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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

野菜・果物を食べると長生きするのか?(食と健康 2015.1.31)

カボチャマヨ味

今日は晴れ。やや風強く、冬らしい寒い朝ですが、日差しは強くなってきた感じです。

さて、野菜と長寿は、本ブログの家庭菜園と関連した重要テーマでもありますが、表題の「野菜を食べると長生きするのか?」という疑問に明確に答えている記事がありましたので紹介します。

記事は、「阿修羅掲示板の健康欄」にありました。タイトルは「野菜・果物で死亡リスク低下?24年間で9000人調査」です。記事によれば、調査人数が9000人ということで、たいへん大きな調査結果と思われます。

本記事によれば、野菜・果物を多く食べている人ほど長寿の傾向が出ております。また、本結果では、野菜だけの人にも同じ傾向が認められたとあります。

野菜・果物には、体に必要な繊維やビタミンだけでなく、健康と関係した機能性成分や薬効もあり、いろいろな効果で健康と関係していると思われます。その結果、野菜・果物を多く食べている人は、ガンにもかかりにくく、その他の成人病も少なく、長寿になるのでしょう。

関連し家庭菜園の効果ですが、家庭菜園は、野菜供給だけでなく、運動不足解消やストレス解消と関係し、多くの意味で健康と関係しています。その意味で、家庭菜園を楽しむ人は長生き、なんて論文が発表される日が近いのではないかと思われます(笑)。

なお、上と下の写真は、平凡ですが、家庭菜園で採れた野菜を料理に使っている様子で、上はカボチャのマヨ味、下はヤマイモとイカの炒めです。これで酒を控えることができれば(笑)。


ヤマイモとイカの炒め物


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  1. 2015/01/31(土) 08:01:44|
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ビニールハウスのコマツナ(ビニールハウス 2015.1.30)

ビニールハウスのコマツナ1月

今日は雪。午後にはみぞれになるようです。

さて、現在、野外の野菜は凍霜害で外葉が枯れ、痛々しい状況で、食べることができる野菜はネギとパオパオや防虫ネットで囲っているものだけとなっています。一方、ビニールハウスは12月から利用しておりますが、コマツナが大きくなってきましたので紹介します。

上の写真は、ビニールハウスの中のコマツナです。1株当たり3本で1.5 mほど作っていますが、写真は間引き後の様子です。なお、冬のビニールハウスのコマツナは、2月になると葉が白くなるカビ病(白さび病)が発生してきますので、1月で全部収穫予定です。

下の写真は収穫物です。大きさは20cmを超え、まずまずの大きさです。

ビニールハウスのコマツナ収穫物1月

下の写真は利用例で、おひたしと汁ものです。少し甘みがあり、柔らかく美味しいと思います。

コマツナお浸し


コマツナ入り汁もの

参考までに今回の作り方を紹介しますと、種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存していたものです。11月上旬に播種し、1株当たり3本とし、合計12株(3ポットx 4株)のポット苗を作り、12月上旬にビニールハウスに移植しました。肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。


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  1. 2015/01/30(金) 09:47:44|
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無耕起、無堆肥でも土は肥えるのか(土作りと肥料 2015.1.29)

緑肥オートとモロヘイヤ残骸

今日は晴れ。霜柱が厚く立ち冷え込みましたが、風は穏やかで冬の園芸日和です。

さて、昨日は生ゴミの埋め込み利用について紹介しましたが、生ゴミ埋め込みは地力増強の一方法と思われます。一方、私は無(不)耕起栽培という方法で野菜作りをしております。本方法は原則として堆肥を使いませんが、このような方法で地力増強ができるのか、について今回は愚考します。

有機農法の教科書によれば、一般に堆肥は土つくりに不可欠な材料として紹介されています。しかし、最近の日本有機農法研究会の雑誌「土と健康」を読んでいますと、不耕起農法も有機農法という報告も見られるようになってきました。

もともと、私の教科書としている「ぐうたら農法のすすめ」(2001)の著者西村和雄氏は、無耕起・無堆肥を推奨していますが、長年有機農法を研究してきた方でもあり、不耕起農法も有機農法という報告はおかしなことでもありません。

その著書では、不耕起栽培においては、作物の下に敷いた草マルチ(緑肥)や残された根が微生物の働きで発酵(腐食)し、土が自然に団粒構造になっていくことを紹介されておりますが、不耕起栽培は自然の循環を重視している有機農法そのもの、あるいは有機農法が進化したものと思われます。

このため、不耕起の家庭菜園法では、収穫物残骸や緑肥を草マルチとして使えば、自然と地力がついてくるので堆肥を使わなくとも良いと判断されます。

関連し、上の写真は、現在の我が菜園の緑肥オートと枯草モロヘイヤの残骸です。モロヘイヤは硬く、なかなか枯れませんが夏には自然に還ります。

下の2枚の写真はサツマイモ残骸とトマトの残骸です。いずれもかなり小さくなっており、土に還りつつあります。

サツマイモの蔓残骸1月

トマト残骸1月

下の2枚の写真は果樹の下の様子で、剪定された枝が置いてあります。たんじゅん(炭素循環)農法によれば、このように伐採した枝木を置くだけで、キノコ菌が木を分解し、腐植が進み、土は団粒構造となり、肥えてくると言われ、私も実践しているところです。

剪定枝残骸1

剪定枝残骸2

そして、これらの実践の結果については2年間紹介してきましたが、我が菜園では、無農薬野菜がそれなりに採れていますので、効果は出てきていると思われます。



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  1. 2015/01/29(木) 10:01:34|
  2. 土作りと肥料
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冬の生ゴミ埋め込みの様子(生ゴミ利用 2015.1.28)

生ゴミ埋め込み冬

今日は曇り後晴れ。朝のうちは晴れ間も見え穏やかですが、これから寒くなってくるようです。

さて、家庭から出る生ゴミは、タマゴの殻や魚や動物の骨を含み、優れた堆肥用素材として注目され、堆肥にして利用することが勧められています。しかし、生ゴミは水分を多く含み、その堆肥化は一般の堆肥作りよりも難しいのが現状です。

