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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

アフリカの奇跡(ベナン国)とゾマホンの評判(アフリカとマダガスカル 2017. 2.28)

ベナン国たけし学校

私は、アフリカのベナンという国に2年間(2009-2011年)滞在し、その国の出身者、そして、たけし学校で有名なゾマホンという人を知りました。関連し、今回は、ベナンとゾマホンについて愚考します。

まず、ベナン国の紹介ですが、北海道の2倍ぐらいの面積を持ち、人口は800万人程度の小さな国で、資源のない農業国です。1972年のクーデターを最後に、政治混乱はなくなり、1990年以降は、選挙で大統領が交代し、民主主義がアフリカでは最も進んだ国、として高い評価を受けています。

本制度を実現させたのは、2005年まで大統領を2期10年間勤め、憲法上の2期の制限を受け入れたたケレク氏でした。現大統領も民主的に選ばれた大統領です。これを、アフリカの奇跡と言う人もいます。

もともと、過半数を占める民族集団や地域がベナン国にはないことが背景にあると思われます。因みに、最大の民族集団(部族)はフォン族で人口の40%を占めていますが分裂しており、選挙で必ず勝てるとは言えない状況です。また、フォン族のアボメイ王国が奴隷貿易で栄えたという負の歴史的遺産もあり、フォン族の人気は高くはありません。

治安が良いため、派遣されるJICAの青年海外協力隊の数は多くなり、私が居たときの2009年は小国ながら59名となりました。そして、その75%は25歳前後の女性ですから、ベナン国の治安の良さが分かります。2010年からは日本大使館も開設されています。

さて、前置きが長くなりましたが、そのベナン国と日本を繋ぐベナン人の代表はタケシ学校で有名なゾマホンと言われています。日本での評判は大変なもので、ベナン国は知らなくともゾマホンは知っているという具合です(笑)。

資源の無い国は日本と同じように人材育成で行くのが望ましいという考えで、日本で集めた基金で「たけし学校」などを作り、人材育成に励んでいるとのことです。まさに、アフリカで初めてのルックイースト者と思われます。

しかし、ベナン国での評判となると、彼は、将来、ベナン国大統領になりたいという野心があると言われ、彼について良く言う人はほとんどいません。また、彼の日本学校の運営で、日本からボランテアできた女性が監禁されたという話もあり、おだやかではありません。

私は、ゾマホンのたけし学校を否定するわけではありませんが、先に紹介しましたように、アフリカの発展阻害要因は、教育だけの問題ではありません。やはり、地道で総合的な努力で発展するしかないというのが拙ブログの見解です。

なお、関連し、上の写真は、ベナン国北部にあるパラク市で見た「たけし学校」で、コマネチの絵があります(笑)。また、学校の「校」の字が独特でした(笑)。

この字で、ブログ仲間紹介の「女子」(実は好き)と見えるラーメン屋の看板を思い出しました(笑)。

また、下の写真はベナン国首都コトヌー市内の様子で、バイクが多く走っておりますが、半数以上はバイクタクシーと呼ばれるゼミジャンです。以前、ゼミじゃん青年については「アフリカのたらちねの母」で紹介したことがあります。

ベナン国道路とバイクタクシー

また、関連し、下の地図は私の居たベナンの場所です。

ベナン国の場所


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  1. 2017/02/28(火) 02:11:14|
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木に縁りて魚を求む(中国名言故事と家庭菜園 2017.2.26)

緑肥赤クローバー

中国名言故事と家庭菜園、今回は第18話として、木に縁りて魚を求む(孟子)について愚考します。

この言葉の意味は、木に登って魚を捕まえようとすること、できないことをすること、自然に反していることを希望することです。

この言葉で思い出すのが、自然農法です。耕さず、肥料もやらず、種さえ播かず、を理想とするもので、このことが可能であることを示したのが福岡さんでした。たいへん魅力的な農法で、多くの追随者が現われましたが、成功して人は僅かです。

何故、多くの追随者は成功しなかったのでしょう。やはり、自然に反しているためと思われます。そこで、福岡さんは何故できたのかについて調べますと、福岡さんは、自然農法を始める前に、大量の化学肥料と有機肥料(鶏糞)を畑に施用していたことが知られています。

