますので、春に使うことができます。

今回は、これら有機物を、米糠を混ぜ腐敗発酵させて有機肥料としている様子について紹介します。

上と下の写真は、昨年のサツマイモの蔓(つる)、トマトやナスの枝などの残渣に4月下旬に米糠を降り掛け、土と混ぜた様子です。この後、雨が降り、熟し、いい土になった5月下旬に、これら有機肥料の入った畝の間にキューリやトマトを移植しました。

前年のトマト残渣に米糠

下の写真は、そのキューリの現在の様子です。防虫ネットを外した直後の様子ですが、いい雰囲気のようです。しかし、早速、ウリハムシが寄ってきています(笑)。

昨年の収穫物残渣とキューリ6月下旬

また、下の写真はトマトです。雨が少なく乾いており、生育が遅れていますが、これから大きくなっていくと思われます。

サツマイモ残渣を使ったトマト栽培


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  1. 2017/06/23(金) 11:03:51|
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太いニラを作る(農法)

ニラ自生5月

今日は久しぶりの雨で園芸は休みです(笑)。

さて、ニラの季節が終わりつつありますが、家庭菜園のニラは放置栽培が多く、細くて硬いという悪い評判があります。この原因は、細いニラからは細いニラしか出てこない運命にあることと関係しております。すなわち、その細いニラを植え替えても解決しない問題です(笑)。

そこで、この問題解決のために、我が菜園では自生の太いニラを使い増殖していますので、その様子について紹介します。

上の写真は、前年か、その前に自生の種で育った自生のニラで、理想の太いニラです(笑)。そこで、これらを使い、株分けし、移植しました。

下の写真は5月中旬移植、2本植え、株幅は約20㎝です。もう分けつ増殖が始まっていますが、これは今年の秋用になります。

ニラ移植5月2本植え

下の写真は5月下旬移植、さらに疎植で1本植え、株幅は約25㎝です。これは来年の春用になります。

ニラ移植5月1本植え疎植

一方、下の写真は、前年春に移植しました今年の春ニラです。かなり細くなっていますが、まだ使っています(笑)。

ニラ前年移植6月上旬


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  1. 2017/06/21(水) 08:43:41|
  2. 農法
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今年のビワの豊作と肥えてきた土(果樹)6.20

ビワ2

ビワについては、ブログ仲間から今年は豊作である様子が紹介されていました。我が菜園のビワも豊作でしたので、その様子について紹介します。

上と下の写真は、ビワの様子です。たくさんのビワが色づいております。

ビワ1

下の写真はビワの木の下の様子です。ビワの剪定枝葉を10年以上に渡って下に敷いてきましたが、その結果、「たんじゅん農法」のような効果で土が肥えてきたのか、ミョーガの生育もたいへんいい感じです。

ビワの木の下のミョーガ

下の写真は収穫物です。食べますと、ジューシイで酸味と甘みのバランスよく、今年のビワは美味しいと思いました。

ビワ収穫物6月中旬

残念なことは、粒が小さいこと、不良品が多いことです。これらの改善のため、来年は摘果をしっかりやる予定です。また、樹高を低くするため、高い枝をカットする予定です。


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  1. 2017/06/19(月) 11:12:43|
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我が果樹園の「たんじゅん農法」(農法)

剪定枝ブルーベリー

有機農法の一つに「たんじゅん農法」(炭素循環農法)が知られています。その方法では、木くずや竹くずなど炭素系有機物を表層に施用するだけで、微生物(キノコ菌など)の働きで土が肥えることが示されています。関連し今回は、我が菜園で剪定した枝葉を放置しておくと、自然と土が改良されていく様子について紹介します。

我が菜園には、約2アールの果樹園がありますが、剪定するたびに木くずが出ます。前からしていることですが、その木くずを果樹の根もとに置いています。10年以上続けていますが、その結果、微生物の働きで枝葉が自然に分解し、土が肥えていくことを確認しております。そして、この現象は「たんじゅん農法」と同じでないかと思っています。

関連し、上と下の写真は剪定した枝を木の下などに放置している様子です。

剪定枝カキ

下の写真は、放置していた枝が枯れ、その枯れ枝を片付けた跡の土の様子です。その土は、有機物を含んだサラサラとした土になっていました。

剪定枝放置下の土

関連し、下の写真は、その土で育っているヤマイモの様子です。今年もいいできだと思います。また、土はサラサラしていますので、掘りあげるのが簡単になっています。

剪定枝で肥えた土とヤマイモ

また、下の写真はカキの木の下の様子です。土が肥えてきたのか、ミョーガの葉の色が黒くなっています。

カキとミョウガ

以上、我が果樹園のたんじゅん農法活用の様子でした。


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  1. 2017/06/17(土) 07:55:23|
  2. 農法
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春ニンジンは作りやすい(春の野菜)