そこで、私がしているのは、家庭菜園における畝間への埋め込みです。これは、30cmぐらいの深さに、生ゴミを捨てたあと土と混ぜて埋めるだけの簡単な作業ですが、その後、追肥のような効果が表れ、明らかに土は肥えるようです。

今回紹介するのは冬の季節の生ゴミの埋め込みですが、上の写真は、12月下旬に生ゴミを捨てたところ、下の写真は土と混ぜたところです。これに土を被せ終了です。

生ゴミ土と混ぜ冬

関連し、下の写真は、ゴミを埋めてから3週間後に掘り起こした様子です。キャベツの茎(軸)のようなものが映っていますが、冬の低温の影響でほとんど動いていない感じです。

生ゴミ埋め込み20日後冬

昨年の経験ですと、生ゴミが土に還り見えなくなったのは4月頃でした。生ごみが発酵(腐食)し土に還るまで、夏は2週間、春と秋は1か月、冬は4か月というところでしょうか。

なお、本方法のポイントは、生ゴミが新鮮なうちに土と混ぜて埋め込むことです。このようにすると、生ゴミは多くの水分を土に吸収されて、発酵しやすくなり、悪臭が出にくくなります。

また、たんじゅん(炭素循環)農法で学んだことですが、このような状況で発酵が進みますと、酸素の多い環境になり、ミミズの発生は少なくなります。もともとミミズは湿った酸素の少ない有機物の中を好む動物ですので、本方法のような酸素多い状況には集まってこないようです。関連し、ミミズをもとめるモグラも少なくなります。

なお、菜園への生ゴミ埋め込みに関心のある方は、本ブログの左側にあるカテゴリーの「生ゴミ利用」をクリックしますと、これまでの全報告を見ることができます。



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  1. 2015/01/28(水) 09:44:00|
  2. 生ゴミ利用
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カイワレブロッコリー栽培(ビニールハウス 2015.1.27)

カイワレブロッコリー栽培拡大図

今日は雨のち曇り。1月には珍しい雨でしとしと降りました。園芸は休みです。

さて、カイワレブロッコリーは、ガン抑制効果の高い野菜として脚光をあびている野菜です。種を播くだけで良いという作りやすさもあり、健康増進に興味のある方には作って食べてほしい野菜のようです。そこで、我が菜園でも作って利用しておりますので、紹介します。

上と下の写真は菜園(ビニールハウス)の栽培の様子です。普通、カイワレ種は地面には播きませんが、ビニールハウスの地面の方が簡単ですので、このように作っています。作っているのは幅5cm長さ50cmほどです。必要なときに随時収穫します。

カイワレブロッコリー栽培

下の写真は利用です。カイワレブロッコリーとヤマイモの組み合わせですが、手巻き寿司用の野菜です。カイワレブロッコリーは、カイワレダイコンのような辛みはありませんが、柔らかく、けっこういけます(笑)。

カイワレブロッコリーとヤマイモ(手巻き寿司用)

下の写真は朝の生野菜サラダです。

カイワレブロッコリーを入れたサラダ

参考までに今回の作り方を紹介しますと、種子は、自家採取のものです。ビニールハウス内に、12月中旬に、溝を作り、そこに散播しました。その後、保温ためにパオパオを掛け、発芽を待ちました。発芽に1週間かかりましたが、その後パオパオをはずしました。肥料はm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。



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  1. 2015/01/27(火) 09:44:48|
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野生のクコと株分け(クコと健康 2015.1.26)

クコ道端1月2

今日は曇り時々雨。寒さが緩みました。

さて、クコの実は不老長寿の妙薬として注目されており、私も利用していることを紹介してきました。今回は、野生のクコと株分けについて紹介します。

上と下の写真は、私の散歩コースにあるクコです。1月上旬に撮影したものですが、まだ青々としております。これは、木の下に生え、霜が当たらないためと思われます。

クコ道端1月1

これら野生のクコは、道路端にかろうじて生存している感じで、また、こうした日陰の環境のためか実はほとんど着けておらず、人目をひくことはありません。道路端の除草とかで刈り込まれますと絶滅の危機にある感じです。

そこで、クコに関心のある方は、これら野生のクコを株分けし、自分の菜園の日当たりの良いところに植え、不老長寿の木として保存されることを願っています。

関連し、下の写真は上の写真の一部を拡大したものですが、株分けに適した部分と思われます。こうした独立した株を株分けに使えば、株分けは簡単です。

クコ株分けに適した株

株分けに関心のある方は「クコの木の増殖は簡単」を参照していただければと思います。また、クコの実の収穫にについては「クコの実が赤く」を参照願います。

一方、下の写真は、我が菜園のクコの1月の様子です。冬枯れし、寒さに震えている感じです(笑)。


クコ菜園1月


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  1. 2015/01/26(月) 10:10:30|
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冬のカイワレ大根栽培(ビニールハウス 2015.1.25)

ビニールハウスのカイワレダイコン1

今日は晴れ。厚い霜柱が立ち、寒い朝でした。

さて、野外の路地野菜については、その霜柱などの凍霜害で痛められ、収穫できる野菜はネギ以外になくなってきたこの頃です。一方、ビニールハウスは、12月から利用しておりますが、晴れた日の日中の気温は30℃以上になるこの頃で、野菜も育ってきております。

関連し、その中で育てているカイワレダイコンの収穫と利用について今回は紹介します。

上と下の写真はビニールハウス内のカイワレダイコンの様子です。本葉が出てきておりますので、種類はカイワレダイコンですが、実態はベビーリーフという感じです(笑)。

ビニールハウスのカイワレダイコン

下の3枚の写真は、収穫し、朝の生野菜サラダに入れた様子です。ダイコン葉特有の香りと辛みがあり、美味しいサラダになっています。通常は、これにゴマドレをかけて食べています。

