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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

3年飛ばずまた鳴かず(中国名言故事と家庭菜園 2016.5.30)

マダガスカルで食べられているクモ

家庭菜園のあり方と関連し、拙ブログでは「中国名言故事と家庭菜園」について愚考しております。今回は第13話として「3年飛ばずまた鳴かず」について愚考します。

3年やっても成果が出ないことを言うのだと思いますが、石の上にも3年という言葉もありますので、3年間というのが一つの区切りなのだと思います。

これを無農薬有機栽培の家庭菜園にあてはめますと、無農薬栽培3年間やったけどまともに野菜が採れなかった状況かもしれません。妻から「3年飛ばずまた鳴かずの家庭菜園ね」、なんて言われそうです(笑)。

そこで、このような状況を脱するにはどうしたらよいか。答は簡単です。隣で無農薬野菜を上手に作っている人のまねをすればいいのです。

私の経験ですが、自家菜園2アールを購入して数年たったころの話です。隣の菜園の婦人から、「野菜が虫に食われて困っているのですがお宅はどうして虫に食われないのですか」、と聞かれたことがあります。私は、「防虫ネットをかけているだけですよ」、応えました。

防虫ネットも知らないで無農薬野菜を作っているのには驚きましたが、話をしているうちに、その婦人の先生はお年寄りの方(プロ)ということでした。確かに、昔は、防虫ネット無しに無農薬野菜を作っていました。しかし、その技術を素人がまねして簡単にできることではありません。

その後、その婦人は、防虫ネットを使い、りっぱな野菜を作るようになり、菜園生活を楽しむようになりましたが、私の稚拙なアドバイスも役にたったしだいです(笑)。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカルの益虫クモです。下の写真はこのクモが木の枝に居る様子ですが、クモの糸がないので注意して見ないと見えません。

このクモは食べることができ、精力増強の効果があり、マダガスカルでは有名な益虫だそうです(笑)。

マダガスカルで食べられているクモが木に居る様子


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  1. 2016/05/30(月) 03:36:40|
  2. 中国名言故事と家庭菜園 
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腐敗しにくい生ゴミのマルチ利用(生ゴミ利用 2016.5.28)

トウモロコシの軸のマルチ利用-1

拙ブログでは、自然との共生との観点から、生ゴミはすべて土と混ぜ腐植土にしています。そして、早ければ1か月で生ゴミは土に帰り、その土は腐植の多い肥沃な土になり、プランタ栽培に使うことができることを紹介しています。

しかし、なかなか自然に帰らないものもあります。例えば、トウモロコシの芯(軸)やトウモロコシを包んでいる皮などですが、今回は、それらの処理について紹介します。

基本的に、腐りにくいものは、1か月の生ゴミ処理の後、別に用意した長期処理用のバケツに入れています。そして、それらの一部について、マルチ利用できないか検討しています。

上と下の写真は、2月に食べたトウモロコシの軸をプランタ栽培の野菜の間に置いている様子です。プランタ栽培は乾きやすいので、このように表面に置けば少しは土の乾きを抑えてくれるのではないかと期待しているところです。

トウモロコシ軸のマルチ利用-2

そして、自然と土に帰るのを待つことになりますが、3か月過ぎてもこんな感じです(笑)。

下の写真は、その他の腐りにくいものです。これらは、長期処理用のバケツから取り出し、プランタの上に置いたものですが、一時帰国中にプランタの土が風で飛んだり、雨ではねたりしないように置いたものです。

腐りにくい野菜クズのマルチ利用

そして、こうしているうちに何時かは土に帰ることを期待しているところです(笑)。
以上、腐りにくい生ゴミのマルチ利用の様子でした。

なお、生ゴミ利用に関心のある方は、拙ブログの左側にありますカテゴリー欄の「生ゴミ利用」をクリックしますと今までの記事を見ることができます。


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  1. 2016/05/28(土) 03:38:06|
  2. 生ゴミ利用
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驚きました、コーヒー滓の生ゴミ処理は匂いが出ない(生ゴミ利用 2016.5.26)

