白クローバーと利用(緑肥 2014.1.31)
今日は晴れ。昨晩の雨は恵みの雨となりました。そして、日ざしは明るくだいぶ春めいてまいりました。
さて、クローバーの利用については、ブログ「
風のまん中」で、最近、詳しく紹介されておりました。
ご存知のように、クローバーは窒素固定能力が高いので、地力を高める効果が抜群です。窒素固定をする本体は根に着いている根粒菌ですが、クローバーはその窒素を吸い育つことができ、かつ、根に多量の窒素を残すことになります。
そこで、我が菜園では、白クローバーと赤クローバーを作っていますが、今回は白クローバーについて紹介します。
上の写真は、我が菜園と隣の果樹園の間に植えた12月上旬の白クローバーです。そして、下の写真は、1月下旬の冬枯れクローバーの様子です。

一方、クローバー利用については窒素固定のほか雑草抑制効果もあります。私は、その効果を利用し、キューリなどウリ科の野菜を作っていますが、その様子は次のとおりです。
下の写真は昨年5月の白クローバーです。このクローバーの間にウリ科の苗を植える予定ですが、植えるときは、大きくなったクローバーの地上部だけを刈り取り、クローバーとクローバーの畝の間に苗を植えることになります。このとき刈り取った草は、草マルチとして使います。

こうすると、地這いキューリの例ですが、キューリは大きくなるとクローバーの上を這いますが、クローバーの効果でその他の雑草は抑えられており、かつ、キューリの下で枯れたクローバーが肥料になるのか、キューリの生育がよくなります。
関連し、下の写真は白クローバーの上を這う地這いキューリです。ビニールマルチ無しでも立派に育っており、無農薬の美味しいキューリが毎日のように収穫できました。昨年は、ウリ科の仲間、メロン、スイカ、カボチャも同様に作り、成功しました。

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- 2014/01/31(金) 12:17:02|
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緑肥オートと地力改善(緑肥 2014.1.30)
今日は曇り、肌寒い1日になりそうです。
さて、緑肥オート(えん麦)の栽培については、いくつかのブログで紹介がありました。我が菜園では、堆肥は作らず入れずの「ぐうたら農法」ですので、オートのような緑肥は地力を上げるために重要です。
地力との関連で言えば、オートは、敷き藁の原料となるだけでなく、地下部に多量の根を残し、この結果、腐った根は土の中の有機物を豊富にし、堆肥を入れたような柔らかな土を自然と作る効果があるようです。
そこで、我が菜園では、空き地があればできるだけ多くオートを播いておくようにしています。昨年は、この様子について「
緑肥オートは刈取期」と題し紹介しました。
上の写真はオートの現状です。まだ小さいですが、春には伸びて立派な穂が出ることを期待しています。そして、これらは穂が出たところで刈り取られ、春野菜の敷きわらになる予定です。
下の写真は菜園の様子です。今回は、このようなオートを、1畦4mの長さですが、10畝作っています。

下の写真は11月中旬の様子です。冷蔵庫に保存しておいた3年前の種子でしたが、発芽良好でした。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、11月上旬に、畝を整地後、溝底に条播きしました。約10日で出芽し、現在にいたっています。溝底に播種したのは、凍霜害対策で、低いところは霜柱が立ちにくい現象を考慮しました。
肥料は、いつもの半分で、m2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり5g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て栽培です。

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- 2014/01/30(木) 09:58:30|
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ネオニコチノイド系農薬と家庭菜園(菜園と人生 2014.1.29)
今日も晴れ。久しぶりに氷の張らない朝で、春のような暖かな1日なりそうで、園芸日和です(笑)。
先日(1月9日)の東京新聞に、一面トップで「脱・ネオニコ系農薬」、「脳発達に害、欧州で規制」という記事が載っていました。上の写真は、その一部ですが、関連し、今回は、ネオニコ(ネオニコチノイド)系農薬と家庭菜園について愚考します。
ネオニコ系農薬は植物体内に吸収されやすい農薬で、この農薬を吸収した植物体を虫が食べると神経が害され死にいたる新しい農薬です。人体への影響は少ないと言われますが、ミツバチの大量死と関係があるだけでなく、少量でも摂取を続けると人体にも影響が出てくるのではないかと心配されている農薬でもあります。
使用に関し、身近な例では、アリの巣コロリやアブラムシ防除などに使われています。粒剤は使いやすく、バラなど植物の下にパラパラと播くだけで効果があります。
農林水産省の調査によりますと、ニラ、コマツナ、シュンギク、イチゴなどに安全基準内ですが比較的多めに本薬剤の残留農薬が検出されています。愚推しますと、ハウスもの野菜に多いということでしょうか。
先日(1月8日)、「
残留農薬基準変更と家庭菜園」と題し、残留農薬基準が緩くなっていくことを紹介しました。
知らない間に農薬を摂取し、健康を害してしまう危険が、いろいろなところに潜んでいるようです。そこで、我田引水になりますが、安心で安全な野菜は家庭菜園で作ろう、となります。
関連し、下の写真は、我が無農薬菜園の春の様子です。防虫ネットの利用ですが、これだけでも、無農薬野菜は簡単に作れます(笑)。