カイワレダイコン入りサラダ3

カイワレダイコン入りサラダ2

カイワレダイコン入りサラダ1

参考までに今回の作り方を紹介しますと、種子は、自家採取のもので、12月下旬に、植え溝を作り、そこに散播きしました。栽培中は、保温のためにパオパオを張り、収穫期直前にはずしました。肥料はm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。



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  1. 2015/01/25(日) 07:56:56|
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今年の種子準備終わる(農法 2015.1.24)

種子用箱

今日は曇り時々晴れ。寒さは緩み3月中旬ぐらいの温かさです。

さて、関東の冬は、一般に寒く、乾燥し、出し入れしても種子劣化が少ないので、種子準備に適していることを紹介したことがあります。今回は、実際のそれらの様子と春野菜種子の準備について紹介します。

上の写真は、種子を保存している夏野菜と冬野菜の箱です。これらの箱は冷蔵庫に保存していますが、種子の準備のため取り出しました。

下の写真は、それらの中味です。

種子用箱の中

下の写真は播種計画表の一部(春用)です。計画作成は、昨年の経験をもとに修正して完成させております。評判の悪い野菜は種があっても作られません(笑)。そして、播種計画は、2月上旬播きのように旬別になっており、旬別に準備しております。

播種計画2015春

こうすると、あわてて種子の準備をすることはなくなります。また、種子の出し入れによる保存種子の劣化は少なくなります。たとえば、夏に種子を出し入れすると、結露のため種子袋が濡れてしまうことがあります。

また、「保存の良い種子は10年以上使えること」が分かりました。この意味で、本方法は種子代の節約にも貢献しております。

本計画では、家庭菜園ですので、少量多種栽培が基本となります。そこで、ツルナシインゲンのように毎月播種する種類は、1回当たり20粒、という具合に小分けして小袋にいれ準備します。また、無い種子については購入計画に入れておきます。

以上、冬の種子準備の風景でした。参考になれば幸いです。



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  1. 2015/01/24(土) 16:25:23|
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珍しい細長いダイコン(冬の野菜 2015.1.23)

細長いダイコン

今日は曇り後晴れ。昨日の雨で菜園はさらに潤い、寒さも和らぎ春まじかという感じです。

さて、珍しいダイコンを、ハクランの育成で高名な岐阜の野菜育種家から正月用にいただきましたので、紹介します。

上の写真は、そのダイコンです(笑)。蛇のような細長いダイコンで赤と白がありましたが、その色の組み合わせは、正月用のお祝いを意味している感じがしました。長さは約60cm、太さ(直径)は3cm程度です。

下の写真は、妻が、それらを漬物にした様子です。紅白でめでたい感じで、正月にいいかもしれません。

細長いダイコンの漬物

また、下の写真は味噌汁の具です。残念ながら、赤い色が目立ちませんでした。また、味は普通のダイコンと同じでした。

細長いダイコン入り味噌汁

以上、簡単ですが、珍しいダイコンの紹介でした。そのうち朝市などで売られるようになるかもしれません。



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  1. 2015/01/23(金) 09:32:12|
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冬の油粕入れは地力を上げる(土つくりと肥料 2015.1.22)

油粕肥料10㎏入り1袋

今日は曇り。昨日の雨で菜園は潤い、木の芽が膨らんだ感じのする朝でした。

さて、作物が健全に育つためには地力が高いことが最も重要です。地力があれば、どんな作物もよく育つという方もおられます。そこで、我が菜園では地力を高めるために、油粕を冬に施用していますので紹介します。

上の写真は購入した10㎏入りの油粕肥料入り袋です。そして、下の写真は、その内容で、窒素(N)全量 5.3%とあります。Nは、光合成をする葉緑素の主要成分で、このため、作物の成長を早めるために最も重要な肥料でありますが、油粕は、このための有機肥料としては、N成分が多く重宝されます。

油粕肥料成分

油粕肥料は、油成分が残っていて水をはじき腐りにくく、そのためか、効きも遅い特徴があります。このため、油粕は、効きは遅いが長期にわたってじわじわ肥料が出てくるとも言われます。そこで、私は、油粕は、肥料というよりは地力を高める素材にいいのではないかと思っています。

下の写真は、左側の畝は溝を掘り油粕を施用した様子、右側の溝は油粕を入れ土と混ぜた様子です。

油粕肥料を入れた溝

下の写真は、菜園全体の様子です。地力が低いと思われるところには大目に入れておりますが、平均すると入れた量は100g/m2です。したがって、菜園は、窒素(N)成分で5.3g/m2、地力が付いた感じになります。

油粕を入れた菜園全景

当然のことですが、作物に使われるのは、5.3g全部ではなく、これらのNの一部のようです。そして使われなかったNは、多くは地力として残るようです。

作物に必要なNに興味のある方は「肥料はどれだけ入れたらよいのか」も見ていただければ幸いです。



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  1. 2015/01/22(木) 09:25:31|
  2. 土作りと肥料
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冬のアスパラガスの管理は茎枯れ病対策(病害虫対策 2015.1.21)

アスパラガス1年目

今日は曇り後雨。どんよりとした寒い朝で、午後からは雨になる予定です。

さて、冬のアスパラガスの管理については、いくつかの報告がありました。アスパラガスの無農薬栽培で重要なポイントは茎枯れ病を少なくすることですが、冬の管理として、この茎枯れ病の病原菌を除去しておくことが重要になります。そこで今回は、冬における、その病原菌の除去の様子について紹介します。

上の写真は、昨年植えた1年生のアスパラガスです。遅植えだったためか、茎枯れ病の発生は少なかった感じですが、病原菌除去のため、これらの枝はすべて根基から取り払います。

下の写真は、枝を取り払い、周囲に溝を作った様子です。病原菌(菌核)が地表面に残っている可能性がありますので、溝の内側の地表面の土はすべて除去することが望まれます。