すなわち、十分に肥えたところで自然農法を楽しんだのでした。これなら、自然農法が可能だと思います。この辺の事情について「福岡正信翁の自然農法と土作り愚考」で紹介したことがありますが、興味のある方は参照していただければと思います。

関連し、上と下の写真は、日本にある我が菜園で土を肥やすために育てている赤クローバーと再生ソルゴ株の様子です。私は、このような地道な土作りから始まり、土が肥えたら、少しずつ肥料を減らしていく予定です。

なお、このような「中国名言故事と家庭菜園」に関心のある方は、拙ブログの左側にありますカテゴリー欄の
「中国名言故事と家庭菜園」をクリックしますと、今までの記事を読むことができます。

緑肥ソルゴ再生株


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  1. 2017/02/26(日) 00:13:22|
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アフリカと野口英世と伊東マンショと私(マダガスカルとアフリカ 2017.2.24)

アフリカと福島件関係者

私は福島県出身ですが、福島県の偉人と言えば、野口英世です。そして野口英世と言えばアフリカです。今回は、アフリカとの関連で、福島県出身者の活躍について愚考します(笑)。

まず、野口英世の生涯を紹介しますと次のとおりです。


彼は、アメリカに渡り、中南米の黄熱病の研究で、その病原菌の発見と治療薬の開発で一躍有名になりました。

そして、次の課題として西アフリカのガーナへ行き、黄熱病の研究に着手しました。しかし、彼は、その病原菌を同定することもできず自らも黄熱病にかかり病死しました。その献身的な彼の姿は、日本でよく知られているところであります。

しかし、アフリカでの評判となると、ガーナ人でもほとんどの人が知らないと言います。冷静に考察しますと、冷たい言い方かもしれませんが、彼は、アフリカの黄熱病では成果を出しておりません。有名になるには無理があります。私は、彼と同じ福島県の出身であり、アフリカに関係する者として応援したいのですが残念です。

なお、黄熱病については、その後、アフリカのものはウイルス病であることが分かり、ワクチン接種で予防ができるようになりました。アフリカの黄熱病は今でも重要病害であり、その予防接種証明(イエローカード)無しにはアフリカ大陸には上陸できないようになっていますので、アフリカへ来るときは忘れないようにお願いします。忘れたら、イエローカードでなくレッドカードです(笑)。

 一方、アフリカに最初に上陸した日本人に言及しますと、伊東マンショ等4人の天正の少年使節と言われております。彼らは、1582年に長崎から出航し1584年にローマを訪れ、その岐路、1586年9月1日に東アフリカ南部のモザンピークに到着し、インド(ゴア)行きの季節風が吹くのを待ち、翌年3月まで半年間、当地に滞在した、とあります。

この伊東マンショですが、その伊東家の始まりは、伊豆の伊東出身の工藤祐隆が、義経征伐に貢献があったことから、福島県の安積(郡山市)に頼朝から所領をもらったことに始まります。伊東マンショは、その伊東家の流れで、戦国時代末期に伊達政宗の家来になったと言われます。

ということは、野口英世、伊東マンショ、そして、私ですが、時空を超えて福島県出身者がアフリカと関係していることになります(笑)。

なお、上のアフリカ地図は、彼らの関係場所の紹介です。

そして、下の写真は記事と関係ありませんが、以前に紹介しましたスイレンの続きです。まだ美しいです。そして、前回も紹介しましたが、スイレンは日本の女性のようだと思っています(笑)。

マダガスカルのスイレン追加1

マダガスカルのスイレン追加2


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  1. 2017/02/24(金) 00:16:43|
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マダガスカルの「おしん」愚考(マダガスカルとアフリカ 2017.2.22)

マダガスカルのおしん1

ドラマ「おしん」は外国でも有名で、中国を初め、アジア各国でも放送されているようです。そのドラマでは少女時代が最も人気がありますが、その少女に似た子供をマダガスカルで見ました(笑)。関連し、今回は、マダガスカルの「おしん」について愚考します。

上の写真が、その少女です。このように、マダガスカルの子供達は子守をしたり、親の手伝いをしたりで、家族を助けています。特に女性は働き者で、日本の「おしん」に似ているところがあります。

そして、下の写真は、「おしん」が子守に出される前の頃の自由で楽しかった時でしょうか。(なお、後ろに見えている水田雑草は、日本では見ることのできない巨大カヤツリグサです。)

