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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

コーヒーは老体に良い(笑)(食と健康 2016.7.29)

マダガスカルブレンドコーヒー粉

前回(2日前)、コーヒー滓は追肥肥料として直接使えることを紹介しました。

一方、コーヒーは、健康に良いこと、特に私のような老人には効果が大きいことが、専門家の意見として阿修羅掲示板に紹介されていました。今回は、この記事について愚考します。

その記事のタイトルは、「コーヒー摂取で「気をつけるべきこと」は何か」また、続編として、「コーヒーは1日何杯まで飲んでいいのか」でした。

要約しますと、1日3~5杯なら安心して飲んでOK、そして、コーヒーには様々な健康効果がある、という感じでしょうか。

健康効果の理由については、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸類」にはさまざまな健康効果が期待でき、具体的には、シミ抑制、がん抑制など、さらには、うつ病や自殺抑制効果があるということのようです。結果として、コーヒーを飲む人は長生きのようです(笑)。

コーヒーは健康にも、そして、その滓は野菜にもいいとなると、ますますコーヒーが好きになりそうです。そして、そこから採れる野菜はもっと良いとなると最高です(笑)。

なお、上と下の写真は、最近飲んでいる、マダガスカルのブレンドコーヒーです。値段は1袋(250g)500円ぐらい、美味しいと思います。

簡単ですが、今回はこれで失礼します。


マダガスカルでコーヒーつくり

マダガスカルでコーヒーを飲む


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  1. 2016/07/29(金) 03:55:02|
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コーヒー滓の直接施用効果はすごい(プランタ栽培 2016.7.27)

コーヒー滓施用プランタ

拙ブログでは、「コーヒー滓は生ゴミ堆肥の素材として有用であること」を紹介しております。関連し、今回はプランタに直接利用できないか検討してみたことを紹介します。

上の写真は、プランタにツルナシインゲンとコマツナを播き、3週間後に、中央部の空き地に溝を作りコーヒー滓を入れた様子です。そして、その後、コーヒー滓と土を混ぜました。

下の写真は、その2週間後の様子です。コマツナの葉色が濃くなっており、肥料効果が出ている雰囲気です。

コーヒー滓施用プランタ2週後

下の写真は、他のプランタとの比較です。無施用の左側プランタと比べ、葉の緑が濃く、コーヒー滓施用による追肥の効果出ている感じです。

コーヒー滓施用プランタ2週後2

下の写真は、その3週間後、コマツナの収穫末期の様子です。これからは、残ったツルナシインゲンの収穫に向かいますが、特に悪影響は無い感じです。

コーヒー滓施用プランタ3週後

下の写真は、コーヒー滓を入れた場所を掘った様子です。見えにくいのですが、根が寄ってきているのが見えます。

コーヒー滓施用プランタ土3週後

以上のことからすると、コーヒー滓を畝間に入れるのは問題ないようです。植物の葉色からすると、施用後2週間もすると追肥のような効果が出てくる感じです。

この試験はプランタ栽培のものですが、コーヒー滓を畝の中間に施用することは、実際の畑ではまったく問題ないという感じでしょうか。そして、前回も紹介しましたが、コーヒー滓は匂いが出ないのが長所と思われます。



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  1. 2016/07/27(水) 12:07:46|
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男料理の手巻き寿司を楽しむ(旬野菜料理 2016.7.25)

男料理手巻き寿司1

マダガスカルのアパートでプランタ栽培を楽しんでいることを紹介しておりますが、今回は、それを利用し、男料理の手巻き寿司を楽しんでいる様子について紹介します。

先日、「男料理と日本料理の関係」について紹介しましたが、手巻き寿司は、素材を生かすだけで簡単であり、美味しく、日本料理かつ男料理のベストかもしれません(笑)。

上の写真は、採りたてのカイワレダイコン、カイワレブロッコリー、ソバの芽と、缶詰のツナ、ご飯(寿司)、ワサビ醤油、ノリを揃えた様子です。ご飯は、最も美味しいと言われる山形産の「つやひめ」です。