アスパラガス茎の除去

そこで、地表面2cm程度を削り、左側に掘ってある穴に土を埋め込みます。穴に埋め込まれれば病原菌は出てくることはできません。

下の写真は、穴を掘って出てきた土は病原菌が含んでいないので、その土を使い、株のの表面にかけた様子です。

アスパラガス表面の土の入れ替え

下の写真は、凍霜害対策でそこに枯草を置いた様子です。新アスパラガスが出てくる頃、枯草を横にずらす予定です。

アスパラガス冬の草マルチ

下の写真は、4年もののアスパラガスに同じ処理をし、土をかけただけの畝ですが、昨年は、このように処理しただけでしたが、それなりの収穫がありました。

アスパラガス表面土の入れ替えだけ

さらに興味のある方は、「昨年の茎枯れ病対策」、そして、「初収穫の様子」も参考にしていただければ幸いです。



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  1. 2015/01/21(水) 09:38:13|
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ラデッシュは野菜の彩をあげる(旬野菜料理 2015.1.20)

ラデッシュと焼肉

今日は晴れ。風弱く穏やかな1日になりそうです。

さて、ラデッシュについては、「赤いラデッシュの旬」と題し11月に紹介しましたが、朝の生野菜サラダや肉料理の彩(いろどり)にまだ使えておりますので、その様子について紹介します。

上の写真は肉料理の色着けです。ラデッシュの赤い色は、緑の野菜、黄色のポテトサラダ、茶色の肉の中に映えています。

下の4枚の写真は、朝の生野菜サラダに使っている様子です。こちらの方は色だしのほか、生野菜としても美味しい素材になっています。

ラデッシュ入りサラダ4

ラデッシュ入りサラダ3

ラデッシュ入りサラダ2

ラデッシュサラダ1

以上、簡単でしたが、菜園の最後のラデッシュを楽しんでいる様子でした。もう、凍霜害で使えるものはありません。今までに感謝(合掌)。



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  1. 2015/01/20(火) 09:44:15|
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ヤマイモの播種(農法 2015.1.19)

ヤマイモ種イモ1

今日は晴れ。風は納まり穏やかで、寒いながらも冬の園芸日和です。

さて、先週はヤマイモの収穫と利用について、「ヤマイモの旬」と題し、紹介しましたところ、多数のコメントをいただき、ありがとうございました。今回は、それらの収穫物の一部を利用して播種した様子について紹介します。

上と下の写真は種イモの様子です。大きなイモについては上の一部だけ、小さなイモについては全部使います。上の写真は12月に収穫したイモで切り口は乾いていました。

ヤマイモ種イモ2

下の写真はイモを掘った後の様子です。今年も同じ場所を使いイモを育てますが、同じ場所を使うと、土が柔らかくなっており掘りやすくなる長所があります。今年で3年目になりますが、病気とかは無く、まだ連作障害は起きていない感じです。


ヤマイモ掘った後の穴

下の写真は、穴に土を戻し、畝を作り、種イモ埋めた様子です。種イモは、掘ったときと同じくらいの深さ、約5cmの下に埋めてあります。隣にキウイ剪定で切り落とされた枝をマルチとして置きましたが、これは凍霜害緩和、肥料効果期待です。

ヤマイモを播種した畝

「たんじゅん農法」で学んだことですが、細い枝木をマルチに使うと、長い年月をかけてキノコ菌によって枝木は分解され土に還り、その過程で土は団粒構造になり自然と肥えてくるようです。



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  1. 2015/01/19(月) 09:37:08|
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冬の除草タイミング、老農は草を見ずして

ニンニクと小さな雑草

今日は晴れ。北風が吹き、寒い朝です。

さて、除草は家庭菜園における重要な作業です。特に、我が菜園のように不耕起栽培ですと、常に除草問題が起きてきます。関連し、今回は我が菜園の冬の除草について紹介します。

上の写真は11月中旬のニンニク栽培の様子です。周囲に冬の雑草が生えてきていますが、まだ小さい感じです。そして、この頃が除草タイミングかと思われます。

下の写真は万能クワで表面を削った様子で、いいかげんな感じですが、これでOKです(笑)。

ニンニク除草後

下の写真は、その除草用万能クワです。見えにくいのですが、大と小の2本映っています。

ニンニクと万能クワ

そして、下の写真は現在のニンニクの様子です。11月除草の効果で、草はほとんどありません。

ニンニク除草後1月

冬は、雑草が伸びませんので除草が必要でないかもしれません。しかし、このように雑草が小さいうちに除草しておきますと、春の除草時間も短縮でき、作物への被害も少なくなり、合理的です。「老農は草を見ずして草を取る」とは、このような除草を言うのかもしれません(笑)。



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  1. 2015/01/18(日) 07:55:51|
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除草シートを使った冬の菜園の通路は美しい(農法 2015.1.17)

細い除草シート1月

今日は晴れ。霜も降らず、穏やかで3月中旬ごろの感じで、園芸日和となりました。

さて、除草シートについては、幅の狭いタイプと広いタイプの2種類あることを「除草シートの種類」と題し紹介しましたが、今回紹介するのは幅の狭いタイプで、菜園の通路に使った場合の紹介です。

上の写真は現在の菜園の様子で、その除草シートが通路用に使われています。冬の菜園の土は湿っており、粘土質の土は長靴に着き、迷惑な存在ですが、除草シートを使い、このように通路を整備すると、泥のつかないきれいな通路となります。

下の写真は11月の様子で、除草シートが地面に張り付いており、きれいです。

細い除草シート11月

下の写真は通路に、コスモスの枝を敷いた様子です。コスモス通りと呼んでいます(笑)。こちらも泥除けの効果がありますが、やはり美観が違います。

コスモスのシート

なお、冬は霜柱が立ち、シートが浮いてきますので、風で飛ばないように重しが必要となります(笑)。

以上、除草シートを使い、冬の菜園をきれいに使っている様子でした。参考になれば幸いです。



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  1. 2015/01/17(土) 08:12:55|
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自殖性ハクランの旬(冬の野菜 2015.1.16)

