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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

アフリカのたらちねの母と息子(マダガスカルとアフリカ 2016.9.27)

ベナン国田舎の家

前回(2日前)は日本人と韓国人の母のことを紹介しましたが、今回は、アフリカの母と息子の話を紹介します。

私はアフリカのベナン国(ナイジェリア隣の小国、奴隷海岸と呼ばれたところ)で2009年から2年間ほど働いたことがあります。そのときいろいろな報告をしましたが、そのなかで最も人気のあった報告です(笑)。

ベナン国にはゼミジャンというバイクタクシーがありますが、都会には、このバイクタクシーで暮らす青年が多数います。

この青年達のかせぎはわずかなものですが、人によっては、田舎の労賃(1日約2ドル、200円)の2倍とか4倍かせぐ人も居て、無職青年の人気のアルバイト職業となっていました。しかし、そのバイクの数は多く、パンク状態です。また、危険な商売で事故は日常茶飯事です。

一方、ベナン国には、水田に適した氾濫原、沼沢地、低谷地が多数あります。これらを水田に変え、米を作ったら、ベナン国の米自給問題は簡単解決でしょう。しかし、農業は汗水たらして働いた割に収入が無いのでやる気が出ない、また、田舎はつまらないと言います。

その田舎ですが、私は、月に1回程度、首都コトヌから西北に100kmほど行ったロコサという田舎町の水田現地圃場を訪問していました。そして、その田舎の通りで必ず出会うのがたらちね(垂れ乳)の母です。

昼の暑いさかりとなると家のなかでは暑いのでしょうか、粗末な土壁の家の前でたらちねの母は休んでいます。上半身は裸、昔のアフリカのままです。パパイヤのようにふくらんでいた乳も、多数の子供に吸われたせいか、垂れて薄くなりバナナの皮のようです。

その母の願いは、当然のことと思いますが、農業をしながら息子と平和に暮らすことです。しかし、その母の願いも空しく、男の子供の多くは田舎を捨て、都会で危険なゼミジャンをして暮らしています。・・・とさ。

関連し、上の写真は、ベナン国の田舎の家、下の写真はゼミジャンタクシー(黄色い服を着ているのがゼミジャン青年)です。

ベナン国ゼミジャンタクシー

一方、下の写真はマダガスカル田舎のたらちねの母です(笑)。顔に塗った白いものは、日焼け防止用でしょうか。

マダガスカルたらちねの母

そして、お知らせですが、今日(9月27日)から金曜日(9月30日)に、この人たちの居る田舎に出張ですので、それまでブログは休みとします。よろしくお願いします。



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  1. 2016/09/27(火) 01:24:44|
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日本人と韓国人の女性祈祷師の類似(日本人のルーツ 2016.9.25)

マダガスカル古代の女性1

日本語はアイヌ系、韓国語はツングース系(モンゴル系)」であり、日本人と韓国人は言語のルーツが異なることを紹介したことがあります。その意味で、日本人も韓国人もルーツが異なりますが、一方、非常に似た宗教観があることが分かりました。

それは、「韓国文化のシャーマニズムパワー」 (広島大学 崔 吉城 名誉教授)の記事にある韓国の母の宗教のことです。

その韓国人の記事では「心配事があると母が女性祈祷師のところに頻繁に相談に行っていたこと」が紹介されていました。

一方、日本人の私の母の場合ですが、同じように「神様」(女性祈祷師)のところに、心配事があると頻繁に相談に行っていたことがあり、まったく同じ経験がその記事では紹介されておりました。

そこに、韓国と日本の宗教文化の類似性を強く感じましたが、今回は、この韓国と日本のシャーマニズム(祈祷師)のルーツについて愚考します。

私の母が相談に行っていた女性祈祷師に私は会ったことがあります。私の大学入学試験合格のお礼のため母と一緒に行ったときのことですが、その女性祈祷師は、色白で目が細く吊り上っていて、キツネ顔の容貌で、今思うと、ツングース系の神がかった容貌でした。

