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野菜を食べやさい

無耕起、無堆肥による省力有機栽培を通じ、退職後の人生について発信いたします。さらには生ごみや剪定枝利用の土作り、家庭菜園での一句について紹介します。

新アケビ 真白くジューシイ 密の味

新アケビの実


新アケビ 真白くジューシイ 密の味(野菜と果樹の改良)

我が菜園ではアケビを作っています。品種名は分かりませんが、3枚葉で実は大きく甘い品種で、食用に開発された新品種と思われます。今年は豊作で、10月はよく食べました。まだ数個残っています(笑)。

今回は、その様子を凡人の一句を添えて紹介します。

上の写真は収穫物です。口の空いた順から収穫します。アリの入る前に朝早く収穫しますので忙しいです(笑)。

下の写真は中身です。口に含むとジューシイで甘くとろける味です。

新アケビの実の中

そこで、凡人の一句です。

  新アケビ 真白くジューシイ 密の味

下の絵は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

新アケビで凡人の一句絵手紙

アケビの問題は種が多いことです。そこで、拙ブログでは、上記の3枚葉を使い、種が少なくジューシイな部分の多い新品種を作ろうとしています。具体的な方法は次のとおりです。

3枚葉と5枚葉の交配した種を使います。これらの写真は下のとおりです。5枚葉は種が小さい長所がありますが、実は小さく甘味が弱く美味しくはありません。そこで、5枚葉のように種が小さく、3枚葉のように実が大きく美味しい品種を作ろうと思っているところです。まもなく試食できそうです(笑)。

新アケビ(3枚葉)と5枚葉の実と葉

また、下の写真は菜園の10月の様子です。

新アケビの木と実の様子

参考までにアケビの管理を紹介しますと、次のとおりです。

まず、3枚葉と5枚葉の2種類植えています。5枚葉は受粉用で、これがあると実着きが良くなります。次に剪定ですが、必要な太い枝を数本残し、他は株基から全部切り、放置です。

栽培上の要点ですが、3枚葉と5枚葉の2種類植えて、適度な剪定、これに尽きます。



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  1. 2019/11/05(火) 08:59:35|
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株分けをすれば毎年太きニラ

ニラ収穫物


株分けをすれば毎年太きニラ(野菜と果樹の改良)

秋らしくなってきました。夏野菜が終わり、秋野菜収穫が始まる頃かと思います。

さて、ニラですが、滋養強壮効果が知られており、高齢者の健康増進にいいことは言うまでもありません。そして、今の時期のニラは柔らかく、美味しい特徴があります。

我が菜園でも作っていますので、凡人の一句を添えて紹介します。

上の写真は収穫物です。太く立派です。これは、太いニラ品種を播種後、毎年、株更新をしているためです。当然のことですが、株更新しないと細くなるばかりです。そして、その細い茎を移植しても太い茎にはなりません。

下の写真は、もつ煮利用です。たいへん美味しいです。元気出そうです(笑)。

ニラ入りもつ煮

そこで、凡人の一句です。本当に平凡な一句ですが、これも俳句のようです(笑)。

   株分けをすれば毎年太きニラ

関連し、下の図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

ニラで凡人の一句絵手紙

下の写真は、細くならないように春に株分けし1本植えにしている畝の9月様子です。茎は太いままです。来年春は、この畝から株分けします。

ニラの株分け(9月の状況)

下の写真は夏株の葉を捨て、秋用の新芽を育てている様子です。この株は、前年株分けし育て、今年春に株分け用に使った後の残り株です。来年まで使う予定です。

ニラの捨てきり

なお、このような「ニラ」栽培に関心のある方は、拙ブログ左側の検索欄に「ニラ」と作物名を入れてクリックしますと、今までの記事を読むことができます。



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  1. 2019/09/26(木) 12:02:24|
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雨後に割れないスイカ 見つけたり

スイカ「ネオブラックボンバー」


雨後に割れないスイカ 見つけたり(野菜と果樹の改良)

スイカは雨が降ると、水を吸い、膨らみ、割れてしまう場合があります。このため、スイカは雨除け栽培というかビニールハウスの中で作るのが普通です。

関連し、今回は、雨後(あめあと)の菜園放置でも割れないスイカを見つけましたので、凡人の一句を添えて紹介します。

まず、上の写真は割れなかったスイカです。品種名は「ネオブラックボンバー」です。表面が黒い種類で種子袋には小玉スイカとありますが、収穫した感じでは中玉ぐらいの大きさで、収穫の時ずっしりとした重さがありました。8月下旬に何度か雨に打たれましたが割れませんでした。