マダガスカルのおしん2

マダガスカルの田舎では子供が多数います。保険衛生の発展で、子供の死亡率は減り、今、マダガスカルは人口増加率2.6%という増加で、推定すると、毎年約50万人以上増えていることになります。おそらく世界最高の増加率と思われます。現在の人口は約2500万人と言われますが、将来、大変なことが予想されます。

そこで、この子供達の食と仕事はどうなるのか、たいへん心配されていて、国際援助が期待されているところです。

一方、たくましいのは「おしん」(女性)で、英語で話ができるのも圧倒的に女性です。私は、公用語のフランス語も現地のマダガスカル語は話せませんから、食堂などで、いつもマダガスカルの女性にコミュニケーション(英語)でお世話になっています(笑)。

一方、仕事のない男達ですが、見ていて悲しくなります。ごろごろしているか、ばくち打ち、タバコ(マリファナ?)などをしている様子が車の中から見えます。

以上、マダガスカルの「おしん」愚考でした。

なお、下の写真は上の写真にありました巨大なカヤツリグサの様子です。この草は刈り取られ、乾燥後、屋根の素材など、いろいろと利用されるようです。

マダガスカルの巨大カヤツリグサ2

関連し、下のマンガ絵で笑っていただければ(笑)。

マンガ絵マダガスカルのカヤツリグサとヤネ


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  1. 2017/02/22(水) 00:07:41|
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日本の薬はなぜ高いのか(食と健康 2017.2.20)

Ziiloricマダガスカルの

「医者と病院と製薬会社だけがボロ儲け!「薬価の闇」をえぐり出す こんな異常な国は日本だけという記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。

今回は、食と健康と関連し、「日本の薬はなぜ高いのか」について怒りを込めて追求します。まず、記事の一部を引用しますと、次のとおりです。

中医協というブラックBOX
日本は世界の中でもっとも薬の値段が高い国の一つです。それはなぜか。簡単に言ってしまえば、日本の薬価は一部の人間が「適当」に決めているからです。この一部とは厚生労働省が管轄する「中央社会保険医療協議会」(中医協)のこと。

中医協は、厚労省の役人や医師、公益委員など合計20~30名ほどで構成されている。この中医協という組織は、先進国の中でも日本だけの特殊なものです。(引用終了)

まとめますと、日本の薬は医者や薬屋を守るため、中医協という組織を作り、薬を高くしていることだと思います。

関連し、私は痛風の薬のザイロリック(Zyloric100)を毎日飲んでいますが、マダガスカル現地の薬屋で買うと1箱(1ヶ月分)5000アリアリ(200円ぐらい)、日本で買うと医者の診察台を含めて1ヶ月分1300円(診察代500円+薬代800円)ぐらいになります。すなわち、日本の薬はマダガスカルの6倍でした(笑)。

なお、関連し、上の写真は、現地で買ったザイロリックです。1箱に1ヶ月分(4週分)入っています。また、下の写真はマダガスカルの薬局(Farmacy,PHARMACIE)の入り口の様子です。薬局に入ると美人に会えます(笑)。

マダガスカルの薬局1

マダガスカルの薬局2


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  1. 2017/02/19(日) 23:40:03|
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スワヒリ語と日本語の関係(マダガスカルとアフリカ 2017.2.18)

スワヒリ語地帯

アフリカ南東部、マダガスカルの隣にありますタンザニアを訪問しますと、出会うのがスワヒリ語です。商用に用いられてきた新しい言語と言われますが、アフリカ東海岸、特にタンザニアの公用語になっていることもあり、本地域では重要言語となっています。

これらの事情から、タンザニアの青年協力隊の中には、スワヒリ語を流ちょうに話す人たちも多くいます。また、日本では「ジャングルの王者ターチャン」というマンガでスワヒリ語が使われていました(笑)。

その意味で、スワヒリ語は日本人になじみのあるアフリカ言語かと思われます。そして、日本青年がスワヒリ語を流ちょうに話すことができる理由ですが、それは、発音がマレー系の言語に似ているためではないかと思います。

