無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、土作り、旬野菜の感動(凡人の一句)、退職後の人生について発信いたします。
ハクビシン 防獣ネットで恐れなし(農法)
トウモロコシは人気があり、我が菜園では、3週間に1回程度の割合で播種し、食しでおります。
これまで、トウモロコシの大敵は実を食害するメイチュウとカラスでしたが、最近はハクビシンも出ております。トウモロコシはハクビシンの大好物のようです。
昨年は、ハクビシンに防鳥ネットを破られ、トウモロコシが全滅したことがあり、獣よけネットを買ったことを記事にしました。今回は、その続きになります。
獣よけネットを張れば大丈夫と思い油断しておりましたら、今度は、裾から入られ、5月播きの最高品が全滅してしまいました。ハクビシン恐るべし、まさに油断大敵です。
そこで、ネットの裾を支柱でしっかりと抑えてみましたところ、入らなくなりました。上と下の写真は6月播種のトウモロコシに防獣ネットをしっかりと張った様子です。

そこで、凡人の一句です。
ハクビシン 防獣ネットで恐れなし
関連し、下の図は凡人の一句絵手紙です。

おかげで、今回はトウモロコシを食べることができました。下の写真はその一部です。

しかし、残念ながらメイチュウ被害は出ていました(笑)。メイチュウ害のひどい実は、ばらして実だけ取り、ラーメンの具となりました。下の写真はその様子です(笑)。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、新たに園芸店で購入したものです。播種溝を踏み固めた後、6月上旬に、点播きしました。開花後、防獣ネットを張り、収穫期に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2020/10/28(水) 08:14:04|
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秋採りのカボチャの肌に日焼けなし(農法)
カボチャは、冬至カボチャという言葉がありますように、野菜の少なくなった冬に食べると良いと言われております。それだけ、ビタミンなど栄養価の高い野菜と思われます。また、その意味で、秋に収穫し保存し、冬に食べるのが理想と思われます。
そこで、我が菜園も秋収穫を目標に作っていますが、秋に収穫する理由は、夏に発生する日焼け害を避けること、夏のキューリ、スイカ、メロン後を利用できるので土地利用の都合が良いという理由もあります。
関連し、我が菜園で秋カボチャを収穫しましたので、凡人の一句を添えて紹介します。
上の写真は収穫物です。今年は合計8個収穫できました。品種は良食味と言われるロロンです。
下の写真は利用で、カボチャの煮物です。ロロンは甘くほくほくの食感が有り美味しいと思います。

また、下の写真はマヨ味のカボチャサラダです。とても美味しく酒の肴にもなります。

下の写真は菜園の様子です。除草シートの場所は、スイカ栽培した跡です。その上をカボチャが育ち、いい雰囲気です。

そこで凡人の一句です。
秋採りのカボチャの皮に 日焼けなし
下の図はいつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、昨年に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。播種溝を踏み固めた後、7月上旬に、点播きしました。発芽後は間引きし4本にし、1か月は防虫ネットを張りました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2020/10/24(土) 07:58:39|
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枝マルチ 敷けば艶出るキューリかな(1500回記念)(農法)
拙ブログですが、今回で、記事アップが1500回目になりました。2013年1月に始まり、苦節7年半、よく続いたものと、自分を褒めたいと思います。
記事アップ1500回に至る経過ですが、自作のマンガ絵などを入れ、楽しみながら、無理をせずに続けたのが良かったのかなと思います。
さて、一般に、キューリを無農薬で作ることができれば1人前と言われます。それだけキューリは難しいということでしょうか。しかし、地這いキューリなら簡単です(笑)。
関連し、今回は、剪定枝(枝マルチ)を使うと地這いキューリが、さらに簡単にできることについて、凡人の一句を添えて紹介します。
まず、上の写真は朝取り収穫物の一部ですが、よくできていて、かつ美味しいです。今年の梅雨は雨が多く、土が乾かないせいでしょうか、豊作です。地這いキューリは梅雨好きと思われます。
次に、菜園の様子ですが、下の写真は移植1か月後の様子で、ウリハムシ防除のために張っていた防虫ネットを外したところです。周囲に剪定枝が転がっています。枝をもっと細かく粉砕したほうがいい感じです。