コーヒー滓の乾燥

昨日の記事でコーヒーを作って飲んでいることを紹介しました。当然のことですが、コーヒー滓が出てきます。今回は、このコーヒー滓が生ゴミ堆肥の素材として有用であることについて紹介します。

ブログ「森散歩」で、「キノコのエサがコーヒー滓」という記事が紹介されていました。これから推察しますと、コーヒー滓は、米糠と同じように、栄養豊富、肥料成分豊富と感じました。

上の写真は、窓際に置き、コーヒー滓を乾かしているところです。そして、下の写真は、集めてビンに詰めて保存しているところです。乾燥が十分でないためか、自然にカビが生えてきますが、生ゴミ堆肥作りには、これで良いと思います。

コーヒー滓の保存(瓶詰)

下の写真は、それをバケツの中で生ゴミと混ぜている様子です。先に入れたコーヒー滓は、すでに白く発酵しています。

コーヒー滓を入れた生ゴミ

下の写真は発酵が進んでいる様子です。よく、生ゴミ堆肥作りでは米糠が促進剤として使われますが、コーヒー滓にも同様な効果があると思われます。

コーヒー滓入れた生ゴミ発酵後半の様子

そして匂いですが、米ぬかは発酵すると強い酢の匂いが出てきますが、コーヒー滓は匂いが弱い感じがしました。まったく悪臭はありません。ということは、アパートでは、生ゴミ堆肥を作る場合、匂いが問題になりますが、コーヒー滓を使えば、その問題は解決となります。驚きました(笑)。


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  1. 2016/05/26(木) 00:12:45|
  2. 生ゴミ利用
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マダガスカルのコーヒーとチョコレート(マダガスカルとアフリカ 2016.5.25)

マダガスカルチョコ

マダガスカルは自然豊かな国で、海岸部の熱帯から山間部の温帯まであり、このため、コーヒーの生産、チョコレートの原料のカカオの生産も適した所で行われています。ほとんどが輸出用ですが、当然のことながら国内利用もあります。

今回は、私も食していますそれらの商品について紹介します。

上の写真はチョコレートです。72%と63%の商品が映っています。これらの表示は原料カカオの成分量のようですが、値段は同じでした。また、当然のことながら、72%の方がカカオ多く、味も濃いのではないかと思われますが、食べ比べたところ、分かりませんでした(笑)。

美味しさですが、私は63%の方が、塩味がいいのか、美味しく感じられ、コーヒーと一緒に食べています。

一方、コーヒーですが、下の写真は、右側が現地産、左側の2袋が輸入品です。飲み比べたところ、いずれも美味しいと思いますが、中央の緑の袋(コロンビア産)が一番美味しいと思いました。値段も、わずかですが、緑の袋が高い値段でした。

マダガスカルコーヒー

下の写真は、コーヒーを作り、カップに入れた様子です。一人暮らしですので、こんな感じでコーヒーを楽しんでいます(笑)。

マダガスカルでコーヒー

マダガスカルでコーヒーとチョコ


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  1. 2016/05/25(水) 03:08:25|
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マダガスカルの元気な子供たち(マダガスカルとアフリカ 2016.5.23)

ブーゲンベリアと小学生

マダガスカルは今、人口増加率が年当たり2.6%で、世界一と思われます。どこに行っても子供たちがいます。そして、丸顔で可愛い感じの子供がいると、つい、写真を撮ってしまいます(笑)。今回は、そんななかで撮った写真の一部を紹介します。

上の写真は、小学校低学年と思われます。右側に居る可愛い女の子にカメラを向けたら大勢集まってきました(笑)。ユーモアのある子も映っています(爆笑)。

下の2枚の写真は子供たちの顔です。皆ニコニコしていて輝いています。

マダガスカルの子供たち2

マダガスカルの子供たち3

一方、下の2枚の写真は小学校高学年の子供達です。低学年と違い、恥じらいが感じられます(笑)。

マダガスカルの子供たち4

マダガスカルの子供たち5

以上、マダガスカルの小学生の様子でした。なお、私たちの任務とも関係しますが、これら子供たちの仕事をどのように作っていくのか、今マダガスカルは重要な課題に直面していると言えるでしょう。


