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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

マンゴーの季節がきた(マダガスカルとアフリカ 2015.9.29)

マンゴー2種

先日、熱帯の果樹については、「季節のある種類は乾期に刺激され花芽ができて実が着くこと」を紹介しました。今回は、乾期が過ぎ、その季節のあるマンゴーを食べる時期になりましたので、紹介します。

上の写真はマンゴーの実です。普通のマンゴーとアップルマンゴーです。1個、サイズにより50~100円でした。

下の写真は、普通マンゴーの中身です。このように3枚にし、種のある真ん中(写真中央)は捨て、種の無い2枚をスプーンで食べるのが上品な食べ方のようです。

マンゴー3分割

種のある真ん中を食べるときは、口や手が汚れないよう注意が必要です(笑)。

熱帯の果樹で、ドーリアンはキング、マンゴーはクイーンなんて言われておりますが、本当にマンゴーは美味しいと思います。なお、ドーリアンの季節はこれからと思われます。

また、下の写真は、いたるところにある小粒のマンゴー(野生種?)ですが、鈴なりでした(笑)。


マンゴー小粒種鈴なり

マンゴーの木


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  1. 2015/09/29(火) 19:28:59|
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マダガスカルでは「まごわやさい」(食と健康 2015.9.27)

こうや豆腐入りラーメン

毎日食べると健康に良い食物の頭文字として「まごわやさしい」が知られております。本ブログでも、「マメと豆腐を食べる」と題し、「まごはやさしい」について紹介してきました。

今回は、それをマダガスカルの単身生活でも実践しておりますので紹介します。結果は次のとおりです。

ま(マメ類):味噌、こうや豆腐、缶詰のマメ
ご(ゴマ類):擦りゴマ(ふりかけ)、ゴマ油(卵焼き用)
わ(ワカメなど海藻類):乾燥ワカメ、モズク(ラーメンやバリススに使用)
や(野菜類):カイワレダイコン、レタス類、キャベツなど現地産野菜
さ(魚):もっぱら缶詰
し(シイタケなどきのこ類):もっぱら干しシイタケ(ラーメンのときだけ)
い(イモ類):もっぱら現地産ジャガイモ、ニンジン

以上の結果、週単位で見ると全部食べています。しかし、1日単位で見ると、し(シイタケなどきのこ類)は食べないときがあります。ということは、「し」が抜けて、マダガスカルでは「まごわやさしい」でなく、「まごわやさい」でした(笑)。


シイタケ入りラーメン

ジャガ、ニンジン入りカレー

魚入り生野菜サラダ

魚入り朝食


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  1. 2015/09/27(日) 13:32:41|
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花ですか、いいえマメの鞘です(マダガスカルとアフリカ 2015.9.25)

マメの木

本ブログでは、著者がマダガスカルに住んでいることから、そこにある珍しい風景を紹介しております。今回はマメの木について紹介します。

上の写真は、マダガスカルの首都アンタナナリボから北西の海岸の町マジュンガに行く途中に見た木です。乾期で葉が落ちていますが、白い花が咲いているように見えます。

近づいてみると、下の写真のようで、マメの鞘が光っている様子でした(笑)。

マメの鞘

なお、下の写真は、別の場所のものですが、美しい白いマメの木の花です。花も美しく鞘も美しいとは驚きももの木です(笑)。

マメの花


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  1. 2015/09/25(金) 13:53:48|
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マダガスカルのキューリとズッキーニで浅漬け(マダガスカルとアフリカ 2015.8.23)

マダガスカルのキューリ

マダガスカル産のキューリとズッキーニで、浅漬けを作ってみましたので紹介します。

上の写真は、現地産のキューリです。日本キューリのように若いキューリでなく、おおきくなった種の入っているキューリです。現地では「ココンボ」と呼んでいました(笑)。

皮が堅いので、皮を半分ぐらい捨て、刻み、浅漬けの素を入れ、ビニール袋の中で1分間揉み揉みし、袋を閉じ、20分間以上冷蔵庫に保存し出来上がりです。下の写真はできあがった様子です。

