私はマダガスカルに単身赴任していますが、時々、青春時代に流行ったビートルズの曲をカラオケで歌っています。そして、ジョン・レノン作詞作曲の「イマジン」という曲ですが、縄文思想でないかと思うときがあります(笑)。
関連し、今回は、ジョン・レノンの「イマジン」と縄文思想について愚考します。
その詩を引用しますと次のとおりです。Imagine there is no heaven
It’s easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today aha-ha
Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace yu-huh
そこで、詩の内容ですが、次のような感じでしょうか。
想像すると、この世には地獄も天国もない、上に空があるだけだ。そして、国がなければ人々は殺し合いもせず平和で幸せに暮らすことができるのだけれど・・・。
そして愚考しますと、これは、まさに、自然と共生し平和を愛した日本人の縄文時代そのものの姿ではないかと思います。
一方、阿修羅掲示板に、「ジョン・レノンは世界を支配している人たちが誰なのかを知っていました」という記事があり、その記事では、ジョン・レノンは暗殺されたということが紹介されていました。
そこで暗殺された理由について愚考しますと、ジョン・レノンの「イマジン」の詩の意味すること、すなわち既存の宗教(キリスト教)や体制(国)の否定にあったのではないでしょうか。
それは日本では何でもない思想です。しかし、欧米の支配者から見ると、一般民衆の音楽の頂点に立っている者がそのような思いを歌い、そのような思いが自然と民衆に広まってしまうことは、恐ろしいことだったのかもしれません。中世ヨーロッパでしたら魔女狩り裁判にかけられたところかもしれません。
一方、自然と共生し平和を愛する日本人の縄文思想ですが、すばらしいと思うこの頃です。ジョン・レノンが日本人女性と結婚したのも、深層心理として日本の縄文思想とジョン・レノンをつなぐものがあったような気がしてなりません。
なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、ヨーロッパの宮殿を思わせるようなマダガスカルの塀です。アンタナナリボ市内にある建物ですが、私は、この壁の側を通り、現地圃場に行きます。
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- 2016/09/11(日) 01:37:23|
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前回(2日前)、地鎮祭と日本人の宗教について紹介し、日本人の宗教は「自然との共生思想」との関連が強いことを愚考しました。
一方、「日本人の宗教観は奇妙か、それとも他国が奇妙なのか」という記事がダイヤモンドオンラインに出ておりました。今回は、この記事について愚考します。まず、その記事の要点を引用しますと次のとおりです。(記事引用)・・・これまでのように国際比較調査のデータで日本とその他の国の意識の差の大きさを見てくると、おそらく、日本人の宗教的感覚は世界の中でとても奇妙と思われているはずだと理解できる。しかし、日本人からすれば、世界各国人の宗教観の方が奇妙である。
神の存在について親族や仲間の皆がそうだと言っているからといってストレートに信じている方が変なのではなかろうか。かといって反対に、一部の先進国のように神は存在していないと断定するのも大人気ない。存在を証明できないだけでなく非存在も証明できないのだから無理に存在しないと断定することもないのである。
超越的なものへの畏れを抱きながら、宗教心を忘れず、さまざまな宗教を信じる者どうしが(宗教を信じない者も含めて)、教義を相互にたたかわせるのではなく、相互の宗教精神そのものに対して敬意を払いながら、聖徳太子が言ったように「和をもって尊しとなす」の方針で付き合っていくことが重要だと日本人は考えているのではなかろうか。
こうした宗教的態度は、一朝一夕で形成されたものではなく、日本の長い歴史の中で繰り返された生活の知恵の蓄積によって獲得されたものだと信じる。そうであるならば、奇妙とも思える日本人の宗教的態度が世界各民族の宗教対立の融和に、かえって役立つと考えてもよいのではなかろうか。
(記事引用終了)
引用が長くなりましたが、私なりにまとめますと、次のような感じです。