拙ブログでは、「5000年前頃から韓国人を含むツングース系の人達が日本にきて日本の人口の半分まで占めるようになったこと」を紹介したことがあります。

そこで愚考しますと、朝鮮半島から多数のツングース系の人達が日本へ移住してきましたが、その過程で、そのツングースの女性祈祷師信仰が日本にもたらされ日本女性を中心に広がったのではないかと予想されます。

私の知るところでは、その始まりの様子は、魏志倭人伝の卑弥呼(女性祈祷師)にも見ることができます。また、平安時代末期には、平将門を東国の天皇に奉るという女性祈祷師も現れました。

一方、日本文化の基層を作りましたアイヌにも祈祷師(シャーマン)信仰はありますが、そのシャーマンはほとんどが男性です。また、アフリカにもシャーマンがいますが、やはり、ほとんどは男性です。先に紹介した韓国と日本の女性祈祷師とは違う感じがします。

以上、日本と韓国の女性祈祷師の類似性に関する愚考でした。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルの昔の人の様子やお墓です。


マダガスカル古代の女性2

マダガスカル古代の墓


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  1. 2016/09/25(日) 00:50:34|
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日本人に潜む非情さと歴史愚考(日本人のルーツ 2016.9.23)

マダガスカル斜面の風景

先日(2日前)、信長の非情さがチンギスハーンのモンゴル軍の非情さと似ていることから、「信長はモンゴル系でないか」と愚推しました(笑)。

その、モンゴル人の非情さですが、最近では、相撲の世界にも見ることができます。モンゴル人横綱に朝青龍という力士が居ましたが、その非情さは際立っていたような気がします。

関連し、今回は、日本人に潜む非情さと歴史について愚考します。

日本の歴史では、信長の比叡山焼き討ちに似た非情な事件として、源頼朝の義経虐殺、大阪城陥落時の家康軍の大阪城内居住民虐殺などが知られております。

いずれも、時の流れに抵抗する者、すなわち、信長新武家政権時代の比叡山僧侶、頼朝新武家政権時代の公家勢力(義経、奥州藤原)、家康新江戸幕府時代の秀吉軍、に対する非情な対応と思われます。

これらが、モンゴル人の戦うときの非情さと同じかどうかわかりませんが、日本人に非情の血が流れており、それが新たな歴史を作るときに発現してきたのではないかと思われます。

日本人は、全体として優しい民族と思われますが、時として信長のような非情な感情が出てリーダーシップを発揮することもあります。そして、その性質は日本人すべての中に密かに流れており、歴史の変わり目に、突然として発揮されてきたのではないかと思います。

以上、日本人に潜む非情さと歴史愚考でした。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルの首都アンタナナリボの斜面に作られた住宅や通路(階段)の様子です。この上がり降りは非情です(笑)。


マダガスカル斜面の家

マダガスカル斜面の通路



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  1. 2016/09/23(金) 02:22:04|
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信長はモンゴル系か(日本人のルーツ 2016.9.21)

冬のブーゲンベリアピンク

拙ブログでは、家庭菜園の目標である「自然との共生」と関連し、日本人のルーツについても愚考しております。そして、Y染色体ハプログループの解析から、「日本人は、アイヌ系が35%、マレー系が30%、中国系が20%、モンゴル系が10%、その他5%であること」について紹介したことがあります。

関連し、今回は、著名な4名の戦国武将、すなわち、信長、秀吉、家康、黒田官兵衛のルーツに迫ります。

私の愚推ですが(笑)、信長はモンゴル系、秀吉はマレー系、家康はアイヌ系、黒田官兵衛は中国系、でないかと思います。

まず、信長ですが、比叡山焼き討ちなど非情な戦い方、まさにチンギスハーンのモンゴル軍に似た非情さで戦国時代を駆け抜けました。そして、その色白で目の細い容貌はモンゴル系と思われます。

次に、秀吉ですが、朝鮮半島や中国など外国への異常な関心、海洋民族のマレー系の特徴と思われます。また、そのサルと呼ばれた色黒で二重瞼の容貌、マレー系でないかと思われます。