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  1. 2016/05/23(月) 01:34:55|
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トマトで減塩、やはり野菜を食べやさい(食と健康 2016.5.21)

トマト支柱

夏野菜が大きくなってくるこの頃と思われます。家庭菜園では、春は芽もの、夏は実ものと言われますが、トマトはその夏の実ものの代表かと思われます。

トマトと関連し、ダイヤモンドオンラインに「減塩食の味気なさを救う、意外な「野菜」とは?」という記事がありましたので、食と健康の観点から紹介します。

内容は、トマトで減塩、即ちトマトを入れるとその旨味で塩味がなくとも美味しい料理ができるということでした。

最近は、トマトもいろいろな品種が開発され、家庭菜園でも作る楽しみが増えています。そして、それが減塩に効果があり、健康増進に役立つということですので、作る楽しみ、食べる楽しみ倍増ということでしょうか。

その意味で、夏の家庭菜園では、退職後はまずはトマト栽培と行きたいところです(笑)。その意味で、我が菜園でもトマトの無農薬栽培を続けているところですが、トマトの無農薬栽培は簡単だと思います。

いろいろな栽培法がありますが、私の推薦は、上の写真にあるような主枝を数本残し脇芽を廃棄する支柱栽培です。

関連し、無農薬トマト栽培に関心のある方は、拙ブログの左側にある検索欄に「トマト支柱栽培」と入れクリックしますと、支柱の立て方など今までの記事を見ることができます。

なお、下の2枚の写真は記事と関係ありませんが、紫のブーゲンベリアの風景です。上は教会とブーゲンベリア、下はブーゲンベリアの側を帰る小学生の様子です。このように、マダガスカルでは、紫の花のブーゲンベリアをいろいろなところで見ることができます。


ブーゲンベリアと教会

ブーゲンベリアと小学生


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  1. 2016/05/21(土) 04:07:14|
  2. 食と健康
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マダガスカル100年食堂(3)(マダガスカルとアフリカ 2016.5.19)

マダガスカル100年食堂3-2

マダガスカルの中国人(華僑)は100年の歴史があり、食堂の多くは、その華僑の人達によって経営されています。そこには、当然のことながら、100年の出会いや別れ、そして人生の喜びや悲しみがあったと思われます。

拙ブログでは、そのマダガスカル華僑の様子を「マダガスカル100年食堂」と題して紹介しています。今回、3回目になりますが、紹介するのは、最大の米生産地のアロチャ湖に近くある田舎の食堂です。

上の写真は入口の様子です。中は清潔になっていました。そして、下の写真は経営者の奥さんとバーの様子で、店の中(左側)はちょっとしたバー(飲み屋?)になっていました。奥さんは、太っていますが、マダガスカルには珍しく色っぽい感じでした(笑)。

マダガスカル100年食堂3-1

下の2枚の写真は家族の様子で、ご主人とその母、そして2人の女の子供です。ご主人は、華僑というよりマラガシ(マダガスカル人)という感じでした(笑)。一番下の女の子は、丸顔で笑顔いっぱい、可愛い感じで、ついカメラを向けてしまいました。

マダガスカル100年食堂3-4

マダガスカル100年食堂3-3

下の写真は通りの様子で、道路は舗装されていますが、舗装されているのはここの集落だけで、前後は国道だというのに砂利道が続くという田舎道です。首都アンタナナリボからくるトラックやバスが食事のためにこの食堂に立ち寄るようです。


マダガスカル100年食堂3-5


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  1. 2016/05/19(木) 03:53:54|
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生きていた緑トカゲ(マダガスカルとアフリカ 2016.5.17)

緑トカゲ餌場の様子

拙ブログでは、緑トカゲ(ヒルヤモリ)がマダガスカルのアパートのベランダに共生していることを紹介しております。今回は、日本からマダガスカルのアパートに戻った直後の様子について紹介します。

アパートには夜戻りましたが、翌日の朝、ベランダを覗いたところ、エサ置き場のパイナップルは生きていました。そして、しばらくすると、緑トカゲが現れました。子供の緑トカゲの感じですが、上と下の写真がその様子です。

