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「墓なし坊主なし弔い」愚考(日本人のルーツ 2017.3.12)

マダガスカル公園の通路2

「墓なし・坊主なし」の弔いをやってわかったこと という記事がダイヤモンドオンラインに出ておりました。前回(2日前)の記事に通じるところがありますので、続編として紹介し、「墓なし坊主なし弔い」について愚考します。

まず、その記事の一部(末尾)を紹介しますと次のとおりです。

母は、実家の仏壇も撤去し、縁の近い先祖数人の写真を箪笥の上の目立つ場所に飾って、毎日、写真に向かって語り掛けている。彼女は、「狭い仏壇の中に閉じ込めておくよりも、はるかにご先祖様に対して親しみが湧くし、彼らのことを思い出す」と言っている。気が向いたら、飲み物や食べ物をお供えすることも勝手にできる。
 彼女も彼女の子どもたちも無宗教だが、先祖に対する親しみや感謝の念は大いに持っている。また、冒頭にも述べたように、筆者は他人の信仰心を否定しようとは思っていない。生きている者の気持ちが整い、気が済めばいいのだ。
 ただ、宗教及び「宗教ビジネス」を介在させなくとも、心のこもった弔いはできるし、先祖を思い出して感謝する生活をすることができる、ということをお伝えしたいだけだ。
 父の遺骨は、しばらく自宅に置かれる予定だ。どこかに散骨するのがいいか、自分も一緒に埋葬してもらえるようにどこかの施設に埋葬するか、遺骨の処置を、母はゆっくり考えるという。
 息子としては、もちろん散骨で構わないし、あるいは、母親も彼女の子どもも都会の賑わいと人間が好きなので、彼女の娘と息子が暮らす東京都下の共同埋葬施設に納めてもらうのがいいかもしれない、とも思っている。
 明日あたりは、父の写真が実家のどこかに飾られるはずだ。父の写真にあれこれ語り掛けながらの、母の新しい生活が始まる。(引用終了)

まとめますと、「心のこもった弔い」は、宗教及び「宗教ビジネス」を通じて行うより、家族葬の方ができるということだと思います。関連し、「葬式やお墓はいらないと常々話しあっています」にという記事をブログ仲間が紹介しておりましたので、勝手ながらリンクさせていただきます。

前回の報告でも紹介しましたが、日本の葬式は通夜と仏教式の二つを行いますが、通夜は日本古来の縄文時代からある儀式であの世へ送る儀式、仏教式は新しい儀式で極楽浄土へ送る儀式で、内容が違います。

そして、本記事の「墓なし坊主なし弔い」は、どちらかと言うと日本古来の葬式に近いと思われます。

以上、「墓なし坊主なし弔い」愚考でした。

なお、上と下の写真は、森の奥に「あの世」を感じさせるマダガスカルの公園の様子です。

マダガスカル公園の通路1

また、下の写真は、今が盛りの雑草「ラヂカ」の花です。

マダガスカルのラヂカの花2

マダガスカルのラヂカの花1



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  1. 2017/03/12(日) 00:36:38|
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北海道の葬式に見るアイヌ風習の影響(日本人のルーツ 2017.3.10)

マダガスカルの昔の墓2

ブログ仲間が、「北海道の葬儀の様子」、を紹介し、「通夜」に「本葬」よりも人が集まることを指摘しておりました。

私の経験ですが、日本の葬式では、夜に行われる「通夜」は身内や隣近所の人がとりあえず集まる儀式の感じかと思います。そして、次の日か数日後の昼に行われる葬式「本葬」にほとんどの関係者が集まる感じか思います。

北海道で「通夜」に多くの人が集まるというのは「通夜」が大事なことなのだと思います。そして、何故「通夜」が大事かと想像すると、それはアイヌの風習の影響でないかと思いました。関連し、通夜とアイヌの関係について今回は愚考します。

「通夜はあの世へ行く儀式で縄文時代からある」と、アイヌの習慣の研究をもとに哲学者の梅原猛が明らかにしたことを、拙ブログで以前に紹介したことがあります。

北海道には古くからアイヌが住んでおり、アイヌには「通夜」だけが葬式でした。その後、仏教式葬式が入りましたが、仏教は、あの世でなく極楽浄土に送る儀式ですから、アイヌの習慣に慣れてきた人たちには関係のない儀式になります。

そこで、北海度道で通夜に多くの人が集まるのは、古くからあるアイヌ習慣の影響なのかな、と思うしだいです。

なお、上と下の写真は、マダガスカルの昔の墓の様子です。

マダガスカルの昔の墓1


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  1. 2017/03/09(木) 23:35:05|
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ジョンレノンのLet it beに視る縄文思想(日本人のルーツ 2017.3.6)

マダガスカル自然公園の白い鳥

拙ブログでは、「ジョン・レノンの縄文思想」について、「イマジン」の詩を例に紹介したことがあります。

一方、ブログ仲間が、ジョン・レノンの日本訪問記事「ジョン1971年羽黒洞」を紹介していました。この記事を見て、ジョン・レノンが日本文化に興味をいだいていたことなどを知りました。

この記事に刺激され、ジョン・レノンの大ヒット曲の「Let it be!」の縄文思想について今回は愚考します。

「Let it be!」を直訳しますと、「自然にまかせろ」、「自然のままが良い」、という感じでしょうか。この詩も拙ブログのテーマでもあります「自然との共生思想」(縄文思想)を感じさせます。

イギリス人なのに、何故、ジョン・レノンは、そのような考えを持っているのか、調べたところ、次のような感じでした。

 1940年 イギリスのリバプールで生まれる。
 1962年 ビートルズ結成
 1966年 キリスト教批判(キリストは良いが・・・)
 1966年 日本文化に興味、日本画家のオノヨーコに会う(1969年結婚)
 1969年 「イマジン」発表(正式発表は1971年、反戦歌と評価される) 
 1970年 「Let it be!」発表
 1971年 2回目の日本訪問(上のリンク記事、「ジョン1971年羽黒洞」参照)
 1980年 ニューヨークのアパート前で暗殺される