次に、家康ですが、忍耐強く自然との共生を感じさせる生き方、アイヌ系でないかと思います。容貌もひげ面で二重瞼、アイヌ系の顔立ちと思われます。

最後に、黒田官兵衛ですが、三国志の軍師孔明を感じさせる知恵のある戦い方、そして、なんとなく中国人的な容貌、中国系でないかと思います。

以上、はちゃめちゃ、戦国武将ルーツ愚推でした(笑)。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルの美しい冬のブーゲンベリアでした。


冬のブーゲンビリア紫


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  1. 2016/09/21(水) 02:02:43|
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生活スタイルと高血圧と薬の副作用(食と健康 2016.9.19)

マダガスカルのポインセチア

塩分摂りすぎや高血圧は悪いのまやかし」という記事が、「阿修羅掲示板」に紹介されていました。関連し、今回は血圧に対する基本的な考え方と薬の問題に迫ります。

その記事をまとめますと、忙しい人は高血圧になりやすく高血圧障害が出やすいので注意が必要、一方、のんびりの人は、高血圧になりにくいので、塩分摂りすぎ等に極端に気を付ける必要はない、ということかと思います。

関連し、「血圧基準と日本の医療」で、日本の高血圧基準は145以下となっていて、低めに設定されている問題があることを拙ブログで指摘したことがあります。

例えば、世界の高血圧基準は「年齢+90」で、66歳の私の例ですが、世界基準からみると90+66=156です。私の現在の血圧は、朝が150、寝る前が140ですので、医者には高いといわれますが、世界基準では問題ありません(笑)。

まして、のんびりの人なら、まったく問題ないとなりましょう。これでも薬を飲んでいるとするなら、それは、むしろ、薬の副作用の問題が発生します。

その薬の副作用の恐ろしい例として、「血液サラサラの薬「ワーファリン」の重大な副作用」が阿修羅掲示板に紹介されていました。その例は深刻で、高血圧で命の危険のある人以外は、高血圧の薬は飲まないのが良いと思います。

私も血圧を下げるための薬を飲んだことがあります。飲んだ後、翌朝その効果はすぐ出ましたが、医者の説明では血管を柔らかくする薬ということでした。小さな1錠の薬ですが、これが体全体の血管を一晩で柔らかくするなんて、考えただけでも恐ろしい薬だと思い、すぐやめました(笑)。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルのイタシー湖の冬のポインセチアの様子です。赤い色のものは花でなく葉のようです(笑)。

マダガスカルのポインセチア八重

今回は記事が長くなりました。下のマンガ絵で疲れを癒していただければ幸いです(笑)。


マンガ絵ケツ圧


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  1. 2016/09/19(月) 02:27:11|
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肉を食べないと老化が早まる(食と健康 2016.9.17.)

キツネザル1

死亡・老化・がん等の病気リスクを決定づける「究極の」体内栄養があった!」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。

その記事では、血清アルブミン(血液中にあるタンパク質の1種)について、「分析の結果、血清アルブミン4.0g/dL以下のグループの総死亡リスクは、4.8g/dL以上のグループの約6倍もあることが明らかになった」、とあります。

すなわち、血清アルブミンが少ない人は老化が早まり、早く死ぬことになります。恐ろしいデータです(笑)。

そこで、私達、高齢者の健康と密接に関係する情報ですので紹介したいと思います。

まず、血清アルブミンの機能ですが、ほとんどの体調維持に関係しているタンパクのようです。例えば、ケガのときは炎症を鎮静化させ傷が早く治るように働き、暑いときは熱くなった体の体温を低下させる働き、などなどです。このため、血清アルブミンが少ない人は、体調維持が困難になり老化が早まります。

血清アルブミンはタンパク質ですので、この量を維持するにはタンパク質が必須になります。歳をとったら肉(タンパク質)を食べなさい、とはこのためかもしれません。詳しくは記事をごらん願います。