緑トカゲとパイナップル

その様子を見てホットしましたが、これから、エサ場にリンゴの芯を置いたりして、親の緑トカゲが出てくるのを待ちたいと思います。

なお、3週間居ない間にプランタの植物は乾いて全部枯れてしまうのではないかと心配しましたが、パイナップルの他に、葉レタスが少しばかり生きていました。下の写真が、その様子です。朝食用生野菜サラダとしてその葉レタスを2枚ばかり千切って食べてみましたが、美味しいと思いました(笑)。

緑トカゲとプランタとレタス

以上、帰ったばかりのアパートのベランダの緑トカゲとプランタの様子でした。



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  1. 2016/05/17(火) 00:17:10|
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斑入りのハイビスカス(ごあいさつ 2016.5.15)

ハイビスカス斑入り(2)

日本を5月13日の夕方に出発し、マダガスカルのアンタナナリボ市のアパートに5月14日の夜到着しました。私ことですが、マダガスカルで生活は1年が過ぎ、任期はあと1年だけとなりました。

これからも同様な内容になりますが、自然との共生、食と健康、日本人のルーツ、プランタ栽培、マダガスカルの自然等について、新鮮な内容をアップしていきたいと思っています。よろしくお願いします。

なお、早速ですが、マダガスカルの自然と関連し、上と下の写真は、表題の斑入りの葉のハイビスカスです。ある市内の駐車場の花壇に植えてあったもので、初めて見る種類で珍しく写真を撮ってしまいました(笑)。


ハイビスカス斑入り(1)


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  1. 2016/05/15(日) 20:32:47|
  2. ごあいさつ
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マダガスカルに戻ります(ごあいさつ 2016.5.13)

山椒若葉の時期5月

早いもので、20日間の一時帰国は終わりました。家庭菜園に明け暮れた20日間だったと思います(笑)。

そして突然ですが、今日(5月13日)の夕方の便で、羽田―香港―モーリシャスーアンタナナリボ(マダガスカル)と3便乗り継いで、マダガスカルには5月14日(土)の夜に戻ります。

マダガスカルからは、ベランダに共生している緑トカゲの様子、マダガスカルの自然や食べ物、日本人のルーツ等について、前回と同様に紹介していきたいと思っています。

関連し、マダガスカルからの記事アップは5月16日(月)頃からになると思いますが、よろしくお願いします

なお、上の写真は、我が家の自宅にあるサンショウの木、下の2枚の写真は、そのサンショウの新芽を使ったタケノコご飯と豆腐です。

タケノコご飯と山椒の若葉

山椒の若葉と豆腐

また、下の2枚の写真は、間引きニンジンの炒め物、採りたてのアスパラガスとイカの炒め物です。

間引きニンジンとキヌサヤの煮物

アスパラガスとイカの炒め

これらの写真のように、今回の一時帰国(休暇)は、春の芽ものを食べて終わった感じです(笑)。


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  1. 2016/05/13(金) 07:42:11|
  2. ごあいさつ
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イチゴ苗の準備(苗半作 2016.5.12)

イチゴ5月防鳥ネット(2)

イチゴは収穫直後に食べると味と香りと甘さが強く、買ったものに無い美味しさがあり、家庭菜園ならではのものかと思います。さらには、イチゴは子供たちに人気があるため、我が家でも毎年作っています。

今回は、現在の様子と苗準備の様子について紹介します。

上と下の写真は、現在のイチゴの様子で、昨年10月の帰国時に移植したものです。カラス害予防のため防鳥ネットを張っていて見にくいですが、収穫盛期を迎えつつあります。

イチゴ5月防鳥ネット(1)

下の写真は最近の収穫物です。まだ、少し早い収穫の感じですが、新鮮で美味しいと思います。

イチゴ収穫物5月

毎年、苦労しているのは苗つくりでした。改善を図り、現在行っている方法は、下の写真にあるように、別の場所に次年用の場所を作り、除草シートの間(スリット)で苗を養成する方法です。

イチゴ苗つくり5月(1)

すなわち、ランナーが出てきたところでスリットに第一のランナー(一郎さん)を活着させ、その後、親株を6月頃廃棄します。そして、一郎さんから来年用の苗ができたところで一郎さんも廃棄します。これは9月頃になります。