関連し、今回は、アフリカの話題として、スワヒリ語と日本語との関係について愚推します。関連し、上の図はスワヒリ語地帯です。

拙ブログで、「日本語は、文法はアイヌ系、発音はマレー系であること」を紹介したことがあります。このため、日本人は、マレー語、そして、その兄弟言語のマダガスカル語は覚えやすい傾向があります。

そこで、スワヒリ語とマレー語の関係ですが、拙ブログでは、「マレー系の人たちはマダガスカルに渡る前に東アフリカ海岸に居住していたこと」を紹介したことがあります。すなわち、この東アフリカに居住したマレー系の人たちの言語はスワヒリ語に影響を与えたと思われます。

なお、スワヒリ語のタンザニアと関連し、下の写真は、タンザニアで見た太い木とキリマンジャロを背景にした日本人様一行です。逆光のため顔が見えなくなっていて、修正の必要はありません(笑)。なお、そのキリマンジャロ高峰は雲の上になっています。

タンザニアで見た巨木

キリマンジャロ高峰

また、下のスワヒリ語こぼれ話で笑っていただければ幸いです。

これは、タンザニアで日本人一行様とレストランで食事したときの本当の話です。

 ウエイトレス:ジャンボー(スワヒリ語あいさつ言葉、いらっしゃいませ、という感じか)
 私:ジャンボー(こんにちは)
 日本人の一人:???(何を思ったか椅子の上で腰を浮かせようとしている)
 私:どうしたの
 日本人の一人:ジャンプして下さいと言われたと思った、(ほんとかい、爆笑)

関連し、下のマンガ絵で笑っていただければ・・・。

ジャンボーでジャンプまんが絵


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  1. 2017/02/18(土) 00:28:22|
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ゴミ分別と生ゴミ利用(生ゴミ利用 2017.2.16)

生ゴミと菊

「日本はゴミの分別をもうやめよう。武田教授が指摘する日本人の悪癖」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。

今回は、この記事について、生ゴミ利用との関連で愚考します。まず、記事の一部を紹介しますと次のとおりです。

著者は環境を専門にしていますが、ゴミは家にある何でも良い袋に入れて出して焼却すれば良いのに、

1.指定のゴミ袋を買う
2.分別する
3.特定のものは紐で縛って特定の日に出す
4.分別して出した袋を当番が調べる
5.トラックで集める
6.誰も分別したゴミなど使わないので一緒に焼却する
7.でもそれでは市民に約束したのと違うのでプラスチック類を分けて業者にお金を渡して引き取ってもらう
8.プラスチックを分けたのでカロリーが減ってゴミを焼くときに灯油をかける
9.業者は引き取ったプラスチックは使い道がないので焼却する

という奇妙なことが行われているのです。(引用終了)

この記事の主張はもっともだと思います。以前は、プラスチック類は有害ガスを発生させるので別処理という考えでしたが、今は技術も向上し、その分別の必要はなくなったということでしょうか。むしろ、生ゴミ焼却という観点からみると、プラスチック類は貴重な熱源になるということかと思います。

一方、拙ブログで注目している生ゴミ焼却問題ですが、これだけは、武田教授にもどうにもならない感じでしょうか(笑)。ちなみに、以前は、生ゴミ1kg処分費用は30円というのが紹介されていましたが、現在もこんな感じでしょうか。

拙ブログでは、その解決策として、できるだけ多くの人が、菜園に埋め込む、あるいは有機肥料に代えて利用すれば、焼却という市の負担は軽くなることを紹介しております。

そして、畑に埋め込む場合ですが、「野外の動物に狙われないように動物性タンパク質と骨は分別して埋め込むこと」が肝要であることも紹介しております。

関連し、上の写真は、生ゴミを入れて肥沃になった我が菜園の様子で、土地が肥えると花も美しくなります(笑)。

また、下の写真は、マダガスカルのアパートのベランダで生ゴミを発酵させて、腐植土を作っている様子です。

生ゴミで腐植土作成1

生ゴミで腐植土作成2

なお、このような「生ゴミ利用」に関心のある方は、拙ブログ左側にありますカテゴリー欄の「生ゴミ利用」をクリックしますと、今までの記事を読むことができます。


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  1. 2017/02/15(水) 23:40:48|
  2. 生ゴミ利用
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奇貨居くべし(史記)(中国名言故事と家庭菜園 2017.2.14)

