野菜を食べやさい

任地マダガスカルから、食と健康、自然との共生、日本人のルーツ、マダガスカルとアフリカ等について発信いたします。菜園については帰国時の春に紹介します。

菜園のイチゴは洗わずに食べることができる(病害虫対策 2017.3.24)

マダガスカル2月庭の花2

菜園のイチゴの花の蕾が見えてくる頃かと思います。関連し、今回は、菜園のイチゴは無農薬で作れること、洗わずに食べることができることについて愚考します。

まず、「ハウスイチゴは危険、「イチゴ、洗わずに食べると人体に危険!銅剤含有の農薬を大量使用、内臓に危害の恐れ」」という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。

引用しますと次のとおりです。

イチゴに多く使われる農薬は、「灰色かび病」や「うどんこ病」対策のものが多いのですが、すでに多くの耐性菌が出現しているため、既存の農薬の効果が薄くなっており、何度も繰り返し使用されたり、新しい農薬が続々と投入されています。そのなかには、人への薬害が非常に心配される農薬もあります。
 特に、灰カビ病対策に使われている「クリーンアップ」という農薬は銅剤が加えられていますので、銅による薬害が問題視されています。酸化銅について、「経口摂取後に腎臓、肝臓に影響を与えることがある。これらの影響は遅れて現れることがある」(国際化学物質安全カード)との指摘があります。
 クリーンアップは、生物農薬(バチルス属細菌)の補完剤として使われています。灰カビ病は、低温多湿という環境下で発生します。防湿ファンが設置され、常にハウス内を乾燥状態に保っているハウスでは発生しません。したがって、イチゴ狩りをする際は、ハウスに防湿ファンが正常に稼働しているか確認することが重要です。防湿ファンが設置されていない観光農園であれば、農薬がかなり使用されていると考えられるため、そのイチゴを食べるべきではありません。(引用終了)

まとめますと、ハウスのような密閉したところでは、病害が発生しやすく、無農薬でイチゴを作るのは困難、ということだと思います。

一方、野外の家庭菜園イチゴですが、ほとんどは無農薬で作られております。ということは、家庭菜園イチゴは無農薬栽培が簡単にでき、安全ということになります。

イチゴは、採り立てのものを洗わずに食べるのが最高と言われます。その意味で、無農薬で作れる家庭菜園のイチゴは家庭菜園ならではの味があると思います。

なお、イチゴ栽培に関心のある方は、拙ブログ左側にあります検索欄に「イチゴ」と入れクリックしますと、今までのイチゴ栽培記事を見ることができます。

なお、上と下の写真は記事と関係ありませんが、マダガスカルの庭にある普通の小さな花です。

マダガスカル2月庭の花1

また、下の写真はマダガスカルの棚田です。例年なら稲刈りシーズンですが、今年は雨不足のため田植えが遅れました。これから冬に向かいますが、成熟できるのかも危ぶまれています。

マダガスカル棚田3月中旬1

マダガスカル棚田3月中旬2



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  1. 2017/03/23(木) 23:50:26|
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遼東の豚(いのこ)(中国名言故事と家庭菜園 2017.3.22)

ロマネスコ変異株

中国名言故事と家庭菜園、今回は、第19話として、「遼東の豚(いのこ)」について愚考します。

中国の遼東の豚は黒い豚ばかりであったが、あるとき白い豚が生まれた。珍しいと思い、その豚を高く売ろうと隣の町の市場に持って行ったところ、そこには白い豚がたくさんいた、という話ですが、園芸を楽しんでいると同じようなことがあります。

私の経験ですが、買った葉もの野菜の種を播いたら珍しい形と色のものが出てきた。そこで、「奇貨居くべし」の精神で、そこから種を取り、次年度増やしたところ、同じく珍しい形と色のものが出てきた。これはすごいと思い、調べてみたら、すでにあるもので、もとをたどれば、異種が混じっていただけのことでした(笑)。