この年表から愚推しますと、現在のキリスト教は問題がある。一方、戦争を求めない縄文思想には共感できる、という感じでしょうか。

まとめますと、ジョン・レノンが、「イマジン」や「Let it be!」を作詞作曲した背景には、日本人の縄文思想に共感していたことが感じられます。

そして、前回の繰り返しになりますが、キリスト教批判と反戦思想(縄文思想)のため、ジョン・レノンは暗殺されたと思われます。

なお、「Let it be!」と関連し、上と下の写真は、マダガスカルの自然公園の様子です(笑)。


マダガスカル自然公園のキツネザル


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  1. 2017/03/05(日) 23:53:51|
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世界トップ技術立国と日本の社会環境(2)(日本人のルーツ 2017.2.8)

赤いブーゲンベリアと白壁1

前回(2日前)の続きです。今回は(2)日本の社会環境について愚考します。

拙ブログでは、「日本の技術立国の姿は縄文社会まで辿ることができる」と紹介したことがあります。

例えば、縄文遺跡の「山内丸山遺跡」の例では、5000年も前の時代なのに、中国を含む広い海洋交易があり、直径1mもある木が切り倒され、それらを使い住居や船を作っていたことが分かっています。ここには、先に紹介しました好奇心や想像力を開花させる社会環境があったと思われます。

そして、そこには、中国にあったような異民族の侵入や密告制度はありませんでした。異民族のツングース系民族が朝鮮半島から多数渡ってきましたが、「自然との共生思想」のあった縄文社会では、争うことなく受け入れました。

また、ヨーロッパ中世のような絶対的な神とか権力者が居ませんでした。つまり、いつもルネサンスのような、自由で好奇心あふれる社会環境があったと思われます。

そして、多くの人が指摘しておりますように、江戸時代が日本のルネサンスだったのではないかと思われます。すなわち、江戸時代には、一般庶民でも読み書きできる者が多く、その識字率は世界最高であり、儒教(朱子学)、蘭学(医学)、数学などが開花し、測量技術、稲作技術などが発達し、制限はあったものの自由な発想のもとに、世界的にも評価されるような発見や発明がありました。

まとめますと、好奇心や想像力が自然に湧き出てくる、人間本来の能力が発揮されやすい社会環境が日本には古くからあったこと、それが、西洋文化を吸収し日本の技術立国の姿を作ったと思われます。そして、そのベースは縄文時代に形成された「自然との共生思想」であったと拙ブログでは愚考しているところです。

しかし、この好奇心と想像力あふれる思想も、権力者の支配が強まるとおかしくなってしまう可能性は十分にあります。日本はそのような社会環境を一度経験しています。

関連し、(1)の中国の問題でも指摘しましたが、現在進められています共謀罪法案の導入は、中国の密告制度に似ており、大変危険です。

以上、長くなりましたが、世界トップ技術立国と日本の社会環境愚考でした。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカル低地(熱帯地域)のブーゲンベリアです。白壁と赤い花のコントラストがよく美しいと思いました。

赤いブーゲンベリアと白壁2


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  1. 2017/02/08(水) 00:05:37|
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世界トップ技術立国と日本の社会環境(1)(日本人のルーツ 2017.2.6)

火炎樹マダガスカル1

「日本を世界トップレベルの国にした3つの要因」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。そして、その記事では、日本は西洋文化を自力で吸収し発展させたが、中国ではそれが何故できなかったのか、という内容も示唆しておりました。

関連し、今回は、日本が世界トップの技術立国になったベースについて、(1)中国の問題、(2)日本の社会環境の2回に分けて、愚考します。

まず、今回は(1)中国の問題です。

技術立国の原点は、外国文化に対する好奇心や自由な想像力を開花させる社会環境があること、だと思います。

このような環境がなかった状況は、ローマ帝国が滅んだ後のヨーロッパ社会にも認められます。すなわちキリスト教中心の暗黒の中世時代で、世界最高の文化をもったローマ文化は継続発展しませんでした。

しかし、ヨーロッパでは、この思考停止を打ち破ったのが、ルネサンスと宗教改革と言われます。

そこで中国ですが、中国ではルネサンスは起きませんでした。中国は、世界最高の文化を誇った唐という国が滅んだ10世紀頃から、アジア的停滞とも言われます思考停止状態に入ります。

この思考停止の原因は明らかになっていませんが、異民族の支配(モンゴルの元とツングースの清)、官僚の支配(密告制度)が関係していると思われます。

なかでも官僚支配のベースになった密告制度、これは明時代に始まると言われますが、決定的だったと思われます。

密告することによって利益を得るもの、罪がなくても密告により罪がでっち上げられるシステム、恐ろしい制度です。毛沢東は、この密告制度を利用し、文革時に最高権力者に上りつめたと言われます。まさに、この文革時代の中国は、大学は封鎖され、知識人が弾圧された時代でした。

以上のことから、中国には、技術立国の原点である、好奇心や想像力を開花させる社会環境がなかった時代が最近まで続いていたことになります。

関連し、今、日本では共謀罪法案を法律にすることが進められていますが、その密告制度に似たところがあり、たいへん危険と思われます。

なお、上と下の写真は、記事と関係ありませんが、マダガスカル海岸低地にあります火炎樹ですが、再登場です。カメラを向けると、おおきな木の下で見知らぬおじさんポーズをとってくれました(笑)。

火炎樹マダガスカル2


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  1. 2017/02/06(月) 00:10:02|
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