下の写真は、別の日の盛り合わせの様子です。特に料理とは言えません。まさに男料理です。

男料理でしたが、マダガスカルの瓶ビール(THB)と共に美味しくいただきました(笑)。


男料理手巻き寿司2


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  1. 2016/07/25(月) 12:12:42|
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ビールは老体に良い(笑)(食と健康 2016.7.22)

マダガスカルの瓶ビール

日本は夏、ビールが美味しい季節と思われます。関連し、今回はビールに関する明るいニュースです(笑)。

何とビールはアルツハイマー病に効く薬だった]という記事が阿修羅掲示板に出ておりました。内容は次のとおりです。


スウェーデンとフィンランドの学者グループは、ビールは、アルツハイマー病の進行阻止を助けるとの結論に達した。彼らの研究では、ビールは、病気を誘発させるβ-アミロイドの蓄積を遅らせる効果があるという。この発見は、雑誌「lcoholism: Clinical and Experimental Research.」に発表され話題になっている。

学者達は、ビールや酒など様々なアルコール飲料の消費とβ-アミロイドの蓄積量の間の関係を、様々な理由で亡くなった35歳から70歳までの男性125人を対象に研究した。

β-アミロイドの蓄積量は、年齢を重ねるとともに、あらゆる調査対象者の間で増えていたが、ビールを飲んでいる人の場合は、本質的に減少した。

ただ世界中の研究者達は、個々に肯定的な側面もあるが、その種類や量とは関係なく、アルコール類の摂取は、人間の身体に破壊的な影響を及ぼし、社会的に危険な行動につながる場合も稀ではないという点では、意見を同じくしている。(記事引用終了)

そこで私の感想ですが、妥当な結論と思われます。確かに、私の周りを見渡しますと、ビール好きに「ぼけ老人」はいません。話好きで、元気いっぱいの方ばかりです。しかし、ビールはカロリーが高いので、肥満にだけは注意ということでしょうか。

簡単ですが、今回はこれで失礼します。

なお、上と下の写真は、私がマダガスカルで楽しんでいますTHB(テーアッシュベー)というビールです。小瓶は1本2000アリアリ(80円ぐらい)で、安く、かつ旨いと思います。

缶(カン)と瓶(ビン)がありますが、マダガスカルでは瓶ビールが旨いと思います。一方、アジアでは缶ビールの方が旨い感じがします。これは、ヨーロッパとアジアの食文化の違いでしょうか。


マダガスカルの缶ビール


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  1. 2016/07/22(金) 12:59:12|
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縄文文化と刺身と技術立国日本のルーツ(日本人のルーツ 2016.7.20)

山内丸山縄文遺跡と海洋交易

拙ブログでは、日本の技術立国のルーツは縄文社会にまで辿ることができると指摘しております。今回は、その縄文文化と刺身と技術立国日本のルーツについても愚考します。

縄文土器が1.5万年前頃から発現しますが、人類世界最初の土器であったと評価されています。それは、余った木の実など収穫物の保存を可能にし、また食物の煮炊きを可能にするという画期的な発明です。このため、縄文社会は世界最初の定住社会というものを作りだしました。

一方、世界最古の文明のあけぼのとして、7千年前頃のエジプトやユーフラテスの遺跡が知られていますが、縄文文化というのは、それらよりもはるかに古いことになります。

続いて縄文社会は、三内丸山遺跡の調査によると、中国の遼東半島の円筒式土器や北海道の網走の黒曜石まで出土していることが分かっており、広い地域がつながっていたことが分かっています。

北海道の網走から運ばれた黒曜石は、切り味鋭く、魚を切り裂くのに使われたと言われます。ということは刺身のルーツも、ここにあるかもしれません(笑)。

私が最も驚くのは、直径が1mもある栗の木が何本も切り取られ、見晴らし台の柱として利用されていたことです。こんな太い木を当時の技術でどのように切り取ったのか、興味は尽きません。

そして、当時、その最高峰の木材加工技術を使い、世界最大の船が造られ、広い海洋交易が行われたと思われます。この辺に現在の技術立国の日本の姿がすでに見える感じです。

また、その遺跡からは、山ブドウから作られたブドウ酒のようなものもあったことも知られています。さらには、三内丸山の側には栗林が作られ、冬の食糧確保を可能にし、他地域から運ばれた装飾品も多数出土しており、縄文社会が豊かであったことが証明されています。