また、こんな例もあります。ある野菜を播いたら珍しい株が出てきた。そこで、同じく「奇貨居くべし」の精神で、そこから種を取り、次年度増やしたところ、出てきたものは多種多様で、もとをたどれば、その株はただの雑種であった(笑)。

でも、こうしたことを繰り返すうちに、本物の珍しいものに出会えるかもしれません(笑)。

なお、関連し、上の写真はロマネスコから出てきた珍しい株です。葉がヒヨドリに食われて無残な姿ですが、これも混じり種か雑種と思われます。

また、下の写真はマダガスカル首都の住宅の壁のブーゲンベリアのある風景です。ブログ仲間の情報によりますと、黄色い花のブーゲンベリアは日本では珍しいようですが、マダガスカルではどこにでもあります。

珍しい黄色いブーゲンベリア

また、下の写真は珍しいバオバブの林です。このようなバオバブの林はマダガスカルだけのもののようです。

バオバブ1

バオバブ2


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  1. 2017/03/21(火) 23:43:58|
  2. 中国名言故事と家庭菜園 
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やはり「野菜を食べやさい」(食と健康 2017.3.20)

旬野菜料理アスパラガス

「日本人の野菜不足、危機的状況で健康を脅かすレベルに…がんや糖尿病に直結」 という記事が阿修羅掲示板に紹介されていました。拙ブログの主題と密接に関係する記事ですので紹介します。

まず、内容の一部分を引用しますと次のとおりです。

厚生労働省は、健康を維持するために必要な野菜の摂取目標量は、「成人1日当たり350g以上」としていますが、同省発表の2013年『国民健康・栄養調査』によると、日本人の1日当たりの野菜平均摂取量は283.1gで、目標の81%程度にとどまっています。
 年代別で見てみても、すべての年代で摂取目標量に達しておらず、特に20~40代の若い世代の摂取量は少なく、目標の66~70%程度となっています。この年代の人たちこそ、野菜を多く摂取すべきなのですが、どのようにして野菜を摂取したらいいかわからないという方も多いのかもしれません。
 比較のためにアメリカの状況を見てみると、“現代栄養学の源”と評されている「マクガバンレポート」が発表された1977年以降、米政府は野菜の摂取量を増やすことを奨励してきました。・・・

■野菜の“質”が重要
 しかし、もっと大きな問題は、野菜不足を解消しようとして質の悪い野菜を食べてしまうことです。質が悪いというのは、農薬や化学肥料を多用して栽培した野菜を指します。農薬の害は、これまでもいろいろと指摘されてきていますが、化学肥料にも大きな問題があります。・・・(引用終了)

以上、まとめますと、日本人、とくに若い世代で野菜不足が認められること、また、農薬や化学肥料を多用して栽培した質の悪い野菜の摂取も問題があること、が指摘されていると思います。

この記事からも、「野菜を食べやさい」、特に、安全な「有機野菜を食べやさい」ということになるかと思います(笑)。

なお、関連し、上と下の写真は、私が10月下旬に帰ったときに、我が日本の有機菜園の野菜で作られた旬野菜料理の一部です。採り立てのアスパラ、採り立てのピーマンなどを使った旬野菜料理でした。

旬野菜料理ピーマンなど

また、下の写真はマダガスカルのアパートで作って食べている旬野菜料理です(笑)。

旬野菜料理インゲン

旬野菜料理豆苗


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  1. 2017/03/19(日) 23:55:02|
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アフリカの土を化学肥料で悪くした植民地農業(マダガスカルとアフリカ 2017.3.18)

マリ国の土1

白人が植民地農業で化学肥料を使いアフリカの土を悪くした、と言われておりますが、このことは本当です。畑に有機肥料を使わなかったため、土は酸性化し、硬くなり、作物の育たない土地が増えました。

このため、マダガスカルでも知識人の多くは、化学肥料使用に否定的です。化学肥料の利用については、稲の収量を上げるために必須ですが、化学肥料の利用が広がっていない一つの理由になっています。このため、マダガスカルの水田の稲収量は、籾で30kg/a以下(日本の半分以下)となっています。