「奇貨」クコ

中国名言故事と家庭菜園、今回は、第17話として、「奇貨居くべし(史記)」について愚考します。

奇貨とは珍しい貨幣、掘り出し物の意味、そして、秦の始皇帝が奇貨として掘り出されたことに始まる言葉のようで、今でも、そこにある特別なもの(人や物)を大切に扱うときに使うたとえのようです。

これを家庭菜園にあてはめますと、こぼれたビワの種から芽がでてきた。大物になるかもしれないので、「新ビワの芽、奇貨居くべし」 、となります。

また、植えてある野菜から珍しい種類が出てきたら、大物になるかもしれないので「奇貨居くべし」で大事にしよう、となります(笑)。

こうしたことを考えると、家庭菜園も「奇貨居くべし」は出番が多いかもしれません(笑)。

私の経験ですが、散歩道にも「奇貨居くべし」はあり、今作っている「クコ」と「ナワシロイチゴ」は散歩道の藪から拾ったものです(笑)。

関連し、上の写真はそのクコ、そして、下の写真はそのナワシロイチゴで、まさに、「奇貨」となりました(笑)。

「奇貨」ナワシロイチゴ

なお、こうした「中国名言故事と家庭菜園」に関心のある方は、拙ブログ左側にありますカテゴリーの「中国名言故事と家庭菜園」をクリックしますと、今までの記事を見ることができます。


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  1. 2017/02/13(月) 22:07:36|
  2. 中国名言故事と家庭菜園 
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減塩神話は足元から崩れた(食と健康 2017.2.12)

マダガスカルのガソリンスタンドの花4

「気をつけろ!減塩しすぎると「認知症」になる 知らないと寿命が縮む新常識」 という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。

前回(2日前)の記事とダブるところがありますが、私達高齢者に大変重要と思われる記事ですので紹介します。

まず、その記事の一部を紹介しますと、次のとおりです。

'98年、『ランセット』には、こんな論文が発表されています。アメリカに住む25~75歳の約21万人を対象とした調査からデータを得て行われた研究で、食塩の摂取量と患っている病気の関係についての関係を調べました。男性と女性を別々にして、食塩摂取量に応じて4つのグループに分け、様々な病気の罹患率を統計にしたものです。

そこで分かったのは、食塩摂取量が最も少ないグループが、心筋梗塞や脳卒中による死亡率が一番高く、摂取量の最も多かったグループが、一番死亡率が低かったということでした。食塩を摂るほど長生きになる可能性があるのです。・・・

もはや、「1日の食塩の摂取量は6g未満に」という規則を、あらゆる人に守らせようとする「減塩神話」は、足元から崩れた。(引用終了)

以上の記事をまとめますと、極端な高血圧の人を除けば、減塩は早死にの元だと思われます。素人考えですが、もともと体に必要な塩分を減らすことは体によくない、逆に血管を硬くし、心筋梗塞や脳卒中になりやすい体になってしまうことだと思います。

また、関連し、拙ブログでは、日本の血圧基準は高めに設定されていること、「高血圧の薬を飲ませようとする医者がいること」を紹介したことがありますが、極端な高血圧でないかぎり薬も必要ない、ということだと思います。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルのガソリンスタンドの隅に植えてある花の様子の続きです。けっこう手が入っています(笑)。

マダガスカルのガソリンスタンドの花3


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  1. 2017/02/11(土) 23:57:28|
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無理に塩分控える必要なし(食と健康 2017.2.10)

ガソリンスタンドの花2

「減塩で17%の人が血圧上がる 無理に塩分控える必要なし」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。

高血圧は、私達高齢者の大敵です。そこで血圧が上がらないように減塩が勧められていますが、減塩しすぎてもいけないことだと思います。関連し、今回は、この記事について愚考します。まず、その記事の一部を紹介しますと、次のとおりです。

1988年にはロンドン大学などがイギリス、アメリカ、日本など32か国、約1万人を対象に大規模疫学調査「インターソルトスタディ」を行なった。この調査では、1日の塩分摂取量が6~14グラムの人たちには、塩分摂取と高血圧に相関関係が見られないという結果が出た。
 日本人が平均的に摂取する塩分摂取量は10~12グラムなので、普通に食事している分には塩分は高血圧の原因とはならないというわけである。管理栄養士の内野未来氏の話。
「しょうゆは大さじ1杯(15ミリリットル)で約3グラムの塩分を含みます。ほうれん草のおひたしなどにかけるしょうゆは、使っても2~3ミリリットル、塩分でいえば0.4~0.6グラム程度です。そういった細かいところまで気にする必要はないでしょう」(引用終了)