そして、その世界最初の文化を作った好奇心旺盛な縄文フロンティア精神は、近代にあってはヨーロッパ文化を吸収し、技術立国の日本を作り上げた、と想像することに無理は感じられません。

なお、上の地図は山内丸山縄文遺跡を中心とする交易の様子です。

一方、下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルのイタシー湖の今の冬の風景です。寒い中に咲く凛とした花の感じが出ているのではないかと思います。


マダガスカル冬のイタシー湖1

マダガスカル冬のイタシ-湖2


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  1. 2016/07/20(水) 12:12:31|
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日本語と韓国語のルーツは同じか(日本人のルーツ 2016.7.18)

日本語と韓国語のルーツ

日本人のルーツと関連し、今回は素人ながら日本語のルーツに迫ります(笑)。

いろいろな専門家の報告をまとめますと、日本語のルーツはアイヌ語になるようです。拙ブログでは、アイヌ系の人達が5万年前頃から日本に住みつき、全日本に広がったと予想しておりますが、そのアイヌ系の言葉が日本語のルーツになるというのは当然かもしれません。

そして、3万年前頃、マレー系の人々が来ました。マレー系の言語は、文法はアイヌ語と違いますが、移住者は、現地の言語に従うのが一般的ですから、マレー系の人もアイヌ語を使うようになり、縄文人になったと推察されます。

マレー語の発音が日本語に近いことから、日本語の発音はマレー語の影響があると記事にしたことがありますが、おそらく、マレー系の人々が日本に住みつく過程で、その影響が残ったものと察します。

一方、日本のすぐ傍に韓国語があります。文法は日本語に近く、かつ朝鮮半島から多数の弥生人が来た関係から「日本語は韓国語がベースになった」と拙ブログで紹介したことがありますが、間違っていました。

因みにその韓国語ですが、満州民族を代表とするツングース系民族の言語の一つと分類されます。ツングースのルーツは、「モンゴル、中国、マレーの3民族が混合して形成された民族」と、Y染色体ハプログループの解析から推察されます。

このようにツングースは3民族の混合ですが、文法はモンゴル語に近いことから推察しますと、その故郷の満州に最初に住みついたのがモンゴル系の人達、そこへ南から中国系、東側(朝鮮半島)からマレー系の人々が移住してきたが、外来者はモンゴル語(後のツングース語)を話すようになったことになります。

そして、ツングース系でも朝鮮半島に住みついた人達が韓国人となり韓国語を話すようになった、と想像されます。ということは、韓国語と日本語のルーツは異なり、まったく違う言語と結論されます。

そこで、モンゴル語と日本語(アイヌ語)は何故、文法が似ているかですが、ハプログループの解析ではモンゴル系はCグループ、アイヌ系はDグループで、CとDはルーツが近い関係にあり、言葉も似ていたのではないかと、推察されます。

そして、そのCグループのモンゴル系とDグループのアイヌ系が分かれたのは、パキスタン当たりでないかと言われています。その関係を上の地図に示しました。

今回は記事が長くなり、失礼しました。お詫びに下のマンガ絵でくつろいでいただければ幸いです。


マンガ絵ワンちゃんのルーツ


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  1. 2016/07/18(月) 03:32:06|
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永六輔氏の「いただきます」と縄文思想(日本人のルーツ 2016.7.15)

男料理スプラウトと目玉焼き

永六輔氏が7月11日に亡くなられました。その悲報に、いろいろな追悼の言葉が出ておりますが、拙ブログでは、永六輔氏の縄文思想について考えてみたいと思います。

数年前のことですが、永六輔氏が自分のラジオ番組で、日本の食に関し「いただきます」という言葉を日本人は使うが、その言葉には、いくつもの自然の植物や動物の命を食べることへの感謝が込められている、というような感じのことを話していました。