私は、水田では化学肥料は問題が少ないことを強調しておりますが、なかなか理解してもらえない現状があります。そして、こんなところまで植民地農業の問題があるとは、驚きです。

水田での化学肥料利用は、考え方だけの問題ですが、畑の方は深刻です。堆肥を入れれば解決することが分っていますが、簡単ではありません。

堆肥利用の問題は、まず、ワラなどの材料が少ないことです。そして運搬手段がありませんので、集めることもできません。そして、作っても運搬ができない、すきこむ機械がないと、問題だらけです。

そして、最後の手段として焼き畑に戻るというわけにはいきません。焼き畑は15年に1作が限界と言われますが、人口が増えた現在は、もはや、それは困難です。このため、短期間の休作で焼き畑をすることになりますが、そうなると土地は痩せ、根張りが悪くなります。ギニア高地のエロージョン(土壌流出)の発生は、このためと言われております。

以上、アフリカの土の問題は深刻です。

関連し、上と下の写真はアフリカ大陸サハラ砂漠南部にありますマリ国の土の様子です。

マリ国の土2

下の写真は、記事と関係ありませんが、サハラ軽い砂土が舞い上がって飛んでいるマリ国のハルマッタンの様子です。太陽も見えなくなっていますが、このハルマッタンの風は2月~3月の季節風とも呼ばれ、私の居たベナン国(旧奴隷海岸)まで飛んできました。

砂埃ハルマッタンの砂埃

関連し、下の地図は、マリ国の場所とハルマッタンの風向きです。

ハルマッタンの風の流れ


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  1. 2017/03/17(金) 23:47:40|
  2. マダガスカルとアフリカ
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無耕起と無堆肥の組合せでも野菜は育つのか(農法 2017.3.16)

無耕起無堆肥の赤オクラ

私の農法は、無農薬、無耕起、無堆肥を中心とする無堆肥有機農法(ぐうたら農法)ですが、無耕起で無堆肥の硬い土でも野菜は育つのですか、と質問を受けたりします。関連し、今回は、無耕起と無堆肥の組合せについて愚考します。

まず、無耕起と無堆肥の関係ですが、これらは結びついています。無耕起ですと堆肥はすき込みできませんので、一般に無堆肥になります。

そして、無耕起の土は硬くなる、ですが、我が菜園では、表層に収穫物残渣など有機物を多量に敷いており、その効果で、表層は団粒の土になっており、たいへん柔らかです。このため、播種溝や移植用の植え溝も、万能クワで筋を作り、簡単に作れます。

さらに、無耕起のため、前作の根が残り、その根が腐りますと、通洞となり、水はけがよくなります。

水はけが良いことは、畝立ての必要がないことになります。畝立ては重労働ですので、これが必要ないことは老人や女性には助かります。また、畝立てがないと菜園が歩きやすくなります。

以上のことから、無耕起でも作物はよく育ちます。むしろ、無耕起の方が、排水がよく、根が発達し、野菜が健全育つことになります。この無耕起の例について、「不耕起栽培・・なんでうまくいくんでしょう」、とブログ仲間が紹介しておりましたので、勝手ながらリンクさせていただきます。

以上、無耕起・無堆肥愚考でした。

なお、上と下の写真は、無耕起・無堆肥で育っている我が日本にある菜園の夏野菜の様子です。

無耕起無堆肥のナス

無耕起無堆肥のモロヘイヤ

無耕起無堆肥のニガウリ


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  1. 2017/03/16(木) 00:12:59|
  2. 農法
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プランタ植え豆苗は5度収穫できる(プランタ栽培 2017.3.14)