ニンジン間引き5月下旬

我が菜園の春のニンジンが大きくなってきましたので紹介します。

上の写真は間引きニンジンの利用です。ブログ仲間の記事に、間引きニンジンを食べることができるのは家庭菜園の特権だという記事がありました。そのとおりで、柔らかく香りがあり、本当に美味しいと思います。

栽培法ですが、3月上旬に播種し、保温用にパオパオをべた掛けし発芽させました。パオパオは4月上旬に外し、間引きしながら育てました。関連し、下の写真はパオパオべた掛け1か月後の様子で、ニンジンは手前の列ですが写真では見えません(笑)。

パオパオべたかけ4月上旬

ニンジンは発芽が重要と言われます。春は低温のためか時間はかかりますが、発芽は良好です。そこで栽培のポイントは、パオパオによる保温、そして、その後の間引きかと思います。また、乾燥するときは散水も重要と思われます。

下の写真は現在の状況で、菜園の様子、収穫物、そして利用です。

ニンジン菜園6月

ニンジン収穫6月

ニンジンの利用6月


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  1. 2017/06/15(木) 12:35:08|
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寝せ植えでトマトを作る(農法)

トマト寝せ植え5月

トマト苗の増殖法に寝せ植えが知られています。苗の値段が高いことを考えると、いい方法かと思います(笑)。関連し、今回は、これを実践している様子について紹介します。

経過は次のとおりです。まず、4月中旬に園芸店で1本250円と350円の苗を購入し、防虫ネットの中で育てました。1か月後少し大きくなったところで、株上げし寝せ植えしました。上の写真はその様子です。

下の写真は現在(6月中旬)の様子です。剪定し、現在は3本枝株になっています。後は3本の支柱に沿って伸ばすだけです。いい雰囲気だと思います。なお、支柱ですが、U字型支柱と支柱用の棒を使い、安定した3本立としました。

トマト寝せ植え6月

もっと増やすこともできますが、今回はこの程度の予定です。収穫時期に、また紹介します。


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  1. 2017/06/13(火) 08:40:25|
  2. 農法
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自生の花はたくましい(菜園と人生)

自生の花5

菜園に自生している花が咲きましたので紹介します。上と下の写真がそれらの様子です。いずれも5月の様子です。空き地、木のそば、道路のそば、フキの中などに雑草のように自生しております。

それぞれ、自然の飾らない美しさがあり、野生のたくましさがあり、花を見るたび心が安らぎます。

今回は簡単ですが、これで失礼します。

自生の花3

自生の花4

自生の花2

自生の花」1


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  1. 2017/06/11(日) 10:55:36|
  2. 菜園と人生
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美味しい春の小カブ(旬野菜料理)

小カブ浅漬け5月下旬

美味しい小カブができましたので紹介します。

上の写真はカブの浅漬けです。カブの香りよく、たいへん美味しいと思いました。これを肴に酒を飲めば、飲み過ぎ、食べ過ぎ注意という感じでしょうか(笑)。

下の写真は、カブのスープ、カブの葉ご飯です。こちらも美味しいと思います。

カブのスープ

カブの葉ご飯

下の写真は菜園5月下旬の様子です。よくできています。

小カブ菜園5月下旬

下の写真は収穫物です。葉も立派です(笑)。

小カブ収穫物6月上旬

作り方を紹介しますと、4月上旬播種後、パオパオをベタ掛けし、1週間後に発芽したところで外しました。その後は、間引きをし、大きくなるのを待ちました。肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。春は虫が少なく、防虫ネットなしで育てることができ、簡単かと思いました。


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  1. 2017/06/09(金) 12:24:12|
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ソラマメが無農薬で簡単にできた(春の野菜)

ソラマメ5月菜園1

ソラマメは旬の味があり家庭菜園で人気の野菜です。我が家でも作りましたので紹介します。

上の写真は菜園の5月の様子で、茂っていて豊作の様相です。下の写真は鞘の様子ですが、鞘が下を向き、鞘の表面に筋が入り、実が太っているときが収穫時期です。

ソラマメ5月菜園2

下の写真は、鞘から実を採りだし、塩を少し入れて茹でた様子です。茶と緑の2種類ありますが、しわがあるのは収穫が早すぎたためと思われます。美味しいと思いました(笑)。