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- 2014/01/29(水) 10:42:07|
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自殖性のハクランはハクサイ風のキャベツ味でサラダ向き(冬の野菜 2014.1.28)
今日も晴れ。寒い朝でしたが、風はなく穏やかな冬日となることでしょう。
さて、ハクランは、ハクサイとキャベツの雑種ですが、F1品種については 「
冬のハクラン」として、12月12日に紹介しました。今回は自殖性のハクランについて紹介します。
種子は岐阜県の高名なハクラン研究者からいただいたもので、3系統いただきましたが、今回は我が菜園に適していると思われる1系統(高1)について紹介します。
上の写真は収穫物で、結球しないタイプです。見たところ、たいへん美しい葉もの野菜です。
下の写真は菜園の様子で、氷が張った寒い朝に撮影したものですが、ハクサイと異なり凍霜害による冬枯れは少なく、凍霜害に強い系統と思われます。

下の写真は、キノコと野菜のミックス炒めに使った様子です。ハクサイ風のキャベツ味で、少し苦味がありましたが、柔らかでまずまずの味でした。

下の写真は中心部の柔らかいところを生野菜サラダに使った様子です。こちらの方は苦味少なく、辛みがあり、柔らかく、サラダに良いと思われます。
以上のことから、ハクランの自殖系統のセールスポイントは、ハクサイ風のキャベツ味で、凍霜害に強く、中心部は生野菜サラダに使えることと思われます。そこで、私は、この系統の種子を保存し、作り方や食べ方などをさらに研究したいと思っています。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、8月中旬に播種しポット苗を作り、9月上旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張り、12月上旬にはずしました。
肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。なお、本菜園には冬に基肥として油粕肥料を100g(N成分5%)入れてあります。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2014/01/28(火) 11:28:17|
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ロリエの剪定、大きな葉と小さな葉(果樹 2014.1.26)
今日は晴れ時々曇り。春3月ぐらいの温かさかと思います。
さて、冬は暖かなスープやカレーが人気ですが、このとき使うのがロリエ(月桂樹の葉)です。ロリエについては、「
ロリエ(月桂樹)愚考、その葉1枚10円」と題し、昨年2月19日に紹介しました。1枚10円もするという高価な葉ですが、家庭菜園ではタダです(笑)。
カレーに使うというので、菜園の片隅にあるロリエを収穫してみました。上の写真は収穫物です。
すると、大きな葉と小さな葉があるのに気が付きました。下の写真はその大きな葉と小さな葉の様子です。また、収穫の時、月桂樹のいい香がしました。そして、大きな葉の方が香も強く傷が少なく良質のようでした。

下の写真は樹の様子です。大きな葉は新しく伸びた枝に着いていました。ロリエは少量あればいいので、つい深く剪定してしまいます。しかし、以上のことから、新しい枝に大きな良質の葉が着くので、剪定するときは長く伸びた新枝も少し残すようにするのが良いと思われます。
以上、ロリエ剪定のための実用記事でした(笑)。

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- 2014/01/26(日) 14:24:10|
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脱原発とオリンピックと我が故郷(人生と菜園 2014.1.25)
今日は曇り時々晴れ。寒くはなく園芸日和です。そんななか、アケビの剪定などをしました。
さて、「オリンピックは多くの電気を使うので原発が使えないと中止せざるをえない」という元総理大臣の発言がありました。一方、昨日は原発と家庭菜園について愚考しましたが、今回は、その続きとして、脱原発とオリンピックと我が故郷について愚考します。
私は福島県安積(あさか、現郡山市)の出身です。福島は「うつくしま」とも言われ、水と緑の美しい農業県です。子供のときは親の農業を手伝いながらその美しい環境で育ちました。私の家庭菜園の始まりは、ここにあります。
ところが、ご存知のように、この故郷の「うつくしま」が原発で汚染されてしまったのです。
しかも、当時の政府の秘密主義のため、放射能に被爆した方も多くおられます。過去の被爆者の例から、その被爆の影響は10年後に白血病やガンの発病となって表れると言われます。
10年後というのは2020年オリンピックの頃でもあります。被爆の影響が最悪の結果になり、それが世界の知るところとなったら、危険な原発のなかのオリンピックとなり、東京オリンピックどころではありません。
関連し、経営コンサルタントで高名な船井幸雄さんは、「
東京オリンピックは不可能」と、2020年東京オリンピックが中止になることを予想しております。
2020年の東京オリンピックも考えても、原発即時ゼロは待ったなしと思われます。そして、オリンピックのとき電気が足りないとするなら、それは一時的なものなので、化石燃料の使用もやむを得ないと思っています。
なお、上と下の写真は我が菜園の傍らに自然に咲いている花です。脱原発とは関連ありません(笑)。