以上のことから考えますと、肉(タンパク質)は、先日紹介の介護の必要のない筋肉のある体を作るためだけでなく、体調維持に必要なアルブミンタンパクを補充するためにも必要であり、歳をとったら老化防止のため「肉を食べなさい」、となります(笑)。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルの公園の8月のキツネザルの様子です。

キツネザル2

また、下のマンガ絵で笑っていただければ幸いです(笑)。


マンガ絵肉を食べやさい



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  1. 2016/09/17(土) 02:20:45|
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バジルソースとインド型ご飯のミックス料理(マダガスカルとアフリカ 2016.9.15)

バジルソースの素

マダガスカルの食材について紹介しておりますが、今回は、スパゲッテイ用に使うバジルソースを現地産のご飯に使った様子について紹介します。

上の写真は、使ったバジルソースのもとです。日本から持ち込んだものです(笑)。

下の写真は出来上がった様子です。食べたところ、バジルの香りとお米の味のハーモニーがよく、たいへん美味しいと思いました。

バジルソース混ぜご飯

参考までに作り方を紹介しますと、前回(2日前)のトウキビご飯の作り方と同じ要領です。

まず、電子レンジで温めて柔らかくしたご飯にバジルソースをかけます。下の写真は、その様子です。そして、混ぜ、その他の食材を添えますと、上の写真のような完成品になります。あまりにも簡単な男料理でした(笑)。

バジルソースとインド型ご飯

ポイントは、現地産のインド型の美味しい米(Makalioka)の利用にあるかと思います。粘りのある日本米では、このように混ぜることは難しいと思います。



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  1. 2016/09/15(木) 02:40:31|
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スイートコーンとインド型米でトウキビご飯(マダガスカルとアフリカ 2016.9.13)

スイートコーン缶詰

ブログ仲間の「たびいくひとさん」が「トウキビご飯」について紹介しておりました。この記事に刺激され、今回は、マダガスカルのインド型米を使ったトウキビご飯を紹介します。

上の写真は利用したトウキビ(スイートコーン)の缶詰です。

下の写真は、電子レンジで温めて柔らかくしたご飯に、トウキビとふりかけ(おかか)とツナ(缶詰)を添えた様子です。

スイートコーンとご飯

下の写真は、それらを混ぜた様子です。夕飯に準備したものですが、トウキビご飯というよりチャーハンという感じでした(笑)。食べたところ、それぞれの味のハーモニーがよく美味しいと思いました。当然、ビールも美味しくいただきました(笑)。

スイートコーンの混ぜご飯

以上、簡単でしたが、インド型米を使ったトウキビご飯もどき男料理でした(笑)。なお、ポイントは、当地の美味しいインド型米(マカリオカ Makalioka)を使ったことと思います。インド型のパサパサした飯米のため、混ぜやすく、かつ美味しい味になったと思います。



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  1. 2016/09/13(火) 02:08:35|
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ジョン・レノンの「イマジン」と縄文思想(日本人のルーツ 2016.9.11)

マダガスカルの美しい壁1

私はマダガスカルに単身赴任していますが、時々、青春時代に流行ったビートルズの曲をカラオケで歌っています。そして、ジョン・レノン作詞作曲の「イマジン」という曲ですが、縄文思想でないかと思うときがあります(笑)。

関連し、今回は、ジョン・レノンの「イマジン」と縄文思想について愚考します。

その詩を引用しますと次のとおりです。

Imagine there is no heaven
It’s easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today aha-ha

Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace yu-huh

そこで、詩の内容ですが、次のような感じでしょうか。

想像すると、この世には地獄も天国もない、上に空があるだけだ。そして、国がなければ人々は殺し合いもせず平和で幸せに暮らすことができるのだけれど・・・。

そして愚考しますと、これは、まさに、自然と共生し平和を愛した日本人の縄文時代そのものの姿ではないかと思います。

一方、阿修羅掲示板に、「ジョン・レノンは世界を支配している人たちが誰なのかを知っていました」という記事があり、その記事では、ジョン・レノンは暗殺されたということが紹介されていました。

