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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

無耕起栽培では「草を見ずして草を取る」

無耕起菜園の表層(春4月)

我が菜園では、無耕起による無堆肥有機農法を実践しておりますが、除草はどうしているのですかという質問がブログ仲間からありました。関連し、今回は、我が菜園における無耕起農法の除草について紹介します。

一般に、耕起すると雑草が破壊され、菜園が綺麗になります。これは、耕起農法の長所と思われます。一方、そのためか、耕起をしない無耕起農法は初めから草が多い印象を受けます。しかし、我が菜園については、それは誤解です(笑)。

我が菜園では、播種場所、あるいは移植場所は必ず万能鍬で雑草を削り取り、綺麗にしてから始めます。

そして、前回「無耕起と無堆肥の組合せでも野菜は育つのか」で紹介しましたように、我が菜園では土面表層にワラなどの草を敷いており、このため菜園の表面の土は団粒構造をしており、土は柔らかく、簡単に草を削り取ることができます。

この除草は、耕起作業や畝立て作業と比べたら、とても簡単楽々です(笑)。

関連し、上写真は、その播種場所や移植場所の除草前の様子です。冬の間に除草しておりますが、草はほとんどありません。

そして、下の写真は除草後に播種用または移植用の溝を作った様子です。除草と溝作りに使った万能クワも映っています。

無耕起菜園の除草と播種溝と万能ぐわ

そして、その後出てくる雑草は、「労農は草を見ずして草を取る」の方法で、小さいうちに万能鍬で掻き取ります。このため、我が菜園に大きな雑草は見えません(笑)。


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  1. 2017/04/25(火) 09:16:45|
  2. 除草
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休耕菜園の管理は除草シートとソルゴで

除草シート1

先日、マダガスカルへの転勤後、借地6アールについては年2回帰国し管理する予定であることを紹介しました。今回は、その具体的な方法について紹介します。

菜園の管理は、大変かと思いましたが、妻にお願いしました。問題は雑草の管理と思われます。そこで、できるだけ妻の負担を減らすため、除草シートを使い草の生える場所を減らすこと、空き地には雑草に強いソルゴ(ソルガム)を植え雑草の成長を抑制すること、草は小さいうちに取ることの3方法で行くことにしました。

まず、除草シートですが、周囲を覆い、かつ、内部にも敷きました。上と下の写真はその様子です。風に飛ばされないことを祈っています(笑)。

除草シート2

次いで、雑草に強いソルゴの利用ですが、下の2枚の写真は播種後の4月下旬の様子で、もう発芽しております。予想では、ソルゴは生育旺盛なので、その両側50㎝は除草しなくてもいい空間になると思います。3品種について利用していますが、2m近く伸びるものもあって、どのくらい除草効果があるのか、今から楽しみです。

ソルゴ2

ソルゴ1

また、ソルゴには、敷き藁としての緑肥の効果、アブラムシを集め天敵を保存する効果、さらには、その根は深く広く張り排水効果や土を柔らかくする効果がありますので、マダガスカルから帰るころには土が肥沃になっていて、無耕起栽培がしやすい菜園になっていることが期待されます。

さらに雑草は小さいうちに取ることですが、これは「労農は草を見ずして草を取る」を妻が実践することになります。妻も農家出身ですので、そのことは熟知しているようです(笑)。



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  1. 2015/05/09(土) 12:42:29|
  2. 除草
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冬の除草タイミング、老農は草を見ずして

ニンニクと小さな雑草

今日は晴れ。北風が吹き、寒い朝です。

さて、除草は家庭菜園における重要な作業です。特に、我が菜園のように不耕起栽培ですと、常に除草問題が起きてきます。関連し、今回は我が菜園の冬の除草について紹介します。

上の写真は11月中旬のニンニク栽培の様子です。周囲に冬の雑草が生えてきていますが、まだ小さい感じです。そして、この頃が除草タイミングかと思われます。

下の写真は万能クワで表面を削った様子で、いいかげんな感じですが、これでOKです(笑)。

ニンニク除草後

下の写真は、その除草用万能クワです。見えにくいのですが、大と小の2本映っています。

ニンニクと万能クワ

そして、下の写真は現在のニンニクの様子です。11月除草の効果で、草はほとんどありません。

ニンニク除草後1月

冬は、雑草が伸びませんので除草が必要でないかもしれません。しかし、このように雑草が小さいうちに除草しておきますと、春の除草時間も短縮でき、作物への被害も少なくなり、合理的です。「老農は草を見ずして草を取る」とは、このような除草を言うのかもしれません(笑)。



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  1. 2015/01/18(日) 07:55:51|
  2. 除草
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サツマイモの除草タイミングと除草シート

サツマイモ草多い

今日は曇り。蒸し暑い1日となりそうです。

さて、昨日は除草用具について紹介しました。また、除草を簡単にする方法として、本ブログでは、「老農は草を見ずして草を取る」、「除草シートの利用」と題し紹介しました。関連し、今回は、サツマイモの除草について紹介します。

上の写真は、サツマイモが草で覆われている様子です。こうなると、除草は簡単でありません。除草のとき、サツマイモの茎も痛めてしまいそうで、除草後、イモが太るのか心配されます。

下の写真は、まだ草が少ない様子です。除草のタイミングはこのときと思われます。まさに、「老農は草を見ずして草を取る」、となります。

サツマイモ草少ない

下の写真は除草シートの利用です。このように除草シートを使えば、草の管理は簡単になります。なお、除草シートは、サツマイモの茎葉が大きくなり、雑草に負けないようになれば取り払います。

サツマイモと除草シート

以上、サツマイモの除草方法に関する紹介でした。



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  1. 2014/07/12(土) 06:52:30|
  2. 除草
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老農は草を見ずして草を取る

イチゴ3月

老農は草を見ずして草を取る

今日も快晴。しかし、風が強く、園芸日和とは言えません。杉花粉も多い感じです。

さて、冬は草が伸びないので除草の必要はありませんが、「老農は草を見ずして草を取る」という言葉があります。

関東地方の冬も寒いですが、冬は、暇があること、風がなく暖かいときもあること、草が小さいうちに取ると簡単に取れること、そして冬に除草すると春の除草が省けることから、冬の除草は一石三鳥と思われます。そこで、今回は冬の除草の様子について紹介します。

上の写真は、イチゴの様子です。草の方は小さく、引き抜くだけで簡単に取れました。真ん中にプラスチックの除草シートが敷いてありますが、4月になったら両サイドにも敷く予定です。イチゴもいよいよです。

下の写真は、左が普通のニンニク、右がジャンボニンニクです。草マルチの効果なのか、草は少なく、除草はすぐ終わりました。なお、今年のニンニクの茎は太っていて立派なものが採れそうです。

ニンニク3月

下の写真は、透明のビニールマルチによるタマネギ栽培です。ビニールマルチのおかげなのか、凍霜害に耐え何とか生きているようです(笑)。こちらの方は草がかなり生えていましたが、全部取りました。現在のタマネギはこのような小さなできですが、タマネギになってくれるのか心配です。

以上、冬の菜園の除草の様子でした。

タマネギ3月


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  1. 2014/03/07(金) 12:11:22|
  2. 除草
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