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- 2014/01/25(土) 12:49:29|
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原発と家庭菜園愚考(菜園と人生 2014.1.24)
今日も晴れ。寒さも和らぎ、穏やかな一日になりそうです。
さて、東京都知事選挙がにぎやかに行われておりますが、ここでは、日本の未来のビジョンが争われ、日本は原発なくしては発展できないと思うグループと、原発が無くても発展できると思うグループの争いとなっています。そこで、今回は、家庭菜園と原発について愚考します。
家庭菜園愛好家の多くは食の安全を求めますから、無農薬を選択し、かつ、環境に優しい農法を求めます。この考え方から、原発は二酸化炭素を出さないので環境に優しく、原発もいいのではないかと思われてきました。私もそう思ってきた一人です。
しかし、今回の原発事故から学んだことですが、原発には使用済燃料から生まれる核廃棄物があり、これはプルトニーウムの塊で、長年の研究の結果、これは人類にはコントロールできない放射能を出す危険物であることが分かってきました。
そこで、核廃棄物を保存できる場所が無い原発は稼働させない、というのが世界の常識になってきています。日本には残念ながら、そのような場所はなく、その核廃棄物については原発敷地内に保存してきたというのが実情です。
今回の福島第一原発事故で、第4号機と言われるその保存場所の冷却装置が壊れ、大量にある核廃棄物が爆発する危険にさらされました。これが爆発すれば、東北から関東にかけて人が住めない場所になるという大変な状態になった、と聞きます。
こんな危険な状況の中に住んでいたとは、私は知らなかったわけですが、今度の原発事故で目が覚めたという感じです。
原発廃棄後の問題は、二酸化炭素を放出する化石燃料の消費抑制をどうするかです。新しい方向として、化石燃料や原発に頼らずとも、日本には、風、水、熱、太陽等いろいろな自然エネルギーがあり、こうした利用のために、世界最高と言われる日本の技術は使われるべきという考え方があり、期待が膨らみます。
関連し、家庭菜園のおいては、化学肥料や農薬を使わない、いわゆる環境に優しい有機農法という自然循環型の農法が知られています。さらには、
福岡正信は、肥料もやらずに自然にまかせて作物を生産する自然農法を紹介しましたが、これができる土壌があれば、これが最も環境に優しく理想の家庭菜園となりましょう。
関連し、私の農法は、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ、無追肥、無石灰、さらには、生ゴミを焼却しなくてもいいように畝間に生ゴミ埋め込み処理で、できるだけ化石燃料を使わない自然循環型の農法です。
この農法は機械を使わないので肉体労働は避けることはできませんが、肉体もできるだけ使わない「
ぐうたら農法」と言われるもので、肉体にも優しい農法です(笑)。
以上のことから、私は、危険な原発の即時中止をもとめるかたわら、化石燃料をできるだけ使わない家庭菜園のやり方を追及して行きたいと思っているところです。
なお、上と下の写真は我が菜園の片隅で自然に生えている花の一部です。原発とは関連はありません(笑)。

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- 2014/01/24(金) 10:53:49|
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春用ブロッコリーがもう大きくなった(冬の野菜 2014.1.23)
今日は晴れ。薄氷が張った程度の寒さです。寒さはゆるんできている感じで、今日は穏やかな日になることでしょう。
さて、ブロッコリーの冬の収穫については多くのブログで紹介がありました。昨日は、「
ジッチのミニ菜園」で立派なブロッコリーの生長が紹介されていました。
我が菜園では、「
茎ブロッコリーとクリスマス」と題し、その収穫について紹介してきましたが、最近、日ざしの伸びとと関係があるのか、春用ブロッコリーが大きくなってきましたので紹介します。
品種は春用の中生の品種ですが、上の写真は収穫物です。小さなサイズですが、家庭菜園としては問題ありません。
下の写真は菜園の様子です。氷の張った寒い朝の写真で葉が垂れていますが、気温が上がり昼ともなると葉は立ってきます(笑)。

下の写真は先端の様子です。表面に見える赤い糸は防鳥ネットです。ヒヨドリ対策ですが、葉が食われると収穫がガックリと減りガックリしますので、今から張っているところです(笑)。
以上、ブロッコリーの様子でしたが、他の野菜が凍霜害に苦しめられているときに、ブロッコリーは生き生きと生長しており、躍動感があります。ブロッコリーは凍霜害抵抗性が最強の野菜かと思われます。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、8月下旬に播種しポット苗を作り、9月中旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張り、11月下旬にはずしました。1月からは防鳥ネットを張りました。
肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2014/01/23(木) 11:22:56|
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美しいピリピリ菜(冬の野菜 2014.1.22)
今日は晴れ。昨晩、少しばかりの雪が降り、菜園は雪化粧という感じでしたが、気温は春めいて上がってきているようで、すぐ溶けて無くなることでしょう。
さて、ピリピリ菜については、「
新野菜ピリピリ菜の味」と題し、昨年の4月29日に紹介しております。前回は春の野菜でしたが、今回は冬の野菜として紹介します。
ピリピリ菜は、タカナとカラシナの雑種ですが、上の写真は菜園の様子です。葉色はタカナとカラシナの中間という感じで、ハイブリッドの特徴なのかたいへん美しい野菜です。
関連し、片親のタカナについては、ブログ「
豊平のやさい畑」で、タカナの葉が紫色で美しい様子について紹介しておりました。
下の写真は、一夜漬けですが、漬物としてできあがった様子です。緑色が鮮やかで、漬物になっても美貌は保たれています(笑)。