ソラマメのゆで豆

作り方ですが、10月下旬に播種し、防虫ネットの中で育てました。そして、株が茂ってきた4月中旬に防虫ネットを外しました。その後、倒伏防止用に支柱を入れ、混んでいるところは枝を間引きました。アブラムシは、ネットを外したときは居ませんでしたが、5月上旬から発生しましたので、発生場所の先端を切り取り廃棄しました。

今年は簡単にできましたが、ポイントは防虫ネットの中で育て、アブラムシの発生を遅らせたことと思われます。アブラムシの幼虫は防虫ネットの網目を通過できると言われますが、飛んでくる羽の生えた成虫は通過できない感じで、これが発生を遅れさせた原因と思われます。


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  1. 2017/06/07(水) 12:32:12|
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イチゴ、宝交早生は家庭菜園向き(春の野菜 2017.6.6)

イチゴ収穫物1

今年のイチゴ栽培はほぼ終わりました。そこで、今回は、まとめとして、平凡ですが、家庭菜園向き品種として宝交早生が優れていることについて愚考します。

数年前のことですが、ブログ仲間から宝交早生を勧められたことがあります。そこで、早速、苗を園芸店で買い、増殖してきました。

そして、今年、マダガスカルから帰り、5月になり食べてみました。粒は小さいですが、早生で早くから食べることができること、柔らかく甘いこと、かつ少し青みがあっても美味しいことが分かりました。この真っ赤に完熟しなくても美味しいというのはすごいと思いました。

スーパーの品種ですが、これらは流通上の問題だと思いますが、一般に大きくて硬く、赤くても甘味や香りが弱いなどの問題があります。その点、宝交早生は優れていると思われます。

特に、家庭菜園では、採りたての美味しさが追及されますが、宝交早生を食べると市販のものは不味く感じるのではないでしょうか。

関連し、上と下の写真は我が菜園の収穫物です。3品種の混合ですが、円粒で小粒のものが宝交早生です。少し赤味が足りない感じがしますが、これでも宝交早生は美味しいです(笑)。完熟するともっと美味しくなりますが、そうなると、アリが集まってきますので、少し青いうちの収穫が多くなる感じです。

イチゴ収穫物2

また、下の写真は菜園の様子で、マルチがありませんが、よくできていると思います。ここは、前年、自生で増殖させ、秋に間引きして春を迎えたものですが、この方法でいけば2年目の苗つくりは必要ないと思いました。

イチゴ菜園5月2

イチゴ菜園5月1

なお、本方法では土がむき出しになっていて果実が汚れやすいので来年からワラを敷く予定です。また、5月は晴れた日が多く果実の腐敗病が出にくいので、腐敗病対策としてのビニールマルチは不要と思われます。


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  1. 2017/06/05(月) 11:01:47|
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ラデッシュ、美味タス、コーラルリーフの栽培と利用(春の野菜)

ラデッシュ5月下旬

菜園で採れた生野菜でサラダを作り食べている様子について紹介してきました。今回は、まだ紹介していなかったラデッシュ、美味タス、コーラルリーフについて紹介します。

上の写真は平凡ですが赤ラデッシュ(二十日大根)です。4月中旬に播種したものですが、5月中旬の様子で、播種後1か月で食べることができるようになりました。まさに「二十日大根」です(笑)。

下の写真は「美味タス」という最近の野菜です。リーフレタスと結球レタスの交配から作られた新レタスのようで、半結球型です。パリパリとした食感よく名前のとおり「美味しいレタス」と思われます(笑)。

美味タス6月上旬

下の写真は「コーラルリーフ」で、これも最近の野菜です。カラシナの仲間でピリッとした辛みがあり、生野菜サラダに使うと独特の色と辛みと香りがあり、大人好みの味と思われます(笑)。

コーラルリーフ5月下旬

下の写真は利用です。生野菜ミックスサラダですが、ミックスした野菜の新鮮な香りとハーモニーがあり、美味しいと思います。色々な野菜がミックスしてありますが、家庭菜園ならではの味でしょうか。

生野菜ミックスサラダ6月上旬゙

以上、新野菜を取り入れ、サラダを楽しんでいる様子でした。


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  1. 2017/06/03(土) 14:21:04|
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ダイコンは完全食(食と健康)

春ダイコン収穫物5月

「超万能食材、大根!低カロリーで抗がん作用や抗菌作用もある完全食」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。その記事では、タクアン臭もせず黄変もしない新ブランド品種が育成されたことが紹介されていました。今回は、この新情報と我が家のダイコンについて紹介します。