まず、日本人の宗教は、「自然との共生思想」と密接に結びついており、それは縄文時代に1万年以上かけて作られたものです。このため、3大宗教と言われる仏教。キリスト教、イスラム教よりもはるかに古くからあり、経典というものはなく、世界の宗教とはまったく異なっていると思われます。
そして、愚行しますと、上の引用記事にありますように、この「和をもって尊しとなす」の日本人の宗教が広まれば、世界は平和になること期待できると思います。
そして、この「和」には「自然との共生」も含まれていると拙ブログでは理解しております。
残念ながら、日本は、明治以降、戦争にあけくれましたが、それは、帝国主義などヨーロッパの思想に汚染されてしまった結果でないかと思っています。
そして、拙ブログの「自然との共生」という家庭菜園の目標ですが、その目標は世界平和ともリンクしていると思っているこの頃です(笑)。
なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、市内のビル街にある駐車場の様子です。マダガスカルにも美しいビル街ができております(笑)。
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- 2016/09/07(水) 02:29:13|
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「要介護になる老人、共通して不足していたものとは?」 という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。健康に関し、私達、高齢な人たちに重要な情報と思われますので紹介します。内容の一部を引用しますと、次のとおりです。●老化の速度と体のたんぱく質栄養レベルに密接な関係
本連載で、「老化とは栄養失調になってゆく変化」と表現したが、研究が進むに従い、漸次進行する老化の速度と体のたんぱく質栄養のレベルが予想以上に密接に関係し合っていることがわかってきた。
そこで、老化のレベルが鋭敏に反映される最大歩行速度とたんぱく質栄養の相関関係を示すデータを紹介しよう。体のたんぱく質栄養を評価する指標にはさまざまなものがあるが、精緻な量反応性(dose-response)を備えた指標として血清アルブミンが最良である。
量反応性とは、わずかな数値の差でも、表出する変化に違いがみられることをいう。なお、血清アルブミンの詳細については次稿で解説する。
地域の元気なシニア約350名の協力のもと行った8年間の縦断研究である。初回調査で採血し血清アルブミンを測定して、値の高くたんぱく質栄養の良いグループ(4.3g/dL以上)、中位グループ(4.2~4.1g/dL)、低いグループ(4.0~3.8g/dL)に分け、その後8年間の各グループの最大歩行速度が低下する程度を比較した。
その結果、たんぱく質栄養の良いグループに比べ、低いグループは約40%最大歩行速度の低下量が大きいことが明らかになり、中位グループはその中間の20%程度の低下量であった。血清アルブミンと最大歩行速度の低下の関係は直線的なこともはっきりした。たんぱく質栄養の良いシニアほど老化の速度が遅く抑えられ、足腰の衰えがわずかで済んでいることを示している。
この関係は、運動習慣があるかないか、年齢は何歳か、あるいは太っているか否かなど他にも関係している項目の影響を加味酌量しても、変わらない明瞭なものだった。たんぱく質栄養が良好なシニアほど、体の虚弱化が予防され要介護リスクが低いのである。
(引用終了)
そこで、まとめますと、筋肉の量と運動能力は密接な関係にあり、筋肉が減ると老化が進みます。すなわち、介護の必要がない元気な老人は、必要なタンパク質をきちんと食べ、そして、運動し、健康を維持するための筋肉を鍛えているということになります。
そして、拙ブログで繰り返し述べていることですが、家庭菜園をしている人は、自然と運動もし、採れた美味しい野菜を食べながら肉も美味しく食べる習慣ができており、健康長寿への道が意識しなくても自然とできている、ということと思います。
なお、関連し、上の写真は、私が、マダガスカルで食べている朝の卵焼き(タンパク質)と野菜、そして、下の写真は、夕食の肉と野菜のミックス男料理です。男料理ですが、味付けは、キムチ味、カレー味、BQ味、味噌味など多様です(笑)。

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- 2016/09/03(土) 03:06:01|
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