下の写真は一郎さんが活着する様子です。

イチゴ苗つくり5月(2)

こうすると、苗作りで問題となる7月の雑草は除草シートが抑えてくれ、簡単に苗ができることになります。さらには、移植の必要はなく、このまま次年用の株として使うことができます。昨年は本方法で作ったイチゴ苗を用い大豊作でした。


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  1. 2016/05/12(木) 07:24:20|
  2. 苗半作
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緑肥ソルゴで雑草防除(緑肥 2016.5.11)

ソルゴ栽培予定地2016年4月

今日は雨と風、園芸は休みです(笑)。

さて、私こと、1年のうち11か月はマダガスカルで働いています。この間、妻に菜園の管理をお願いしておりますが、一番の問題は雑草防除です。そこで、妻の雑草防除負担を軽減し、かつ地力を着けるため緑肥ソルゴを栽培していますので、その様子を今回は紹介します。

ソルゴの栽培は、借地菜園6アールのうちの2アールで、上の写真はソルゴ栽培予定地の4月下旬の様子です。

下の写真は、播種場所準備の様子です。我が菜園は原則として不耕起ですが、播種する場所は、このように除草し播種用の溝を作ります。

ソルゴの播種溝の様子

下の写真はソルゴの種子袋ですが、2mほど伸びる種類で、この種類に勝てる雑草はないようです(笑)。全部で4列ありますが、この種類は中側の列に播き、このほか背の低いソルゴを外側の列に播いています。

ソルゴ長型品種の種子袋

下の写真は播種10日後の発芽の様子で、順調な発芽です。

ソルゴ播種10日後の発芽の様子

下の写真は昨年の秋の様子で、伸びたソルゴを夏に腰の位置で一度刈り、そして秋に、再度伸びてきた株を根本から刈り取っている様子です。下に刈り取ったソルゴが見えますが、雑草防除だけでなく堆肥のような土壌改良効果も期待されます。

ソルゴ栽培2015年秋

そして、さらなる効果として、ソルゴはアブラムシの生息地となるため、それを食べる天敵が生息し、天敵保存植物(バンカープランツ)としての効果、さらには、下に伸びる根は枯れると土を柔らかくする効果や排水を良くする効果が知られております。


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  1. 2016/05/11(水) 07:25:43|
  2. 緑肥
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サツマイモ作りは、萎れ苗、肥料、除草がポイント(農法 2016.5.10)

サツマイモ移植3日後

サツマイモは交際の野菜としても人気があり、毎年作っていますが、今回は今年の植付けの様子について紹介します。

今年は苗を園芸店で購入しました。品種は、干イモや蒸かしイモで美味しいベニハルカと焼きイモで美味しい安納芋です。

上の写真は、ベニハルカ移植3日後、雨後の様子です。一方、下の写真は、移植10日後の様子でほぼ活着したようです。

サツマイモ移植10日後

移植した後は、苗の周囲の土を踏みつけ、根が土壌水分を吸いやすいようにしています。関連し、土が湿っていましたので水はあげていません。また、水はけの良い畑地ですので畝立てはしていません。

毎年紹介していることでもありますが、サツマイモ作りのポイントは、萎れ苗、肥料、除草の3点がポイントと思います。すなわち、苗は萎れさせてから移植、肥料は無肥料で、移植直後は草に負けないように早めの除草です。

除草は、雨が降ったのち芽のでてきた雑草を万能クワでカリカリと削るだけですので手間はかかりません。そして、順調にいきますと、昨年の例ですが、下の写真のような収穫となります(笑)。左がベニハルカ、右側が安納芋です。

サツマイモ収穫2015秋

なお、サツマイモ作りに関心のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄に「サツマイモ」と入れ、クリックしますと、今までの記事を見ることができます。


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  1. 2016/05/10(火) 07:20:59|
  2. 農法
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新タマネギに花芽、理由は暖冬のためか(農法 2016.5.9)

