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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

サツマイモ 太る畑には 理由あり


サツマイモ菜園10月


サツマイモ 太る畑には 理由あり(農法)

一段と寒くなってきました。そして、焼き芋の美味しい季節になりました(笑)。関連し、今回は、昨年のサツマイモについて、家庭菜園での一句を添えて紹介します。

まず、上の写真は菜園の様子です。畝の手前だけ掘った様子です。いい感じです。

下の写真はアップです。太った大きなイモが少ない感じですが、株幅35cmの密植栽培をしていますので、これでOKです。

サツマイモ掘りカブ

品種は評判のベニハルカです。ベニハルカは、蒸かし芋にして良し、干し芋にして良し、野菜のように鍋に入れて良しの万能品種で、今年から本品種だけの栽培です。

近所の家庭菜園のサツマイモ栽培を見ますと、葉は緑濃く茂っているがイモが太っていない、株もとがもっこりしていない感じの所が多くありました。いわゆる肥料過多問題です。おそらく、小面積の菜園なので適当な場所はなく、肥料過多の場所でも植えてしまった感じかと思われます。

一方、我が菜園では、植える場所は冬にオート(エン麦)を栽培し肥料抜きをする、自前の苗を作る、植える前に苗を萎れさせる、という方法で作っており、毎年大成功です。

そこで、家庭菜園での一句です。

     サツマイモ 太る畑(はた)には 理由あり

一方、下の写真は、女房の好きなサツマイモ入りご飯です。季節を感じます(笑)。

サツマイモご飯

また、下の写真は干し芋作り風景(3日目)です。

サツマイモ干しイモ作り3日目

最近の冬の晴れ間を使い、干したものです。2日間干し、上下返し、さらに2日間干し、1晩寝かし、完成でした。干しイモは茨城名産ですが、そんな市販品と変わらぬできで孫たちにも大評判でした。これもベニハルカという品種のおかげかなと思っています。

また、下のマンガ絵は、いつもの家庭菜園での一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

サツマイモで家庭菜園での一句絵手紙

また、このようなサツマイモ栽培に関心のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄に「サツマイモ」と入れクリックしますと、これまでの記事を見ることができます。


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  1. 2023/01/06(金) 09:06:16|
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冬ダイコン 土寄せすれば みずみずし


冬ダイコン1月上旬(土寄せ前)


冬ダイコン 土寄せすれば みずみずし(農法)

ダイコンは消化酵素のジャスターゼを含み、また多数の薬用効果が知られており、健康野菜として毎日食べることが望まれます。

このため、我が菜園では冬も食べることができるように多数作っています。冬の問題は凍霜害ですが、ダイコンの凍霜害は土表面の突き出た部分に発生しますので、その部分に土を寄せて守れば解決します。

そこで、昨年までは、掘り起こした後に、葉だけ表面に出るようにして土に埋めていました。しかし、この方式ですと凍霜害はありませんが、掘り起こしたために細根が切れているせいか鮮度が落ちている感じがしました。

そこで、今年は、深めに溝を掘り、その溝底に播種し、大きくなったところで土寄せする方式、すなわち、掘り起し無しにしました。

今回は、この様子について凡人の一句を添えて紹介します。

まず、上の写真は9月下旬播種で12月下旬の様子です。溝底栽培ですので、土寄せしやすくなっています。

下の写真は、1月上旬に土寄せし、その後1月下旬の様子です。12月下旬から寒くなり、葉は凍霜害のため大半は枯れてしまいましたが根は健全でした。

冬ダイコン土寄せ1月下旬

下の写真は、1月下旬の収穫物です。凍霜害は無く、とても立派です。

冬ダイコン収穫物1月下旬

下の写真は利用で、煮干しにダイコンおろしを添えた様子です。ジュウシイで甘く、最高の美味しさで食も進みます。そして、美味しいせいか、毎日のように漬物やおでんに使い、もう残っていません(笑)。

冬ダイコンおろしと煮干し

そこで、凡人の一句です。

     冬ダイコン 土寄せすれば みずみずし

下の絵はいつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

冬ダイコンで凡人の一句絵手紙

参考までに今回の栽培法を紹介しますと下記のとおりです。

播種場所は、スコップで深めに広く溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は園芸店で買い冷蔵庫に保存しておいたものですが、播種溝を踏み固めた後、9月下旬に溝底に点播しました。播種後10月上旬まで防虫ネットを張りました。そして、1月上旬に土寄せしました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

栽培のポイントですが、ダイコンがすべて潜るように土寄せすることが必要です。今年は土寄せが甘く、少し凍霜害が出ました。


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  1. 2021/02/19(金) 10:37:25|
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ハクビシン 防獣ネットで恐れなし


ハクビシン用防獣ネット全景


ハクビシン 防獣ネットで恐れなし(農法)