包丁を入れてもバリっと音がしませんでした(笑)。皮が厚く、このため割れにくい感じです。甘さは普通ですが、風味が良く、美味しいと思います。

一方、下の写真は、例年作っている通常の小玉スイカです。今年は収穫期が8月上旬で、雨が無く、無事収穫できました。包丁を入れると、バリっと音がし、ヒビが入りました(笑)。

スイカ小玉

そこで、凡人の一句です。

    雨後に割れないスイカ 見つけたり
         (雨で割れないスイカを発見した瞬間でした(笑))

下の図は、いつもの凡人の一句絵手紙です。くつろいでいただければ幸いです。

スイカで凡人の一句

下の2枚の写真は菜園の様子です。

スイカ栽培菜園

スイカ「ネオブラックボンバー」菜園放置

参考までに今回の栽培法を紹介しますと次のとおりです。

播種場所は、万能クワで溝を掘り、そこにm2当たり発酵鶏糞500gの他、尿素を10g入れ土と混ぜました。種子は、園芸店で購入し、播種溝を踏み固めた後、5月中旬に、点播きしました。播種後1か月は防虫ネットを張りました。また、収穫期近くに防鳥ネットを張り、カラス害をさけました。いつものとおり、無農薬、無耕起、無堆肥、無石灰、無畝立て、無追肥、無ビニールマルチ栽培です。

小玉スイカの栽培上の注意点ですが、これまで雨後の球割れが問題でした。しかし、以上の皮の厚い品種を使えば少量の雨ならば問題ない感じです。種子が残っており、来年も検討する予定です。



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  1. 2019/09/11(水) 12:02:41|
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おもしろい「ピーマンシシトウ」

ピーマンシシトウ収穫物


おもしろい「ピーマンシシトウ」(野菜と果樹の改良)

霜月(11月)となり、冬の足音を感じる季節となりました。

さて、家庭菜園の楽しみに、変りものを見つけるという品種改良があります。関連し、昨年、「ジャンボシシトウの中にピーマンに似たシシトウがあったこと」を紹介しました。

これを「ピーマンシシトウ」と名付けていますが、今回は、この「ピーマンシシトウ」の今年の様子について紹介します。

上の写真は「ピーマンシシトウ」の収穫物です。たいへんピーマンに似ていますがシシトウです。ピーマンより皮が薄く、種が少なく、種除去は要らないようで、調理しやすくなっています

下の写真は利用で、ナスとの油炒めです。赤いのは熟したジャンボシシトウです。辛くはありません。「ピーマンシシトウ」の味ですが、少し甘味があり、食感はピーマンのようです。

ピーマンシシトウ、ナスとの炒め

下の写真は卵とじです。生野菜を添え、柔らかで食べやすい食材となっています。

卵とじピーマンシシトウ、

下の写真は10月下旬の菜園の様子です。

ピーマンシシトウ菜園10月下旬

下の写真は実の様子です。この実から種を取り、来年も検討予定です。ご期待ください。

ピーマンシシトウ、次年用種


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  1. 2018/11/01(木) 08:47:47|
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ピーマンですか、いいえ、シシトウです(野菜と果樹の改良)

ピーマンに似たジャンボシシトウ


ピーマンですか、いいえ、シシトウです(野菜と果樹の改良)

シシトウは作りやすく、毎年豊作です。しかし、収穫しないでおくと、硬くなって捨てることになり、もったいないと思ってしまいます。そんななか、ジャンボシシトウに、ピーマンに似た果実の株を見つけました。今回は、このピーマンに似たシシトウ株について紹介します。

上の写真は、そのピーマンに似たシシトウです。実は赤く色づいてきておりますが、種採り用に残しておいたものです。

下の写真は、形の比較で、上がシシトウ、下がピーマンです。サイズも形もたいへん似ていると思いました。中の種の部分を捨てて食べたところ、シシトウの方が薄皮ですが、ピーマンと同じように食べることができることが分かりました。

来年、採った種で再度作りますが、このシシトウ種で行きますと、若いうちは小さく柔らかいのでシシトウのように食べ、大きくなり硬くなったらピーマンのように食べることができます。ピーマンのように食べることができれば、来年から捨てるシシトウはなくなります(笑)。

以上、簡単ですが、ピーマンに似たシシトウの紹介でした。

ピーマンに似たシシトウとピーマンの実


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  1. 2017/11/29(水) 07:48:59|
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