下の写真はご飯に乗せた様子で、カラシナ由来の辛みとピリピリ菜特有の生臭みが香ばしく、ご飯が進みます。

参考までに今回の作り方を紹介しますと、9月中旬に播種しポット苗を作り、10月上旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張り、11月下旬にはずしました。
肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2014/01/22(水) 11:29:33|
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冬のセリフォンとご飯(冬の野菜 2014.1.21)
今日は晴れ。薄氷が張りましたが、風はなく、穏やかな1日になりそうです。
さて、セリフォンは辛みのある漬菜ですが、冬のご飯の友として毎年利用していますので紹介します。
上の写真は収穫物です。凍霜害で枯れた外葉は捨ててあります(笑)。
下の写真は菜園の様子で、セリフォンは寒さに強いのか、葉は輝いており、凍霜害少なく真冬の1月でも元気です。

下の写真は、湯がいて塩をかけ一夜漬けにしてできあがったセリフォンの漬菜です。

下の写真はご飯に乗せた様子です。食べるとツーンと鼻にくる辛さがなんとも言えず、食が進みます。この辛さはカラシナの数倍もあり、冬がくると食べたくなる不思議な野菜です。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、9月中旬に播種しポット苗を作り、10月上旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張り、11月下旬にはずしました。
肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2014/01/21(火) 11:08:24|
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美味しい冬のチンゲンサイ(冬の野菜 2014.1.20)
今日は晴れ。かなり冷え込み、菜園の野菜はブルブルという感じでした。
さて、チンゲンサイについては、「
藤瀬農園~道草日記~」で立派なものが介されておりました。我が菜園では毎年作っておりますが、チンゲンサイは茎(葉軸)が太く、そこに水分を貯めており、冬は、その茎が寒締め効果で甘くなるので、チンゲンサイは冬にとりわけ美味しいと思われます。今回は、その様子について紹介します。
上の写真は菜園の様子で、凍霜害のため外葉はかなり傷んでいます。
下の写真は、その傷んだ外葉を捨てて残ったチンゲンサイと、豚肉と豆腐の炒めものです。柔らかく、チンゲンサイ特有の味と香りと甘みがあり、美味しい冬の一品となっており、焼酎が美味しくなります(笑)。

下の写真はチンゲンサイのおひたしです。これは、ラーメンに乗せるために準備したものですが、ラーメンを一段と美味しくさせる脇役となっています。
冬の葉もの野菜は、外見が悪く、まずそうに見えますが、傷んだ外側の葉を捨てれば美味しくいただけます。一方、スーパーの野菜ですが、外見はよさそうですが、固い、苦い、味がなく、美味しいとは言えません(笑)。
以上のことから、冬の野菜は、外見と中身が違うのではないか、と思うこのごろです。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、9月中旬に播種しポット苗を作り、10月上旬に移植しました。移植後は、防虫ネットを張り、11月下旬にはずしました。
肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2014/01/20(月) 13:36:03|
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ナガイモの播種(冬の野菜 2014.1.19)
今日は晴れ。昨晩、少しばかりの雪が降りましたが、午前中には溶けて無くなりました。
さて、自生のナガイモの収穫については、1月10日に「
巨大ナガイモと自然農法」と題し、紹介しております。その後、ほぼ全部の収穫が終わりましたが、この時、次年用の種芋も採れました。
そこで、これら種芋を次年用に播種しましたので紹介します。
上の写真は種芋の様子です。大きな芋が着いていたものについては、種芋に使うため上部を残しました。また、小さな芋については、2~3年後の種芋として埋め込むことにしました。
下の写真は、準備した高畦です。約3mの長さですが、ここに大小30個ほどの種芋を播種しました。5月頃に出芽予定ですが、出芽後は蔓用の支柱を立てるだけです。表面にカヤを敷きましたが、これは凍霜害対策と表面の土壌流失を防ぐためです。
また、蔓が上に伸びますと、上は棚になっておりますので、横へ広がることが可能です。棚の上には、すでにキウイの枝が少し張っていますが、キウイとナガイモの縄張り戦いが予想されます(笑)。
昨年は、掘り上げが簡単な肥料袋栽培をしましたが、芋が細く品質が劣るようでしたので、今年は畝立て栽培でいくことにしました。しかし、少しでも掘り易くするため、畝は高くし、かつ種芋も浅く埋めてています。

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- 2014/01/19(日) 14:27:16|
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冬のルッコラ(冬の野菜 2014.1.18)
今日も晴れ。穏やかな冬の1日でした。
さて、ルッコラは、ナバナの仲間には珍しいゴボウの香と味がする野菜です。そのため珍味野菜として我が家も作っておりますので紹介します。
上の写真は、ルッコラと自家製ナガイモの油炒めです。ナガイモのサクサクとしたジャガイモのような食感と、ルッコラの香と味がよく、冬の焼酎の肴の一品となりました。
下の写真は、油炒めのルッコラに半熟卵を乗せた料理で、美味しい朝食の一品となりました。