トウモロコシは人気があり、我が菜園では、3週間に1回程度の割合で播種し、食しでおります。

これまで、トウモロコシの大敵は実を食害するメイチュウとカラスでしたが、最近はハクビシンも出ております。トウモロコシはハクビシンの大好物のようです。

昨年は、ハクビシンに防鳥ネットを破られ、トウモロコシが全滅したことがあり、獣よけネットを買ったことを記事にしました。今回は、その続きになります。

獣よけネットを張れば大丈夫と思い油断しておりましたら、今度は、裾から入られ、5月播きの最高品が全滅してしまいました。ハクビシン恐るべし、まさに油断大敵です。

そこで、ネットの裾を支柱でしっかりと抑えてみましたところ、入らなくなりました。上と下の写真は6月播種のトウモロコシに防獣ネットをしっかりと張った様子です。

ハクビシン用防獣ネット嘘固め

そこで、凡人の一句です。

   ハクビシン 防獣ネットで恐れなし

関連し、下の図は凡人の一句絵手紙です。

ハクビシン用防獣ネットで凡人の一句絵手紙

おかげで、今回はトウモロコシを食べることができました。下の写真はその一部です。

ハクビシンに守られたコーン

しかし、残念ながらメイチュウ被害は出ていました(笑)。メイチュウ害のひどい実は、ばらして実だけ取り、ラーメンの具となりました。下の写真はその様子です(笑)。

ハクビシンに守られたコーンだが虫害大の利用

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。


播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞300gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、新たに園芸店で購入したものです。播種溝を踏み固めた後、6月上旬に、点播きしました。開花後、防獣ネットを張り、収穫期に外しました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2020/10/28(水) 08:14:04|
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秋採りのカボチャの肌に日焼けなし


カボチャ(ロロン)収穫物10月


秋採りのカボチャの肌に日焼けなし(農法)

カボチャは、冬至カボチャという言葉がありますように、野菜の少なくなった冬に食べると良いと言われております。それだけ、ビタミンなど栄養価の高い野菜と思われます。また、その意味で、秋に収穫し保存し、冬に食べるのが理想と思われます。

そこで、我が菜園も秋収穫を目標に作っていますが、秋に収穫する理由は、夏に発生する日焼け害を避けること、夏のキューリ、スイカ、メロン後を利用できるので土地利用の都合が良いという理由もあります。

関連し、我が菜園で秋カボチャを収穫しましたので、凡人の一句を添えて紹介します。

上の写真は収穫物です。今年は合計8個収穫できました。品種は良食味と言われるロロンです。

下の写真は利用で、カボチャの煮物です。ロロンは甘くほくほくの食感が有り美味しいと思います。

カボチャ煮もの

また、下の写真はマヨ味のカボチャサラダです。とても美味しく酒の肴にもなります。

カボチャ入りサラダ

下の写真は菜園の様子です。除草シートの場所は、スイカ栽培した跡です。その上をカボチャが育ち、いい雰囲気です。

カボチャ菜園9月下旬

そこで凡人の一句です。

   秋採りのカボチャの皮に 日焼けなし

下の図はいつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

カボチャで凡人の一句絵手紙

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。


播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、昨年に園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。播種溝を踏み固めた後、7月上旬に、点播きしました。発芽後は間引きし4本にし、1か月は防虫ネットを張りました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。


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  1. 2020/10/24(土) 07:58:39|
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枝マルチ 敷けば艶出るキューリかな(1500回記念)


キューリ収穫物


枝マルチ 敷けば艶出るキューリかな(1500回記念)(農法)

拙ブログですが、今回で、記事アップが1500回目になりました。2013年1月に始まり、苦節7年半、よく続いたものと、自分を褒めたいと思います。

記事アップ1500回に至る経過ですが、自作のマンガ絵などを入れ、楽しみながら、無理をせずに続けたのが良かったのかなと思います。

さて、一般に、キューリを無農薬で作ることができれば1人前と言われます。それだけキューリは難しいということでしょうか。しかし、地這いキューリなら簡単です(笑)。

関連し、今回は、剪定枝(枝マルチ)を使うと地這いキューリが、さらに簡単にできることについて、凡人の一句を添えて紹介します。

まず、上の写真は朝取り収穫物の一部ですが、よくできていて、かつ美味しいです。今年の梅雨は雨が多く、土が乾かないせいでしょうか、豊作です。地這いキューリは梅雨好きと思われます。

次に、菜園の様子ですが、下の写真は移植1か月後の様子で、ウリハムシ防除のために張っていた防虫ネットを外したところです。周囲に剪定枝が転がっています。枝をもっと細かく粉砕したほうがいい感じです。

キューリ移植1か月後

下の写真は現在の様子です。敷いた枝が見えなくなるほど育っています。ウドンコ病など、病害はありません。いい環境なのかもしれません。

キューリ移植2か月後7月上旬

昨年から、草マルチの代わりに、果樹園から出た剪定枝を使ってもいますが、今年もいい感じです。

剪定枝をマルチに使う場合の長所は、腐りにくいため長持ちすることです。このため、その上で枝を伸ばし育っているキューリは、長期間、乾燥と草害から守られ、みずみずしいキューリを作り続けることができると考えられます。

キューリはインド北部原産で、乾燥に弱いと言われますが、その対策に剪定枝は最高の素材と思われます。

さらに、「たんそ循環農法」から学んだことですが、剪定枝は、木部が多いので、分解する過程でキノコ菌が活躍し、いわゆる、森のような発酵菌の多い環境、すなわち腐敗菌の少ない綺麗な環境になるようです。

そこで、凡人の一句です。

   枝マルチ 敷けば艶出るキューリかな

関連し、下の絵図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

キューリ栽培で凡人の一句絵手紙

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

種子は、園芸店で購入し冷蔵庫に保存しておいたものです。4月上旬に、苗用ポット1個当たり2点に播種し、合計8株(4ポットx 2本)の苗を作りました。移植場所は、昨年、果樹の剪定枝を敷いていた場所ですが、万能クワで植え溝を掘り、その溝にm2当たり発酵鶏糞300g(N成分2%)の他、尿素(N成分46%)10g入れ、土と混ぜました。4月下旬に移植し、ウリハムシ防除のため、移植後1か月は防虫ネットを掛けました。また、いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。 


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  1. 2020/07/18(土) 15:10:18|
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