赤タマネギと花芽の着いた白タマネギ

今年は、タマネギが太る前に花芽ができてしまったというブログ記事をいくつか見ました。そして我が菜園ですが、いくつかの株に同じく花芽ができていました(笑)。

上の写真は、花芽のできた白貯めネギの株と花芽のできていない赤タマネギの株です。残念ながら、花芽ができると、もう株は太りません。

下の写真は今年のタマネギの畝の様子で、凍霜害は少なく順調な感じでした。しかし、いくつかの株に花芽ができてしまいました。欠株のところがその花芽のできた株の場所です。

白タマネギ菜園5月

花芽のできた種類は全部白タマネギで、赤タマネギにはできていません。下の写真は、その赤タマネギの畝です。

赤タマネギ菜園5月

調べますと、 「ある一定の大きさに達した苗が、低温に一定期間あって花芽を分化し、長日条件のもとで抽苔が促進されます」、とあります。

このことから推察しますと、今年度は12月が暖冬で苗が大きくなり、1月になって低温がきたため花芽が早めにできたと推察されます。

一方、晩生種は暖冬で花芽が着きやすく、早生種は花芽ができにくいと言われます。この意味で、家庭菜園では早生種を中心に作ると問題が少ないと思われます。関連し、最近では極早生でも良く太る品種のあることが、いくつかのブログで紹介されていました。

なお、下の写真は、収穫した赤タマネギを使い生野菜サラダを作った様子です。新タマネギは本当に美味しいと思います。


赤タマネギ入りサラダ


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  1. 2016/05/09(月) 07:57:37|
  2. 農法
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自生の太いニラを使ったニラ栽培(苗半作 2016.5.8)

ニラ自生株4月

園芸日和が続いています(笑)。

さて、ニラも春の芽もの野菜の代表ですが、柔らかく太い良品質のニラが求められます。しかし、菜園のニラは放置しておくと細くなってきて繊維の多いニラになっていく問題があります。そこで今回は、我が菜園の良質のニラの作り方について紹介します。

まず、細ニラ解決法としての株分けですが、株分けしても細いニラからは細いニラしかできない宿命にあります(笑)。そこで、我が菜園では、自生の種から発芽して育った太いニラを元株に使っています。

上と下の写真は、我が果樹園で自生の種から育ったニラの様子で2年目のものと思われますが、太く柔らかく美味しそうです。そして、こうした株のなかから最良の株を選び、株分けし移植しています。

ニラ自生株のある菜園

下の2枚の写真は、その株を株分けし2本ずつ20㎝間隔で植えたもので、移植後と活着の様子です。移植後は萎れていましたが、一雨のあと活着したようです。今年の秋、そして来年の春には美味しいニラを食べることができることでしょう。

ニラ4月下旬移植後

ニラ移植後5月

なお、ニラ栽培に関心のある方は、拙ブログの検索欄に「ニラ」と入れ、クリックしますと、今までの栽培に関する記事を読むことができます。



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  1. 2016/05/08(日) 07:43:36|
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パオパオと防虫ネットは春の野菜栽培に必須(農法 2016.5.7)

コマツナなど4月下旬

昨日、パオパオを使った美味しい2月播きホウレンソウについて紹介しました。菜園のある関東地方(つくば市)の2月は寒いですが、日差しは多く、パオパオを張って野菜を育てれば、パオパオの中は温かく野菜は簡単に育ちます。

関連し、今回は、このパオパオと防虫ネットが良質の春野菜栽培や春の夏野菜栽培に必須であることにについて愚考します。

まず、昨日の続きになりますが、上の写真は、同じくパオパオで育てた2月播きのコマツナとベカナです。妻が作ったものですが良くできていると思います。

また、下の写真は韓国レタス、ミックスレタス、サラダナですが、こちらもよくできていると思います。

韓国レタスなど4月下旬

そして、下の写真は韓国レタスの利用です。昨日紹介のホウレンソウと同じく、パオパオで寒さから守られ、かつ春の強い日差しを受け、大変美味しくできておりました。

韓国レタスの利用

一方、防虫ネットですが、こちらは夏野菜に効果的と思われます。例えば、下の写真はズッキーニの移植後にかけたものですが、ウリハムシ防除、風よけ、保温の効果があり、良い生育が期待されます。

防虫ネット5月(1)