下の写真は菜園の様子です。他の野菜と同じく、今年の生育は小柄です。そして1月の凍霜害に耐え、見てくれは悪いできでした。しかし、外側の傷んだ葉を捨てれば使えました(笑)。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、9月下旬に播種しポット苗を作り、10月中旬に移植しました。肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2014/01/18(土) 16:45:24|
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「おいしい菜」は本当に美味しい(冬の野菜 2014.1.17)
今日は曇り後晴れ。朝は寒かったですが穏やかな冬の1日になりそうです。
さて、「おいしい菜」については、「
おいしい菜とちょうほう菜」と題し、11月16日に紹介しておりますが、その後も大きく育ちながら、美味しく利用価値が高いので、再度、紹介します。
上の写真は、「おいしい菜」の現在の菜園の様子です。厳しい寒さのなか耐えて育っています。見てくれはわるいですが、凍霜害で傷んだ外側の葉を捨て料理に使うと見違えるようです。
下の写真は、そのおひたしです。甘味があり柔らかく美味しいおひたしとなっていました。

下の写真は、そのおひたしとカニカマのつまみです。その下の写真は「おいしい菜」と豆腐の味噌汁です。


以上、1月の「おいしい菜」の様子でした。
なお、作り方は上記11月16日の記事を参照願います。
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- 2014/01/17(金) 12:21:44|
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セルリーの保温対策と冬の収穫(農法 2014.1.16)
今日は晴れ。この冬一番の冷え込みでした。しかし、風はなく、穏やかで過ごしやすい晴れた冬の一日になりそうです。
さて、セルリー(セロリ)については、ブログ「
とんすけと水耕栽培」で立派なセロリの収穫が紹介されていました。
一方、我が菜園のセルリーについては、10月19日に「
セルリーの収穫」と題し、紹介しております。今回は、保温対策と関連して紹介します。
昨日、ホウレンソウについては保温対策が必要だったと反省しましたが、セルリーについては、寒さにはあまり強くないようでしたので、12月中旬から保温対策をしております。
保温のし方は、セルリーの上にパオパオをべたかけし、その上にアーム型の支柱を入れ、防虫ネットを張る方法です。関連し、上の写真は、防虫ネットをはずしたときの様子で、中にパオパオがべたかけされています。
下の写真は、そのパオパオをめくって表れたセルリーの様子です。昨年は1月には枯れていたセルリーですが、保温の効果か、今年は生きていて、いくらか収穫できる感じです。

下の写真はセルリーの収穫物です。小さいながらも、生野菜サラダの香と味付けに使えます。
以上のように、パオパオと防虫ネットを組み合わせる保温方法を紹介しましたが、本方法では、パオパオが風で飛ばない長所があり、さらに防虫ネットの保温効果でさらに暖かくなる感じです。
なお、セロリとセルリーの違いについて聞かれることがありますが、それらは同じもので、セロリは英語、セルリーはフランス語のようです(笑)。園芸関係では統一してセルリーと呼ぶようになっているようです。

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- 2014/01/16(木) 11:54:51|
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冬のホウレンソウはロゼッタ型でも美味い(冬の野菜 2014.1.15)
今日は曇り。暗く肌寒い1日になりそうです。
さて、冬1月のホウレンソウの収穫についてはいくつかのブログで紹介がありましたが、なかでもブログ「
みずみず Kitchen Garden」では水耕栽培ですが見事なホウレンソウを収穫しております。また、「
藤瀬農園~道草日記~」では野外のりっぱなホウレンソウを紹介しております。
一方、我が菜園ですが、上の写真は収穫物です。なんとか使える大きさです(笑)。
下の写真は菜園の様子です。すでに半分程度収穫が終わり、残っているのはわずかですが、移植後の11月後半から低温で経過し、生育が劣り、1月になってここまで大きくなったという感じです。現在は、寒さに適応するようにロゼット型に葉を開いています。

下の写真は茶碗蒸しに使った様子ですが、冬のホウレンソウは寒締め効果なのか、見てくれは悪くとも柔らかく甘味があり、美味しいできでした。

また、下の写真は、赤軸ホウレンソウ「早生サラダあかり」をサラダに使っている様子です。株が小さいので多くは使えませんが、色出しに使っている感じです。

下の写真は、その赤軸ホウレンソウの菜園の様子です。こちらの方は完全にロゼット型です(笑)。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、10月下旬に播種しポット苗を作り、11月中旬に移植しました。肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無石灰、無ビニールマルチ栽培です。
冬用ということで10月下旬に播種しましたが、11月下旬からの寒さを考えると、寒さ対策としてパオパオかけが必要だったと反省しております。

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- 2014/01/15(水) 13:27:45|
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遅播きのダイコン収穫(冬の野菜 2014.1.14)
今日も晴れ。冬晴れの寒い朝でした。
さて、1月のダイコンの収穫については多くのブログで紹介があります。
我が菜園では、10月23日に「
赤ダイコンはサラダ素材として魅力的だ」と題し、その収穫を紹介しております。
ダイコンについては、収穫期が集中しないように、すこしずつリレー播種するのが家庭菜園では良いという考えがあります。私もそのように考え、毎年8月と9月の2回播きをしておりますが、今回紹介するのは2回目の9月播きのものです。
上の写真は、上側がサラダ用青首ダイコン、下側が普通の青首ダイコンの収穫物で、今季は冬が早めにきたため小ぶりですが、実用的には十分です。
下の写真は普通の青首ダイコンの菜園の様子です。