ハクラン収穫物

今日は晴れ。昨日の雨で菜園は潤いました。また、薄氷が張りましたが寒さは緩みました。

さて、ハクランはキャベツとハクサイの雑種という種類ですが、今回紹介するのは、岐阜県の高名なハクラン研究者からいただいた自殖性の半結球型の系統です。品種登録中とのことで、私は試作させていただいております。

上の写真は収穫物です。ハクサイのような玉の形、そしてキャベツのような葉の雰囲気があり、まさにハクサイとキャベツの雑種です。

下の写真は利用で、味噌汁に入れて食べてみました。味は、ハクサイとキャベツの中間という独特の感じがあり、葉と茎は柔らかく食べやすいと思います。

ハクラン入りの味噌汁

下の写真はキャベツのように炒め、豚肉を乗せた様子です。少し甘みがあり、柔らかく美味しいと思います。

ハクラン炒めと肉炒め

下の写真は現在の菜園の様子です。凍霜害に合い、少し枯れていますが、キャベツに似て寒さに強そうです。

ハクラン菜園1月

参考までに今回の作り方を紹介しますと、8月下旬に播種し、合計12本(3ポットx 4本)のポット苗を作り、9月上旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張り、10月下旬にはずしました。

肥料はm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。



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  1. 2015/01/16(金) 09:55:27|
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サツマイモを食べる(旬野菜料理 2015.1.15)

ベニハルカ蒸かしイモ

今日は曇り。霜は降らず氷は張らずで寒さが緩みました。

さて、サツマイモは美味しいだけでなく、繊維も豊富で体に良いことで知られています。そこで、我が菜園でも作っており、サツマイモについては豊作であったことを、「サツマイモは」と題し11月に紹介しました。今回は、それらを利用している状況について紹介します。

上の写真はベニハルカの蒸かしイモです。甘味の強い食用イモで、このまま食べてと美味しいのですが、これらを電子レンジで温めて食べますと甘みが増すのかさらに美味しくなります。

下の写真はベニハルカの天ぷらです。私は、ベニハルカの食べ方でこの方法が一番美味しいと思います。

ベニハルカ天ぷら

下の写真は、ベニハルカ入りけんちん汁です。これも美味しいと思います。

ベニハルカ入り味噌汁

下の写真は、安納芋をアルミホイールで包み、オーブントースターで焼いている様子です。

オーブントースターによる焼き芋

そして、下の写真は、できあがった様子ですが、安納芋の甘い汁がにじみ出ていて、たいへん美味しくできあがっていました。新聞でくるんでからアルミホイールで包んで焼くと、水分が新聞紙に放出され、ホクホクになり、さらに美味しくなるようです。

安納芋の焼き芋

以上、自家菜園でサツマイモを作り、それらを冬に利用している様子でした。サツマイモは採りたてよりも、しばらくしてから食べると甘みが増して旨くなると言われますが、その意味でサツマイモは冬が旬と思われます。



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  1. 2015/01/15(木) 09:59:30|
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透明ビニールマルチ利用のタマネギは凍霜害に強い(農法 2015.1.14)

透明ビニールマルチのタマネギ1月

今日は晴れ後曇り。氷が厚くはり、野菜は凍てつき、この冬一番の寒い朝でした。

さて、その朝の寒さと関連したタマネギの凍霜害については、いくつかのブログで紹介があり、全滅したという悲惨な報告もありました。我が菜園では、「タマネギの苗作りは」と題し、タマネギを移植した様子を11月に紹介しましたが、今回は凍霜害の実態について紹介します。

上と下の写真は、その菜園の様子で、今のところ1本も枯れていません。大成功です。やはり、透明マルチには土を温める効果と乾燥を抑える効果が高く、霜柱が立ってもタマネギ苗を守っていてくれていると思われます。

透明ビニールマルチとタマネギ全景1月

一方、下の写真は堆肥マルチをしている隣の畑ですが、凍霜害に激しく傷められ、1本も残っていない畝もあります。

タマネギ移植後の凍霜害

欠点の無いものは無いと言われますが、透明マルチ最大の弱点は雑草害です。下の写真は、透明マルチをめくって表れた雑草の様子です。これらの雑草は手取りし、マルチを閉めましたが、手間がかかりました。透明マルチ利用は手間を惜しまぬ家庭菜園ならではの方法と思われます(笑)。


透明ビニールマルチ下の雑草


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  1. 2015/01/14(水) 09:32:32|
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ヤマイモの旬(冬の野菜 2015.1.13)

ヤマイモ収穫物

今日は晴れ。寒い朝でしたが、穏やかで冬の園芸日和です。

さて、ヤマイモはトロロイモとも呼ばれ、冬に美味しい根もの野菜です。いくつかのブログで、そのイモ掘りの様子が紹介されていましたが、我が菜園でも掘りだし、利用していますので紹介します。

上の写真は収穫物です。白く見えるのは下部の様子で、掘る途中に折れてしまった様子です(涙)。

下の写真は、掘ってイモの顔が見え始めた様子です。手スコップで遺跡を掘りだすように慎重に掘っていますが、途中でポッキリいってしまうのが普通です(笑)。いわば、涙と笑いのイモ掘りです。

ヤマイモ掘り

下の写真は利用です。ヤマイモの刻みですが、海苔とわさびと醤油で食べますが、新鮮なためかたいへん美味しいです。

ヤマイモ刻み

下の写真は、贅沢なイクラ入り山掛けです。正月だけの贅沢になりました。

ヤマイモとイクラどんぶり

下の写真は、葉が茂っている9月の様子ですが、これらの茎葉は11月になると枯れてなくなります。

ヤマイモ9月

参考までに、今回のヤマイモの作り方を紹介しますと、イモ栽培予定地の畝を少し高めに作り、そこに準備しておいた種イモを冬に埋め込みました。春に芽が伸びてきたところで支柱を立て、そこにヤマイモの蔓を絡ませました。あとは放任栽培です。肥料は無肥料でした。



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  1. 2015/01/13(火) 09:52:33|
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冬の葉もの料理となさけ(旬野菜料理 2015.1.12)