まとめますと、1日の塩分摂取量が6~14グラムの人たちの血圧に差異がないことになります。また、その記事では、減塩しすぎると高血圧になることも指摘されていました。

素人考えですが、減塩しすぎると、塩分が少ないため細胞内の水分が減り、その結果、細胞そして血管が堅くなり、高血圧になるのかな、と思います。

関連し、拙ブログでは、「長野県は塩分摂取量は全国で2位と高めだが長寿日本一」 であることを指摘したことがあります。

結論として、塩分の過剰摂取も過剰な減塩も問題という感じでしょうか。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルのガソリンスタンドの隅に植えてある花の様子です。けっこう手が入っています(笑)。

ガソリンスタンドの花1

また、下の写真は、以前にも紹介したことがありますが、マダガスカル首都にあります美しい城壁の様子です。

美しい城壁1

美しい城壁2


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  1. 2017/02/09(木) 23:42:54|
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世界トップ技術立国と日本の社会環境(2)(日本人のルーツ 2017.2.8)

赤いブーゲンベリアと白壁1

前回(2日前)の続きです。今回は(2)日本の社会環境について愚考します。

拙ブログでは、「日本の技術立国の姿は縄文社会まで辿ることができる」と紹介したことがあります。

例えば、縄文遺跡の「山内丸山遺跡」の例では、5000年も前の時代なのに、中国を含む広い海洋交易があり、直径1mもある木が切り倒され、それらを使い住居や船を作っていたことが分かっています。ここには、先に紹介しました好奇心や想像力を開花させる社会環境があったと思われます。

そして、そこには、中国にあったような異民族の侵入や密告制度はありませんでした。異民族のツングース系民族が朝鮮半島から多数渡ってきましたが、「自然との共生思想」のあった縄文社会では、争うことなく受け入れました。

また、ヨーロッパ中世のような絶対的な神とか権力者が居ませんでした。つまり、いつもルネサンスのような、自由で好奇心あふれる社会環境があったと思われます。

そして、多くの人が指摘しておりますように、江戸時代が日本のルネサンスだったのではないかと思われます。すなわち、江戸時代には、一般庶民でも読み書きできる者が多く、その識字率は世界最高であり、儒教(朱子学)、蘭学(医学)、数学などが開花し、測量技術、稲作技術などが発達し、制限はあったものの自由な発想のもとに、世界的にも評価されるような発見や発明がありました。

まとめますと、好奇心や想像力が自然に湧き出てくる、人間本来の能力が発揮されやすい社会環境が日本には古くからあったこと、それが、西洋文化を吸収し日本の技術立国の姿を作ったと思われます。そして、そのベースは縄文時代に形成された「自然との共生思想」であったと拙ブログでは愚考しているところです。

しかし、この好奇心と想像力あふれる思想も、権力者の支配が強まるとおかしくなってしまう可能性は十分にあります。日本はそのような社会環境を一度経験しています。

関連し、(1)の中国の問題でも指摘しましたが、現在進められています共謀罪法案の導入は、中国の密告制度に似ており、大変危険です。

以上、長くなりましたが、世界トップ技術立国と日本の社会環境愚考でした。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカル低地(熱帯地域)のブーゲンベリアです。白壁と赤い花のコントラストがよく美しいと思いました。

赤いブーゲンベリアと白壁2


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  1. 2017/02/08(水) 00:05:37|
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世界トップ技術立国と日本の社会環境(1)(日本人のルーツ 2017.2.6)

火炎樹マダガスカル1

「日本を世界トップレベルの国にした3つの要因」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。そして、その記事では、日本は西洋文化を自力で吸収し発展させたが、中国ではそれが何故できなかったのか、という内容も示唆しておりました。