下の写真は同時に播種しましたサラダ用赤ダイコンです。こちらの方は、毎日のように朝のサラダ素材として活躍しております。
参考までに今回の作り方を紹介しますと、9月下旬に播種し、防虫ネットを張り、10月上旬に間引きと土寄せを行いました。1月からは防虫ネットをはずし、随時収穫しております。
肥料はm2当たり発酵鶏糞500g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)をm2当たり10g入れました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無畝立て、無石灰、無ビニールマルチ栽培です。

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- 2014/01/14(火) 13:35:42|
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カボスのマーマレードジャム(果樹 2014.1.13)
今日も晴れ。少し風がありますが、昼からは園芸日和となりました。
さて、マーマレードジャム作りについては、ブログ「
食と自然と家庭菜園in茨城」でユズのマーマレード作りについて、「
猫と野菜とずくなし日記」で金柑のマーマレードについて、紹介がありました。
関連し、我が家では、豊作だったカボスを利用し、カボスのマーマレードジャムを作ってみましたので紹介します。なお、作り方は、上記のユズジャムとほぼ同じです。
下の写真は、原料の皮を集めたところです。10個分の皮ですが、まずは、この皮を刻み、煮て、4回ほどアクを捨てます。

次にジュースの作成です。これは、実を絞って集めるだけの簡単な作業です。
次に、ジュウスを絞って残った種と滓を一緒に20分ほど煮て、種の周りにあるペクチンをザルで濾して集めます。
次に、上記の、皮、絞ったジュース、濾したペクチン汁を混ぜ、好みに応じて砂糖を入れ、煮込みます。そして、ジャムとなったところで完成です。
上の写真はできあがった様子です。また、下の写真はジャムをクラッカーに乗せた様子です。食べたところ、カボスジュースの酸味よく美味しくできあがっていました。

関連し、下の写真は菜園のカボスです。まだ30個以上着いています。1個で小瓶1個作れるということですが、もう十分でしょう(笑)。

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- 2014/01/13(月) 12:45:29|
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安納芋の焼イモ作り、刺してはいけない(冬の野菜 2014.1.12)
今日は晴れ。寒い朝でしたが昼は園芸日和で、冬の圃場に地力用に油粕肥料入れなどをしました。
さて、冬本番となり、暖かく甘いものが美味しい季節となりました。そこで、焼イモの出番です。我が家では、すでに、焼きイモの王様と言われる安納芋について、「
安納芋は大豊作」と収穫の様子を11月1日に紹介しております。
そこで、今日はその焼き芋作りについて紹介します。
まず、焼イモ用の土鍋でじっくり焼き、焼き具合を確かめるために箸で刺し、再度焼いたところ、中の水(蜜?)が出てきてしまいました。下の写真はその様子です。食べたところ、甘さは十分ですが、水分が多く柔らかすぎる感じで、失敗でした。
そこで、刺してはいけない、と反省し、中の水分が抜けるまでじっくり焼いたところ、美味しい焼きイモができるようになりました。
さらに、水分を早めに抜けるように、太いイモをスライスして焼いてみました。表面に皮がないせいか水分が抜けるのが速いようで、たいへん美味しい焼き芋ができました。上の写真はその様子です。
以上、安納芋の焼イモ作りの紹介でした。

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- 2014/01/12(日) 16:20:03|
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クズ芋で干し芋作り(冬の野菜 2014.1.11)
今日は晴れ。寒い朝でしたが、風はなく穏やかで午後は園芸日和の休日となることでしょう。
さて、イモの収穫については11月2日に「
ベニハルカは草ボケだった」(秋の野菜 2013.11.2)と題し、細いクズ芋が多く採れたことを紹介しました。
しかし、家庭菜園のいいところは無駄が少ないところで、このクズ芋を利用し、美味しい干し芋を作りましたので紹介します。
なお、干し芋作りについては、ブログ「
吹く風ならやさしく・・・」ほか、いくつかのブログで紹介がありました。
上の写真は、蒸らして作った芋を干している様子です。手前の黄色い芋が「ベニハルカ」、向こうの橙色の芋が「安納芋」です。関東の冬は晴れて乾いた日が多いので、冬の干しもの作りには最高です。
下の写真は、乾燥がほぼ終わりできあがった干し芋です。緑がかった黄色いのがベニハルカで、見てくれは劣りますが、適度な甘味があり、美味しくできておりました。
一方、同じように作った安納芋は、甘味強いですが、水分が多く、干し芋には合わない感じでした。
なお、上と下の色合いが異なるのは、野外は自然光、室内は蛍光灯ですので、光線の色合いの違いのためです。
よく人を批判するとき、君は人間のクズだ、なんて言うときがありますが、イモに対しては、クズイモでも、そんなことを言う必要はありません。この結果、ベニハルカはクヅイモが多かったですが名誉挽回しました(笑)。

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- 2014/01/11(土) 11:19:31|
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巨大ナガイモと自然農法(冬の野菜 2014.1.10)
今日は晴れ。天気予報ほどは寒い朝ではなく、ビニールハウスの中の最低気温は-2℃で、3日前(1月7日)の-6℃と比べると、普通の寒さでした。
さて、ナガイモ(ヤマイモ)の収穫についてはいくつかのブログで紹介がありました。最近ではブログ「
野菜が今日も呼んでいる」で紹介がありました。
一方、我がブログでは「
ナガイモの袋栽培と収穫」と12月に紹介しておりますが、これは肥料袋栽培の結果でした。
今回紹介するのは、自生のナガイモの収穫です。
下の写真は彫り上げている様子です。その太さからみてかなりの大物です。