そして、その「いただきます」という習慣は、縄文時代から続いているとも言っていました。まさに、食に関し日本人の自然との共生というルーツを示唆している言葉でした。

一方、私は外国で暮らしていますが、食事前の「いただきます」は現地語でなんというのかと聞いたことがあります。英語圏では「Excuse me」、フランス語圏では「Enjoy your meal」という言葉が返ってきました。すなわち、食事のときの「いただきます」という言葉は、世界中で日本にだけある言葉であることを実感しました。

これらのことから、私は、永六輔氏が日本人の心を良く知っている人で、その教養が彼の作った歌詞に反映し、日本人の心を打つのだと理解しているしだいです。

なお、上と下の写真は、私が毎日「いただきます」と言って食べている男料理で、朝の生野菜サラダと卵焼き、そして、昼の野菜入りラーメンです。当然のことですが、いずれも、動植物の命の入っている食べ物です。


男料理らーめんいただきます


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  1. 2016/07/15(金) 03:13:34|
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プランタで混植栽培を楽しむ(プランタ栽培 2016.7.13)

スプラウト栽培1

拙ブログでは、マダガスカルのアパートでプランタ栽培を楽しんでいることを時々紹介しております。今回は、プランタ混植栽培の様子を紹介します。

上と下の写真は、スプラウト栽培です。カイワレブロッコリー、カイワレダイコン、ソバの芽の3種類を1個のプランタで窓際にて育てています。スプラウトですのでいずれも健康に良い種類で、朝の生野菜サラダとして活躍しております。下の写真はもう収穫可能です。

スプラウト栽培2

下の写真は見えにくいのですが、左からツルナシインゲン(サツキミドリ)、カイワレダイコン、コマツナの3週類を1個のプランタで同じく窓際で育てている様子です。中央のカイワレダイコンは収穫時期です。

インゲン、カイワレダイコン、コマツナの混触

下の写真は、カイワレダイコンの収穫が終わり、ツルナシインゲンとコマツナが残った様子です。続いてコマツナが収穫され、最後にサツキミドリだけが残ることになります。

インゲンとコマツナ混触

下の写真はベランダ栽培の様子で、レタスとチンゲンサイの混植の様子です。現在は冬ですのでベランダは寒く、生育はゆっくりとした感じです。

葉レタスとチンゲンサイ混触

以上、マダガスカルのアパートで、プランタで混植栽培を楽しんでいる様子でした。



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  1. 2016/07/13(水) 03:15:25|
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稲作を導入した縄文社会が現在の技術立国の源となった(日本人のルーツ 2016.7.11)

マダガスカルのハイビスカス桃色

水田稲作というのは、畔を作り、土地を均平にし、代搔き(しろかき)を行い、苗を作り、移植するという複雑な過程がありますが、森から流れてくる水と肥料を使い、無肥料で連作ができるという、畑作では想像できない画期的な技術です。

関連し、私は、アフリカの中央に位置するベナン国で、その水田稲作を普及しようとし2年間働いたことがあります。そこで感じたことは、アフリカの文化は畑作がベースで、水が豊富にあっても水田稲作導入には多くの困難があるという現実でした。

先日、「その水田稲作を日本で導入したのは縄文人であること」を指摘しましたが、この縄文文化のなかに、現在の技術立国の日本の姿があることについて、今回は愚考します。

すでに、我が国の技術立国の姿は、戦国時代の鉄砲生産まで辿れるという報告があります。しかし、それ以前のこととなるとまだ見たことがありません。

一方、最近の縄文遺跡「三内丸山」研究は、縄文社会の豊かさと交流の広さを示しました。そして、縄文社会は、世界に先駆けて土器文化(縄文土器)を作り、食糧の保存や調理を可能にし、そして、採集・狩猟社会でありながら、世界に先駆けて定住社会を作りました。

続いて、縄文社会は、水田稲作を遠く山東半島から導入し、多数の人口を養える弥生社会を作り出しました。そして、さらには漢字を導入し、「ひらがな」を作り出し、一般人にまで文字の普及を可能にしました。

その「ひらがな」の結果、恐らく、その平安時代の日本の識字率は世界最大であったことが予想されます。例えば、世界最初の文学とも言われる「源氏物語」などが生まれたのも、その背景があったためと思われます。