マダガスカルのキューリ浅漬け

生野菜が少ない現地のせいか、味も柔らかさもまあまあでけっこういけます(笑)。

下の2枚の写真は、現地産ズッキーニです。キューリのような種はありません(笑)。

マダガスカルのズッキーニ

マダガスカルのズッキーニの中身

下の写真はズッキーニで浅漬けを作った様子です。こちらの方は、材料が柔らかいせいか、食べやすい感じでした。しかし、どちらが美味しいかは好みの違いになるでしょう(笑)。


マダガスカルのズッキーニ浅漬け


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  1. 2015/09/23(水) 00:59:20|
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マダガスカル高地の春の花(マダガスカルとアフリカ 2015.9.20)

マダガスカルの桃の花

マダガスカルは南半球にあるため、季節は日本と逆で、今が春です。日本で言えば3月下旬ごろという感じでしょうか。そのためか、桃の花が自分のアパートの庭で咲いていることを発見しましたので紹介します。

上と下の写真は、その桃の花の様子です。あまり美しいとは言えませんが、桃の花です(笑)。

マダガスカルの桃の木

一方、下の写真は春らしい新芽の様子です。実が着いていますが、鳥が食べなかったようで、昨年の実が残っていました。

マダガスカルの木と新芽

また、下の写真はツツジです。マダガスカルでツツジの花を見るとは思いもよりませんでしたが、私の住んでいるマダガスカルの高地は1000m以上の高地にあり、涼しい気候で、温帯の植物もよく育つようです。


マダガスカルのツツジの花


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  1. 2015/09/20(日) 13:26:18|
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疾風に勁草(けいそう)を知る(中国名言故事と家庭菜園 2015.9.17)

イチジクの実2015

国会で戦争法案の採決をめぐり緊迫しておりますが、記事をアップさせていただきます。

さて、最近、強烈な台風が九州や関東を通過し、爪痕を残しました。関連し、今回は、「中国名言故事と家庭菜園」の第9話として「疾風に勁草を知る(後漢書)」について愚考します。

「疾風に勁草を知る」とは、疾風が吹き荒れると、弱い草はなぎ倒されてしまうので、そのとき初めて強い草の存在が分かる、という感動的なシーンでありますが、家庭菜園でも経験します。

私の経験ですが、疾風の後、ビニールマルチのトウモロコシが全部倒れてしまったことがあります。しかし、たまたまビニールマルチをしていなかったトウモロコシの倒伏は少なかったことがあり、ビニールマルチをしない方がいい場合があることを知ったしだいです。

また、同じような初心者の頃の経験ですが、トウモロコシを畝立てしてから播種したところ、大きくなったところで疾風にあい、全部倒れてしまったことがあります。そして、それらを回復させるため土寄せしようとしましたが、もともと畝立てしておいたところでしたので、土を畝に乗せるとこぼれてしまい、苦労したことがあります(笑)。

このような経験から、私は、畝立てはしない方が良い、と思うようになった事件でもありました。
皆さんも同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、これで終了します。なお、「中国名言故事と家庭菜園」に関心のある方は、本ブログ左側のカテゴリー欄の「中国名言故事と家庭菜園」を選択しクリックしますと、今までの記事を読むことができます。

また、上と下の写真は、本記事と関係ありませんが、日本から送られてきた最近の写真です。今年は台風が来ましたが、被害は少なく、果樹もいいようです。


小粒のブドウ2015


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  1. 2015/09/17(木) 12:32:10|
  2. 中国名言故事と家庭菜園 
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大きくなったチンゲンサイ(プランタ栽培 2015.9.14)

チンゲンサイのプランタ栽培収穫期

マダガスカルのアパートでプランタ栽培を楽しんでおりますが、今回は大きくなったチンゲンサイについて紹介します。

上と下の写真はプランタの様子です。茎の太りはまだ不十分ですが、食べることができる大きさになりました。

チンゲンサイとレタスのプランタ栽培播種後2週間

下の写真は利用です。ラーメンに入れましたが、菜っ葉の香りと食感よく、「まいうっ!」でした(笑)。

チンゲンサイ入りラーメン

下の写真は、現地で買った種の袋です。袋の写真から種がチンゲンサイであることは分かりますが、中身はフランス語で書いてあり、まったく分かりません(笑)。

チンゲンサイの種子袋


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  1. 2015/09/14(月) 11:53:49|
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大きくなったリーフレタス(プランタ栽培 2015.9.12)