上の写真は彫り上げたイモの様子で、今までにない大物で巨大です。左側にその子供のイモも見えます(笑)。
下の写真は調理用に洗ったイモの一部です。たいへん良質です。

下の写真は、それを使ったトロロ蕎麦です。天然自然栽培のイモですので、美味しかったことは言うまでもありません。先に収穫した袋栽培のイモは細く完全に負けています。このような巨大イモが、この周囲にはあと10本ほどあるようです。フウ!
参考までに作り方を紹介しますと、蔓用に支柱を立てた以外は、無農薬、無肥料、無除草の放置栽培です。種イモ用に使う予定でナガイモの小芋を埋め込んで放置しておりましたが、ここ数年の間に巨大化したようです。まさに、ナガイモは自然農法に最も適した作物と思われます。

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- 2014/01/10(金) 11:36:46|
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1月のシュンギク(冬の野菜 2014.1.9)
今日は小雨のち曇り。冬とはいえ寒さが和らぎ春めいた朝でした。この雨で凍霜害が和らげば幸いです。
最近のブログ記事を見ていたら、おせち料理とお酒のあとは七草粥ということで、七草粥関連の記事がいくつかありました。そして、七草粥は美味しいとは言えないというブログ記事もありました。また、おせち料理はおせちにも美味しいとは言えない、という人もいました(笑)。
さて、表題のシュンギクですが、春の七草ほど寒さに強くはないようで、1月ともなると凍霜害で枯れてしまうのが普通ですが、今年は、まだ枯れていませんので、その様子を紹介します。
上の写真は収穫物で、良質の太い茎のシュンギクとなっています。
下の写真は正月ソバ用におひたしにした様子です。食べたところ、柔らかく、かつ香よく美味しくできていました。

下の写真は菜園の様子です。12月下旬から防虫ネットを掛けていますが、そのためか凍霜害は少し和らいだ感じです。しかし、ここ数日の寒さは厳しく、これが最後かと思われます。
なお、今回の作り方については、11月15日の「
今年のシュンギクは香が強い」の記事を参照願います。

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- 2014/01/09(木) 11:31:06|
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残留農薬基準変更と家庭菜園(病害虫対策 2014.1.8)
今日は曇り。肌寒い1日になりそうです。
さて、アブラムシ防除などに使われる殺虫剤のマラソン(マラチオン)が冷凍食品に混入するという大事件が発生しております。マラソンでやられたというと、医者が陸上競技のマラソンと混同することがあった、と大学の先生が冗談を言っていたのを思い出しますが、冗談にならない事件です。
アブラムシ殺虫剤と関連し、日本有機農業研究会雑誌「土と健康」(2013年12月号)に、「農薬残留基準ってなんだろう、クロチアジンのホウレンソウ残留基準3から40ppmに緩和をめぐって」と題し、アブラムシ駆除用農薬の使用基準が10倍以上の濃度に緩和されることが紹介されていました。
その雑誌では、ホウレンソウは離乳食に多用されるので幼児への影響は一層懸念されること、ヨーロッパではミツバチ被害防止のため同種の農薬規制が始まっていること、また、日本では農薬を多用しなければならないほどホウレンソウが不足しているわけではないことを指摘しております。
愚推しますと、これもTPPがらみかもしれません。すなわち、食品の自由貿易推進のために残留農薬基準をアメリカの基準に合わせるようにしたい。
関連し、我が菜園では無農薬栽培のために、アブラムシについては、「
ソラマメのアブラムシ対策は防虫ネットでOK」、「
果樹アブラムシは袋に集めて防除」と紹介してきました。
これから農薬使用基準が緩められ、残留農薬の多い野菜が増えてくるとなると、家庭菜園は無農薬野菜の砦としてますます重要になってくると思われます。
関連し、上と下の写真は、無農薬で育った我が菜園の春のホウレンソウです。このように家庭菜園のホウレンソウについては無農薬栽培が普通です。

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- 2014/01/08(水) 11:41:22|
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クコ茶を飲む(園芸と健康 2014.1.7)
今日は晴れ。昨日より寒い朝で、ビニールハウス内の気温は-6℃まで下がっていました。この冬一番の冷え込みと思われます。
さて、そんな寒いときはクコ茶を飲んで元気いっぱいと行きたいところです。そのクコ茶の作成については、「
クコ茶原料を作る」で紹介してきましたが、今回はクコ茶の飲み方について紹介します。
上の写真は収穫後、乾燥したクコのビン詰です。
下の写真は、全体の収穫物です。昨年はよく実ったこともあり、多く収穫できました。

クコ茶の飲み方については、調べたところ明確な処方箋はないようです。我が家では、1回(1日)当たり小スプーン一杯程度(約2~3g、約50~80粒)を使います。
朝1番に飲むため、寝る前に、茶碗にクコと少しのお湯をいれ、煎じておきます。こうすると、生薬のエキスが溶け出してくるのではないかと勝手に想像しております。下の写真は、その様子で、ふたは百均で買いました(笑)。