豆苗プランタ栽培3回目の収穫

「豆苗のプランタ栽培」については以前に紹介しました。今回は、その豆苗は5回以上収穫できることについて紹介します。

上の写真は3回目の収穫時期の様子で、すでに、2回の収穫が終わり、その株の脇芽が伸びてきています。なお、追肥として、生ゴミから作った腐植土を表層に入れてあります。

そして、下の写真は5回目の収穫直前の様子です。下葉が枯れてきていますが、上の芽は生きており、6回目の収穫も可能と思っています。

豆苗プランタ栽培5回目の収穫直前

このように何度も収穫できる栽培のポイントですが、播種量を通常の半分にし、薄く播いていることかと思います。さらに、生ゴミ利用で作った腐植土の表層施用も追肥効果があるかと思います。

そして、下の写真は収穫物です。1回目、2回目と変わらない品質と思われます(笑)。

豆苗プランタ栽培5回目の収穫物

下の写真は利用です。キューリに添えてありますが、豆苗(グリーンピース)の味があり、美味しいと思います。

豆苗プランタ栽培5回目の収穫物利用


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  1. 2017/03/13(月) 23:54:36|
  2. プランタ栽培
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「墓なし坊主なし弔い」愚考(日本人のルーツ 2017.3.12)

マダガスカル公園の通路2

「墓なし・坊主なし」の弔いをやってわかったこと という記事がダイヤモンドオンラインに出ておりました。前回(2日前)の記事に通じるところがありますので、続編として紹介し、「墓なし坊主なし弔い」について愚考します。

まず、その記事の一部(末尾)を紹介しますと次のとおりです。

母は、実家の仏壇も撤去し、縁の近い先祖数人の写真を箪笥の上の目立つ場所に飾って、毎日、写真に向かって語り掛けている。彼女は、「狭い仏壇の中に閉じ込めておくよりも、はるかにご先祖様に対して親しみが湧くし、彼らのことを思い出す」と言っている。気が向いたら、飲み物や食べ物をお供えすることも勝手にできる。
 彼女も彼女の子どもたちも無宗教だが、先祖に対する親しみや感謝の念は大いに持っている。また、冒頭にも述べたように、筆者は他人の信仰心を否定しようとは思っていない。生きている者の気持ちが整い、気が済めばいいのだ。
 ただ、宗教及び「宗教ビジネス」を介在させなくとも、心のこもった弔いはできるし、先祖を思い出して感謝する生活をすることができる、ということをお伝えしたいだけだ。
 父の遺骨は、しばらく自宅に置かれる予定だ。どこかに散骨するのがいいか、自分も一緒に埋葬してもらえるようにどこかの施設に埋葬するか、遺骨の処置を、母はゆっくり考えるという。
 息子としては、もちろん散骨で構わないし、あるいは、母親も彼女の子どもも都会の賑わいと人間が好きなので、彼女の娘と息子が暮らす東京都下の共同埋葬施設に納めてもらうのがいいかもしれない、とも思っている。
 明日あたりは、父の写真が実家のどこかに飾られるはずだ。父の写真にあれこれ語り掛けながらの、母の新しい生活が始まる。(引用終了)

まとめますと、「心のこもった弔い」は、宗教及び「宗教ビジネス」を通じて行うより、家族葬の方ができるということだと思います。関連し、「葬式やお墓はいらないと常々話しあっています」にという記事をブログ仲間が紹介しておりましたので、勝手ながらリンクさせていただきます。

前回の報告でも紹介しましたが、日本の葬式は通夜と仏教式の二つを行いますが、通夜は日本古来の縄文時代からある儀式であの世へ送る儀式、仏教式は新しい儀式で極楽浄土へ送る儀式で、内容が違います。

そして、本記事の「墓なし坊主なし弔い」は、どちらかと言うと日本古来の葬式に近いと思われます。

以上、「墓なし坊主なし弔い」愚考でした。

なお、上と下の写真は、森の奥に「あの世」を感じさせるマダガスカルの公園の様子です。

マダガスカル公園の通路1

また、下の写真は、今が盛りの雑草「ラヂカ」の花です。

マダガスカルのラヂカの花2

マダガスカルのラヂカの花1



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  1. 2017/03/12(日) 00:36:38|
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