プランタ栽培レタス2

日本では、台風が関東地方に被害をもたらしましたが、我がつくばにある菜園は被害がほとんどなかったようです。ブログ仲間からご心配をいただきましたが、ありがとうございました。

さて、本題ですが、マダガスカルのアパートでプランタ栽培を楽しんでいることを紹介しております。今回はレタス栽培について紹介します。

上と下の写真は大きくなったリーフレタスの様子です。播種後、約1か月です。プランタの土が少なく、生育は不十分でしたが、何とか食べることができる大きさになりました。

プランタ栽培レタス3

プランタ栽培レタス1

下の写真は利用です。カイワレダイコンと卵焼きが添えてあり、生野菜サラダとしては申し分ありません。これらをマヨ味で食べましたが、苦みはなく、「まいうっ!」でした(笑)。

レタスサラダ

下の写真は、買った種の袋です。袋の写真で種はリーフレタスであることは分かりますが、その他は、フランス語で、まったく分かりません(笑)。


レタスの種マダガスカル


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  1. 2015/09/12(土) 11:22:39|
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私のプランタ播種作業(プランタ栽培 2015.9.8)

播種前の鎮圧

マダガスカルのアパートでカイワレダイコンのプランタ栽培をしていることを、前回紹介しました。今回は播種作業について紹介します。

上の写真は、収穫の終わったカイワレダイコンの列(プランタの半分)について、残茎を引き抜き、自家製堆肥を入れ、スプーンで鎮圧した様子です。スプーンは中国産陶器で安物です(笑)。

下の写真は、水まき用茶器です。これも安物です(笑)。

水遣り用の茶器

下の写真は水まき後の播種です。密度はこんな感じで、2列播きです。

水遣り後の播種

下の写真は覆土です。種が見えなくなる程度の浅い覆土です。覆土後、水はやりません。

播種後の覆土

下の写真は乾燥を防ぐためのネット掛けの様子です。ネットは2日ではずします。毎回、立派な発芽を3日後にみることができます。

覆土後のネットによる覆い

なお、播種方法に関心のある方は、本ブログ左側のカテゴリー欄の「苗半作」を選択しクリックしますと、今までの播種や苗作り関連の記事を読むことができます。



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  1. 2015/09/08(火) 01:23:44|
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マレー系の人々が日本を通過し船でアメリカに渡った(日本人のルーツ 2015.9.5)

そんなことアリューシャン

先日、日本人のルーツであるマレー系の人々は世界最大の海洋民族であったことを紹介しましたが、今回は、マレー系の人々(縄文人)が、日本列島を通過し、アメリカの先住民族になったことについて愚考します。

最近の古人骨のDNA研究によれば、アメリカ先住民族は南方系アジア系民族であることが分かってきました。

一方、アメリカの先住民族は、2万年前頃の氷河期に、陸続きだったベーリング海峡を歩いてアジア(シベリア)からアメリカに渡ったというのが通説になっています。しかし、南方系アジア民族というのは、北方シベリアに住んだ足跡はまったくありません。

また、渡ったとしても、アラスカの南にはロッキー山脈の氷河が広がっており、移動できたのは、緑の回廊ができた1.5万年前ぐらいからと言われており、通説の2万年前には無理があります。

そこで、南方系アジア系民族が太平洋を横断するルートについて考えますと、日本列島、千島列島、アリューシャン列島を経てアメリカに渡るルートが有力と思われます。

これらの移動の経路を下図に示しました。このルートを使えば、北海道アイヌは大きな困難なくアメリカに渡ることができますので、民族移動の流れは継続的に行われた可能性があります。