コマツナおひたし

今日も晴れ。乾いて寒い朝ですが、穏やかで冬の園芸日和です。

さて、家庭菜園では、春は芽もの、夏は実もの、秋は根もの、冬は葉もの、と言われますが、今回は、その冬の葉ものに因んだ旬野菜料理を紹介します。料理紹介と言いながら、紹介するのはふだん食べている田舎料理です(笑)。

上の写真はコマツナのおひたしです。私の故郷の福島県には、「なさけ」という言葉がありますが、「菜酒」と言い、酒にぴったりの野菜料理です(笑)。

下の写真は生野菜サラダ風ミズナ料理です。鰹節がかかっていて独特の味になっています。

ミズナとカツオブシ

下の写真はルッコラとイカの炒め物です。ゴマの香りのするおもしろい野菜ですが、このような炒め物も美味しいと思います。

ルッコラとイカの炒め

下の写真はターサイとワカメの煮物です。これをポン酢味で食べましたが、サッパリ系の味でした。

ターサイとワカメミックス

下の写真は、平凡ですが、コマツナと肉の炒め物です。

コマツナと肉の炒め

以上、冬の葉もの野菜料理の紹介でした。旬野菜を食べて、カゼなどひかぬように行きたいところです。



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  1. 2015/01/12(月) 08:05:04|
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色鮮やかな赤ネギを食べる(冬の野菜 2015.1.11)

赤ネギ本体

今日の朝も晴れ。穏やかで冬の園芸日和です。

さて、ネギは、柔らかく、甘みがあり、かつ香り良しということで、冬の料理によく使われる野菜です。そこで、我が菜園では、刻み用に細い分けつネギ、鍋用に、太い一本ネギと色鮮やかな赤ネギを作っておりますが、今回は赤ネギについて紹介します。

上と下の写真は、まな板の上の赤ネギです。色鮮やかで美味しそうです。

赤ネギ刻み

下の写真は鍋に入れた様子です。鍋に入れると、その鮮やかな赤い色は消えてしまうのが残念です(笑)。食べると、柔らかく美味しくなっておりました。この柔らかな感じは、ネギのなかでは一番なのではないかと思われます。

赤ネギ入り鍋料理

下の写真はネギの串刺しです。こちらの方は色が残っています(笑)。

赤ネギくし刺し

下の写真は菜園の様子です。今年は、このような畝(幅4m)を2本作っており、交際の野菜としても活躍しております。

赤ネギ菜園1月

参考までに今回の作り方を紹介しますと、苗は、3年前の春に園芸店で購入して植えたものです。その後、毎年、余ったネギを春6月に株分けし、増やしています。肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。

この株分けの様子は「ネギの株分け」と題し紹介しましたが、観察によりますと、1本のネギは4本になっておりましたので、1年で4倍に増えることになります。



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  1. 2015/01/11(日) 08:09:46|
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種は土を踏みつけてから播く(農法 2015.1.10)

踏みつけられた播種用溝

今日も晴れ。寒い朝ですが、穏やかで冬の園芸日和です。

さて、昨日、ターサイについて、菜園に種を播いて育てていることを紹介しました。関連し、10月の例ですが、私の無耕起・無畝立て栽培における播種方法、について紹介します。

上の写真は、溝を掘り肥料を入れ、踏みつけて2列の植え溝を作った様子です。この踏みつけてから播くというやり方は、故井原豊氏が家庭菜園のやり方で紹介していた方法です。

本方法は、土を踏みつけると下から毛管現象により毛管水が上がってくるので灌水しなくとも発芽しやすくなること、そして、さらさらした土を覆土に使えば発芽に必要な酸素は、地表面から受け取ることができるようになっていることがポイントかと思います。

下の写真は、左側の溝に葉もの野菜の種を散播し、隣のさらさらした土を覆土した様子です。播種後の鎮圧は行っていませんので播種後の地表面は渇いていますが、中は毛灌水のため湿っております。

播種後の覆土の様子

下の2枚の写真は発芽の様子で、順調な発芽であったことが分かります。このように、本方法は有力な発芽方法と思われます。

発芽の様子2

発芽の様子1

土がさらさらしていないと覆土に問題が出てきますが、我が菜園の土は草マルチなどの有機物施用の効果で団粒構造になり、さらさらになってきておりますので、直播が可能になったと思われます。

今まで、葉もの野菜も苗を作り、移植してきましたが、これからは直播でも行けそうです。

なお、我が菜園は不耕起ですが本場所に雑草がほとんどありません。これは、本場所に除草シートを敷いていたためです。除草シートは、草を防除するだけでなく、土の乾燥も抑えてくれますので、我が無耕起農法では重宝しています。



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  1. 2015/01/10(土) 08:04:22|
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美味しい冬のターサイ(冬の野菜 2014.1.9)

ターサイ12月下旬

今日は晴れ。穏やかで冬の園芸日和です。

さて、ターサイは、コマツナを縮めた感じの葉もの野菜で、ラーメンの具やおひたしに合う野菜で、簡単に作れることもあり、家庭菜園で人気の野菜でもあります。

そのターサイが我が菜園でも12月から収穫できるようになりましたので、その様子について紹介します。

上の写真は12月の菜園の様子です。正月用に作ったもので、播種時期が10月上旬のために小さなできです。そして、寒さに縮んでいる感じですが、これはターサイの特徴と思われます(笑)。

下の写真は利用で、おひたしです。柔らかく、甘みがあり、美味しいと思います。

ターサイおひたし

さらに、下の写真は、そのおひたしをシュウマイの下に敷いた様子です。シュウマイと一緒に食べましたが、こちらも美味しい食べ方と思います。

ターサイとシュウマイ

下の写真は、ターサイ入りシチュウです。

ターサイ入りシチュー

そして、下の写真は平凡ですが、ターサイ入り味噌汁です。ターサイは柔らかく甘みがあり、味噌汁を美味しくしております。

ターサイ入り味噌汁

以上、ターサイは、いろいろな料理に使え、冬の美味しい葉もの野菜と思われます。

参考までに今回の作り方を紹介しますと、種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存していたものです。10月上旬に、植え溝を作り、そこに散播きしました。