そこで暗殺された理由について愚考しますと、ジョン・レノンの「イマジン」の詩の意味すること、すなわち既存の宗教(キリスト教)や体制(国)の否定にあったのではないでしょうか。

それは日本では何でもない思想です。しかし、欧米の支配者から見ると、一般民衆の音楽の頂点に立っている者がそのような思いを歌い、そのような思いが自然と民衆に広まってしまうことは、恐ろしいことだったのかもしれません。中世ヨーロッパでしたら魔女狩り裁判にかけられたところかもしれません。

一方、自然と共生し平和を愛する日本人の縄文思想ですが、すばらしいと思うこの頃です。ジョン・レノンが日本人女性と結婚したのも、深層心理として日本の縄文思想とジョン・レノンをつなぐものがあったような気がしてなりません。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、ヨーロッパの宮殿を思わせるようなマダガスカルの塀です。アンタナナリボ市内にある建物ですが、私は、この壁の側を通り、現地圃場に行きます。


マダガスカルの美しい壁2


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  1. 2016/09/11(日) 01:37:23|
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コーヒー滓直接施用とリーフレタスの生育(プランタ栽培 2016.9.9)

リーフレタスプランタ栽培2カ月目

コーヒー滓をプランタ栽培に直接利用する方法」について前回紹介しました。

前回の例は、ツルナシインゲンとコマツナの混植栽培の様子でしたが、今回はリーフレタス栽培に直接利用した例について紹介します。

上の写真はリーフレタス栽培2カ月目の様子です。プランタ栽培ですが、そろそろ肥料切れが始まる頃かと思います。そこで、その追肥肥料としてコーヒー滓を隣に施用することにしました。

下の写真は、側に溝を掘りコーヒー滓を入れた様子です。コーヒー滓を2㎝ぐらいの厚さに入れ、その後、土地と混ぜ、さらに枯れた有機物を上に載せました。かなりの量のコーヒー滓を入れたと思います。

リーフレタスにコーヒー滓施用

下の写真は、施用後2週間目の様子です。前回紹介のような追肥のような効果が出てきたのか、葉の色は緑濃く立派で、かつ輝いています。1株当たり、週に1、2枚の葉を欠きとって収穫していますが、問題ないようです。

リーフレタスにコーヒー滓施用2週間後

5月下旬に播種し、7月下旬にコーヒー滓の直接施用、そして、施用後1か月以上過ぎ9月上旬となりましたが、まだ収穫は続いています(笑)。なお、下の写真は8月下旬の様子です。

リーフレタスにコーヒー滓施用1か月後

以上、コーヒー滓をレタスの側に施用し、追肥の効果が出ている様子でしたが、匂いはなく、コーヒー滓はプランタ栽培の追肥として使えることが分かりました。



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  1. 2016/09/09(金) 01:10:22|
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日本人の宗教と世界の宗教(日本人のルーツ 2016.9.7)

アンタナナリブ市内の駐車場1

前回(2日前)、地鎮祭と日本人の宗教について紹介し、日本人の宗教は「自然との共生思想」との関連が強いことを愚考しました。

一方、「日本人の宗教観は奇妙か、それとも他国が奇妙なのか」という記事がダイヤモンドオンラインに出ておりました。今回は、この記事について愚考します。まず、その記事の要点を引用しますと次のとおりです。


(記事引用)・・・これまでのように国際比較調査のデータで日本とその他の国の意識の差の大きさを見てくると、おそらく、日本人の宗教的感覚は世界の中でとても奇妙と思われているはずだと理解できる。しかし、日本人からすれば、世界各国人の宗教観の方が奇妙である。

 神の存在について親族や仲間の皆がそうだと言っているからといってストレートに信じている方が変なのではなかろうか。かといって反対に、一部の先進国のように神は存在していないと断定するのも大人気ない。存在を証明できないだけでなく非存在も証明できないのだから無理に存在しないと断定することもないのである。