この防虫ネットを張っている期間は1か月程度ですが、虫防除の効果は絶大です。例えば、その間、ズッキーニは健全に生育し大きくなっていること、かつ虫が寄生するのは1か月遅れるため卵を産まれても虫が発生するのが遅れること、一方、この間、天敵も発生してくるので、最大の問題である虫の被害は微々たるものになります。

また、下の写真はエダマメの防虫ネット栽培です。こちらの方は、大きなネットを使い、収穫期まで防虫ネットの中で育てます。こうすると、ウイルス病を媒介する虫が入りにくくなり、かつ実を吸汁するカメムシは完ぺきに防除でき、良質のエダマメを収穫できます。

防虫ネット5月(大サイズ)

以上のことから、我が菜園では、できるだけ防虫ネットを使い、夏野菜を作っています。



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  1. 2016/05/07(土) 08:02:28|
  2. 農法
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ホウレンソウは冬よりも春が美味しい(旬野菜料理 2016.5.6)

ホウレンソウ菜園4月下旬

家庭菜園では、冬は葉ものと言われ、関連し、ホウレンソウは、寒締めの効果で甘く冬の葉ものの代表の感じがあります。

しかし、家庭菜園では、春のホウレンソウも捨てがたい美味しさがあることが分かりましたので、その様子について今回は紹介します。

上と下の写真は、我が菜園の現在のホウレンソウで、春ホウレンソウです。妻が2月に播き、パオパオの中で育てたもので、温かくなってきたのでパオパオを最近はずしました。2種類あり、右側の赤い種類はサラダ用、左側の緑は普通ホウレンソウです。

ホウレンソウ4月下旬

下の写真は利用で、赤ホウレンソウを朝の生野菜サラダに使った様子です。見えにくいのが残念ですが、ホウレンソウの美味しい味があり、サラダを美味しくしていると思います。

ホウレンソウ入りサラダ5月

下の写真はお浸しです。柔らかく甘味があり、かなり美味しいと思います。

ホウレンソウお浸し5月

まとめますと、春のホウレンソウが大変美味しいことが分かりました。その美味しさの秘密は、春の強い日差しと涼しい夜温にあると思われます。

すなわち、春の強い日差しは光合成量を多くし甘味を増す効果があり、一方、春の涼しい夜温は消耗(呼吸)の少なくし美味しい味にする効果があるのではないかと思われます。



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  1. 2016/05/06(金) 07:43:48|
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美味しいヨモギ餅(旬野菜料理 2016.5.5)

ヨモギ餅(1)

先日、ヨモギ芽の天ぷらについて紹介しましたが、このとき美味しかったことに刺激され、ヨモギ餅も作ってみましたので紹介します。

上と下の写真は、妻の作ったヨモギ餅の様子です。生産過剰の感じですが、交際の野菜加工品として使うようです。

ヨモギ餅(2)

食べたところ、ヨモギの香りよく、大変美味しく、一気に2個食べてしまいました(笑)。

下の2枚の写真は、ヨモギが自生している菜園の様子です。無農薬の菜園ですので安心して食べることができます。また、半日蔭のところにあるのは柔らかく、遅くまで使える感じです。

ヨモギ自生(1)

ヨモギ自生(2)

ヨモギは新芽の出たころを利用するのが通例で、今回の利用は遅い感じでしたが問題なかったようです。関連し、ブログ仲間のヘイジョア(feizyoa)さんも、「ヨモギの天ぷらはまだ美味しい」、と紹介されておりました。

なお、このような旬野菜料理に関心のある方は、カテゴリー欄の「旬野菜料理」をクリックしますと今までの記事を読むことができます。



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  1. 2016/05/05(木) 07:33:56|
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掘りたてのウドは最高(旬野菜料理 2016.5.4)