関連し、今回は、日本が世界トップの技術立国になったベースについて、(1)中国の問題、(2)日本の社会環境の2回に分けて、愚考します。

まず、今回は(1)中国の問題です。

技術立国の原点は、外国文化に対する好奇心や自由な想像力を開花させる社会環境があること、だと思います。

このような環境がなかった状況は、ローマ帝国が滅んだ後のヨーロッパ社会にも認められます。すなわちキリスト教中心の暗黒の中世時代で、世界最高の文化をもったローマ文化は継続発展しませんでした。

しかし、ヨーロッパでは、この思考停止を打ち破ったのが、ルネサンスと宗教改革と言われます。

そこで中国ですが、中国ではルネサンスは起きませんでした。中国は、世界最高の文化を誇った唐という国が滅んだ10世紀頃から、アジア的停滞とも言われます思考停止状態に入ります。

この思考停止の原因は明らかになっていませんが、異民族の支配(モンゴルの元とツングースの清)、官僚の支配(密告制度)が関係していると思われます。

なかでも官僚支配のベースになった密告制度、これは明時代に始まると言われますが、決定的だったと思われます。

密告することによって利益を得るもの、罪がなくても密告により罪がでっち上げられるシステム、恐ろしい制度です。毛沢東は、この密告制度を利用し、文革時に最高権力者に上りつめたと言われます。まさに、この文革時代の中国は、大学は封鎖され、知識人が弾圧された時代でした。

以上のことから、中国には、技術立国の原点である、好奇心や想像力を開花させる社会環境がなかった時代が最近まで続いていたことになります。

関連し、今、日本では共謀罪法案を法律にすることが進められていますが、その密告制度に似たところがあり、たいへん危険と思われます。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカル海岸低地にあります火炎樹ですが、再登場です。カメラを向けると、おおきな木の下で見知らぬおじさんポーズをとってくれました(笑)。

火炎樹マダガスカル2


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  1. 2017/02/06(月) 00:10:02|
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夕食の残り汁を使った美味しいバリスス朝食(マダガスカルとアフリカ 2017.2.4)

バリスス用の米(マカリオカ)

私は、マダガスカルで単身生活をしておりますが、朝食にバリススというお粥ご飯を食べています。このバリススは、一般にお粥と言われますが、私のバリススは汁かけご飯の感じです(笑)。

いずれにせよ、バリススは美味しく、毎日食べても飽きません。これは、一つに、使っているインド型のご飯(マカリオカ Makalioka)が美味しいためと思われます。関連し、今回は、夕飯の残り汁を使ったバリススについて紹介します。

まず、上の写真は、そのマダガスカル産マカリオカです。

そして、下の写真は、夕飯の残り汁を使ったバリススです。作り方は簡単で、残り汁をガスレンジで温め、電子レンジで加熱して暖めたご飯に、その熱い汁を注いだものです。シンプルですが、ご飯と汁のハーモニーよく、美味しいと思います。

バリスス野菜汁利用3

バリスス野菜汁利用4

バリスス野菜汁利用2

バリスス野菜汁利用1

そして、これを覚えれば、単身生活者や青年協力隊関係の方々にですが、アフリカの田舎にいても食の心配はありません(笑)。

なお、関連し、「まごわやさしい」バリススを以前に紹介したことがあります(笑)。興味のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄に「バリスス」と入れ、クリックしますと、今までのバリススの記事を読むことができます。


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  1. 2017/02/04(土) 00:08:09|
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美味しいマダガスカルのキューリ(マダガスカルとアフリカ 2017.2.2)

マダガスカルのキューリ1

私は、マダガスカルの高地に住んでおりますが、夏になり、毎日のようにキューリを食べています。そのキューリは日本の種類と異なり、最初は食べていませんでしたが、最近、美味しいと思うようになりました(笑)。

そこで、今回は、そのマダガスカルの美味しいキューリについて紹介します。

上の写真は、そのキューリです。皮の部分は固く美味しくありませんので、皮をむいて食べます。

下の写真は盛り付けた様子で、マヨ味とキムチ味です。キューリ独特の香りと甘味があり、冷やして食べると、ビールのつまみに最高でたいへん美味しいと思います。

マダガスカルのキューリ2

マダガスカルのキューリ5

下の写真は朝の生野菜サラダの増量剤に使った様子です。

マダガスカルのキューリ4

マダガスカルのキューリ3

以上、マダガスカルのキューリの紹介でした。

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  1. 2017/02/02(木) 00:06:51|
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