肥料はm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。



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  1. 2015/01/09(金) 09:45:44|
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インド人長寿の秘訣と家庭菜園(菜園と人生 2015.1.8)

冬の菜園1月

今日の朝は晴れ。昨日の風で菜園が乾いてきました。

さて、長寿は本ブログのテーマでもありますが、「阿修羅掲示板」の健康欄に「インドで調べた長生きする人たちに共通する10の習慣」が紹介されていました。家庭菜園を楽しんでいる人たちの習慣とも通じるところがありましたので、そのインド人長寿者の習慣と我が国の家庭菜園を楽しんでいる人たちの習慣との関係について愚考してみます。

まず、その10の習慣と家庭菜園の習慣について比較検討してみます。

1. ストレスを避ける: 家庭菜園では、一般に趣味で楽しむものであり、ストレスはありません。

2. 社会生活を維持する: 家庭菜園では、交際の野菜があるようにかなり社会的で、グループで楽しんでいる方もおられます。

3. 食生活にスパイスがある: 家庭菜園では、旬の野菜の香りやハーブを楽しみますのでインド人のスパイスとは種類は違いますが、スパイスがあります。

4. スピリチュアリテイを見つけ維持: 家庭菜園では、無農薬、有機農法、自然農法といったエコロジイや自然を大切にすることが目標になっている場合が多く、スピリチュアリテイがあります。

5. ペットを飼う: 家庭菜園では、野菜や果樹といった生き物を扱い、世話していることはペットを飼っているようなものです。

6. 楽天主義がある: 家庭菜園では、商売ではありませんので失敗してもくよくよすることはありませんので楽天的です。

7. よく働く: 家庭菜園では、面積にもよりますが、よく働き、暇ということはありません。

8. 規則正しい食事: 家庭菜園では、野菜が取れる関係から野菜中心の食事になりますので、高血圧や高血糖になるような食事をする人は少ないと思われます。

9. 肉体的活動: 家庭菜園では、体を動かしますので肉体的活動が伴います。

10. 学び続ける: 家庭菜園では、無農薬で安全な食を求めますので、その道に終わりはなく、学び続けます。

以上、まとめますと、インド人長寿者の習慣と比較しましても、家庭菜園というものは、そのものが長寿への道と思われます。

関連し、上の写真は、現在の菜園の様子です。冬は作業が少なく、肉体労働が少ない問題があるかもしれません(笑)。

また、下の2枚の写真は、我が菜園の近くから見える筑波山です。こうした菜園近くの風景は心を癒し、ストレス解消に役立っているかもしれません。


筑波山バイパスから

筑波山乙戸沼から


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  1. 2015/01/08(木) 09:31:24|
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大きくなったセルリ(冬の野菜 2015.1.7)

セルリ1月

今日の朝は晴れ。北風がピープー吹いていて、氷は張りませんでしたが、寒い一日となりそうです。

さて、セルリ(英語ではセロリ)は作り方が難しいためか、水耕栽培を除くと、ブログでの紹介はほとんどありません。我が菜園でも4年ほど作っておりますが、まともに収穫できるようになったのは最近のことです。

そのセルリについては「秋のセルリの旬」と題し10月に紹介しました。今回は、さらに大きくなった様子や冬越しの様子について紹介します。

上と下の写真は菜園の様子です。今年は12月から急に寒くなり、凍霜害が心配されましたので、12月中旬から防虫ネットを外側に、パオパオのべたかけを内側にしております。

セルリ1月パオパオと防虫ネットかけ

今年は、8株ほど作っておりますが、適宜、大きくなった若い茎を切り取り、利用していますが、下の写真は収穫物です。スーパーで売られているものに近い大きさになってきましたが、もう真冬ですので、これが限界と思われます。

セルリ収穫物1月

下の写真は、見えにくいですが、茎をスライスし、朝の生野菜サラダに入れた様子です。セルリ特有の香りと甘酸っぱい味がミックスし、美味しいサラダになっています。

セルリを入れた炒め

下の写真は、葉の部分とシラスをミックスして炒めたものです。これは、ご飯にかけて食べるとたいへん美味しく、我が家庭菜園料理のなかでも傑作と思われます。

セルリとシラスの炒め

以上、セルリを家庭菜園で作り、楽しんでいる様子でした。



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  1. 2015/01/07(水) 09:29:29|
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冬ホウレンソウの旬(冬の野菜 2015.1.6)

ホウレンソウ収穫物

今日の朝は曇り。どんよりとした冬空で、午後から雨になるようです。

さて、ホウレンソウは柔らかく味のある美味しい野菜ですが、完璧なホウレンソウを作ったことを「やしまファーム」で紹介しておりました。その近くで作っておりながら、我が菜園のホウレンソウは、それに勝てませんが紹介します(笑)。

上の写真は収穫物です。少し小さいですが、これは、早く播くと高い気温の効果で発芽が悪くなりますので、9月下旬という遅い時期に播いているためです。

下の写真は、平凡ですが、おひたしです。寒締め効果でたいへん甘いホウレンソウになっていました。美味しいと思います。

ホウレンソウお浸し

下の写真は、それを入れた茶碗蒸しです。美味しいホウレンソウの効果で、これも美味しくできておりました。

ホウレンソウ入り茶碗蒸し

下の写真は菜園の様子です。凍霜害が出てきましたので、12月下旬から防虫ネットを張り、寒さから守っています。

ホウレンソウ菜園1月

参考までに今回の作り方を紹介しますと、種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存していたものです。9月下旬に、一晩、種を水に浸けた後、植え溝を作り、筋播きしました。

肥料はm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。

生育観察から、この場所はやせ地だった雰囲気があり、今年の生育はよくない感じです。また、今回も無石灰で育てていますが、ホウレンソウは無石灰でも育つことに興味のある方は「ぐうたら農法では石灰も入れない」を参考に願います。