ヤマウド菜園

今日は朝から激しい雨、園芸は休みです(笑)。

さて、春は芽ものと言われますが、ウドもその一つかと思います。今回は、我が家のヤマウドと普通のウドの旬野菜料理について紹介します。

上の写真は我が菜園のヤマウドの様子です。ヤマウドの元株はもらったものですが、毎年、このように芽を出してくれます。

下の写真は収穫物ですが、白い茎は普通のウド、赤い茎の方はヤマウドです。

ウド収穫物2種

下の写真は利用で、普通のウドのスライスと味噌です。ウドの香り、少し甘味のある柔らかいウドの食感、そして味噌のハーモニーがよく、最高の酒の肴と思われます(笑)。

ウドのスライスと味噌

下の写真はウドの天ぷらですが、緑はヤマウドと普通のウドの芽のミックス、白は普通のウドの茎の皮です。いずれも香りよく美味しいと思います。よく、山菜の天ぷらはタラの芽が最高と言われますが、ウドの芽も同じくらい美味しいと思います。

ウドの天ぷら

下の写真は、油揚げとヤマウドの茎のミックスしたきんぴら風煮物です。ゴマがかけてありますが、これらの香りのハーモニーと食感がよく、これも美味しい酒の肴の一品となっています(笑)。

ヤマウドのきんぴら風煮物

まとめますと、家庭菜園のウドは、新鮮で香りが強いこと、緑の芽も美味しいことなどから、ウドは春の逸品と思われます。



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  1. 2016/05/04(水) 07:38:24|
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春のアスパラガスは絶品(春の野菜 2016.5.2)

アスパラガス栽培6年目

春は芽ものと言われますが、菜園での代表はアスパラガスかと思います。アスパラガスは最も味のある野菜で我が菜園では人気野菜になっていますが、作り方は簡単です(笑)。

上の写真は、播種して育てたアスパラガスが6年目に入った様子で、6年目にふさわしく太い茎が続々と出てくる雰囲気です。

下の写真は、3年目のもので、茎枯れ病の被害も少なく、茎は細いですが、収穫物は多い感じです。

アスパラガス栽培3年目

下の写真は初期の収穫物の収穫の様子で、現在は収穫盛期に入りつつあります。

アスパラガス収穫物4月

下の写真は利用でアスパラガスの肉巻きで、新鮮なアスパラガスの香り良く美味しいと思います。

アスパラガス肉巻き

参考までに、本地域のアスパラガス栽培のポイントですが、茎を枯らす茎枯れ病の対策に尽きると思います。本病害は、菌核で越冬し、春になると株に罹病し、茎を次々と枯らす恐ろしい病害ですが、この菌核を冬の間に除去することが病害の多発を防ぐ方法と思われます。

予防にはいろいろな方法が紹介されておりますが、私の方法は、冬の間に菌核を含んだ表面3㎝の土を除去するだけの簡単な方法です。

なお、アスパラガス栽培に関心のある方は、拙ブログの検索欄に「アスパラガス」と入れ、クリックしますと、茎枯れ病対策を含め今までの記事を読むことができます。



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  1. 2016/05/02(月) 19:30:49|
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アケビの花芽と剪定(果樹 2016.5.1)

アケビ棚4月

我が菜園ではアケビの品種改良を兼ねてアケビを栽培しております(笑)。今回は、そのアケビの様子と剪定について紹介します。

上の写真は、アケビ棚の様子です。

下の2枚の写真は2種類のアケビです。春になるとアケビは、新緑も美しいですが、花も美しく、和ませてくれます。白い花は5枚葉の種類、紫の花は3枚葉の種類です。そして、このように2種類あるとアケビは実着きがいいようです。

アケビ5枚葉白い花

アケビ3枚葉紫の花

剪定は、茂っているところの枝をカットするだけです。その他の枝が傷つかないように、カットした枝の除去はしません。この作業は、葉が落ちた後の冬に行います。そして剪定が上手くいきますと、下の写真のように食いきれないほどのアケビが実ります(笑)。

アケビの実10月

アケビの品種改良ですが、アケビは他花受粉ですので、2種類ありますと自然交配し、その種を播種しますと芽が出て生育し、早ければ3年で実が着きます。この中から希望の種類を選びます。

下の写真は、自然交配の後の結実の様子で、アケビの実の子供(赤ちゃん?)の様子です(笑)。現在、実が甘く種の小さい種類を選んでいますが、結果については数年後に紹介します。


アケビ結実4月


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  1. 2016/05/01(日) 07:48:44|
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