日本の遺跡研究によりますと、南方系アジア人(アイヌ)は、すでに4万年前には日本列島に住みつき、さらには、北海道や千島列島には3万年前から住みついていたことが分かっています。

そして、例えば、北海道には網走白滝遺跡群という3万年前の巨大な新石器時代遺跡が知られておりますが、そこは石器に使う黒曜石の大産地で、ここで作られた石器は日本の広い地域に運ばれていたことが確認されています。

アイヌが、3万年前から千島列島で活動していたことから考えますと、アメリカにつながるアリューシャン列島は目と鼻の先であり、そこからアメリカに移動したことは十分可能になります。

渡った時期は氷河期の終わりの2万年前頃からと推察されますが、この頃は氷河期で、海面が現在より100m以上低かったことや、夏ともなれば、アリューシャン列島も、島から島への移動はしやすかったことが予想されます。

日本の先住民族が日本列島を経てアメリカに渡ったという話は ウエブサイトを検索しますと、「アイヌ民族の流れは、千島列島、アリューシャン列島を経てハイダ グワイへ」という情報があります。

ハイダ グワイという場所はカナダに属している太平洋岸の諸島(下の地図参照)ですが、そこに住んでいる人たちはアイヌの末裔のようです。その歴史が2万年前までさかのぼるなら、アイヌがアメリカ先住民になったことが明らかになるのでしょう。

以上のほか、日本の先住民族がアメリカ先住民族になったという説は、「縄文人は、ベーリング海ルートを移動してアメリカ大陸にたどり着いた?」など、いくつかの紹介があります。

今回は堅い話でしたので、疲れ休めに、上のマンガ絵でくつろいでいただければ幸いです。


アイヌのアメリカ移動経路


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  1. 2015/09/05(土) 01:21:52|
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マレー系の人々は世界最大の海洋民族(日本人のルーツ 2015.9.2)

マレー系の人々のマダガスカル移動海路

本ブログでは日本人のルーツについても愚考しております。そして、日本人のルーツは、マレー系(南方アジア系)とツングース系(北方アジア系)の混血であることを紹介してきました。今回は、マレー系の人々は古代においては最大の海洋民族であったことについて愚考します。

私は今、マダガスカルというアフリカ東岸の島で生活しておりますが、この島の主要な民族はアジアから船で移動してきたマレー系の人々であることが分かっております。来た時期は諸説がありますが、5世紀頃と言われております。

しかし、インド洋を超え、どのようにマダガスカルにやってきたのかは謎になっています。一般に言われていることは、アウトリガーを巧みに操り、数回に渡って来たのだろうと言われております。

アウトリガーというのは、船を安定させるため、両側、あるいは片側に付けるもう一艘の船のことで、本体に帆を付けると、風に乗り、相当遠くまで移動できるようです。

インド洋にも貿易風や季節風はあり、アウトリガーを使えば西にも東にも比較的楽に移動できるようです。また、モーリシャスなど、インドとマダガスカルの間にはいくつかの島があり、インド(セイロン島)からこれらの島々を移動していけば、マダガスカルに着けるようになっています。

上の図は、インド洋の地図です。すなわち、マレー系の人々のマダガスカル移動は、スマトラ島→セイロン島→モルジブ島→セイシェル島→マダガスカル島、の感じではないかと思われます。

なお、下の写真は、帆を付けたアウトリガー船(出所:http://owle.biz/アウトリガーカヌーで海洋民族に)です。

5世紀頃にマレー系の人々は、同じくアウトリガーを用い、太平洋の東の端と言われるハワイ島やモアイ像で有名なイースター島にも移動しております。これらの事実から、マレー系の人々は古代最大の海洋民族であったと推察されます。

関連し、日本に縄文時代最大と言われる、5500年前~4000年前頃の青森県三内丸山遺跡がありますが、日本列島のかなりの地域と連結していたことが分かっています。この頃の縄文時代の日本人のほとんどがマレー系の人々であったことから推察しますと、縄文人は海洋民族のマレー系のDNAを引き継いでいたのではないかと推察されます。


アウトリガー船


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  1. 2015/09/02(水) 11:54:55|
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