 超越的なものへの畏れを抱きながら、宗教心を忘れず、さまざまな宗教を信じる者どうしが(宗教を信じない者も含めて)、教義を相互にたたかわせるのではなく、相互の宗教精神そのものに対して敬意を払いながら、聖徳太子が言ったように「和をもって尊しとなす」の方針で付き合っていくことが重要だと日本人は考えているのではなかろうか。

 こうした宗教的態度は、一朝一夕で形成されたものではなく、日本の長い歴史の中で繰り返された生活の知恵の蓄積によって獲得されたものだと信じる。そうであるならば、奇妙とも思える日本人の宗教的態度が世界各民族の宗教対立の融和に、かえって役立つと考えてもよいのではなかろうか。
(記事引用終了)

引用が長くなりましたが、私なりにまとめますと、次のような感じです。

まず、日本人の宗教は、「自然との共生思想」と密接に結びついており、それは縄文時代に1万年以上かけて作られたものです。このため、3大宗教と言われる仏教。キリスト教、イスラム教よりもはるかに古くからあり、経典というものはなく、世界の宗教とはまったく異なっていると思われます。

そして、愚行しますと、上の引用記事にありますように、この「和をもって尊しとなす」の日本人の宗教が広まれば、世界は平和になること期待できると思います。

そして、この「和」には「自然との共生」も含まれていると拙ブログでは理解しております。

残念ながら、日本は、明治以降、戦争にあけくれましたが、それは、帝国主義などヨーロッパの思想に汚染されてしまった結果でないかと思っています。

そして、拙ブログの「自然との共生」という家庭菜園の目標ですが、その目標は世界平和ともリンクしていると思っているこの頃です(笑)。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、市内のビル街にある駐車場の様子です。マダガスカルにも美しいビル街ができております(笑)。


アンタナナリブの駐車場2


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  1. 2016/09/07(水) 02:29:13|
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地鎮祭と日本人の宗教(日本人のルーツ 2016.9.5)

マダガスカルのザクロ実

ブログ仲間のジャスミン★ミントさんが「新居の地鎮祭の事例」について紹介しておりました。今回は、この記事に刺激され、なぜ地鎮祭をするのか、地鎮祭と日本人の心のルーツについて愚考します。

地鎮祭は、古くからある日本独特のものと思われます。新居を建てるとき、事故がないようにお祓い(おはらい)やお祈りする、あるいは、土地の神様のお許しを得る、という感じでしょうか。これをしないと、落ち着かないというか、事故があったとき、地鎮祭をしなかったから、となることを恐れる、という深層心理が日本人にはあると思います。

一方、地鎮祭と異なりますが、私が宮崎県にいた時のことを思い出しています。それは、職場のある場所を通るとき、不思議な音が聞こえるという話でした。私には聞こえなかったのですが、数名から同じような経験が語られ、お祓いをすることになり、行事のため寄付を集めてお祓いをしたことがあります。

勤務時間中なのに神主さんを呼んでお祓いの行事をする、そして、誰も反対しない(笑)。これが日本の宗教だと思いました。理屈ではない、何か分からないことがあり、恐れる。拙ブログで強調している「自然との共生思想」にも同じものがあると思っているところです。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルのある住宅敷地内で育てられているザクロの様子です。マダガスカルには、日本の果物はすべてある感じです。


マダガスカルのザクロ木


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  1. 2016/09/05(月) 03:03:37|
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老体と運動とタンパク質と家庭菜園(食と健康 2016.9.3)

野菜サラダと卵焼き

要介護になる老人、共通して不足していたものとは?」 という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。健康に関し、私達、高齢な人たちに重要な情報と思われますので紹介します。内容の一部を引用しますと、次のとおりです。