まとめますと、縄文社会は創造性にあふれ、かつ好奇心旺盛、その精神が日本人の識字率を高め、アジアで最初と言われる戦国時代の鉄砲生産へとつながっていったと想像できます。すなわち、現在、世界一とも言われる日本の技術立国の姿は縄文社会まで辿れる、と愚考しているところです。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルのハイビスカス、今回はピンクと赤です(笑)。


マダガスカルのハイビスカス赤


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  1. 2016/07/11(月) 04:09:39|
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自然との共生という縄文思想が日本の森を守った(日本人のルーツ 2016.7.8)

紫のブーゲンベリア1

前回、「マダガスカルの禿山」について愚考しました。一方、日本に森が多く残っていることについて、「自然との共生思想がベースにあったこと」を指摘しました。

今回は、自然との共生思想について、日本人のルーツとの関連で愚考してみました。

工業が発展した文明国なのに日本には森が多いことについては多くの人が指摘していることであります。因みにヨーロッパで日本より森の比率の多い国はアイスランドが知られているだけです。拙ブログでは、このベースには自然との共生という思想があり、その思想が森を大切にしてきたと考えています。

そこで、その自然との共生思想のルーツですが、アイヌ系の人達の影響が大きいのではないかと思います。

アイヌ系の人達の自然との共生思想は有名で、これが採集経済の縄文時代から引き継がれてきたことは周知の事実です。また、「この思想はアメリカ先住民族にも引き継がれていること」を拙ブログで紹介したことがあります。

Y染色体ハプログループの分類から眺めますと、日本には、アイヌ系のほか、マレー系、中国系、モンゴル系の人達が来ています。しかし、アイヌ系を除くそれらの民族は、自然との共生思想を持っていない感じがします。

例えば、マレー系の人達については、マダガスカルの例ですが、禿山(はげやま)を作ったことを前回紹介しました。また、中国にも禿山が多いのは有名です。またモンゴルには森はほとんどありません。

また、日本に江戸時代という安定した平和な時代がありましたが、この時代は、森が守られ、都会のじんぷんなどの有機物は有機肥料に加工され畑や水田に利用され、循環型の有機農法社会であったことが知られています。

一方、このとき、ヨーロッパの城壁都市内では人糞の処理場がなく、例えばパリのようなところでも、人糞を道路に播いて処理していた。この匂いが嫌になり国王ルイ14世が郊外に住むようになったという話もあります。

まとめますと、明治時代になって自然と対立するヨーロッパの思想が入ってきました。しかし、それが日本における自然との共生思想を変えることはできませんでした。それだけ、日本の自然との共生思想は縄文時代から育まれてきたものであり、根強いものだったと結論されます。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルのブーゲンベリアの様子です。美しいブーゲンベリアを見ると、つい写真を撮りたくなります(笑)。

紫のブーゲンベリア3

紫のブーゲンベリア2


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  1. 2016/07/08(金) 03:43:02|
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パイナップルに根が(プランタ栽培 2016.7.6)

パイナップル

マダガスカルのアパートのベランダで「緑トカゲのエサ場を作ったこと」を紹介したとき、そのエサ場にパイナップルを植えたことを紹介しました。今回は、そのパイナップルに根が生え、育っている様子について紹介します。

上の写真は苗の元になるパイナップルです。このパナップルは大きいです(笑)。そして、下の写真は苗です。根はまだありません。

パイナップルの茎

下の写真は、そのパイナップル苗を植え、活着した様子です。寒さに強いようで、最近の10℃ぐらいの気温も平気な感じです。緑トカゲくんも映っています(笑)。

パイナップル移植

下の写真は、そのパイナップルの根の様子です。立派な根です。

パイナップル茎と根

以上、買ったパイナップルの茎を植えたところ根が生えて育っている様子でした。


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  1. 2016/07/06(水) 03:37:03|
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まごわやさしいバリスス(おじや)(食と健康 2016.7.4)