下の写真は現在の様子です。敷いた枝が見えなくなるほど育っています。ウドンコ病など、病害はありません。いい環境なのかもしれません。

昨年から、草マルチの代わりに、果樹園から出た剪定枝を使ってもいますが、今年もいい感じです。
剪定枝をマルチに使う場合の長所は、腐りにくいため長持ちすることです。このため、その上で枝を伸ばし育っているキューリは、長期間、乾燥と草害から守られ、みずみずしいキューリを作り続けることができると考えられます。
キューリはインド北部原産で、乾燥に弱いと言われますが、その対策に剪定枝は最高の素材と思われます。
さらに、「たんそ循環農法」から学んだことですが、剪定枝は、木部が多いので、分解する過程でキノコ菌が活躍し、いわゆる、森のような発酵菌の多い環境、すなわち腐敗菌の少ない綺麗な環境になるようです。
そこで、凡人の一句です。
枝マルチ 敷けば艶出るキューリかな
関連し、下の絵図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。
種子は、園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。4月上旬に、苗用ポット1個当たり2点に播種し、合計8株(4ポットx 2本)の苗を作りました。移植場所は、昨年、果樹の剪定枝を敷いていた場所ですが、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。4月下旬に移植し、ウリハムシ防除のため、移植後1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。
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- 2020/07/18(土) 15:10:18|
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萎れてたイモ苗立ちて すがすがし(農法)
サツマイモは人気があり、毎年作っていますが、買った苗が古く、活着が遅れ、失敗したときがあります。そこで、自分で苗を作っていますが、もう3年になります。
一般に、サツマイモの苗作りには30℃以上の高温が必要であり、素人が作るには簡単でありません。しかし、ダメもとでやってみたところ、簡単にできました。
昨年も紹介しましたが、今年もよくできましたので、凡人の一句を添えて紹介します。3年連続で出来ましたので、自信をもって紹介できる方法と思います(笑)。
まず、上の写真は3月下旬の高温処理です。低めの畝を作り、そこにサツマイモを埋め込みました。覆土の厚さは約3㎝です。その上に穴あきの透明ビニールマルチを敷き、次にパオパオを掛けました。
埋め込んだイモは5本だけです。余った場所には、サトイモを埋め込み、同じく発芽促進させました。
5月上旬に新芽が見えたところで透明ビニールマルチは外し、パオパオのべたかけだけとしました。そして、5月中旬にパオパオも外しました。その様子が下の写真です。

5月下旬には、軸が10㎝以上伸びた苗が取れました。下の写真はその苗で、一日かけて萎れさせた様子です。萎れさせてから植えると芋が太るという説がありますが、それは本当だと思います。

6月上旬に再度、苗を取り、移植しました。計2回移植しましたが、すべて1週間後には活着しました。取り立ての新苗は活着が良いと思われます。下の写真は7月上旬の様子で、今年も期待できそうです(笑)。

そこで、凡人の一句です。
萎れてたイモ苗立ちて すがすがし
そして、下の絵は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

なお、このようなサツマイモ作りに関心のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄に「サツマイモ」と入れクリックしますと、今までの記事を見ることができます。
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- 2020/07/09(木) 07:35:44|
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プロフィール
Author:ささげくん
つくば市大角豆(ささげ)に8アールの菜園があり、そこで無堆肥有機農法(ぐうたら農法)を実践しております。ブログ名は健康管理のため「野菜を食べやさい」、ニックネームは余生を菜園にささげることにちなんで「ささげくん」としております。どうぞヨロシク。
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