下の写真は熱湯を注いだ様子です。お湯が適当に冷めたところで、お茶のように飲みますが、少しの甘味と苦味があり、香ばしい香がし、漢方薬らしい雰囲気があります。最後にふやけた実を食べておしまいです。
効果の方は、私ことですが、クコ茶を飲んでいると肝臓と腎臓に良いせいか、おしっこの出がよくなります。また、カゼなどひかず、元気に冬を乗り切ることができています。

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- 2014/01/07(火) 13:41:31|
- クコと健康
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近辺の野生のクコ(果樹 2014.1.6)
今日は晴れ。この冬一番の寒い朝でした。この寒さで野外の葉物野菜はかなり傷むのではないかと心配されます。関連し、我が菜園のビニールハウスの中の最低気温は-4℃でした。
さて、本ブログではクコの実については不老不死の妙薬として何度か紹介してきました。今回は、正月に散歩して見つけた野生のクコについて紹介します。
下の写真は、初めて見つけたときの木で、土手にまだ残っていました。秋の土手の草刈で刈り取られたせいか実は着いていませんでした。写真の茂みは刈り取られたあと再生したものと思われます。このためか、葉はまだ若く、冬枯れもしてないようです。また激しくカヤと競い合っているようです。

下の写真は、杉林の周辺で見つけた道路端のクコの木です。竹笹と激しく競い合っています。こちらの方は木陰にあるために霜害を逃れているせいか、冬枯れはまだしておりません。
上の写真は、その木に着いていた実ですが、実は少ししか着いていませんでした。おそらく周辺に生えているとはいえ小さな木のため大木の陰になり日当たりが悪く、この結果、実の着き方悪くなってしまったのではないかと思われます。
関連し、我が菜園のクコについては、「
不老長寿の実、12月のクコの様子」と題し報告しておりますが、木全体が真っ赤に実っていました。
しかし、野生のクコがこのような状況ですと、クコの絶滅が危惧されます。
なお、クコの株分けについては、「
クコの木の増殖は簡単」を参照願います。

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- 2014/01/06(月) 13:44:32|
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筑波山とコスモスと菜園(凡人の一句)
今日は晴れときどき曇り、氷が張り寒い朝でしたが午後からは園芸日和です。
さて、今日は、菜園の近くから見える筑波山、菜園のコスモス、関連した俳句と菜園の現状について、紹介します。
上の写真は、菜園近くの乙戸沼公園から見える筑波山で、1月3日に撮影しました。葦の陰から映しましたが、冬は、曇りの日でも空気が澄んでいるせいか、かなたにある筑波山がよく見えます。
下の写真は、菜園のコスモスです。

関連し、私の知人が詠んだ俳句を紹介します。
コスモスの はるかかなたに 筑波山この句は、知人が退職記念に俳句集小冊子を発行し、そのトップに紹介されている句でありますが、はるかかなたに見える筑波山の様子が歌われています。まさに私の菜園の秋の雰囲気ですが、私はこのような環境で園芸を楽しむことができ、何とも幸せな感じです。
下の写真は現在の菜園の様子です。イチゴ、ネギ、ブロッコリー、葉ものなど、いろいろなものが見えますが、冬モードです。明日から、これら野菜について紹介していきます。
以上、筑波山と菜園の雰囲気の紹介でした。

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- 2014/01/05(日) 11:04:19|
- 凡人の一句
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家庭菜園における歓喜(菜園と人生 2014.1.4)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、ブログ「自由人のカルマ・ヨガノート」に「
今日も目の前にある歓喜」と題し、アメリカ先住民の長老の生き方を記した『グランドファーザーとつり人』という本の紹介がありました。
それは、大自然の中に居て自然との会話に歓喜を感じるアメリカ先住民長老の話でありますが、家庭菜園における歓喜にも似たものがあり、感動しました。
いわゆる家庭菜園には3回の歓喜(感動)があると言われます。1回目は芽が出たときや花が咲いたときとかの野菜の生長を見て感じる歓喜、2回目は収穫の歓喜、そして3回目は食べたときの歓喜です。なかでも一番の歓喜は2回目の収穫の歓喜ではないでしょうか。
私の場合、菜園を見て歩いていると、野菜が、みずみずしい葉を広げながら「今が食べ時ですよ」と語りかけてくるのが聞こえるときがあります。そのときの歓喜は表現しようがありません。また、ナガイモを掘っているときなどは、すべてを忘れ、ただ、イモ掘りに没頭しているだけです。
関連し、下の写真は、秋、土着きの美しいダイコンです。引き抜いたときの美しさに感動しました。

また、下の写真は、春、防虫ネットをはずしたときの中国菜芯です。すでに収穫時期となっていますが、葉と花の輝きに感動しました。
これらの経験のように、家庭菜園には、すべてを忘れ、野菜との会話に没頭してしまう歓喜があります。私は、家庭菜園のもつ魅力として、今年もこの歓喜を紹介していきたいと思っています。
なお、上の写真は、近隣の乙戸沼から見た初日の出です。雲一つない青空でした。今年は良い年になりそうです。今年もどうぞよろしくお願いします。

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- 2014/01/04(土) 10:19:30|
- 菜園と人生
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