バリスス材料

マダガスカルに単身赴任しておりますが、毎朝、私はバリススというお粥(おじや)を食べています。このバリススは、現地の米に味噌汁をかけて電子レンジで温めて出来上がる簡単なものですが、これが意外と美味しく、毎日食べても飽きません。

何度も紹介しておりますが、これはご飯(品種マカリオカ)が美味しいためと思われます。

一方、毎日食べると健康に良い食物として、それらの頭文字を取って「まごわやさしい」が知られています。そして、先日、「まごわやさしいラーメン」を作って食べていることについて紹介しました。関連し、今回は、「まごわやさしいバリスス」を作ってみましたので紹介します(笑)。

まずは中身ですが、材料は上の写真のとおりです。具体的には次のとおりです。

ま(豆類):高野豆腐、缶詰のマメ(トマト風味)
ご(ゴマ類):ゴマのふりかけ
わ(ワカメなど海藻類):乾燥カットワカメ、モズク、韓国ノリなど
や(野菜):ネギ、コマツナなど乾燥野菜
さ(魚など):乾燥小魚や缶詰の魚
し(シイタケなどキノコ類):缶詰の木のコメント(フランス製なめこ)、乾燥シイタケ
い(イモ類など根もの):ニンジン、ジャガイモ、千切りダイコンなど乾物

なお、味噌汁の素はアサリの味噌汁、シジミの味噌汁などいろいろな種類があり、具材もいろいろな種類があり、バリエーション豊富です。これに、お茶漬けの素もいれると、毎日食べていますが、同じものはありません。

関連し、下の写真は準備の1例です。ご飯と味噌汁ができています。これを混ぜて、電子レンジで温めますと出来上がりです。

バリスス準備味噌汁とインド型ご飯

注意点として、使うご飯は、水を20%程度多めに炊飯し、冷蔵庫に保存した後は使う前に電子レンジで温めて柔らかくしておくことが必要です。インド型のご飯の特徴でパサパサしていて堅いこと、一度冷めますと堅くなっていて温めて柔らかくしてから使わないと美味しくありません。

下の写真は、出来上がったバリススです。スプーンですくって食べますが、たいへん美味しいと思います。マダガスカルで、この「まごわやさいいバリスス」の朝食を覚えれば、食の問題はないと言えるでしょう(笑)。

バリススまごわやさしい


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  1. 2016/07/04(月) 03:41:37|
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お岩木山よ見えたかおとう愚考(日本人のルーツ 2016.7.1)

マダガスカルの高原の山1

前回(2日前)、マダガスカルの山(森)と日本の山の違いについて愚考しました。関連し、今回は、演歌「津軽平野」の「お岩木山よ、見えたか、おとう」という歌詞について愚考します。

私は、今、マダガスカルという国に単身赴任していますが、時々、アパートで演歌を歌いながらストレス解消しています(笑)。

その演歌ですが、吉幾三作詞作曲の「津軽平野」に、「お岩木山よ、見えたか、おとう」が出てきます。

これは、「お岩木山よ、見えたか、(出稼ぎから帰ってきた)おとう」という内容と思いますが、冬の出稼ぎから帰ってきたおやじが、汽車からおりて、お岩木山に向かって、「春になり、津軽の故郷に無事帰ってきたよ、これから農作業で忙しくなるね」、とお岩木山に挨拶している様子でないかと思います。

これは、まさに、日本人の山への信仰、そのものでないかと思います。外人には分からない心境かもしれません。そして、このように、日本人は、あるときは自然(山)と一体となり、あるときは感謝し、生きて来たのではないかと思います。

関連し、マダガスカルの山ですが、上と下の写真は、それらの様子です。高原に居るためか、山らしい山はなく、ほとんど手の届くところにある感じです。よく見ると、山全体が畑になっていて、神々しいものは感じられません。

そこでまとめますと、日本には多くの美しい山がありますが、その美しさと自然との共生思想とあいまって、山への信仰が自然と育まれてきたのではないかと、マダガスカルの山を見て感じたしだいです。

簡単ですが、今回はこれで失礼します。

マダガスカルの高原の山2

マダガスカルの高原の山3


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  1. 2016/07/01(金) 04:07:22|
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