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  1. 2015/01/06(火) 09:35:00|
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キウイの食べ方(果樹 2015.1.5)

キウイの中味

今日の朝は晴れ。冷え込み、菜園は霜で真っ白でした。

さて、キウイについては、豊作であったこと、それら収穫物を交際の果物に使っていることを紹介しましたが、残念ながら、その食べ方については知らない方もあるようでした。そこで、今回は、その食べ方について紹介します。

まずは、熟し方ですが、暖かいところにおいて自然に熟すのを待つか、急ぐときは、ビニール袋にリンゴと一緒に入れて、リンゴの出すエチレンガスで熟するのを待ちます。リンゴ1個にキウイ10個程度入れますが、約1週間で熟します。

そして、枝の着いていたくぼみを指で押して柔らかくなっているときが食べ時です。上の写真は、その熟したキウイを縦切りにした様子です。

下の写真はスプーンです。このようにノコギリになっている果物専用スプーンがあると簡単に掘り取ることができ便利です。

キウイ用スプーン

下の写真は掘り取った様子で、これを直接食べます。熟したキウイは、ジューシイで甘くたいへん美味しいです。特に上の写真にあります赤い実の品種(レインボウレッド、紅鮮)は、驚くほど甘く、こんなに甘い果実があったのかと感動します。

キウイのスプーンすくい

下の写真は食べ終わった様子で、このように皮だけがきれいに残ります(笑)。

キウイの皮

以上、キウイ食べ方のための実用記事でした。



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  1. 2015/01/05(月) 09:35:57|
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新アズキは旨いが栽培は難しい(冬の野菜 2015.1.4)

アズキ乾燥風景

今日の朝は曇り。うすら寒い冬空です。

さて、アズキの収穫については、いくつかのブログで紹介がありました。また、自家製のアズキでおやつを作っていることを「どっこいしょ菜園」で紹介しておりました。

我が家でも自家製のアズキを作り利用していますので、その様子について紹介します。

上の写真は、少しずつ実った鞘を集め、収穫物を乾燥している11月の様子です。これらを脱粒し、精選したのが下の写真です。今年は約1合採れました。

アズキ収穫物

1列(4m)に10株ほど作りましたが、今年は、アブラムシやカメムシに痛められ、僅かな収穫でした(涙)。

下の写真は利用で、おはぎです。毎年のことですが、自家製のアズキは旨いと思います。その理由はよく分りませんが、有機農法に近い栽培法で作られたもので、かつ新鮮であることが一番の理由かもしれません。

アズキおはぎ

また、下の写真は11月上旬の菜園の様子です。褒められたできではありませんでした(汗)。

アズキ菜園11月

参考までに今回の作り方を紹介しますと、種子は、数年前に園芸店で購入し冷蔵庫に保存していたものです。6月下旬に播種し、合計12本(6ポットx 2本)のポット苗を作り、7月上旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張りましたが、アブラムシが発生したため8月下旬にはずしました。

肥料はm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)を10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無マルチ栽培です。

栽培のポイントは、防虫ネットを張ってもアブラムシが入って増え、そこで防虫ネットをはずすとカメムシに実が吸われるという問題があり、いかにしてアブラムシとカメムシの害を少なくすることかと思われますが、研究していきたいと思っています。



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  1. 2015/01/04(日) 08:48:22|
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太い春播きの白茎ゴボウ(冬の野菜 2015.1.3)

白茎ゴボウ収穫物12月

今日の朝は晴れ。昨日と同じく冷え込みました。

さて、春播き白茎ゴボウについては、「白茎ゴボウは根も美味しい」と題し10月に紹介しましたが、その春播きのものを正月用掘りだし利用しておりますので、その様子について紹介します。

上の写真は収穫物です。掘り方の悪い例で、長いゴボウになっておりませんが、家庭菜園では許されます(笑)。

根の上の部分は大人の腕の太さほどの太さですが、その太い部分は、切ると空洞が入っておりました。それでも家庭菜園の収穫物は使えます(笑)。下の写真は、それを刻んで味噌汁に使った様子です。硬くはなく、新鮮なゴボウの香りがあり、美味しいと思います。

白茎ゴボウ入り味噌汁

下の写真は、根のいいところをキンピラにした様子です。ニンジンとゴマも入っていますが、これらも自家菜園で採れたもので、菜園に感謝です。

キンピラゴボウ

下の写真は12月下旬の菜園の様子です。まだ数株が残っていますが、体調を整え、近日中に収穫予定です。


白茎ゴボウ12月下旬


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  1. 2015/01/03(土) 07:52:41|
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新ゴマは美味しい(冬の野菜 2014.1.2)

ゴマ自然脱粒

今日の朝は晴れ。この冬一番の冷え込みです。菜園は厚く霜柱が立っていることでしょう。

さて、ゴマは、セサミンなど血圧降下作用のある機能性成分が多く、栄養価の高い穀粒と言われます。特に酒飲みには良いようです(笑)。関連し、「ゴマは肝臓に良い」と「life is happy」で紹介しておりました。

さらに、体に必要な食べ物については、頭文字で「まごわやさしい」と覚えると良いと「おやじの晩飯」で紹介されておりましたが、このなかの「ご」はゴマのことだそうです。

そこで、我が家でもゴマを作っておりますが、その収穫の様子を「ゴマの収穫と脱粒」と題し紹介しました。今回は、脱粒精選と利用について紹介します。

上の写真は、白ゴマが収穫乾燥後に自然脱粒している様子です。

下の写真は、それらのゴマを集め、精選し、袋詰めした様子で、左側が「ごまぞう」、右側が「白ゴマ」です。それぞれ、1合程度ありました。

ごまぞうと白ゴマ収穫物

下の3枚の写真はゴマを使った料理です。シンプル料理ですが、それぞれ新鮮なゴマの香りよく、美味しいと思います。


ゴマと昆布

ゴマとカブの葉入りご飯

ごまぞうと鮭入りご飯


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  1. 2015/01/02(金) 07:47:12|
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