●老化の速度と体のたんぱく質栄養レベルに密接な関係
 本連載で、「老化とは栄養失調になってゆく変化」と表現したが、研究が進むに従い、漸次進行する老化の速度と体のたんぱく質栄養のレベルが予想以上に密接に関係し合っていることがわかってきた。
 そこで、老化のレベルが鋭敏に反映される最大歩行速度とたんぱく質栄養の相関関係を示すデータを紹介しよう。体のたんぱく質栄養を評価する指標にはさまざまなものがあるが、精緻な量反応性(dose-response)を備えた指標として血清アルブミンが最良である。
 量反応性とは、わずかな数値の差でも、表出する変化に違いがみられることをいう。なお、血清アルブミンの詳細については次稿で解説する。
 地域の元気なシニア約350名の協力のもと行った8年間の縦断研究である。初回調査で採血し血清アルブミンを測定して、値の高くたんぱく質栄養の良いグループ(4.3g/dL以上)、中位グループ(4.2~4.1g/dL)、低いグループ(4.0~3.8g/dL)に分け、その後8年間の各グループの最大歩行速度が低下する程度を比較した。
 その結果、たんぱく質栄養の良いグループに比べ、低いグループは約40%最大歩行速度の低下量が大きいことが明らかになり、中位グループはその中間の20%程度の低下量であった。血清アルブミンと最大歩行速度の低下の関係は直線的なこともはっきりした。たんぱく質栄養の良いシニアほど老化の速度が遅く抑えられ、足腰の衰えがわずかで済んでいることを示している。
 この関係は、運動習慣があるかないか、年齢は何歳か、あるいは太っているか否かなど他にも関係している項目の影響を加味酌量しても、変わらない明瞭なものだった。たんぱく質栄養が良好なシニアほど、体の虚弱化が予防され要介護リスクが低いのである。
(引用終了)

そこで、まとめますと、筋肉の量と運動能力は密接な関係にあり、筋肉が減ると老化が進みます。すなわち、介護の必要がない元気な老人は、必要なタンパク質をきちんと食べ、そして、運動し、健康を維持するための筋肉を鍛えているということになります。

そして、拙ブログで繰り返し述べていることですが、家庭菜園をしている人は、自然と運動もし、採れた美味しい野菜を食べながら肉も美味しく食べる習慣ができており、健康長寿への道が意識しなくても自然とできている、ということと思います。

なお、関連し、上の写真は、私が、マダガスカルで食べている朝の卵焼き(タンパク質)と野菜、そして、下の写真は、夕食の肉と野菜のミックス男料理です。男料理ですが、味付けは、キムチ味、カレー味、BQ味、味噌味など多様です(笑)。

野菜と肉料理


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  1. 2016/09/03(土) 03:06:01|
  2. 食と健康
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貴重な葉レタス、野菜を先に食べやさい(プランタ栽培 2016.9.1)

葉レタス1

私は、マダガスカルのアパートで独り暮らしをしておりますが、毎朝、プランタ栽培で作った新鮮な野菜を食べて、健康維持に努めています。そして、肥満防止のため、「野菜を先に食べやさい」も実践しております(笑)。

この「野菜を先に食べやさい」では、野菜を少し多めに食べる必要があり、主として利用しているカイワレ大根等のスプラウトだけでは少ない感じがします。そこで、増量剤としてレ葉タスも栽培し、利用していますが、今回は、この葉レタスの様子について紹介します。

上と下の写真は、播種後1か月後のベランダ栽培の様子です。初めは、これらを間引いて食べていましたが、残った株については、大きくなったところで、葉をかきとって利用しています。

葉レタス2

下の写真は収穫物で、スプラウトの収穫物も混じっています。1回当たり、葉レタス1枚の感じです。

野菜を先に収穫物

下の写真は、卵とレタスとスプラウトとラデッシュのミックスサラダです。マヨ味で食べていますが、この葉レタスは、新鮮なだけでなく葉は厚く美味しいと思います。よく、レタスは栄養がないと悪口を言われますが、とんでもありません(笑)。

野菜を先に生野菜サラダ

私ことですが、この野菜サラダのおかげなのか、今のところ何の病気もなく、元気に開発途上国の暮らしを楽しんでいます(笑)。

以上、生野菜サラダ増量剤としての葉レタスの栽培と利用の様子でした。



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  1. 2016/09/01(木) 03:34:18|
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