まず、記事の一部を紹介しますと次のとおりです。
 
■タクアン臭もせず黄変もしない新ブランド
 北柴准教授らは、今回の研究成果を生かすために、岩手大学、野菜茶業研究所、タキイ種苗と連携しつつ、酵素の遺伝子GRS1の塩基配列に基づいて開発したDNAマーカーを利用してグルコラファサチンの辛味成分の組成を変化させ、グルコラファサチンを含まない新品種「悠白(ゆうはく)」と「サラホワイト」の育成に成功した。
 悠白とサラホワイトは、長期間保存してもタクアン臭や黄変が生じないので、大根ならではの美しい白さ、さっぱりしたフレッシュ感が食欲を刺激する。
 つまり、一般の大根は、GRS1遺伝子が働くため、グルコラファサチンによるタクアン臭や黄変が生じるが、GRS1遺伝子を欠損させると、グルコラファサチンの辛味の組成が変化するので、タクアン臭や黄変が生じないのだ。
 今後、新たな大根加工食品の開発が加速すれば、レパートリーがどんどん増えそうだ。

■切り干し大根の栄養価は生の大根と比べて鉄分約49倍、カルシウム約23倍!
 さて、ここで大根のトリビアを紹介したい。
 大根の根は、水分が94.6%。胃酸過多、胃もたれ、胸やけに効果があるジアスターゼ(でんぷん分解酵素)が豊富な低カロリー(100g当たり18kcal)のヘルシーな淡色野菜だ。大根おろしは、まさに完全食といえる。
 今回のグルコラファサチンのほかに、抗がん作用や抗菌作用がある辛味成分のアリルイソチオシアネート(芥子油)も含んでいる。
 ただ、大根おろしは、おろした瞬間からビタミンCが急速に減少するので、食べる直前におろすのがコツ。少し時間をおく時は、お酢を少々入れれば、ビタミンCが安定する。
 大根の葉は、ビタミンC、ビタミンE、ベータ-カロテン、カリウム、カルシウムを多く含む緑黄色野菜だ(五訂日本食品標準成分表より)。刻んで、味噌汁や納豆に入れると、シャキシャキした歯ごたえがおいしい。
 案外、知られていないのが、切り干し大根の高い栄養価だ。大根は、太陽光を浴びると、水分が減り、紫外線や酵素による縮合反応(分子の結合)が起き、大根のうま味が糖化され、栄養素が凝縮されるため、栄養価がアップする。
 切り干し大根の栄養価は、生の大根と比べて、鉄分は約49倍(100g当たり9.7g)、カルシウムは約23倍、カリウムは約14倍、食物繊維は約16倍、ビタミンB1・B2は約10倍も高い。
 生の大根は100g中に約3gの糖質を含み、切り干し大根にすると糖質が100g中に47gに増える。だが、1食10g程度なら糖質は4.7gなので気にならない。食べ過ぎだけに注意しよう。
 また、水で戻す場合、カリウムやうま味成分が失われるので、戻し水は捨てずに調理に使おう。
 水を使わないで戻す方法もある。ヨーグルトで戻せば、切り干し大根のミネラル分を多く抽出でき、乳酸菌と食物繊維の相乗効果によって善玉菌が増え、腸内環境を改善できる。そこで、切り干し大根のゴマ味噌和えなどはいかがだろうか。
 大根が特においしい旬は7月~8月頃と、11月~3月頃。最後に健康な大根の選び方をお教えしたい。1本の場合は、葉がみずみずしく黄色くない、ひげ根が少なく、ハリとツヤがありずっしりと重い、この3点を見て選ぼう。
 大根は上ほど甘く、下ほど辛い。大根おろしなら上、ブリ大根や煮物なら中央、薬味なら下といった具合に、調理方法に合わせて選ぼう。(引用終了)

引用が長くなりましたが、まとめますと、ダイコンはビタミン豊富、薬用成分も多く健康に良い完全食、しかし、タクアンの臭がきらいな人がいる。そこで、そうした人のために臭いのない品種ができた、ということのようです。

なお、関連し、上と下の写真は、我が家の春ダイコンの5月の様子です。3月上旬に播種し、その後パオパオベタかけで覆い保温しました。4月上旬からはパオパオを外し、間引きし、防虫ネットのなかで育てました。

春ダイコン菜園5月

また、下の写真はダイコン葉の利用とダイコンの煮物です。品種改良の効果だと思いますが、春ダイコンの新品種は葉も根も美味しくなったと思います。

春ダイコンの葉の利用

春ダイコン煮物


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  1. 2017/06/01(木) 14:01:37|
  2. 食と健康
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